性暴力被害を公表したPANSAKUの山本恵子さん(その3)。AV出演強要については香西咲さんが事実をあきらかにしました。今年も4月は被害防止月間です

本日も、PANSAKU(ぱんさく)の山本恵子(ぱん)さんの被害についてふれます。

(参考。当ブログ)
2019年3月15日
2019年3月16日

山本さんは2004年に見知らぬ男から強姦されました。
5年後、ブログのなかでその事実を公表しました。

(2009年3月29日 PANSAKUのブログ「傷のケジメ」より、引用。)

山本恵子(ぱん)さん

数年前、私はある事件に巻き込まれて
命こそ助かったものの、
ボロボロになり、
心に深い傷を負ってしまった。

犯罪被害者白書、というものがあります。
毎年、刊行されています。
発行元は警察庁です。

警察庁のホームページより)
犯罪被害者白書は、犯罪被害者等基本法(平成16年法律第161号)第10条の規定に基づき、政府が講じた犯罪被害者等のための施策について、毎年、国会に提出する年次報告書です

同白書の平成24年(2012年)版に、山本恵子(ぱん)さんの手記が掲載されました。

平成24年版 犯罪被害者白書

一部を抜粋します。

「コラム3 犯罪被害者の手記」より、引用。改行を施しています。)

山本恵子(ぱん)さん

2004年7月15日。
音楽練習の帰り道、疲れて立ち寄ったコンビニの駐車場で、突然見知らぬ男が車に乗り込んできました。
首を絞められ、「殺すぞ!」と脅され、所持金を盗られ、人気のないところまで運転させられた私は、自分の車の中でレイプ被害に遭いました。
「このまま殺される・・・。」
死の恐怖の中で必死に耐え続けた屈辱的な時間は、私がこれまで生きてきた人生も、「私」という存在そのものも、全てを否定されたような絶望そのものでした。
助手席のドアから立ち去った犯人は現在もまだ捕まっていません。
警察署では、取調室に案内され、複数の刑事さんから被害の詳しい内容や犯人の特徴を何度も聞かれました。
なかでも一番辛かったのは、警察での再現見分でした。
私自らが被害者役となり、犯人役の警察官からもう一度車の中で襲われる様子を自分で説明し、再現させられました。
「私は助けて欲しくて警察に来たのに、誰も今の本当の私を知ろうとしてくれない。」

レイプは、まぎれもなく私の人生の身に起こった出来事であるはずなのに、犯人逮捕のためだけに被害者と向き合っているかのようにみえる刑事さんの対応が、私の心をさらなる孤独に追い詰め、どこかぽつんと1人取り残されていくような感覚を味わいました。

この文章、と言いますか、犯罪被害者白書は、国会へ提出されます。

(再掲。警察庁)
犯罪被害者白書は、犯罪被害者等基本法(平成16年法律第161号)第10条の規定に基づき、政府が講じた犯罪被害者等のための施策について、毎年、国会に提出する年次報告書です

(再掲。山本恵子(ぱん)さん)
『私は助けて欲しくて警察に来たのに、誰も今の本当の私を知ろうとしてくれない。』

警察庁はなぜ、自分たちにとって都合の悪い文章を掲載したのでしょうか。
不思議です。

山本恵子(ぱん)さん

家族は私が実名で被害を公表したことに対して猛反対しました。
私のシンプルな感情とは裏腹に、家族や一部の人からは、
「あんたは傷を売り物にしてそこまで音楽で有名になりたいのか?」
と言われたりしました。

『あんたは傷を売り物にしてそこまで音楽で有名になりたいのか?』
香西咲さんも当初、ごく一部の愚者(ぐしゃ)からこの種の妄言を吐かれたことがあります。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年10月17日

#AV強要 についての記事に『なんで今更?売名?』との意見がありますが、
ファンの方がここまでの経緯をまとめて下さっています。

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山本恵子(ぱん)さん

私はこの数年間で、「過去を乗り越えた強さ」ではなく、「弱さの中でありのまま生きる強さ」を得ました。
私だけでなく、被害に遭われた多くの方々にとっても、きっと神様は被害後の新たな人生において、その人だけの「立ち上がる」選択を用意されているのかもしれません。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年12月19日

年明けのPTSDやフラッシュバックの治療が楽しみです。
投げやりだった人生でしたが、業界内外の方々やファンの方々の愛情を感じる事ができ今やっと前向きに人生を考え直そうという気持ちになって参りました。
少しづつですが。
どうかこれからも温かく見守って頂けたら幸いです。ありがとうございます

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山本恵子(ぱん)さん

「1人の人間として」生身の感情を不器用ながらにも伝えさせていただくことで、心に届く生きたメッセージを届けたいと思っています。

(「STAND」より)

立ち上がり 前を向き 歩き出す時
新しい自分に 出会えるはず
自分を責めないで あなたは悪くはない
自分を責めないで 心はあなたのもの
ありのままに 生きてゆこう

山本恵子(ぱん)さん

自分の肩書きを通して対応しようとするのではなく、まず1人の人間として「傷ついた目の前の心に寄り添う姿勢」こそが、被害者に安心を与える瞬間だと思います。
(略)、「人が人を思う」、そんな優しい心が溢れ出る被害者支援が、個人レベルでも当たり前に行われていく世の中になりますように。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2018年4月26日

結局「 #AV強要問題 」っていうある意味旬の問題に対し
良心的な機関も、ハイエナみたいな団体も、メディアも、寄ってたかって取り上げて喰い散らかし、被害者の心は置いてけぼり。
核心まで寄り添ってくれたのはPAPSさん位でした。だから私はこの国が嫌い。

※私の場合です。他の女性は知りません。

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(再掲。山本恵子さん)
優しい心が溢れ出る被害者支援が、個人レベルでも当たり前に行われていく世の中になりますように

AV出演強要被害につきましては、ひとつ言えることがあります。
個人のことはともかく、政府の活動には瞠目させられます。
内閣府が毎月、10日に発行している「共同参画」の最新号をみてみます。
(※今回は3月と4月の合併号です。)

2019年3月 共同参画3・4号(合併号)

主な予定」のところに、以下の記述があります。

(引用)

平成31年4月1日~30日 AV 出演強要・「 JK ビジネス」等被害防止月間

今年も、AV出演強要被害防止月間、が設けられました。
「AV人権倫理機構を先頭にして自己改革をおこなっているから、もうやらなくてもいいだろう」
とはならないようです。
平成31年4月1日~30日 AV 出演強要・「 JK ビジネス」等被害防止月間
政府がアダルトビデオ業界に対してどのような認識をもっているのかがよくわかります。
共同参画3・4号の最後の頁に、人身取引対策のポスターが掲載されています。

(引用。人身取引対策ポスター)

一部分を拡大します。

(引用。人身取引対策ポスター)

モデル募集を装ったサイトを作成し、応募者にアダルトビデオの撮影に関する契約書への署名を強制して、撮影に応じさせ、その動画を販売。

政府は、人身取引の事例として、一番最初にAV出演強要を掲げています。
AV出演強要はすでに終息した問題ではありません。
政府がもっとも重視している事柄です。
最重要課題です。
2020年のオリンピックに向けてこれからどのようなことが起こるのでしょうか。
楽しみです。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

(明日のブログへつづく)



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