日別アーカイブ: 2019年2月7日

東京都消費者被害救済委員会が出演強要に論及しました(その3)。香西咲さんを洗脳したような手口が横行しています。規制の強化が待たれます

一昨日から、「アーティスト等育成所属契約に係る紛争案件」についてみています。

(参考。当ブログ)
2019年2月5日
2019年2月6日

甲社とのアーティスト等育成所属契約に係る紛争
乙社とのアーティスト等育成所属契約に係る紛争

昨年の8月、東京都消費者被害救済委員会は、上記の2つの紛争に関する報告書を公表しました。

2018年8月 東京都消費者被害救済委員会 報告書(全32頁)

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いま、
「タレントになれる」
「モデルになれる」
このように言われて、高額のレッスン料を騙し取られる被害が頻出しています。


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<18ページ>
2018年8月 東京都消費者被害救済委員会 報告書

本件は、オーディションに合格すれば歌手や声優、タレントとしてデビューできるかのような広告を出し、オーディションに応募してきた者に対して、今回は合格できなかったが、当社に育成アーティスト・タレント等として所属し、レッスン等を受講するなど育成指導を受ければ、デビューの可能性が高まる、との勧誘をして、アーティスト・タレント育成所属契約を結ばせた事案であった。

当該報告書は甲社と乙社の件だけにとどまりません。
そのほかの悪質な事業者の態様にも言及しています。

<18ページ>
2018年8月 東京都消費者被害救済委員会 報告書

こうしたオーディションを入り口にしてタレント養成講座・タレント所属契約などの集客をする事業者は、本件事業者以外にも多数みられ、ネット上に広告を出している。
応募する者の多くは20代前半の若年者であるが、こうした社会経験の乏しい若年者が、これらの広告を見て歌手や声優、タレントになる夢を実現しようと申し込んでいるようである。
しかしながら、この種のタレント養成講座・タレント所属契約では、以下に述べるように、応募する若年者の目的や希望が実現しない可能性が極めて高いのに、それが容易にかなうかのように誤信させられている場合や、あるいは締結された契約により提供されるものが支払われた対価と見合うのか否か不明である場合、さらには契約内容が不当な場合など、様々な問題点がある。

応募する若年者の目的や希望が実現しない可能性が極めて高い
業者がおこなっている行為は詐欺ということになります。

<19ページ>
2018年8月 東京都消費者被害救済委員会 報告書

この種のオーディションの広告には、たとえば複数の有名タレントの顔写真が多用されているものが散見される。
あるいは、当該オーディションの合格者が、すぐにも、各方面でタレントとして活動できるかのような広告文言が記載されているものもある。
こうした広告を見た者は、それらの有名タレントがみな、当該オーディション合格を機にタレントになったと誤解しかねない。
そして自分もオーディションに合格しさえすれば、すぐ、これら有名タレントのようになれるかのように錯覚し、応募してしまう可能性がある。
実態には合わない過大な結果を保証するかのような広告は、優良誤認(景品表示法5条一号)に該当する可能性がある。

(参考。不当景品類及び不当表示防止法

第5条
事業者は、自己の供給する商品又は役務の取引について、次の各号のいずれかに該当する表示をしてはならない。

一 商品又は役務の品質、規格その他の内容について、一般消費者に対し、実際のものよりも著しく優良であると示し、又は事実に相違して当該事業者と同種若しくは類似の商品若しくは役務を供給している他の事業者に係るものよりも著しく優良であると示す表示であつて、不当に顧客を誘引し、一般消費者による自主的かつ合理的な選択を阻害するおそれがあると認められるもの

オーディションを受ける目的で事業者の営業所等にやってきた者に対し、オーディション終了後、
「不合格だが、この養成契約を締結して頑張ればタレントになれる可能性が高い」
などと勧誘して、タレント養成契約等を結ばせる事業者は多く見られる。
中にはほとんどオーディションと呼ぶべき実態さえなく、やってきた者に対し最初から契約の話しかしないような事業者も存在する。

顧客が、事業者の営業所等を訪ねた理由は、あくまでもそこでオーディションを受けることが目的であって、契約をする意思はないまま営業所等に行っている。

これは、いわゆるアポイントメントセールスであり、事業者の営業所等内で契約がされたとしても、特定商取引法2条1項二号、施行令1条一号により訪問販売に該当することになる。

<19~20ページ>
2018年8月 東京都消費者被害救済委員会 報告書

タレント養成講座・タレント所属業者の行うオーディションが、応募した者の中から才能ある者を選別する基準がどこにあるのか疑問を感じることが多い。
本件事業者のオーディションでも、1次審査、2次審査、3次審査と応募者は勝ち進んでいって、最終審査では多くが不合格となるようである。
1人も最終審査は通らない場合もあるとのことである。
だが3次審査後、
「不合格にはなったが良い素質を持っている」
などと言われて、タレント養成契約締結を勧められる者は何人もいるようである。
本件事業者のオーディションでは、1次審査は書類選考で、2次審査は、声優志望であっても歌手志望であっても一同に集め同じ課題をさせるなど、審査方法が選別に適したものなのか疑問を感じる。
そうした中で、2次審査までは合格し、
「3次審査は不合格だが、良い素質を持っている」
などという判定にどの程度信頼性があるのか疑わしい。
3次審査不合格者のうちどのくらいの割合の者が契約を勧誘されるのかも不透明である。
一般にタレント養成契約などと称する、タレントになるための教育等を授けることをうたう本件同種の契約では、事業者が顧客に提供する役務の内容が必ずしも明確でない場合が多い。
そもそもこの養成教育を受けさえすれば、必ず活躍できるタレントになれるなどというものがあるのか、という本質的な疑念がある。
「活躍できるタレント」とは、おそらく、傑出した何らかの才能、努力、本人を際立たせるための周囲の演出、幸運などさまざまな要素の複合した産物だと思われる。
そういう存在になるためのレッスンや授業などといわれても、あまりに漠然とし過ぎていて、契約内容が特定されているとはいえない。
そうだとすると、提供される役務は、たとえば歌唱力を伸ばすための声楽のレッスンであるとか、声優に必要な発音、発声のレッスンであるとか、ダンスの訓練であるとか、具体的で明確な内容でなければ、契約内容の特定が不十分だといわざるを得ない。
そうした明確な役務内容の摘示があって、さらに、担当する講師の力量、期間、授業回数などが示され、はじめて、支払う対価がそれに見合うものなのかが判断でき、消費者が契約を締結するか否かの判断ができるようになる。
契約内容が明らかでないなら、両当事者の意思の合致があったのかという疑問さえ生じかねず、問題である。

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はなしを甲社と乙社の事案にもどします。

甲社とのアーティスト等育成所属契約に係る紛争
乙社とのアーティスト等育成所属契約に係る紛争

<2ページ>
2018年8月 東京都消費者被害救済委員会 報告書

部会は、甲社及び乙社の所在地が同一のビル内であること、申立人A及びBが本件育成所属契約を締結した端緒は「新人発掘オーディション」への応募であり、甲社及び乙社が実施したオーディションが類似していること、及び本件育成所属契約に係る契約書が共通していることなどから、甲社、乙社の関連性を念頭に置いて両社に連絡を取った。
すると、甲社及び乙社は、その他複数社も含めたグループ会社であり、乙社チーフマネージャーが甲社についても委任を受けて、甲社及び乙社の説明を行うとの申出があったため、甲社と申立人Aとの紛争及び乙社と申立人Bとの紛争の審議を同時に進めることとした。

甲社と乙社は同根であったようです。

<17ページ>
2018年8月 東京都消費者被害救済委員会 報告書

本件事業者のオーディションサイトのFAQには
稀に、専属所属契約には至らないが、しばらく様子を見たい、と思う方とは、準所属契約を結び、新人育成からスタートして頂く場合があります。この場合、一部の費用のご負担をお願いしております。」
と表記されている。
本件事業者の主張によれば、準所属契約は育成所属契約のことである。

(再掲。報告書)
稀に、専属所属契約には至らないが、しばらく様子を見たい、と思う方とは、準所属契約を結び、新人育成からスタートして頂く場合があります。この場合、一部の費用のご負担をお願いしております

現在、これと同じ文面を掲載しているサイトが、2つ存在します。

Girlsオーディション
(ランド株式会社)

Boysオーディション
(Land)

これらは甲社、乙社と関係があるのでしょうか。

(再掲。報告書)
この種のオーディションの広告には、たとえば複数の有名タレントの顔写真が多用されているものが散見される

当該オーディションの合格者が、すぐにも、各方面でタレントとして活動できるかのような広告文言が記載されている

こうした広告を見た者は、それらの有名タレントがみな、当該オーディション合格を機にタレントになったと誤解しかねない

そして自分もオーディションに合格しさえすれば、すぐ、これら有名タレントのようになれるかのように錯覚し、応募してしまう可能性がある

こういった手口をさらに悪用しているやつがいます。
青木です。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2017年9月4日

全てが終わったら洗脳されていた頃のビジョンブックお見せしますよ。文春さんには軽く掲載されていましたが。

香西咲さん
2017年11月20日

認知行動療法が終わって、だいぶ目の前の状況に向かい合える様になりました。
洗脳ノートとか見直すと酷い…

私は複雑過ぎた洗脳過程をしっかりまとめて同じ被害が起きぬ様後世に伝えたいと思います。

写メは事務所を辞めたいのに何度言っても辞めさせてくれなかったので弁護士を介入した時のもの。

香西咲さん
2017年12月9日

Wikipediaご覧頂けると分かるかと思いますが、青木は「タレント目指す。レギュラー番組持たせる。映画の主演をさせる。」等言っておきながらレースクイーンやグラビアアイドルやっていた時の方が地上波の仕事は殆ど貰えなくなりました。あの時何であんな人を信じたのか?昨日UPした洗脳ノートです

香西咲さん
2018年7月24日

#青木亮 は依然としてこちらからの内容証明に対して無視を続けています。
なのでAV業界の一事件として後世に残る様な形に仕上げていくつもりです。

今後は契約書もビジョンブックもブログに公開します。

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<23ページ>
2018年8月 東京都消費者被害救済委員会 報告書

この種の、タレント養成を標榜する事業者が多数存在するが、現状では行政が実態を把握する手段もなく、立ち入り検査等に入る手段が用意されていないし、違法な業務を是正させるのも容易ではない。

放置すれば、場合によっては所属タレントの無償労働、報酬のピンハネ、さらに進んでアダルトビデオへの出演強要など望まない活動等労働問題へとつながる可能性があることも指摘しておく。

被害は若年で社会経験に乏しい者に集中しており、速やかに規制を強化することを考えるべきである。

たとえば、特定商取引法の特定継続的役務提供の役務類型に、「タレント養成契約等」を加え、債権債務の内容を適正に記載した書面交付義務、クーリング・オフ制度、中途解約と契約金の精算に関する規定を適用させるなど、多発する若年者被害を効果的に防止する手だてが必要だと考える。

報告書がのべていることは正鵠(せいこく)を得ています。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2017年11月29日

現役AV女優が #青木亮 って3年に渡って叫び続け、WILLにも家宅捜索何回も入っているのにIPPAには聞こえないみたいです。これが現実。
そして #東大 #駒場祭 にまで入り込んできた事に危機感を感じないのでしょうか

#MeToo
#性的搾取
#AV強要
#人身売買

アダルトビデオ業界は有(あ)りと有(あ)らゆるところに入り込んできます。
放置すれば(略)アダルトビデオへの出演強要(略)へとつながる可能性がある
同感です。
速やかに規制を強化することを考えるべきである
2020年までに出演強要等を処罰する新法が制定されます。
あともうすこしです。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

(明日のブログへつづく)



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