日別アーカイブ: 2019年2月8日

そのかたが出演強要の被害者なのかは、「本人しか解り得ません」と香西咲さんはおっしゃいます。本人が口外しないからです。香西咲さんはこうした因習を打破しました

今週の月曜日(2018年2月4日)のことです。
警察庁が全国の警察に向けて、通達を発しました。

子供と女性を性犯罪等の被害から守るための取組の推進について(通達)

内容は、性犯罪全般に関するものです。

(2018年2月4日 警察庁「子供と女性を性犯罪等の被害から守るための取組の推進について(通達)」より、引用。)

2018年2月4日 警察庁

子供と女性を性犯罪等の被害から守るための取組については、「子どもと女性を性犯罪等の被害から守るための取組の推進について」(平成21年1月23日付け警察庁丙生企発第10号。以下「旧通達」という。)に基づき推進しているところであるが、依然として、子供や女性が被害者となる性犯罪等が発生している現状を踏まえ、今後も同取組を推進していく必要がある。

2020年に開催されるオリンピックを前にして、警察庁は危機感をいだいているようです。

2018年2月4日 警察庁

各都道府県警察においては、下記のとおり、必要な体制の確保等を行い、子供と女性を性犯罪等の被害から守るための取組を強力に推進されたい。

子供と女性を性犯罪等の被害から守るための取組を強力に推進されたい
警察庁は具体的に以下の点を強調しました。

2018年2月4日 警察庁

「各都道府県警察においては、先制・予防的活動(声かけ、つきまとい等について行為者を特定し、検挙又は指導・警告措置を講じる活動)の重要性を再認識する」

先制・予防的活動(声かけ、つきまとい等について行為者を特定し、検挙又は指導・警告措置を講じる活動)を迅速かつ継続的に行うことができるよう、対策班の必要な体制の確保等に努める」

「把握した声かけ、つきまとい等については、被害者からの事情聴取、現場周辺での聞き込み等により行為者の特定に関する情報の収集に努める」

「専門の要員により、行為の手口、現場の特徴、類似事件との関連性等について、行為者の特定に資する分析を行う」

「行為者を特定した場合には、(略)、検挙又は指導・警告措置を的確に実施する」

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現在、組織的に「声かけ、つきまとい等」をおこなっているのが、アダルトビデオ業界です。
言わずもがな、ですが。
峻厳なとりしまりを期待しています。

ここではなしがかわります。
小川たまかさんというライターがいます。
性被害に関する記事を精力的に発信しています。

(参考)
2017年6月6日 Yahoo!ニュース個人「なぜ性暴力被害を取材するのか ライター・小川たまかさんの【発信の原点】」

小川たまかさんは出演強要被害にも言及しています。

(※下図は大阪府豊中市でおこなわれた講演会のポスターより)

(※上図の一部を拡大)

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先日、北海道新聞は、小川さんが札幌市の講演会ではなされたことを記事にしました。
一部を参照します。
(※当該記事は、G-Searchデータベースサービスで検索しました。)

(2018年12月23日 北海道新聞「<はなし抄>フリーライター 小川たまかさん【11月23日、札幌市男女共同参画センターが札幌市北区で開いた講演会より】」より、引用。改行を施しています。)

2018年12月23日 北海道新聞 小川たまかさん

性暴力被害について取材や執筆をしていると、
「私の周りで性暴力被害に遭った人なんて1人もいないんですけど、本当にそんなに被害あるんですか」
と言われることがあります。

それにはこう答えたい。
「あなたに言ってないだけです」

私が取材する人でも、親にも恋人にも言ってないという人が多い。
親しい友人の中でも一人だけにしか言っていないという人が多い。
人には言えない、言わない。
そういう被害なんだと思います。
被害者は皆さんの近くにもいるはずです。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年6月12日

もちろん自発的に頑張ってる人もいます。
但しその『自発的』か『強要』かは他人から見たら解り得ない世界です。
友達でも家族でも。本人しか解り得ません

香西咲さん
2016年7月8日

一生自分の中だけに留めて置かなければいけない、と思った時に気が触れてしまいました。

吐き出す事で過去を清算できる機会を頂けて、救われました。

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(再掲。小川たまかさん)
あなたに言ってないだけです

被害者は氷山の一角、と言われている所以(ゆえん)です。

2018年12月23日 北海道新聞 小川たまかさん

レイプ被害というと、知らない人から受ける印象を持たれがちですが、実際は知っている人からの被害がほとんどです。

2018年12月23日 北海道新聞 小川たまかさん

性暴力では、社会的に弱い立場の人が狙われます。
加害者が被害者の口を封じやすいからです。

昨年の秋に、第96回女性に対する暴力に関する専門調査会が開催されました。
当日、参考人として、京都産業大学の伊藤公雄客員教授が招かれました。

(再掲。小川たまかさん)
性暴力では、社会的に弱い立場の人が狙われます

伊藤公雄教授の論説が参考になります。

(2018年10月30日 第96回女性に対する暴力に関する専門調査会「議事録」より引用。)

<22~23ページ>
2018年10月30日 伊藤公雄 京都産業大学客員教授(京都大学・大阪大学名誉教授)

「支配と無自覚な依存」
と言っているのですけれども、男性たちは、一方では女性を支配するのが男たるもの当たり前だという思いと同時に、いろいろな形で女性のサポートを前提にした生き方をしている。
こうした問題を、男性の多くがいまだに背負い込んでいるのではないかと思います。

以前から
「いばりながら甘えてきた」
と言っています。

いばる

いばるほうですが、私は男性の女性に対するある種の対応の仕方の中に、優越指向所有指向権力指向という3つのセットを考えたことがあります。

優越指向は、女性より上にいなければいけない。
つまり、知的にも身体的にも精神的にも上でなければ男ではない。

所有指向は、女性をある種の物として所有して、ある種管理ができるぐらいでないと一人前ではない。

権力指向というのは、女性に対して自分の意思を押しつけられるぐらいでないと一人前の男ではないという傾向です。

もちろんこれは男性によって差異はあるわけですけれども、多くの男性がいまだにそういう女性に対するある種の思い込みで生きているのではないか。
ハラスメントは大体こういうものの複合体で起こる。
性暴力の場合もそうなのですけれども、ある種の社会的につくられた男性性の持っている問題性です。
同時に、甘えている部分もある。

甘える

家庭生活から職場・地域生活まで、男性たちは女性依存していないと、女性のサポートがないと生きていけないような人が結構いるわけで、つまり、「支配」か「依存」かの関係でしかないわけで、「対等」な人格を持った存在としての女性観は、男性の中には十分に根づいていないのではないかと思います。
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上から見るか下から甘えるかという関係で、「対等」な関係をいまだに築けていないのではないか。
それは世界中がそうで、だからこそ#MeToo運動が起こっているということだろうと思います。

(再掲。伊藤公雄 教授)
『対等』な人格を持った存在としての女性観は、男性の中には十分に根づいていないのではないか

『対等』な人格を持った存在としての女性観
アダルトビデオ業界人の内には当然、このような女性観は存在しません。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2018年3月18日

ご理解頂きありがとうございます。
#青木亮による #AV強要 が諸悪の根源なので、他の問題(昨日の一連のツイート)は後回しにしてしまいましたが、やはりAV界隈は常軌を逸していると思います。
今年一年をフルに使って少しずつでも問題を片付けて行きたいと思います。(>_<)

香西咲さん
2018年3月19日

今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

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どう贔屓目(ひいきめ)にみても、この先アダルトビデオ業界が存続することはありえません。
2020年にはオリンピックもあります。

(再掲。警察庁の通達)
依然として、子供や女性が被害者となる性犯罪等が発生している

悪の殲滅は必然です。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

(明日のブログへつづく)



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