角田由紀子弁護士「損害賠償というのは一定程度有効な手段」。香西咲さんたちに出演強要をおこなった輩については、さらに刑事上の責任が付加されます

2日前のブログで、角田由紀子弁護士が語る強姦神話についてふれました。

2018年3月21日 東京・強姦救援センターのブログ「角田由紀子さんからのメッセージ② 強姦神話」

(参考。当ブログ)
2019年3月7日

本日も角田弁護士の論説を拝聴させていただきます。

2018年3月31日 東京・強姦救援センターのブログ「角田由紀子さんからのメッセージ③ 性被害と社会の責任」

(※音声の文字化は筆者。)
角田由紀子 弁護士(元・明治大学教授)

こんにちは。
わたくしは東京・強姦救援センターのリーガルアドバイザーの弁護士の角田由紀子ともうします。

最近は、性暴力被害をうけたひとのおはなしが、メディアにもすこしずつ出るようになってきましたよね。

で、そのひとたち(被害をうけたひと)に対する支援のうごきっていうのはあるんですけれども、わたしは、被害をうけたひとは支援をもとめる、支援をうけるのは当然の権利としてある、というふうに考えているんですね。

なぜ、被害者にそういう権利があるのか。

なんか、被害者の権利、というふうに言ってもよいと思うんですけれども、もうすこし前は被害者というのはなんか、保護の対象、もちろん保護される必要があるんですけれども、保護の対象、という見方が強かったんです。

いまはそうではなくて、被害者の権利、ということもすでに言われていますし、特に性暴力犯罪についてはそのことをはっきりと、被害をうけたひともふくめて、知っておく必要がある、というふうに思うんですね。

なんで被害者は支援をうける権利をもっているのか、ということなんですけれども、どの犯罪でもそうだと思いますけれども、とりわけ性暴力犯罪については、どういう社会の構造が性暴力犯罪を引き起こしているのか、ということと非常に深い関係があるわけですね。

特に被害者が女性が多い性暴力犯罪については、女性たちをとりまく社会の構造それ自体が、女性からですね、さまざまな権利をうばって、それから、女性を社会のなかで非常に低い地位に落とし込めて、という状況があって。

つまり、女性をとても差別的にあつかって、そして、女性は男性と同じような一人前の権利をもった人間だ、というふうにあつかわないわけですね。

それはかれらが、そういうふうに思わない、というだけではなくて、社会的な事実、実態として、女性がこの社会でどんな地位におかれているか、ということをみればわかるわけです。

たとえば、一番わかりやすいのは、労働関係ですねよ。
経済的状況。
女性と男性との賃金の格差は非常におおきい、ということは、だれでもが知っている、とは思うのですが、そうするとですね、女性はたとえば男性の正社員の給与、収入を100とした場合に、女性は正社員でも72~73だと思うんですね。
それから、たくさんの女性がはたらいている非正規になってくると、実は50くらいでしかないわけです。
で、非正規のひとと、正社員の男性とが、同じ仕事をしていたとしても、女性であるがゆえに賃金は非常に低いところに置かれている。
で、これはどういうことになるかというと、女のひとというのは男性にくらべて地位が低いし値打ちがないんだ、と。
だから賃金は半分でいいんだ、と。
こういう考えにいわば証拠をあたえるようなことになってくるわけですね。

それから政治の分野で考えても、日本では女性の国会議員が非常に数がすくないですよね。
地方議会にいたっては、女性の議員はゼロ、というところだってあるわけです。

地方議会にいたっては、女性の議員はゼロ、というところだってあるわけです
先月、朝日新聞が、このことをとりあげていたのを思い出しました。

引用。改行を施しています。)
2019年2月16日 朝日新聞

女性ゼロ議会の半数近くの153議会は、今春の統一地方選で改選される予定。
議会選挙で男女の候補者数をできる限り「均等」にするよう政党に求める候補者男女均等法が昨年施行されており、こうした環境変化の後押しを受けて女性ゼロがどの程度解消されるかが注目される。

角田由紀子 弁護士(元・明治大学教授)

そうするとですね、政治的な分野で仕事をする能力を――女にはないんだというような誤解を――その事実を――裏づけることになってくるわけです。

で、いろんな面から考えてみて、女性は男性よりも劣った存在なんだ、というメッセージが、証拠付きでいろんなところでふりまかれている。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2017年11月19日

東大はニュースも読まないの?
今世の中で起きている(稲井さん専門の)悪質スカウトは倫理観もないの?
ジェンダー指数世界ランキングの低評価と共に先進国である日本が落ち目と言われるのも納得。
東大生スカウト?何がしたい?金?
@ikeuchi_saori
@komei_woman
@komei_koho
@KazukoIto_Law

角田由紀子 弁護士(元・明治大学教授)

で、そういう状況が加害者に対して、女のひとをモノとしてあつかってもいいんだ、と。
自分の性的な欲望をみたすためのモノとしてあつかってもいいんだ、という、そういうことをかれらに保障してしまうことになるわけですね。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2017年11月19日

曽根崎警察に相談した所、電話での注意で終わりました。会社から一連のパワハラに関しての謝罪は無いと思います。(再度確認します)
クライアント先からのセクハラ、パワハラ…このケースはどこの機関に相談するのが効果的でしょうか?
どなたかお教え頂けましたら幸いです。

香西咲さん
2017年12月18日

そうですよね。
クライアントからのセクハラ、パワハラに対しても声を上げて良いのですよね。

でも私が今するべき事は最重要課題を片付ける事。
即ち #青木亮 から受けた #AV出演強要 を主張し続けます。
青木氏はAV業界に論点をすり替えるのが得意なので。

#MeToo
#HumanTrafficking

角田由紀子 弁護士(元・明治大学教授)

そういう社会が実は性暴力犯罪を生みだしている、とすると、そのことの被害に遭ったひとはその社会に対して、
「わたしをこういう目に遭わせたのはそういう構造にした責任があるんじゃないか」
と。
あるんだと、ということでですね、
「わたしの権利を保障しろ」
と。
つまり、
「わたしの権利をうばったのはあなたがたなんだからわたしの権利を保障しろ。わたしが支援されるのは当然だ」
と。
そういう考えをわたしはもってよい、というふうに思っているんですね。

ですから、支援をうける、ということは当然のことであって、だからそういうふうにもとめられるときは、まわりのひとはもちろん、そのひとに対して支援をする義務がある、と。

こういう関係にわたしはあるんだ、というふうに思っているんですね。

支援をうける、ということは当然のこと
そのひとに対して支援をする義務がある

重要な視座です。

角田由紀子 弁護士(元・明治大学教授)

それから損害賠償の問題なんですけれども、よく、性暴力犯罪被害をうけた女性が損害賠償請求の裁判を起こしますよね。

(参考。民法
第709条

故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者は、これによって生じた損害を賠償する責任を負う。

そうすると女性自身もですね、加害者側から、あなたお金がほしいんでしょ、お金が目当てではないか、という非難が来るわけなんです。
そうすると女性もそれに対して、
「いや、いや、わたしはお金が目当てではありません」
というふうに言うわけですね。

お金が目当てではない、というのは、わたしは本当であるというふうに思うんですけれども、でも、それはそれとして、被害をうけた人間として、当然に損害賠償を請求する法的な権利があるわけなので、それは堂々とですね、損害を賠償しろ、ということを請求してすこしもおかしいところはない、というふうにわたしは思っているんです。

で、もちろん、彼女の一番の目的はお金ではない、ってことが多くの場合そうだと思うんです。
「わたしがうしなったものを、あなたがわたしからうばったものを、返してくれ」
ということが一番おおきなことだと思うんですね。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年6月15日

慢性胃炎や膵炎、睡眠障害、脅迫観念、対人恐怖症等(特に男性)など、 ケジメを付けない限りは一生引きずりますね。
健康を返して。

角田由紀子 弁護士(元・明治大学教授)

だけど、日本の法律制度のもとでは、そういう目にみえないものをどうやって返したらいいのか、って。
できないわけですね。
そうすると法的な場面でそのことに対してある程度、決着をつけるのは、金銭に換算した慰謝料というもので支払いをするということしかない、ということだと思うんです。
だから、彼女がお金がほしくてやっているわけではないのは当然なんですけれども、でも、それしか償いの方法がない。

もちろん、謝罪をするとかいうことはあるわけなんですけれども、それでも、きちんと目にみえるかたちで相手も一定の痛みをうける、ということについて言えば、それは、損害賠償というのは、わたしは、有効、一定程度有効な手段でないかと思いますし、それから、損害賠償を請求することに対してちっとも遠慮をすることはない、というふうに考えております。

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(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2017年9月1日

これはありだわ。
お金かかるけど業務妨害、ストーカー…会社からも謝罪もない。

香西咲さん
2017年11月27日

とりあえず #青木亮 さん、謝罪をお待ちしております。

香西咲さん
2018年6月4日

当然ながら私の親族にも謝罪をお願いしますね

#AV強要
#枕営業の強要
#人身売買
#HumanTrafficking
#MeToo
#青木亮
#大西敬
#坂上孝志
#坂田恵理子
#狭山えり
#高畠典子
#プルデンシャル
#東前晶夫
#HONEYPOPCORN

#誰が何と言おうと私は諦めない

香西咲さん
2018年8月22日

#AV強要
#青木亮
#アットハニーズ
#キュンクリエイト
#honeypopcorn
#HONEYPOPCORNにだまされないで
#矢島義也

散々人を強要、強姦しておいて「見舞金」と称してデビュー一本分にも満たない金額支払って謝りもせずに済むと思ってるの?
強姦事件は数年かかるのは当たり前。ここからがスタート

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(再掲。角田由紀子 弁護士)
もちろん、謝罪をするとかいうことはあるわけなんですけれども、それでも、きちんと目にみえるかたちで相手も一定の痛みをうける、ということについて言えば、それは、損害賠償というのは、わたしは、有効、一定程度有効な手段でないかと思います

(宮崎学 設楽清嗣 共著「敗者復活―リストラ社員の大逆襲」幻冬舎刊より、引用。改行を施しています。)

宮崎学さん

金銭解決もまた復讐なのだ。
しかも、相手にとっていちばんわかりやすい復讐の形だ。
払いたくもないカネを払うことは相手も傷つくのだ。
一千万円には一千万円分の誇りがある。

AV出演強要につきましては、さらに刑事上の責任が付け加わります。
2020年のオリンピックまでに出演強要等を処罰する新法が制定されます。
犯罪者たちが警察に護送されていく姿が目に浮かびます。
醜態を晒すものもいることでしょう。
楽しみです。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

(明日のブログへつづく)



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