fumumuというネットメディアで、弁護士の松田有加さんが、悪質なスカウト行為について語っています。
松田さんは出演強要問題にご関心があるようです。
時折、各所で発言をされています。
<2018年12月15日>
弁護士が解説します。
女子を狙った悪質な芸能事務所のスカウト詐欺にかからない方法は?
https://t.co/iDN5jDcyCA @fumumunet #スカウト #芸能事務所 #詐欺— 【公式】fumumu(フムム) (@fumumunet) 2018年12月15日
fumumuに掲載された記事を参照します。
(2018年12月15日 fumumu「女子を狙った悪質な芸能事務所のスカウト詐欺にかからない方法は?」より、引用。改行を施しています。)
●2018年12月15日 松田有加 弁護士
スカウトの中には、モデルの仕事があると見せかけて騙し、違う仕事をさせる目的でいる悪質な人もいます。
とくに多いのは、モデルの仕事だと思って事務所までついていったら、アダルト作品への出演と騙され、断れずに出演してしまうケースです。 |
●2018年12月15日 松田有加 弁護士
実際に悪質スカウトの事務所に行ってしまうと 「どうしても断れない」 「ここまで時間を掛けさせてしまったから断ると申し訳ない」 と感じてしまう場合が少なくありません。 |
香西咲さんの場合もそうでした。
(2016年10月17日 AFP「出演強要の罠、警告する日本のAV女優たち」より、引用。)
●香西咲さん
ただ泣くしかできず。 周りで20人くらいの大人たちがせかすように構えて待っている。 あの中で、女性1人で囲まれても、私じゃなくても断れない。 |
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●2018年12月15日 松田有加 弁護士
女性の気が変わらないうちに、当日に宣材写真を撮られたり、映像の撮影をされたりすることもあります。 |
●2018年12月15日 松田有加 弁護士
スカウトの中には、もちろんしっかりとした芸能事務所の場合もあります。 ただし、全てがしっかりしている人ではないので、どうか軽率についていかないでほしいです。 |
松田弁護士は、
「スカウトの中には、もちろんしっかりとした芸能事務所の場合もあります」
と語っています。
残念ながら、
「しっかりとした芸能事務所だから安心」
ということにはなりません。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2016年7月26日>
(前略。) 私はA-plus(ほしのあきさんDAIGOさん芹那さん等所属)のマネージャーからスカウトされ、青木亮の所に横流しされました。ちょうど元芸能人デビューブームがあったらしく元芸能人の友達も同じスカウトで同じ手法で万枚売上てます |
あー……例の女マネでしょうか
— BLACKザ・タブー編集部 (@the_taboo_) 2016年7月26日
●香西咲さん
<2016年7月26日>
私の場合は男性でした、そして偶然友達の元芸能人女優も同じ人でした。 横流ししてる悪い人結構いるんですね。そんな事してたら芸能事務所の評判も落としそうですが。 |
●香西咲さん
<2017年1月1日>
(前略。) 個人的には大手芸能事務所A-teamマネージャー飯田正和がAV業界に横流ししたのですが。 |
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NPOだいわピュアラブセーフティーネット代表のだいわりゅうさんは以前より、出演強要の元締は芸能プロダクションである、と主張されています。
(だいわりゅうさんのブログより、引用。)
(出演強要は)こういったバーニング系の大手プロの社長のような芸能関係者から起きているのです。
香西さきさんはバーニング系事務所エーチームから強要されましたし、元AKB48の中西里菜さんはバーニング系事務所フェイスネットワークから強要されましたし、ミスマガジンの星野あすかさん、伊藤遥さん、元SKEの三上悠亜さんもバーニング系事務所から強要されました。 麻美ゆまさんはエイベックス傘下のアリュールから強要されました。 |
いまのところは、職業安定法でとりしまってもらうしか術(すべ)がありません。
(参考。職業安定法)
●第63条
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プロダクション、メーカーに女優紹介するのアウトになりますね。法的には。あと、募集もかな。AV が有害業務で有る限り、プロダクションもメーカーも、女の子集めるのにかなりのリスク負うことになります。 https://t.co/ZWFf4TUQWw
— Tora yamamoto やまもと寅次郎 (@torachan55) 2018年12月25日
●香西咲さん
<2016年7月24日>
私へは芸能人 事務所の契約者のまま連れてかれた現場がAVだったり、性接待させられたり、AV強要以上にさせられています。 (後略。) |
●香西咲さん
<2016年10月3日>
私もそこを問いたいです。 芸能とAVの両方を持って成功している事務所もありますし、せめて前もって言って欲しいですね。 但しMUTEKIの様な元芸能人レーベルは桁違いに儲けることもあるので元タレントを騙そうとする悪人が居るのも事実です。 そんな悪質ブローカーや詐欺師は沢山います。 |
●香西咲さん
<2016年10月14日>
(前略。) 私の場合は、事務所との契約書は自分の都合の良いように作り直しました。 勿論エロなんて言葉は無し、一般的な芸能契約書です そして撮影後にメーカー、事務所、私の3社間で契約書が存在する事を知らされたのです。 |
●香西咲さん
<2016年10月15日>
メーカーと事務所が先に結んでいたらしく、私は撮影後にその契約書の存在を知らされました。
日付は撮影前に遡って記載されてました。 契約場所には行ってません。 |
●香西咲さん
<2017年10月7日>
以下AV最大手プロダクションのマネの話。 その事務所に入る女性は スカウト:公募=4:6 但し公募は殆ど使い物にならない、良くて企画単体。(彼の言葉をそのまま書きます) 結局大型新人みたいなのと元芸能人はスカウト頼りって事。 |
●香西咲さん
<2017年11月11日>
枕営業(金銭のやり取りはなし)を無理矢理強いた時点で、 アットハニーズ青木亮社長も白石隆浩容疑者みたいに私を殺せば良かったのにね。 そうしたら“村”の中では 元芸能人専門事務所として暫くは持て囃されて居心地良く居られお金も稼げたでしょうね。 ほんの一時だけですが。 |
●香西咲さん
<2017年11月23日>
#MeToo 百戦錬磨のAVスカウトからしたら若い女の子の群がる #駒場祭 は金塊の在処。奴らは女を金としか見てない。 瞬時に貴女を持ち上げAVデビューするシナリオを描くなんて朝飯前。大手芸能事務所にも要注意。私は大手芸能事務所にスカウトされAV堕ちパターン。 |
●香西咲さん
<2017年12月12日>
地道に積み重ねてきた【香西咲】の経歴、ほんの僅かな活動でも私にとっては実績だった。それを全てAVに利用されてしまうなんて…事務所は私で幾ら稼いだのだろう? 私はAVに出る為に芸能活動を積み重ねてきた訳じゃない。 #MeToo #青木亮 |
●香西咲さん
<2018年10月4日>
芸能活動中は性的な事は一切ありません。 周りから浮ついた話は耳に入りますが、私は芸能活動に本気で堅物でした。 (後略。) |
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以前、自民党の幹事長がテレビでこう発言しました。
援助交際で国が滅びることはない、と。
国家にとっていささかの痛痒感もない、と。
この幹事長が率いた派閥は、宏池会(こうちかい)です。
同派はリベラルな国会議員の集まりです。
当時の首相も、派閥は違えども、保守本流のかたでした。
いまはちがいます。
安倍首相や菅内閣官房長官は、保守本流と相反(あいはん)する政策を遂行しています。
援助交際(JKビジネス)については亡国の所行であると考えています。
出演強要についても然(しか)りです。
(再掲。香西咲さん)
「元芸能人レーベルは桁違いに儲けることもあるので元タレントを騙そうとする悪人が居るのも事実です」
現在の内閣がこのような悪党を跋扈(ばっこ)させておくはずがありません。
オリンピックまでに人身取引を根絶するのは必定です。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
(明日のブログへつづく)
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