長勢甚遠 元法務大臣は以前、国民主権、基本的人権、平和主義をなくせ、と主張しました。香西咲さんたちから搾取をおこなった輩に基本的人権は不要です

2012年の5月10日に、創生「日本」の研修会が開催されました。

(参考)
2012年の5月10日 第3回東京研修会3

創生「日本」は、いわゆる右派の国会議員が寄り集まっている議員連盟です。
当時の会長は、安倍晋三議員でした。
当該研修会における長勢甚遠(ながせじんえん)元法務大臣の発言をみてみます。

2012年5月10日 長勢甚遠 元法務大臣
動画。17:50のあたりから。)
音声の文字化は、筆者。)

安倍内閣で法務大臣を務めさせていただきました長勢甚遠(ながせじんえん)ともうします。

いまの民主党政権の体(てい)たらくは皆さんがたも、何としたものだろう、と思っておられると思いますが、わたしはこれをみるにつけてもですね、戦後レジーム(戦後体制)、敗戦体制、これがいよいよここまできたか、と。
それの象徴が民主党政権だろう、と思います。

安倍(元)総理が、戦後レジームからの脱却、と言われたことにわたしも感銘をうけて、わたしも一緒に行動してまいりました。
そういうなかで、(2012年4月)28日に、自民党の憲法草案というものが発表されました。
注 草案が決議されたのは、前日の2012年4月27日。)

(参考)
日本国憲法改正草案

わたしはあれを読んでですね、正直言って、不満なんです。
自民党も戦後レジームの定着におおきな役割を果たしてきたんだなぁ、ということをみずから言っているようなものだと思います。
なぜ反対かと。
個々の改正案のところは賛成するところもたくさんありますけれども、一番最初にどう言っているかと。
自民党はですね、
「国民主権、基本的人権、平和主義、これは堅持する」
と言っているんですよ。

(参考。日本国憲法改正草案)
<前文>

日本国は、長い歴史と固有の文化を持ち、国民統合の象徴である天皇を戴いただく国家であって、国民主権の下、立法、行政及び司法の三権分立に基づいて統治される。
我が国は、先の大戦による荒廃や幾多の大災害を乗り越えて発展し、今や国際社会において重要な地位を占めており、平和主義の下、諸外国との友好関係を増進し、世界の平和と繁栄に貢献する。
日本国民は、国と郷土を誇りと気概を持って自ら守り、基本的人権を尊重するとともに、和を尊び、家族や社会全体が互いに助け合って国家を形成する。
我々は、自由と規律を重んじ、美しい国土と自然環境を守りつつ、教育や科学技術を振興し、活力ある経済活動を通じて国を成長させる。
日本国民は、良き伝統と我々の国家を末永く子孫に継承するため、ここに、この憲法を制定する。

皆さん、この3つ(国民主権、基本的人権、平和主義)は、マッカーサーが日本に押し付けた戦後レジームそのものじゃないですか。
この3つ(国民主権、基本的人権、平和主義)をなくさなければですね、本当の自主憲法にならないんですよ
ですからわたしは自民党員ですけれども、反対なんです。

正直言って、皆さんがたもですね、戦後レジームからはなそう、ということをよく考えて。
われわれ自身が戦後レジームの餌食になっているんですよ。

たとえば、人権がどうだ、とか言われたりすると、あるいは、平和がどうだ、とか言われたりすると、怖じ気づくじゃないですか。
それは、われわれがそういうことを小学校からずっと教え込まれてきたからです。
それを立て直すのはなかなかたいへんな作業です。
みんなで力を合わせてがんばりましょう。

以前、当ブログで、自民党の日本国憲法改正草案についてふれたことがあります。

(参考。当ブログ)
2017年6月16日
2017年7月30日
2017年7月31日
2017年9月11日
2018年8月21日
2018年8月22日

(再掲。長勢甚遠 元法務大臣)
自民党はですね、『国民主権、基本的人権、平和主義、これは堅持する』と言っているんですよ

現在の憲法と自民党案の記述を対照してみます。

国民主権について

日本国憲法

前文

(略)、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。
そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。

第1条

天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。

自民党案

前文

日本国は、長い歴史と固有の文化を持ち、国民統合の象徴である天皇を戴く国家であって、国民主権の下、立法、行政及び司法の三権分立に基づいて統治される。

第1条

天皇は、日本国の元首であり、日本国及び日本国民統合の象徴であって、その地位は、主権の存する日本国民の総意に基づく。

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基本的人権について

日本国憲法

第11条

国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。
この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与へられる。

第97条

この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試錬に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。

自民党案

前文

日本国民は、国と郷土を誇りと気概を持って自ら守り、基本的人権を尊重するとともに、和を尊び、家族や社会全体が互いに助け合って国家を形成する。

第11条

国民は、全ての基本的人権を享有する。
この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利である。

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平和主義について

日本国憲法

前文

「政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し」

「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に 除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」

第9条

日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

② 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。
国の交戦権は、これを認めない。

自民党案

前文

我が国は、先の大戦による荒廃や幾多の大災害を乗り越えて発展し、今や国際社会において重要な地位を占めており、平和主義の下、諸外国との友好関係を増進し、世界の平和と繁栄に貢献する。

第9条

日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動としての戦争を放棄し、武力による威嚇及び武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては用いない。

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自民党案に対しては、反対する向きもあります。

先述のとおり、長勢甚遠元法務大臣は、自民党の改憲案をつぎのように評しました。
自民党はですね、『国民主権、基本的人権、平和主義、これは堅持する』と言っているんですよ
と。
このあと、
皆さん、この3つ(国民主権、基本的人権、平和主義)は、マッカーサーが日本に押し付けた戦後レジームそのものじゃないですか。この3つ(国民主権、基本的人権、平和主義)をなくさなければですね、本当の自主憲法にならないんですよ
とつづけました。
同感です。
日本はいま、国連の女子差別撤廃委員会から勧告をうけています。

(2016年3月 女子差別撤廃委員会第7回及び第8回報告報告に対する女子差別撤廃委員会最終見解(平成28年3月)より、引用。)

<8~9ページ>
2016年3月 女子差別撤廃委員会

26.(前略。)
委員会は、(略)以下について懸念する。

(a) 女性が風俗産業において特に売買春及びポルノ映画製作のために性的搾取を受け続けていること

(後略。)

<9ページ>
2016年3月 女子差別撤廃委員会

27.委員会は、締約国に以下を勧告する。

(略。)

(b) 性風俗での役務の提供やポルノ映画の製作を手掛ける組織を対象とした性的搾取を防ぐための監視と査察のプログラムを強化すること

(後略。)

(再掲。女子差別撤廃委員会)
女性が(略)ポルノ映画製作のために性的搾取を受け続けている」

(略)ポルノ映画の製作を手掛ける組織を対象とした性的搾取を防ぐための監視と査察のプログラムを強化すること

日本には、女性を搾取して暖衣飽食しているやつらがいます。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2018年1月25日

消耗品として扱われていた実感はありますね。

香西咲さん
2018年5月28日


要らないですね。
だって #青木亮 も #洗脳 ? #AV強要 . #性接待 の強要…
全て私を人としてではなくモノ、金として扱ってきたのだから。

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(再掲)
2012年5月10日 長勢甚遠 元法務大臣
動画。17:50のあたりから。)

この3つ(国民主権、基本的人権、平和主義)をなくさなければですね、本当の自主憲法にならないんですよ。

性的搾取をおこなうやつらに基本的人権をあたえる必要はありません。
そうは言うものの、いますぐに憲法をかえることは不可能です。
現在、政府は、出演強要等を処罰する法律をつくっています。
業界人に基本的人権は不要である。
このような精神で法案を作成してほしいものです。
酷烈な法律となることを期待しています。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

(明日のブログへつづく)



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