性暴力被害を公表したPANSAKUの山本恵子さん(その7)。香西咲さん「女だと思って舐めんなよ」。アダルトビデオ業界は竹箆(しっぺい)返しをくらうことでしょう

山本恵子(ぱん)さんは2004年7月15日に強姦されました。
警察は犯人を捕まえることができません。

(参考。当ブログ)
2019年3月15日(その1)
2019年3月16日(その2)
2019年3月17日(その3)
2019年3月18日(その4)
2019年3月19日(その5)
2019年3月20日(その6)

時効は2011年7月15日に成立します。
検察は1か月以上も前に、不起訴の決定をおこないました。
山本恵子(ぱん)さんは、強姦罪ではなく強盗強姦罪で捜査することをもとめました。
最終的に警察と検察審査会は、山本さんの申し出をうけいれました。
この間の流れを簡単に記します。

<山本恵子(ぱん)さんに関して>
2004年7月15日 見知らぬ男に強姦される

2011年5月31日 検察は容疑者不詳のまま不起訴とする

2011年6月29日 検察審査会は山本恵子(ぱん)さんから提出された不起訴不当の申し立てを受理する

2011年7月3日 山本恵子(ぱん)さんが検察審査会へ陳述書を提出する

2011年7月8日 警察は、強姦でなく強盗強姦で捜査を継続すると決定する

2011年7月12日 検察審査会が、検察の不起訴は不当である、との判断をくだす

2011年7月15日 時効が3年間、延長される
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山本恵子(ぱん)さんは後日、ブログで陳述書を公開しました。
長文です。
一部を引用させていただきます。

(2011年7月20日 PANSAKUのブログ「陳述書公開」より、引用。改行を施しています。)

2011年7月3日 陳述書 山本恵子(ぱん)さん

検察審査会の皆様、今回、私の身の上に起こった事件の犯人が捕まらないまま、事件は不起訴になったとの連絡を受けました。
その決定は、正確な事実に基づくものではなく、本当の時効はまだ来ていないと考えますので、取り消していただきたいのです。
そして警察には、本当の時効の日まで、全力で捜査して、犯人を捕まえてほしいのです。
犯人のDNAのデータを消したりしないでほしいのです。

犯人のDNAのデータを消したりしないでほしいのです
2年前、山本恵子(ぱん)さんのところに警察から電話がきました。
証拠品として保管していた山本さんの服を返却する、と。

(2009年3月29日 PANSAKUのブログ「傷のケジメ」より、引用。)

山本恵子(ぱん)さん

今週の金曜日(2009年4月3日)、警察へ行ってきます。

数年前、私はある事件に巻き込まれて
命こそ助かったものの、
ボロボロになり、
心に深い傷を負ってしまった。

警察からきた突然の電話は、
『犯人が捕まった』という知らせではなかった
『あの日にあなたが身につけていたもの、
警察に証拠として提出してもらっていたけれど、
返却したいから、取りに来て欲しい。』
という内容だった。

この件を機に山本恵子(ぱん)さんは、自身の被害を公表します。
陳述書にもどります。

2011年7月3日 陳述書 山本恵子(ぱん)さん

まずは7年前に私の身に起こった出来事、今年のこと、そして「被害者にとっての真実」について知ってください。
7年前、私は全く見知らぬ男から力づくで体を奪われました。
その犯人は、私を強姦する前に、私が持っていたお金数千円を奪いました。

犯人が私に「お金いくら持ってる」と聞き、私が「2千円です」と答えたことは、警察が作成した私の供述調書に残っています。

その会話の後に犯人が私からお金を奪い、それから強姦したことは間違いのない事実です。

しかしお金を奪ったことは、警察の記録に明確には残っていません。
なぜ警察の記録に強盗の事実が書かれなかったのか、私にはわかりません。

私の車の中で、被害の状況の再現もやりました。
取調室で、私の車内で、そのたびに聞かれることのほとんどは、どっちの手でつかまれたのかとか、具体的にどういう性的なことをされたのかといったことで、お金を取られたことについてはほとんど聞かれなかったと思います。
私は、犯人が「殺すぞ、殺すぞ」と脅しながら、「お金いくら持ってるの」と聞いてきたことと、その質問に答えながら『少ないお金しかないから、きっとこのまま殺されるんだ』と恐怖に思ったことは今でも鮮明に覚えています。
ですから、もし、記録を作成してくれた警察官からお金を取られたのかと質問されていれば、財布の中にあったお札を犯人に渡しましたと、はっきり答えたと思います。
でも、被害から数時間後の朝、何人目かに出てきて供述調書を作っていた警察の人からは、「お金や物を取られたんですか」とは聞かれませんでした。
その結果、犯人の「お金いくら持ってる」という質問と、私の「二千円です」という答えだけが記録されたのだと思います。

この点について検察審査会は、つぎのように指摘しています。

(2011年7月15日 中日新聞「強姦事件は不起訴不当 豊橋検審が時効4日前議決」より、引用。)
(※当該記事はG-Searchデータベースサービスで検索しました。)

2011年7月15日 中日新聞

(検察審査会)

「地検豊橋支部に送られた調書には容疑者が現金を要求する記述があり、山本さんが二千円を奪われたと主張しているため、当初から強盗の目的があった」

(2011年7月15日 共同通信「時効直前『不起訴不当』 7年前の強姦事件」より、引用。改行を施しています。)
(※当該記事はG-Searchデータベースサービスで検索しました。)

2011年7月16日 共同通信

議決書は、容疑者が「お金持ってる?」と山本さんに尋ねていたことを重視。
山本さんが「2千円を奪われた」と申し出たことと合わせ、「強盗目的だったと思われる」とした。
その上で、県警の捜査を「被害が少額だったために、強姦だけに偏った」と批判。
「今からでも立件が可能だと思われる」と結論付けた。

2011年7月3日 陳述書 山本恵子(ぱん)さん

私は、自分がされたことは強姦だということは分かっていましたが、強姦罪とは別に強盗強姦罪という罪名があることも、その刑の長さが異なることも知りませんでした。
ましてや時効の期間が3年も違うなどということは、今回弁護士さんに指摘を受けるまで、全く知りませんでした。
そして、もしかしたら罪名が変わって、時効があと3年のびる可能性もあると聞いたから、もう一度、あえて事件と向き合うことのリスクも考えました。
警察で受けた二次被害の記憶も頭をよぎりました。
今年5月、事件の届出をした豊橋警察署に行きました。
残念ながら捜査に向けた積極的な言葉は聞かれませんでした。
『被害者なんだからおとなしく黙って待っていなさい』という、内なる思いが、言葉の端々に表れていた気がします。
「アナタの事件で捜査員が動くことはありません」
「既に事件は時効送致してしまいました。我々にできることはありません。検察庁の判断を待つことしかできません」

なぜこんなにも、と思うくらい、高圧的な対応でした。

まるで、クレーマーを対応しているかのような態度に、私はこう言いました。
「あなたが今言った『待つ』という言葉は、私がこの7年間待っていた『待つ』とは全然違います。7年間犯人を捕まえられなくて申し訳なかったという気持ちはないんですか」と。
私が率直に気持ちをぶつけてみたら、警察の人の顔色が少し変わり、最後には本音で話してくれるようになりました。

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2011年7月3日 陳述書 山本恵子(ぱん)さん

それから、被害直後はショック状態で、痛みも、悲しみも感じなくなるような麻痺状態になりますし、あまりに辛く、絶望的な経験の記憶は一瞬、思い出せないようになったりします。
ですから、被害直後に警察の人に話したことが、事件のすべてではないということも、知っておいていただきたいのです。 
そして、性暴力の被害者にとっては、物やお金を奪われることよりも、自分の中で最もプライベートな部分を暴力と脅しの恐怖によって押さえつけられ、奪われることの破壊力の方が、とてつもなく大きいのです。
もしかすると、同じように「強姦」として扱われている事件が、本当は「強盗強姦」だということが他にもあるのではないかと思ったりします。

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検察審査会の見解は以下のとおりです。

(2011年7月15日 共同通信「時効直前『不起訴不当』 7年前の強姦事件」より、引用。改行を施しています。)
(※当該記事はG-Searchデータベースサービスで検索しました。)

山本さんの被害調書に現金を奪われたことが詳しく記されていないことについては「衝撃的な事態に、冷静な供述ができなかったことがうかがえる」とした。

2011年7月3日 陳述書 山本恵子(ぱん)さん

警察には、被害者のために、そして市民のために、本当の時効まであきらめず、全力で捜査してもらいたいのです。
検察審査会の皆様から警察に、「あきらめるのはまだ早い!」と、言っていただきたいのです。

(再掲)

2011年7月3日 山本恵子(ぱん)さんが検察審査会へ陳述書を提出する

2011年7月8日 警察は、強姦でなく強盗強姦で捜査を継続すると決定する

2011年7月12日 検察審査会が、検察の不起訴は不当である、との判断をくだす

2011年7月15日 時効が3年間、延長される

   

(2011年7月9日 PANSAKUのブログ「継続捜査決定」より、引用。)

2011年7月9日 山本恵子(ぱん)さん

昨日(2011年7月8日)、あれからひとつの知らせがありました。
警察の人からでした。
検察審査会の結果を問わず、
継続捜査する
とのことでした。

(再掲。山本恵子さん)

「7年間犯人を捕まえられなくて申し訳なかったという気持ちはないんですか」

私が率直に気持ちをぶつけてみたら、警察の人の顔色が少し変わり、最後には本音で話してくれるようになりました。

   

ときには怒ることも必要であると感じました。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年12月28日

敢えて汚い言葉で言わせて頂きます。

『腹括った女舐めんなよ!』

香西咲さん
2018年4月19日

これはAV業界だけでなく全ての男性に対して言いたい。
「女だと思って舐めんなよ」

感情を伝える為に敢えて汚い口調、ご容赦下さい。

香西咲さん
2018年7月2日


捕捉
言葉悪くてすみません。
でも『舐めんなよ』って言うフレーズは男性にも女性にも共感して下さる方が多いのです。
敢えて汚く強い言葉を発する事で、現状に立ち向かう勇気が湧くのかな?

なのですみません、
このフレーズは自分を奮い立たせる為に登場しますがお許しくださいm(*_ _)m

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女だと思って舐めてかかっているアダルトビデオ業界は竹箆(しっぺい)返しをくらうことでしょう。
人間のクズたちが咽(のど)を掻(か)き毟(むし)りぶざまに倒れていく姿が目にうかびます。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

(明日のブログへつづく)



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