暴力、エロ、グロに対する政府の姿勢について(その4)。アダルトビデオ業界は、香西咲さんたち出演強要の被害者に謝罪して生き残る気はないのでしょうか

本日もひきつづき消費税の軽減税率と、「暴力、エロ、グロ」の関係についてみてみます。

(参考。当ブログ)
2019年2月11日
2019年2月12日
2019年2月13日

昨年末の臨時国会で、丸山穂高議員がふたたび上述の問題をとりあげました。

(2018年12月7日 衆議院 財務金融委員会「会議録」より、引用。)

2018年12月7日 丸山穂高 衆議院議員(日本維新の会)

(前略。)
同じ軽減税率で、私、ずっと危惧しているのは、いわゆる新聞がなぜ軽減税率に入るんだという話です。

当時(2016年2月23日 衆議院 財務金融委員会)、麻生大臣といろいろやりとりもさせていただきまして、政府参考人の方ともやりとりさせていただいて、なぜ、じゃ、書籍が入らずに新聞が入るのかというと、昨今ニュースでも出ていますが、書籍は、有害性のあるもの、当時、大臣、「エロ、グロ等々」という表現もされましたけれども、そうしたものが排除できない、一概にできないので、基本的には書籍等はまだまだ厳しいねと。
幾つかあったんですけれども。

(参考。2016年2月23日 衆議院 財務金融委員会
佐藤慎一 財務省 主税局長

<書籍、雑誌について>
一つやはり重要な点は、例えばフランスあたりと比べまして、適切に有害図書を排除するという問題ができるのか
(フランスは)有害図書を排除する仕組みがございますけれども、日本の場合には、必ずしもない
まだまだ未熟な段階ではないだろうかというのが書籍の扱いでございます

<新聞について>
駅売り(の新聞)(軽減税率の対象から)外れて宅配の分が入るという中には、(宅配の新聞には)そうした暴力であるとかエロ、グロ的な要素が極小化されているということを念頭にそういう定義を置いたということはございます

2018年12月7日 丸山穂高 衆議院議員(日本維新の会)

じゃ、今、軽減税率の対象となる、もう来年の秋からなる新聞が果たしてそれを、有害性のあるものを排除できているかといったら、正直、できていないと思っていまして。
当時の答弁では、基本的には、宅配のもの(家庭に配達される新聞)は排除できているというたてつけだというふうに言っていたんですけれども。

(参考。2016年2月23日 衆議院 財務金融委員会
佐藤慎一 財務省 主税局長

私どもいろいろ調べますと、同じような新聞でも、駅売りと宅配では中身が一部つけかわっておるというような実態もございます。宅配にふさわしいような販売の仕方もしておるということも間接的にはございます

2018年12月7日 丸山穂高 衆議院議員(日本維新の会)

例えば、具体例を挙げるとわかりやすいんですけれども、ちょっと内容が内容だけに中身は言いづらいですが、例えば、恐らく来年の秋から軽減税率が適用される、8%に安くなる、夕刊フジとか日刊ゲンダイ、いわゆるタブロイド紙、定期購読もあるんです。

新聞については今年の10月から、10%と8%の消費税率に分かれます。
駅やコンビニで販売されるものは、10%です。
家庭などに週に2日以上配達されるものは8%となります。
夕刊フジや日刊ゲンダイについてもこうした基準が適用されます。

2018年12月7日 丸山穂高 衆議院議員(日本維新の会)

自宅に宅配もあって、実は、この2つの今挙げたような新聞(夕刊フジ、日刊ゲンダイ)は、宅配のものも、内容は変えずに、駅で売っているようなものと同じものが要は定期購読されます。

虚を衝(つ)かれました。
宅配のスポーツ新聞は、有害な部分が削除されています。
夕刊フジと日刊ゲンダイは、そのような処置を施していないようです。

2018年12月7日 丸山穂高 衆議院議員(日本維新の会)

それは、中身はどういったものがあるかというと、ちょっと内容は言いづらいんですが、いわゆる艶本(えんぽん)というか、官能小説のような内容のものが書かれていたり、あとは、三行広告のデリバリーガイドみたいな形で、いわゆる風俗情報が普通に載っていたり、どう考えても、大臣のおっしゃるエロ、グロの有害性を満たすようなものが来年秋から軽減税率の対象になるわけですよ。

果たしてこれで本当にいいのか、その整理についてどう考えていらっしゃるのか。
まず見解を伺いたいんですけれども、政府参考人の方。

丸山穂高議員は、軽減税率の対象から「エロ」を排除しろ、と言っています。

2018年12月7日 星野次彦 財務省 主税局長

お答え申し上げます。
まず、書籍を軽減税率の対象とするかどうかの検討におきましては、例えば、欧州諸国では、いわゆる有害図書を排除する仕組みを採用している例がございます。
仮に書籍を軽減税率の適用対象とする場合、そのような欧州諸国における仕組みも参考に、何らかの仕組みを設けて、いわゆる有害図書を排除することも考えられることから、これまでも、書籍を軽減税率の適用対象とするか否かの議論におきまして、いわゆる有害図書を排除する問題がある旨を説明してきたところでございます。
(後略。)

星野主税局長の答弁は、書籍や雑誌に関するものです。
政府は以前、日本書籍出版協会などの出版4団体に対して、要望をおこないました。
消費税率を8%に据え置く本と、10%にする本(暴力、エロ、グロ関係の本)の、区分けをしてほしい、と。

(2016年2月19日 衆議院 予算委員会「会議録」より、引用。)

2016年2月19日 麻生太郎 財務大臣

(前略。)
(略)、私どもとしては、こういったものをやるときには、少なくとも、暴力、エロ、グロ等々の雑誌、書いてある分だけ、講談社さん、集英社さん、みんなお集まりいただいて、自分たちでちゃんと自主規制していただけますかというお話もさせていただいたんですけれども、そういったこと(自主規制)はなかなかできませんでしたので、それならということでこういったこと(消費税率10%の適用)になったと思っております。
(後略。)

出版4団体は結論を出すことができませんでした。

(中略)
2018年12月7日 星野次彦 財務省 主税局長

(前略。)
(略)、先ほど申し上げました有害図書排除の仕組みが存在しないこと、こういったことを理由として(書籍や雑誌は)軽減税率の適用対象とはしないこととしております。

例えば、地方公共団体の条例におきまして、一定の書籍については、いわゆる不健全図書として青少年に販売しないなどの措置が講じられております。
こういったものにつきまして消費税負担まで軽減することはなかなか国民の納得が得られないのではないかといったようなことも踏まえて軽減税率の対象からは外している、そこが新聞と違うということでございます。

2018年12月7日 丸山穂高 衆議院議員(日本維新の会)

ごめんなさい、そこを聞いているんじゃなくて、この新聞が、つまり、エロ、グロが含まれている新聞は軽減税率の対象になるということですね。
これを省くつもりはないということですね。

2018年12月7日 星野次彦 財務省 主税局長

お答え申し上げます。
先ほど申し上げましたとおり、軽減税率の適用対象となる新聞につきましては、日常生活における情報媒体として全国あまねく均質に情報を提供し、幅広い層に日々読まれていることを重視をいたしまして、週2回以上発行され、定期購読契約されているものを対象としたということでございます。

先ほど地方公共団体の条例の例を申し上げましたけれども、定期購読契約されている新聞につきましては、こういった地方公共団体の条例におきましてもいわゆる不健全図書とされたものは見当たらないといった実態も踏まえまして、先ほど申し上げたような要件を満たせばこれは軽減税率の対象となるということで掲げているわけでございます。
それは、具体的なその内容について個々に判断をするということではございません。

2018年12月7日 丸山穂高 衆議院議員(日本維新の会)

時間が来たので終わりますけれども、大臣、お聞きになってどう思われるか、最後に聞いて、終わります。

2018年12月7日 麻生太郎 財務大臣

いろいろ問題があるとは思います。

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軽減税率の問題とは別に、今後、アダルトビデオの存在が俎上(そじょう)に載せられます。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2018年2月15日

まさか人を散々死の直前まで追いやりながら、自分達が無傷で居れるとでも?

人生は上手く出来てますよね。
自分のした事は全て自身に返ってくる。

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ちなみに出版業界には自主規制のうごきがあるようです。

(全国書店新聞 平成30年7月1日号「『有害図書排除』で自主管理団体設立へ/軽減税率適用に向け準備進む」より、引用。)

全国書店新聞 平成30年7月1日号

日本書籍出版協会、日本雑誌協会、日本出版取次協会、日書連の出版4団体は、出版物への軽減税率適用に向けて、有害図書排除のための自主的管理団体や第三者委員会の設立の準備を進めている。

賢明な選択であると考えます。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2017年1月2日

AV業界の自浄作用が試される時です。
どなたが矢面に立ち、業界を代表して被害者女性達に謝罪し、今後の改善を約束してくださるのか?
期待が高まります。

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アダルトビデオ業界には、みずからの非を認めて生き残る、という考えがないのでしょうか。
冷ややかな視線で眺めさせていただきます。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

(明日のブログへつづく)



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