本日もひきつづき、人身取引についてふれます。
(参考。当ブログ)
・2019年3月1日
・2019年3月2日
人身取引とはどのようなものなのでしょうか。
警察庁と政府公報オンラインのサイトに説明文が掲載されています。
みてみます。
まずは、警察庁です。
(警察庁「警察の人身取引対策 ~ 日本でも人身取引が! ~」より、引用。)
●警察庁
「『人身取引』とは、『搾取』を目的とし、暴力等の『手段』を用いて、対象者を獲得するなどの『行為』をすることです」 |
わかりやすいです。
つぎは、政府公報オンラインです。
(2018年6月14日 政府公報オンライン「売春や労働などを強要される『人身取引』 被害者に助けを求められたら最寄りの警察などへ」より、引用。改行を施しています。)
●2018年6月14日 政府公報オンライン
人身取引とはどのようなものでしょうか。 被害者の多くは社会的・経済的に弱い立場にある女性や子どもたちですが、売春などの性的な搾取だけではなく、男性も被害者となり得る労働搾取や、臓器の摘出などを目的とする場合もあります。 |
人身取引には3つの形態があります。
「性的搾取」、
「労働搾取」、
「臓器搾取」
です。
いずれも、人身取引です。
●2018年6月14日 政府公報オンライン
こうした目的の下、被害者を売買することに限らず、被害者に暴力を振るったり、脅したり、だましたり、弱い立場にあることにつけ込んだりするなどの手段を用いて、被害者を支配下に置いたり、引き渡したりすることなどが「人身取引」とされています。 |
また、暴力、脅迫、詐欺等の手段が用いられた場合には、たとえ被害者が性的搾取や労働搾取されること、臓器を摘出されることに同意していたとしても、「人身取引」に該当します。 |
昨今、世の人々は、人身取引と言えばAV出演強要、というふうに思っています。
マスコミもそのように報道しています。
昨年(2018年)
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今年(2019年)
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ふりかえってみますと、AV出演強要が人身取引の範疇に加わったのは、ごく最近のことです。
一昨年(2017年)
(2017年5月30日 人身取引対策推進会議「議事録」より引用。)
<3ページ>
●2017年5月30日 加藤勝信 男女共同参画担当大臣
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「今回(2017年5月30日)新たに人身取引関連事犯として年次報告に盛り込まれた」
爾来(じらい)、政府は、AV出演強要を人身取引としてとりあつかっています。
昨年(2018年)の年次報告にもそのように記されています。
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昨年(2018年)の年次報告書を参照します。
(引用)
<10ページ>
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<35ページ>
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<56ページ>
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<57ページ>
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政府は、2020年のオリンピックまでに人身取引を根絶する、と宣言しています。
(2014年12月16日 犯罪対策閣僚会議「人身取引対策行動計画2014」より引用。)
●2014年12月16日 人身取引対策行動計画2014
そこで、2020年オリンピック・パラリンピック東京大会に向けた「世界一安全な国、日本」を創り上げることの一環として、人身取引対策に係る情勢に適切に対処し、政府一体となってより強力に、総合的かつ包括的な人身取引対策に取り組んでいくため、「人身取引対策行動計画2014」を策定し、人身取引の根絶を目指すこととする。 |
昨年末、法務大臣は、この方針にしたがって答弁をおこないました。
(2018年11月29日 参議院 法務委員会「会議録」より、引用。)
●2018年11月29日 山下貴司 法務大臣
そして、政府としては、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて世界一安全な国日本をつくり上げることを目指し、政府全体として、安心して外国人と共生できる社会の実現に向け、また人身取引等の国際組織犯罪対策としても、不法就労関連事案等に対する厳正な取締りを強化するなどしているところでございます。 |
自民党も、AV出演強要に対するプロジェクトチームを結成しました。
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(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2017年11月30日>
私は精神的な後遺症はもうぼ立証されています。膵臓もです。
これから人間ドッグのフルコースを受けるので、万が一何か病気の予兆があるなら賠償願いますね、 #青木亮 さん。 |
「膵臓-」
冒頭でも記しました。
臓器に対する搾取も、人身取引です。
●香西咲さん
<2018年3月17日>
こうして振り返ると人間として扱われてなかったなぁと改めて実感。 |
●香西咲さん
<2018年3月26日>
#HoneyPopcorn 所属事務所代表 #青木亮 は人身取引業者と言っても過言では無いと思います。私の実体験だけ書きますが、所属時代には8ヶ月囲い込み #洗脳行為 #AV強要 #枕営業 を強要され、体も精神も病んでもそれでも事務所を辞めされてもらえませんでした。屍の上に成り立つ
#outHoneyPopcorn |
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(再掲。人身取引対策行動計画2014)
「2020年オリンピック・パラリンピック東京大会に向けた「世界一安全な国、日本」を創り上げることの一環として、(略)、人身取引の根絶を目指す」
オリンピックまでに人身取引をおこなっているやつらは消えます。
女性に対する搾取で肥え太った悪党に未来はありません。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。
(明日のブログへつづく)
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