キャサリン・ジェーン・フィッシャー(Catherine Jane Fisher)さんというかたがいらっしゃいます。
日本在住のオーストラリア人です。
2002年のことです。
アメリカ兵に強姦されました。
テレビ東京がこの事件をくわしく報じています。
□2012年8月30日 テレビ東京「責任逃れを許さない 海を越えた裁判」(7分51秒)
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責任逃れを許さない 海を越えた裁判https://t.co/fG5NCpKkFH
— Jane in Japan (@janesvoice) 2017年5月27日
当該動画の音声を文字にさせていただきます。
□2012年8月30日 テレビ東京「責任逃れを許さない 海を越えた裁判」(7分51秒)
(※音声の文字化は、筆者。)
●アナウンサー
日本各地にあるアメリカ軍基地の周辺では、アメリカ兵による犯罪というのもこれ、おおきな問題になっています。
日本国内で罪を犯しても、アメリカに帰国して罪をのがれてしまう、というケースも多くあります。 こうしたなか、10年前に日本で女性を暴行したアメリカ兵が、来週、アメリカで裁判にかけられることになりました。 アメリカ兵を追って海を越えた裁判、はたして現状をかえるきっかけとなるんでしょうか。 |
●キャサリン・ジェーン・フィッシャーさん
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●ナレーション
東京に住むオーストラリア人のキャサリン・フィッシャーさん。 10年前、アメリカ軍横須賀基地の近くで、アメリカ兵から性的暴行をうけました。 いま現場は、マンションになっています。 |
●キャサリン・ジェーン・フィッシャーさん
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●ナレーション
こころの傷は永遠に消えません。
キャサリンさんは来日、32年。 しかし、魂の殺人、と言われる性的暴行によって、食事すらとれない日々がつづき、仕事も失い、PTSD(外傷後ストレス障害)に苦しみました。 取材をはじめた5年前はうつむきがちで、本名も顔も出せず、ジェーン、と名乗っていました。 |
●キャサリン・ジェーン・フィッシャーさん
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●ナレーション
追い打ちをかけたのが、加害者の帰国でした。 事件は、起訴されませんでしたが、民事裁判で勝ち、暴行がみとめられ、損害賠償金300万円の支払い命令が出ました。 しかし、アメリカ兵は帰国し、支払いを免れたままです。 |
●キャサリン・ジェーン・フィッシャーさん
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●ナレーション
アメリカ兵による事件、事故はここ15年間で、およそ2万件おきていますが、アメリカ兵の身分を保障する日米地位協定によって罪や責任を免れるケースが多いのが現状です。
いっぽう、地位協定には被害者を救済するしくみがありますが、慰謝料の大半を日本政府が支払っています。 さらに、地位協定で救済されなかったひとには、日本政府が見舞金を支払う制度もあります。 |
●キャサリン・ジェーン・フィッシャーさん
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●ナレーション
不平等に思うのは、ほかの被害者も同じです。 |
●海老原大祐 米軍人・軍属による事件被害者の会 代表
全額を日本が払う、っていう、これにはわたしたちもですね、腑に落ちない問題点だと思っております。 |
●ナレーション
被害者の会で活動してきた海老原大祐さん。 宮崎市の自宅を訪ねました。 海老原さんは16年前、アメリカ兵による交通事故で、当時19歳だった長男を亡くしました。 しかし- |
●海老原大祐 米軍人・軍属による事件被害者の会 代表
有罪判決が下っても、執行猶予がついても、帰ったわけ。 逃げるようにして。 将校に昇進して行った。 |
●ナレーション
海老原さんはその後、民事裁判で勝ちましたが、アメリカ側は損害賠償金の15%しか支払わず、残りは日本政府が穴埋めをしました。 |
●海老原大祐 米軍人・軍属による事件被害者の会 代表
やっぱり民事的なことがきちっとできていない。 忘れ去られる。 |
●ナレーション
事件から10年、キャサリンさんはおおきな決断をしました。 サングラスをはずし、顔も名前も公表しました。 |
●キャサリン・ジェーン・フィッシャーさん(※英語で発言)
(※画面の日本語訳を引用。)
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●ナレーション
精神的にも経済的にも苦しい10年でした。 絵を描いたり被害者と交流することで、自分は悪くない、という気持ちを保ってきました。 そしてついにアメリカ兵を見つけ出し、今年5月、アメリカの裁判所に提訴しました。 場所をアメリカに移し、加害者と直接、対決する覚悟です。 |
●キャサリン・ジェーン・フィッシャーさん
(※画面の字幕を引用。)
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(中略。)
●キャサリン・ジェーン・フィッシャーさん
(※画面の字幕を引用。)
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●ナレーション
来週、アメリカで裁判がはじまります。 |
(後略。)
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裁判の結果につきましては、明日のブログでふれさせていただきます。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2018年7月4日>
#AV強要 問題が上がった頃には、 知る人、知らぬ人、沢山の方から相談のメールを頂きました。 私は少なくとも現役AV女優として、削除を受けて頂くまで現場でも叫び続けました。自分の為だけではなく皆の為に頑張ったと自負しています。 (後略。) |
●香西咲さん
<2018年7月4日>
皆様は今や削除要請をメーカーが受付ける事を、あたかも当然の様に申請し、過去を精算されていますね。 削除までの経緯として、 貴方達が知らない所で、私は業界人を敵にまで回し、『東京湾に沈められる』とまで脅されながら戦いました。 (後略。) |
(再掲)
●キャサリン・ジェーン・フィッシャーさん
もう恐れずにすべてさらけ出すのは、私の声がみんなの声になるから。 |
香西咲さんもキャサリン・ジェーン・フィッシャーさんと同じく、多くの被害者のことを慮(おもんぱか)って声をあげてきました。
出演強要問題については、まもなく終末をむかえようとしています。
アダルトビデオ業界人は世の中の不要物です。
生きている資格はありません。
虫けらたちが息絶えたとき、被害者の方々は復活します。
あともうすこしです。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。
(明日のブログへつづく)
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