先日、山本恵子さんが書かれたブログを読んでいました。
□2011年7月13日 PANSAKUのブログ 「警察へ一言」のよびかけ
途中、以下の文章と邂逅(かいこう)しました。
(引用)
●2011年7月13日 山本恵子(ぱん)さん
大藪さんも、刑務所にいる加害者に手紙を書いたことで、 自分にとてもおおきな変化があったと、 先日のこうえんかいで話していました。 |
山本恵子さんは以前、アコースティックデュオPANSAKUで活動をされていたかたです。
山本さんはPANSAKUを結成する4年前に、見知らぬ男から強姦されました。
犯人は捕まりませんでした。
(参考。当ブログ)
・2019年3月15日(その1)
・2019年3月16日(その2)
・2019年3月17日(その3)
・2019年3月18日(その4)
・2019年3月19日(その5)
・2019年3月20日(その6)
・2019年3月21日(その7)
・2019年3月22日(その8)
・2019年3月23日(その9)
・2019年3月24日(その10)
・2019年3月25日(その11)
(再掲。山本恵子さん)
「大藪さんも、刑務所にいる加害者に手紙を書いたことで、自分にとてもおおきな変化があったと、先日のこうえんかいで話していました」
「大藪さん」とは、フォトジャーナリストの大藪順子(おおやぶのぶこ)さんのことです。
大藪さんも強姦の被害者です。
(参考。当ブログ)
・2019年3月22日(その1)
・2019年3月26日(その2)
・2019年3月27日(その3)
・2019年3月28日(その4)
・2019年3月29日(その5)
・2019年3月30日(その6)
・2019年3月31日(その7)
「刑務所にいる加害者に手紙を書いた」
大藪順子さんは犯人に対してどのような手紙を書いたのでしょうか。
(2013年8月9日 琉球朝日放送「Q+リポート 性暴力被害者と向き合う女性写真家」より、引用。改行を施しています。)
●2013年8月9日 琉球朝日放送
事件から3日後に犯人は逮捕され、懲役20年の刑が言い渡されます。 しかし、本当の闘いはここからでした。 「なぜ自分が?」 「どうしてあの時」 という自問自答を繰り返し、順子さんは精神障害に陥ります。 笑えない・泣けない・怒れない全ての感情をなくしました。 |
このとき牧師からつぎのことばをかけられたそうです。
「犯人に手紙を書いたらどうか」
と。
●2013年8月9日 琉球朝日放送
(大藪順子さん)
何言ってるんだこのおじさんと正直思った。 |
それから1年後のことです。
大藪順子さんは、収監されている犯人に手紙を書きました。
●2013年8月9日 琉球朝日放送
(大藪順子さん)
あなたの行為によってどん底に落とされた私も新しく歩み始める道があることが今やっとわかってきたのです。 |
「STAND」 自らが立ち上がった順子さんは、そこから被害者に立ち上がる機会があることに気づいてほしいと、アメリカやカナダで直接、性被害者に会い、そのことを伝える活動を始めました。 |
順子さんの著書の最後には被害者に向けたこんなメッセージがあります。
|
大藪順子さんのおっしゃるとおりであると思います。
ひとつの点を除いては。
(再掲。大藪順子さんが犯人に書いた手紙)
「私も新しく歩み始める道があることが今やっとわかってきたのです。あなたにもいつかそんな日が来ることを願っています」
残念ながら悪党には、
「新しく歩み始める道」
などありません。
あるのは破滅です。
イタリアのムッソリーニ(1883年~1945年)とドイツのヒトラー(1889年~1945年)もそうでした。
ちなみに両名は、ファシズムを押し進めた元首として著名です。
ファシズムとは、国民の政治的自由を極度に抑圧し外国への侵略を押し進める体制のことです。
簡単に言いますと、まず、ムッソリーニとヒトラーは外国を侵略することを考えました。
当然、自国内には、こうした行為に反対する勢力が存在します。
ムッソリーニとヒトラーは自分の考えに反対するものたちを弾圧しました。
国家の意思を最終的に決定するのは国会です。
国会からは反対者がいなくなりました。
このあとムッソリーニとヒトラーは、侵略戦争を開始します。
ムッソリーニとヒトラーの最期の場面をみてみます。
イタリア ~ムッソリーニ
(クリストファー=ダガン著 河野肇訳「イタリアの歴史」創土社刊より、引用。)
ムッソリーニと愛人のクラレッタは、(1945年)4月29日、ミラノのロレート広場のガソリンスタンドで、処刑された他のファシストとともに逆さ吊りにされた。 |
ドイツ ~ヒトラー
(ヨアヒム=フェスト著 鈴木直訳「ヒトラー 最後の12日間」岩波書店刊より、引用。改行を施しています。)
ヒトラーは(1945年4月)29日の真夜中、愛人のエヴァ=ブラウンと地下壕の一室で結婚式を行い正式な夫婦となった。 それは死を決意していたからであり、翌30日早朝、二人は拳銃で自殺、二人の死体は遺言どおり裏庭でガソリンがかけられ焼却された。 |
日本も当時、ファシズムの国として悪名を轟かせていました。
ファシズムを推進したのは、近衛文麿と東条英機です。
日本 ~近衛文麿、東条英機
近衛文麿(1891年~1945年)は1937年に首相へ就任します。
その1か月後、中国との全面戦争を開始しました。
日中戦争(1937年7月7日~1945年8月15日)です。
太平洋戦争(1941年12月8日~1945年8月15日)の2か月前に、近衛文麿は辞任します。
近衛文麿のあとを継いだのが東条英機(1884年~1948年)です。
就任から2か月が経ったときのことでした。
東条英機は太平洋戦争に踏みきります。
4年後、日本は敗れます。
敗戦後、近衛文麿と東条英機は、連合国(戦勝国)から戦争の責任を問われました。
近衛文麿の場合
戦犯として東京国際軍事裁判にかけられることとなりました。
拘引の直前に近衛文麿は自殺しました。
東条英機の場合
戦後、自殺をはかります。
失敗したのち、A級戦犯として逮捕されます。
極東国際軍事裁判では死刑の判決がくだりました。
1948年に処刑されます。
これが犯罪者の末路です。
□青木亮
□大西敬
□高畠典子
□坂田恵理子
□坂上孝志
□A-TEAM 飯田正和
□メーカー関係者
□T総研のY
□その他
AV出演強要をおこなったやつらについても未来はありません。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2017年11月19日>
当然人にした事も全て自分に返ってくる。 要するに 人の裸で飯食ってる奴はろくな死に方しない。 |
●香西咲さん
<2018年2月17日>
この世でもあの世でも裁かれて欲しいものです。 死ぬ手前の拷問を続けるのが一番効果的かと(笑) そんな事言いたくないから #青木亮 さん、慰謝料もお支払い下さいね。 |
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(再掲。大藪順子さん)
辛い経験があるからこそ被害後の人生をもっと輝いて幸せに過ごすことが可能であることに気づいて・・・ |
AV出演強要をおこなっている悪が滅びたとき、香西咲さんたち被害者は復活します。
2020年に東京でオリンピックが開催されます。
そのときまでに業界人を捕獲する新法ができます。
あともうすこしです。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。
(明日のブログへつづく)
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