昨日のブログで、よーぶんあすかさんの出演強要被害についてふれました。
(参考。当ブログ)
・2019年2月3日
YouTubeの動画から、もう一度、よーぶんあすかさんのことばを引きます。
(2019年1月28日 あすかの日常部屋「ぶっちゃけます【ハード質問】」より。)
(※音声の文字化は、筆者。)
●2019年1月28日 よーぶんあすかさん
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●2019年1月28日 よーぶんあすかさん
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「お仕事があるのはすごいことだよ」
ふと、中村淳彦さんが新聞で語っていた言辞を思い出しました。
(2016年8月19日 中日新聞「あの人に迫る 中村淳彦 ライター 地獄の現実映すAVや介護業界」より。)
「AVという素晴らしい世界で頑張ろう」
以前、G-Search(新聞データベース)内を検索をしていたときに、当該記事と邂逅しました。
●2016年8月19日 中日新聞 中村淳彦さん(ノンフィクション作家)
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香西咲さんのときもそうでした。
(再掲。中村淳彦さん)
「AVという素晴らしい世界で頑張ろう」
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2016年8月28日>
私も文春の佐藤涼子さん(仮名)も AVをやる為に芸能で箔を付けた訳じゃありませんw むしろ私は趣味の車と雑貨店への知名の為、彼女は歌手になる為。 それを8ヵ月~1年かけ、AVが無ければ成功しないかの様に思い込まされた。 占い師まで使って。 この事件は国に相談させて頂くことになりました。 |
●香西咲さん
<2016年8月4日>
事務所所属時代、目の前に『夢』と言う人参ぶら下げられて走り続けてきた訳ですが、その人参が偽物だった事。 そしてその『夢』が私にとって大学生からずっと温めてきた大切なものだったから、簡単に手放せなかった事。 そして走り出したら2度と引き返す事が出来ない道だと思い込んでいた事。 |
●香西咲さん
<2016年11月17日>
2011年。 あの時の私は空気を読み過ぎて前事務所社長やスタッフの機嫌を伺う様になっていた。 騙された事に気づいた時も、言いたい事もなかなか言い出せないまま、前社長と造り上げた“架空の”人参を目掛けて走ってた。 3年間。 |
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(再掲。中村淳彦さん)
「俺が東京のお父さんだ」
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2016年7月25日>
前社長の洗脳口癖 『俺達はお前の家族だ。お前の夢を応援する』 『夢の為なら法に触れなければ手段を選ぶな』 『夢の為ならほかの奴らなんてどーでもいい、使え』 その他の特徴として 会話のペースをコチラに掴ませない。 はぐらかすのが上手。 |
●香西咲さん
<2016年8月15日>
実家や帰る家があるって 当たり前の事の様で実は凄く幸せな事。 私にはそんな物はない。 『お前の夢を応援しない奴は例え血が繋がっていようと家族じゃない、俺達が本当の家族だ』 と言い聞かされて以来、失ってもうすぐ6年かぁ… |
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(再掲。中村淳彦さん)
「逃げ道のない女優を使い捨てる」
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2016年8月4日>
事務所所属時代、目の前に『夢』と言う人参ぶら下げられて走り続けてきた訳ですが、その人参が偽物だった事。 そしてその『夢』が私にとって大学生からずっと温めてきた大切なものだったから、簡単に手放せなかった事。 そして走り出したら2度と引き返す事が出来ない道だと思い込んでいた事。 |
●香西咲さん
<2016年11月14日>
悪徳AVプロダクションの常套手段の1つ。 家族や友達と遮断し自分はAVの世界でしか生きていけないかのように思い込ませる。 そうすると女優は逃げたくてもなかなか逃げられない。 |
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アダルトビデオ業界はなぜ、このような手練手管をもちいるのでしょうか。
●2016年8月19日 中日新聞 中村淳彦さん(ノンフィクション作家)
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巷間、業界に棲息するものたちは他者よりも能力が劣る、と言われています。
自立ができない以上、女性に寄生して生きていくしか術(すべ)がありません。
(再掲。中村淳彦さん)
「逃げ道のない女優を使い捨てる」
業界人は女性を際限まで搾り取ります。
そのあとは躊躇なく捨てます。
●2016年8月19日 中日新聞 中村淳彦さん(ノンフィクション作家)
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(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2016年9月20日>
青木りょうさんへ 5年間を返して下さい 死にたい |
●香西咲さん
<2018年2月6日>
私は下記の方々を訪問する度に『よく生きてたね!』と言われる程です。 それは #能川拓也 氏が『ひと1人消えてもおかしくない。東京湾に沈められる。そろそろ自分の立ち位置考えた方が良いのでは?』 と散々命に関わる脅迫をしてきてたからですね。アタッカーズやオルガ、セクシーJのカメラマン。 |
香西咲さんは生きる道を選択しました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2016年7月15日>
アットハニーズ青木亮に飼い殺しにされてた頃に出逢った本。
#夜と霧
自分と重なる部分が多い
あの時の日々はまさにアウシュビッツ強制収容所。『歴史は繰り返される』巷でも耳にするフレーズと地獄の日々により歴史を再び学び始めました pic.twitter.com/Iqqpk5clbr
— 香西咲 ~Saki Kouzai~ (@kouzaisaki) 2016年7月15日
香西咲さんは、「アウシュビッツ強制収容所」から生還しました。
よーぶんあすかさんも自分の意思で悪の世界を脱(ぬ)け出(で)ました。
(2019年1月28日 あすかの日常部屋「ぶっちゃけます【ハード質問】」より。)
(※音声の文字化は、筆者。)
●2019年1月28日 よーぶんあすかさん
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政府はいま、国連の女子差別撤廃委員会から、
「ポルノ映画の製作を手掛ける組織を対象とした性的搾取を防ぐための監視と査察のプログラムを強化すること」
との勧告をうけています。
回答の期日は2020年3月です。
アダルトビデオ業界は、女性から性的搾取をすることによって成り立っています。
性的搾取は業界の生命線です。
政府はこれまで、女子差別撤廃委員会の勧告にしたがってきました。
今回も当然、そうなることでしょう。
出演強要対策とあわせてどのような措置が講じられるのでしょうか。
楽しみです。
巨悪の最期が近づいてきました。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。
(明日のブログへつづく)
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