オリンピックが近づいてきました。
開会式は2020年7月24日です。
政府はオリンピックまでに人身取引を根絶すると宣言しています。
(2014年12月16日 犯罪対策閣僚会議「人身取引対策行動計画2014」より引用。改行を施しています。)
●2014年12月16日 人身取引対策行動計画2014
|
「人身取引の根絶を目指すこととする」
出演強要も人身取引のうちのひとつです。
(2017年5月30日 人身取引対策推進会議「議事録」より引用。)
<3ページ>
●2017年5月30日 加藤勝信 男女共同参画担当大臣
|
人身取引、と聞いてすぐ頭にうかぶのは、売春です。
(2016年年6月17日 政府公報オンライン「売春や労働などを強要される『人身取引』 被害者に助けを求められたら最寄りの警察などへ」より引用。)
●政府公報オンライン
|
2017年5月から、出演強要も、人身取引の範疇に加わりました。
出演強要の存在が知られていなかったころのことです。
政府はオリンピックに向けて売春をとりしまる、と明言しました。
(2014年2月21日 衆議院 内閣委員会「会議録」より、引用。)
●2014年2月21日 古屋圭司 国家公安委員長
|
(2014年3月19日 衆議院 内閣委員会「会議録」より、引用。)
●2014年3月19日 古屋圭司 国家公安委員長
|
(2014年4月1日 衆議院 法務委員会「会議録」より、引用。)
●2014年4月1日 辻義之 警察庁 生活安全局長
|
●2014年4月1日 辻義之 警察庁 生活安全局長
|
(再掲。2014年2月21日 古屋圭司 国家公安委員長)
「オリンピックが開催されたときには、(略)、徹底的な売春の、あるいは風俗関係事案の取り締まりを強化していく」
(再掲。2014年4月1日 辻義之 警察庁 生活安全局長)
「2020年のオリンピック・パラリンピック東京大会の開催を視野に、(略)、売春等の風俗関係事犯等の取り締まりを強化してまいりたい」
この発言が現実のものとなってきました。
一昨日のことです。
東京で風俗関係者が逮捕されたとの報道がありました。
(2019年1月31日 日テレNEWS24「『本番当たり前』売春あっせん 7人逮捕」より、引用。)
●2019年1月31日 日テレNEWS24
東京・台東区で売春のあっせんをしたとして派遣型風俗店の経営者の男ら7人が逮捕された。 逮捕されたのは派遣型風俗店「デリヘル屋ケンちゃん」経営者・山田雄三容疑者ら7人。 警視庁によると山田容疑者らは、客から電話で依頼を受けて台東区のホテルに女性を派遣し、売春をあっせんした疑いが持たれている。 (後略。) |
(2019年1月31日 テレ朝news「『鶯谷では当たり前だ』と売春斡旋か 50歳の男逮捕」より、引用。)
●2019年1月31日 テレ朝news
(前略。) 警視庁によりますと、山田容疑者の店では20代から60代の女性54人が働いていて、女性の採用面接の際に 「鴬谷の風俗では当たり前だ」 などと言って売春をさせていたということです。 (後略。) |
この事件につきましては、TBSがくわしくつたえています。
(2019年1月31日 TBS NEWS「女性50人余りに売春させ、6億円以上稼いだか」より、引用。)
●2019年1月31日 TBS NEWS
|
(再掲。2014年2月21日 古屋圭司 国家公安委員長)
「オリンピックが開催されたときには、(略)、徹底的な売春の、あるいは風俗関係事案の取り締まりを強化していく」
昨年、警視庁は、アダルトビデオ業界に対して警告を発しました。
(2018年2月2日 withnews「AV強要、非公開だった警察説明会の中身 出席者『これでは生殺し』」より引用。)
●2018年2月2日 withnews
|
売春とは別に、出演強要も人身取引です。
(再掲。2017年5月30日 加藤勝信 男女共同参画担当大臣)
「この(アダルトビデオ出演強要)問題については、今回新たに人身取引関連事犯として年次報告に盛り込まれた」
(再掲。2014年12月16日 人身取引対策行動計画2014)
「2020年オリンピック・パラリンピック東京大会に向けた『世界一安全な国、日本』を創り上げることの一環として、(略)人身取引の根絶を目指すこととする」
アダルトビデオ業界は人身取引をおこなうことによって成り立っています。
|
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2017年1月1日>
青木亮は逮捕されるべきだと警察だけでなく国に訴えたいです。 何人の女の子を人身売買に当ててきたのか…。 洗脳行為に関しては実態を今年こそは、弁護士または本人が説明させて頂きます。 |
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2016年8月28日>
青木亮は私が知ってる限りでは少なくとも2人を自殺未遂まで追い込み、 中国人に対してAV女優の売春を目論む人間です。 私はその被害者です。 |
●香西咲さん
<2018年2月9日>
今もまだ魂は殺されて抜け殻です。 毎日泣いてます。泣いて泣いて泣き疲れました。 何もやる気になれない。 日本は人身取引国ですね。 |
——————————————————–
(再掲。2014年12月16日 人身取引対策行動計画2014)
「2020年オリンピック・パラリンピック東京大会に向けた『世界一安全な国、日本』を創り上げることの一環として、(略)人身取引の根絶を目指すこととする」
「人身取引の根絶」
人身取引の主たるものは、売春と出演強要です。
アダルトビデオ業界は両方にかかずらっています。
だれが考えてもこのまま存続できる余地はありません。
オリンピックまでに殲滅されるのは必定です。
——————————————————–
■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。
(明日のブログへつづく)
香西咲さんを勝手に応援するサイトへ