ウートピがとりあげたAV出演強要に関する記事(その1)。香西咲さんもウートピと同様に、出演強要がおおやけになる前から業界の手口に言及されていました

ウートピという情報サイトがあります。
概して記事の内容は硬質です。

ウートピとは?より)

ウートピは、20代よりワンランク上を目指すアラサー女性の
“次のステージ”を応援する情報サイトです。

AV出演強要問題については、だれもがその存在を知らない時点からとりあげていました。

ウートピ

2015年7月30日 女子大生を騙し強制的にAV出演 性を売る文化が発達する日本の「人身取引」の実態

2015年7月31日 「中学生の弟も性被害に遭った」 被害者5万4,000人にも上る、日本の性的搾取の実態

この記事の配信から約2か月後のことです。
人々は身震いする事実と出会います。

(2015年9月30日 日本経済新聞「意に反するAV出演契約『即時解除できる』 東京地裁判決」より、引用。改行を施しています。)

2015年9月30日 日本経済新聞

アダルトビデオ(AV)出演を拒否した20歳代の女性に対して契約を結んでいたプロダクション業者が違約金の支払いを求めた訴訟で、東京地裁(原克也裁判長)は(2015年9月)30日までに、
「意に反するAV出演は許されず、契約は即時解除できる」
との判断を示し、請求を退ける判決を言い渡した。
業者側は控訴せず、判決は確定した。
判決などによると、女性はタレントとしてスカウトされ、業者に営業を委託する契約を締結した。
一方的にAV撮影を決められ、1本出演した後に拒否。
業者側は
「残り9本の出演が決まっており違約金がかかる」
とし、2460万円の支払いを求め提訴した。

(参考)
2015年9月9日 東京地方裁判所 判決文(※提供は内閣府。)
被害者の女性の手記

ウートピもこの裁判についてふれています。

ウートピ

2015年10月1日 AV出演拒否で2460万円請求裁判の女性勝訴 「契約してしまっても諦めないで」
2015年10月12日 過去に性産業のスカウトを受けた女性は約3割 「話聞けや!」など暴言の被害も

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ウートピの2015年7月30日と2015年7月31日の記事をみてみます。

2015年7月30日

2015年7月30日 女子大生を騙し強制的にAV出演 性を売る文化が発達する日本の「人身取引」の実態

引用
2015年7月30日
(※改行を施しています。)

(ウートピ編集部)

(略)、「人身取引被害者サポートセンター ライトハウス」の推定によれば、若年女性や子どもの強制的なポルノ出演や売春などの性的搾取被害を受けている若年女性や子どもはおよそ5万4,000人
実態の深刻さを訴え、警察による被害実態の把握を求めている。

(ライトハウス 藤原志帆子 代表)

女子大生が街中で「有名なモデルさんの撮影があるから見に来ない?」と声を掛けられ、郊外のペンションに誘われてついていったそうなんです。
車で連れて行かれて、到着したら「荷物は車に置いたままでいいから」と言われてメイク室に入ったら、「次に撮影するのはあなただよ」と言われたと。
なんのことかと思ったらアダルトビデオの撮影だったんですね。
「そんな話は聞いてない」と言っても、「もうプロのスタッフが20人集まってる。これが解散したらいくらになると思ってるの?」と言われる。
携帯電話もないから警察も呼べないし、部屋に窓もないし、「この部屋から出たら合意したってことだから」と言われたそうです。

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2015年7月31日

2015年7月31日 「中学生の弟も性被害に遭った」 被害者5万4,000人にも上る、日本の性的搾取の実態

引用
(※改行を施しています。)
2015年7月31日

(ライトハウス 藤原志帆子 代表)

有名な大学の大学生でも騙されてしまいます。
(略。)
加害者の手口や洗脳の仕方は非常に巧妙で、被害者が断る理由をいくつ並べても、説得させられてしまうのです。

また、こういったケースの場合、警察へ行っても「警察では介入できないから、何かやるとしたら弁護士さんと相談して民事として解決するしかないのでは」と言われることが多いです。

加害者はまず、被害者に対して「アンケートに答えて」などと偽り、契約書にサインをさせます。
この契約書にサインしていることで、法律的には合意しているように見えるんですね。
証拠としても、合意があるように一見見えてしまうような、加害者側にとって都合の良いLINEやメッセージのやり取りしか残されていないことがほとんどです。

(ライトハウス 藤原志帆子 代表)

被害者が未成年である場合や、監禁されていたことを証明できる場合は警察も動きますが、証明できないことも多いです。

今朝も一件、こういった相談がありました。
最近は月に4,5件の新規相談がありますね。

(瀬川愛葵 広報・アドボカシーマネージャー)

できることなら警察が介入し、刑事事件として動いてくれるのが理想です。
でも現状では、被害届すら受け付けてくれない警察署も多いです。

加害者側もそれを全部わかってやっているので、被害者は泣き寝入りさせられてしまいます。

また、ポルノ出演の被害の場合、誰にも見られたくない動画やDVDがネットを経由して今にも売られてしまうかもしれない、というとても切迫した状況です。
その状況で加害者は、販売を差し止めたいと訴える被害者に対して、「違約金を払うなら販売しない、払えないのなら販売するしかない」などの不条理な要求をするのです。

当該記事は2015年7月に公開されたものです。

(再掲)
こういったケースの場合、警察へ行っても『警察では介入できないから、何かやるとしたら弁護士さんと相談して民事として解決するしかないのでは』と言われることが多いです

できることなら警察が介入し、刑事事件として動いてくれるのが理想です。でも現状では、被害届すら受け付けてくれない警察署も多いです。加害者側もそれを全部わかってやっているので、被害者は泣き寝入りさせられてしまいます

息苦しさをおぼえます。
暗澹たる気分になります。
現在はちがいます。

(再掲)
昨日は、PAPSの事務所に都の警視庁の刑事さんと警部さんがいらっしゃいました。連携を密にしていきましょうという顔あわせです。ごついけど優しい方たちでした

出演強要の被害をふせぐためのビデオを制作した警察もあります。

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世情は激変しました。
ウートピと同様に、出演強要がおおやけになる前からこの問題に論及されていたかたがいます。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2015年7月11日

①高齢者の銀行預金が振り込め詐欺で狙われるように
今若い女性は〝性〟を狙われるんだそう。AV出演を自分で決めたと思っていても実はそう洗脳されていた事も多いから周りにちゃんと相談して決めること。
AVの良い部分しか話してこない人には要注意。一生背負うものは大きい想像以上の覚悟が必要

香西咲さん
2015年7月11日

性犯罪に関して数人の弁護士を訪ねたことがあるが、殆ど皆口を揃えて『立件が難しい』で終わらされる。
それ以上親身になってくれる弁護士はほとんどおらず、大半は泣き寝入りが現状。

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香西咲さんは時流に乗って出演強要の事実をあきらかにしたのではありません。
人々が騒ぐ前からアダルトビデオ業界がおこなっている犯罪を口にされていました。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2017年12月1日

引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

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明日はウートピの以下の記事についてご紹介をさせていただきます。

ウートピ

2015年10月1日 AV出演拒否で2460万円請求裁判の女性勝訴 「契約してしまっても諦めないで」
2015年10月12日 過去に性産業のスカウトを受けた女性は約3割 「話聞けや!」など暴言の被害も

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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

(明日のブログへつづく)



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