香西咲さん「私は社会人になるまで人を疑った事が無かった」「悪質なスカウトに遭遇する事もありますよ」。自治体はスカウトに対するとりしまりを厳しくするべきです

昨日のつづきです。
公の場所で女性等をアダルトビデオの撮影へ誘う行為を禁じている条例、についてみています。
たとえば、東京都の公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例は、意外と大雑把な規定です。
抜け道が存在します。
勧誘待ちを禁止している地区がかぎられています。

(参考。当ブログ)
2019年1月9日

(例)
新宿区内で勧誘待ちが禁止されている地区
大久保一丁目、歌舞伎町一丁目、同二丁目、新宿三丁目、同五丁目、西新宿一丁目、同七丁目、百人町一丁目、同二丁目 

法の欠缺(けんけつ)を補うため、あらたに条例を制定した自治体もあります。
新宿区の条例を参照します。

(新宿区「新宿区公共の場所における客引き行為等防止関す条例」より、引用。)

新宿区公共の場所における客引き行為等防止関す条例

第2条 この条例において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。
(1)客引き行為等 次に掲げるものをいう。

  わいせつな行為に係る人の姿態であって性欲を興奮させ、又は刺激するものをビデオカメラその他の機器を用いて撮影するための被写体となるように勧誘すること。
 カ アからまでに掲げる行為をする目的で、それらの行為の相手方となるべき者を待つこと
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第7条 何人も、公共の場所において、客引き行為等をしてはならない。

(※新宿が制作した広報動画)

(上記の動画から一部を引用)

新宿区では現在、区内全域において、勧誘待ちが禁止されています。
違反した場合は、過料を徴収されます。

新宿区公共の場所における客引き行為等防止関す条例

第10条
1 区長は、特定地区において、第7条何人も、公共の場所において、客引き行為等をしてはならない)又は第8条第1項の規定に違反する行為をしていると認める者に対し、当該行為を中止するよう必要な指導をするものとする。
2 区長は、前項の指導をあらかじめ指定する者に行わせることができる。
3 何人も、第1項の指導を、前項の規定による指定を受けた者を威迫し、当該者につきまとい、その他当該者に不安を覚えさせるような方法で、妨害してはならない。
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第11条 区長は、前条(第10条)第1項の指導を受けた者が更に当該違反行為をしていると認めるときは、その者に対し、当該違反行為を中止するよう警告をすることができる。
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第12条 区長は、前条(第11条)の警告を受けた者が更に当該違反行為をしていると認めるときは、その者に対し、当該違反行為を中止するよう勧告をすることができる。
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第19条 次の各号のいずれかに該当する者は、5万円以下の過料に処する。
(1)第12条の勧告を受けた後に、特定地区において第7条何人も、公共の場所において、客引き行為等をしてはならない)又は第8条第1項の規定に違反する行為をした者

5万円以下の過料に処する
過料は刑事罰でありません。
ちなみに、東京都(東京都公安委員会)が指定している勧誘待ち禁止地区で違反行為をした場合は、20万円以下の罰金となります。
罰金は、刑事罰、です。

(参考)
東京都 公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例
<第8条第6項>
警察官の命令に違反した者は、20万円以下の罰金又は拘留若しくは科料に処する

新宿区などの自治体はなぜ、刑事罰の規定を設けていないのでしょうか。
渋谷区議会でのやりとりが参考になります
会議録をふりかえってみます。

渋谷区議会

2014年3月4日

2014年3月4日 沢島英隆 渋谷区議(公明党)

オリンピック開催も決まり、海外からの観光客増加も見込まれる中、これらの客引き・客待ち行為は、渋谷区のイメージ悪化につながる可能性もあると考えます。
今こそ罰則つきの客引き・客待ち禁止条例制定に向けて、前向きな取り組みをお願いしたいのです。
区長の御所見をお伺いいたします。

2014年3月4日 桑原敏武 渋谷区長

繁華街での客引き・客待ち行為を渋谷区において禁止するため、区といたしましても、法や都条例で対処することが困難なものについて、独自の条例を制定してまいりたいと考えております。
現在、警察との協議を行っており、その後、東京地検との協議が必要となってまいりますので、暫時お待ちをいただきたいと存じます。

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2014年3月5日

2014年3月5日 薬丸義人 渋谷区議(無所属クラブ【※現在は、シブヤを笑顔にする会】)

「渋谷区も、客引き・客待ち・スカウト行為等を禁止する条例を制定してほしい。そして、その条例は罰則規定のある厳しいものにしてもらいたい」、こうしたまちの声はどんどん大きくなり、形としてもあらわれてきました。

(略。)

渋谷区も、現在、罰則つきの条例制定を御検討いただいていることは承知しておりますが、現在の進捗状況並びに飲食店以外に対象とすべき事案があればお聞かせください。

さらに、罰則規定についてでありますが、大田区では、5万円の過料をつけた条例制定を予定しているようであります。
本区の考える罰則規定とはどのようなものか、あわせて区長の御所見をお伺いいたします。

2014年3月5日 桑原敏武 渋谷区長

区としては、風俗営業法や迷惑防止条例では対処し切れない部分につきましては、渋谷区独自条例を制定し、渋谷区における客引き等を禁止してまいりたいと考えております。
現在、警察との協議に入っております。

(略。)

条例制定に当たっては、渋谷区の実態にあわせ、実効ある条例にするべく検討を進めているところでございます。

罰則についてのお尋ねでございますが、他区のような過料ではなく、少なくとも罰金にしなくてはならない、このように考えておりますので、そのことについては、地検とも協議をさせていただきたい、このように思っているところでございます。

2014年3月5日 薬丸義人 渋谷区議(無所属クラブ【※現在は、シブヤを笑顔にする会】)

また、区長が、実効性のあるものにしていきたいということ、そして過料ではなくて、地検とも協議していって罰則にしていきたい、こういうふうにお考えを持って進められているというのは、これは、渋谷警察署とも私も伊藤(伊藤毅志)議員も話は何回もしていましたけれども、過料というところはある。
ただし、刑事罰というか、警察、検察のほうを動かす罰則規定をつくっているところはない、特に関東ではないというふうに聞いておりますので、先進事例として是非お取り組みいただきたいなというふうに思ったところでございます。

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2014年6月18日

2014年6月18日 伊藤毅志 渋谷区議(無所属クラブ【※現在は、シブヤを笑顔にする会】)

まちづくりの三点目として、「客引き行為等禁止条例」の制定に向けた進捗状況について伺います。
この件は、本年第1回定例会(2014年3月5日)にて、我が会派・薬丸幹事長から質問させていただきました。

桑原区長は、本来罰則規定を盛り込まない条例であれば、今、第1回定例会にも条例提案できたものを、町の皆さんや渋谷区内の3警察署長、我が会派からの強い要望も入れて、過料、刑事罰など両にらみの厳しい罰則規定を盛り込んだものとするため、条例提案を一旦留保することにして、検察庁など関連機関との協議に入る旨、表明されました。

(略。)

可能な限り年末年始のシーズンに間に合うタイミングでの条例施行が望まれますが、その進捗状況について、まず渋谷区罰則規定がどのようなものになるのか、いつ条例提案が可能か、検察などとの協議状況について進捗状況をお答え願います。

次に、罰則規定の内容について伺います。
既に条例を制定した他自治体の例を調査したところ、罰則規定を持つ自治体の条例については、キャバクラや風俗営業への客引きに適用されるだけで、居酒屋など飲食店への客引きは罰則に当たりません。
現在墨田区が、業種を問わずしつこい客引きやピンクチラシの配布に過料を科す条例を上程中とのことですが、せっかく渋谷区は時間をかけて周到に準備を進めているのですから、どこの自治体よりも進んだ厳しい条例が求められます。

渋谷区の繁華街では風俗営業、居酒屋などの客引き、客待ち、修学旅行生を狙った未成年へと物販の客引き、路上スカウトなど渋谷ならではの客引き等の形態が見受けられます。
地域からも厳罰を望む声が上がっていますので、これらを一網打尽に罰則適用可能にするべきだと考えますが、御所見を賜ります。

2014年6月18日 桑原敏武 渋谷区長

次に、「客引き行為等禁止条例」につきましては、危機管理対策部の部長から御答弁させていただきますので、よろしくお願いをしたいと存じます。

2014年6月18日 柳澤信司 渋谷区 危機管理対策部長

現在、警察とは一定の協議を終了し、第3回定例会での条例案提出に向けて東京地方検察庁との協議に入っております。

罰則規定につきましては、実効性を担保するために、他区のような行政罰としての過料ではなく、刑事罰の罰金を考えてございます。

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(再掲)
渋谷区長
他区のような過料ではなく、少なくとも罰金にしなくてはならない、このように考えております

渋谷区危機管理対策部長
他区のような行政罰としての過料ではなく、刑事罰の罰金を考えてございます

勇猛です。
進取の気象(気性)に富んでいます。
ご存じのとおり、現在の渋谷区は、違反者に対して刑事罰を科していません。
ほかの区はちがいます。

(再掲)
新宿区公共の場所における客引き行為等防止関す条例

第10条
1 区長は、特定地区において、第7条何人も、公共の場所において、客引き行為等をしてはならない)又は第8条第1項の規定に違反する行為をしていると認める者に対し、当該行為を中止するよう必要な指導をするものとする。
2 区長は、前項の指導をあらかじめ指定する者に行わせることができる。
3 何人も、第1項の指導を、前項の規定による指定を受けた者を威迫し、当該者につきまとい、その他当該者に不安を覚えさせるような方法で、妨害してはならない。
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第11条 区長は、前条(第10条)第1項の指導を受けた者が更に当該違反行為をしていると認めるときは、その者に対し、当該違反行為を中止するよう警告をすることができる。
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第12条 区長は、前条(第11条)の警告を受けた者が更に当該違反行為をしていると認めるときは、その者に対し、当該違反行為を中止するよう勧告をすることができる。
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第19条 次の各号のいずれかに該当する者は、5万円以下の過料に処する。
(1)第12条の勧告を受けた後に、特定地区において第7条何人も、公共の場所において、客引き行為等をしてはならない)又は第8条第1項の規定に違反する行為をした者

新宿区のほかにも、条例を制定して勧誘待ちを禁止している区があります。
どの区も、過料程度のものは設けています。
渋谷区ぐらいのものです。
罰則がないのは。
なぜこのような事態になったのでしょうか。
議事録のつづきは、明日のブログでご紹介をさせていただきます。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年3月5日

私は社会人になるまで人を疑った事が無かった。

香西咲さん
2016年3月5日

悪質なスカウトに遭遇する事もありますよ。

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スカウトの背後にいるのはメーカーです。
言うまでもありませんが。
こいつらは日本で最大の組織的犯罪集団です。
スカウトを走狗(そうく)にして、女性を拉致しています。
諸悪の元凶です。
メーカーが倒れれば、プロダクションやスカウトは死滅します。
2020年にオリンピックが開催されます。
政府はいつ鉄槌を下すのでしょうか。
楽しみです。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

(明日のブログへつづく)



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1 thought on “香西咲さん「私は社会人になるまで人を疑った事が無かった」「悪質なスカウトに遭遇する事もありますよ」。自治体はスカウトに対するとりしまりを厳しくするべきです

  1. 海野

    そうメーカーとDMMが親玉です。

    特に悪質なのが、KMPとプレステージらしいです。
    なぜなら、削除に応じてくれないそうです。

    女性側の最大の関心事は、動画の削除らしいです。
    それぞれに事情があり、動画が人生の足枷になり、希望する職業や結婚ができない
    ことは大損害だと考えているところであります。

    また、メーカー側にも弁護士事務所が背後におり、タイラカ法律事務所と翼法律事務所という
    弁護士事務所が削除依頼を邪魔しているようです。

    過去に、暴力団の顧問弁護士をしていた山之内さんが懲戒になった事例がありますが、
    この法律事務所も同様の事案ケースだと考えており、メーカー側の姿勢が改善しないので
    あれば、これらの法律事務所の関係者に懲戒請求も検討しなければいけない状況です。

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