「生きてる限り私は戦うつもりですが」。出演強要問題は2020年のオリンピックまでに決着がつきます。香西咲さんたち被害者は再生し、人身売買の巣窟は叩き潰されます

2月8日の当ブログで、小川たまかさんの論説についてふれました。

(参考。当ブログ)
2019年2月8日

小川さんのことばをもう一度、引きます。

(2018年12月23日 北海道新聞「<はなし抄>フリーライター 小川たまかさん【11月23日、札幌市男女共同参画センターが札幌市北区で開いた講演会より】」より、引用。改行を施しています。)

2018年12月23日 北海道新聞 小川たまかさん

性暴力被害について取材や執筆をしていると、
「私の周りで性暴力被害に遭った人なんて1人もいないんですけど、本当にそんなに被害あるんですか」
と言われることがあります。

それにはこう答えたい。
「あなたに言ってないだけです」

正鵠(せいこく)を得ています。
このように語る小川さんも、性暴力の被害者であるようです。

(2018年12月26日 毎日新聞「消えない傷 今苦しんでいるあなたへ 小川たまかさん『自分の力を信じて』」より、引用。改行を施しています。)

2018年12月26日 毎日新聞 小川たまかさん

10代半ばの頃、本当に毎日がつらくて、もうダメかもしれないとばかり思っていました。
何でこんなに毎日がつらいのかが分からず、ただ性格の悪い自分のせいだと思っていました。
暴力や性暴力が原因のひとつだったと気づいたのは、30代になってからです。

小川さんは、
暴力や性暴力が原因のひとつだったと気づいたのは、30代になってからです
とおっしゃいます。
ふと、以前に読んだ永島慎二さん(1937年~2005年)の著作を思い出しました。
題名は「三度目のさよなら」です。
短編です。
作中、二の宮渚さんという女性が、主人公の男性に以下の手紙を出しました。
一部分を引用します。

二の宮 渚さん

書かねばなりません。
私が2歳の夏、広島にピカドン(原爆)が落ちました。
幸いにも私達親子はカスリ傷ひとつ受けずに助かりました。
そして、10何年も忘れていたことでした。
2年前父がたおれ入院した時から、私達親子は普通の人とはちがうという事を忘れられなくなりました。
なにをするにもかったるくいつ発病するか知れないとの事です・・・・・・

なんとなく小川たまかさんの事例と似ています。

2018年12月26日 毎日新聞 小川たまかさん

性暴力や性虐待を受けてきた人たちに取材すると、自分で支援場所や頼れる人を探し、なんとか生き延びてきた人ばかりです。

なんとか生き延びてきた人ばかりです
香西咲さんもそうです。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年6月14日

ここは一例ですね。
ですが私も相当な経験者であり被害者ですから。
女優さんに話すと驚かれる程です。
こう言った情報を共有したいですね。

香西咲さん
2018年2月6日

私は下記の方々を訪問する度に『よく生きてたね!』と言われる程です。
それは #能川拓也 氏が『ひと1人消えてもおかしくない。東京湾に沈められる。そろそろ自分の立ち位置考えた方が良いのでは?』
と散々命に関わる脅迫をしてきてたからですね。アタッカーズやオルガ、セクシーJのカメラマン。

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以降に記す事柄は、香西咲さんが被(こうむ)った事件と様相が異なります。
この世には、性暴力の被害者の到来を舌舐りして待っているやつらがいます。

(2016年3月11日 衆議院 内閣委員会「会議録」より、引用。)

2016年3月11日 池内さおり 衆議院議員(日本共産党)

(前略。)
彼女たちの多くが、家族から身体的、精神的また性的虐待を受けていたり、ネグレクト、親の自死、家庭の経済状況悪化、家に居場所がなくなって、町にあふれてきている。

問題は、こうした少女たち、町をさまよっている少女たちに誰が声をかけるか、ここで運命が分かれているということだと思います。

重要な指摘です。

2016年3月11日 池内さおり 衆議院議員(日本共産党)

仁藤さん(仁藤夢乃 一般社団法人Colabo代表)は、帰るところがなく町をさまよっているときに、宿と食事を与えてくれるという人に話しかけられて、その人が悩みを聞いてくれたり、また、ほかにも同じような状況の同世代の女の子たちが楽しく働いているよなどというふうに言われたら、やはりついていきたくなるのは自然なことだろうというふうに指摘しています。

きょう食べるものがない、きょう寝るところがない、そんなときに声を上げられない少女に対して声をかけるのは、そういう少女を利用しようとする大人たちだ、具体的にはスカウトと呼ばれる人物であり、店長であり、店のオーナーだというふうに仁藤さんが指摘しています。
(後略。)

スカウトは、アダルトビデオへの出演も勧誘します。

(2018年2月9日 西日本新聞「『ヘルスかソープかな』女性を売買する男たち 言葉巧みに夜の街へ 性ビジネスの実態」より、引用。改行を施しています。)

2018年2月9日 西日本新聞

スカウト歴15年の男性も
「基準は顔とスタイル。良ければキャバ、そうでもなければソープやヘルス。AVのプロダクションに売ったこともあるよ」
と淡々と語る。
スカウトバックを元手にトイチ(10日で利息1割)のヤミ金融も営み、収入源の女性にさえ貸していたという。
女性を商品として売買する現実がすぐそこにある。

2016年3月11日 池内さおり 衆議院議員(日本共産党)

仁藤さんはこういうふうに言っています。
買春する側というのは、少女にどれほど断られ続けても、粘り強く、何人にも声をかけ続けるそうです。
そうした執念に、今夜眠る場所を求めているその少女に差し出された買春者のおにぎりたった一つに、今私たちの社会は負けている状態だと。
私は、この言葉に本当に大きなショックを受けました。

裏社会のスカウトと呼ばれる人々は、例えば、キャリーケースを一人で引き歩いて夜の町をさまよっているような少女に声をかけたり、ネットカフェで寝泊まりしている少女を見つけては誘ったり、SNSを通じて家出を希望する少女を見つけて迎えに行ったり、地方の少女であれば飛行機のチケットを送ってまで呼び寄せているということなんです。
(後略。)

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小川さんの言説にもどります。

2018年12月26日 毎日新聞 小川たまかさん

気分が落ち込んでいる日を黒、少しだけ前向きになれた日を白だとして、黒の日がしばらく続いて、もうダメだと思うかもしれない。
もうダメだと思ってしまったとしても、誰ひとりあなたを責める権利はありません。
でも、黒を白に変える力はあなたの中にもあることを、時々思い出してください。

上述の「三度目のさよなら」のなかで、二の宮渚さんはつぎのようにのべています。

二の宮 渚さん

生きてる限り私は戦うつもりですが・・・・・・

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2017年12月13日

何が何でも何年掛かろうと裁判に持ち込む姿勢です。
皆様お力添えをどうかお願い致します。

香西咲さん
<2018年2月9日>

香西咲さん
2018年2月13日

私は諦めないから。
何年掛かろうと。

香西咲さん
2018年6月22日

≪重要!!≫
別の弁護士さんに確認したところ、
強姦罪、強要罪は時効がなくなったらしいです。
但し立証するのが難しいので根気よくお付き合い下さる弁護士さんを見つけ、長期戦の覚悟で。

被害に遭われた方、泣き寝入りしないで下さい!

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出演強要問題については2020年のオリンピックまでに決着がつきます。

(再掲。香西咲さん)
何年掛かろうと
長期戦の覚悟で

あともうすこしです。
香西咲さんたち被害者は再生し、人身売買の巣窟は叩き潰されます。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

(明日のブログへつづく)



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