香西咲さん「罪を償って頂きたいです」。政府関係者は国会で、出演強要に対しては、「刑事罰を用意するという方向をひとつ考えないといけない」と答弁しています

4日前のブログで、法務省が設置した成年年齢引下げを見据えた環境整備に関する関係府省庁連絡会議についてふれました。

(参考。当ブログ)
2018年12月9日

2回目の会議から、出演強要が論議の対象となりました。
議事録をふりかえってみます。

(2018年9月3日 第2回成年年齢引下げを見据えた環境整備に関する関係府省庁連絡会議 議事概要より、引用。)

<1ページ>
2018年9月3日 小野瀬 厚 法務省 民事局長

(前略。)
後ほど詳しく御説明いたしますが、成年年齢引下げの国会審議の過程でアダルトビデオ出演強要問題に対する認識と対策について御指摘がございました。
本件につきましては今後、「いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・「JKビジネス」問題等に関する関係府省対策会議」の事務局であります内閣府男女共同参画局と連携し、必要な取組を実施してまいりたいと考えております。
(後略。)

会議の翌日、法務大臣が定例の記者会見をおこないました。

(2018年9月4日 法務省「法務大臣閣議後記者会見の概要」より、引用。)

2018年9月4日 記者

昨日の会議の中で、慎重な議論が必要であると思われる施策や課題等があれば、具体的に教えてください。

2018年9月4日 上川陽子 法務大臣

成年年齢引下げに伴い、対応すべき施策については大変多岐にわたっています。
必要な環境整備の施策いずれもが重要であり、連絡会議では時宜に応じて各施策の進捗を把握していくこととしていますが、例えば、昨日の連絡会議においては、若年者の消費者教育について、消費者庁から、実践的な消費者教育の取組が全国で実施されるよう働きかけを進めていることなどが報告されたところです。

また、成年年齢の引下げにより、18歳、19歳の若年者が、アダルトビデオへの出演を強要されることになるのではないかといった懸念が国会審議において示されたところです。
今回の連絡会議から、内閣府男女共同参画局長にも構成員に加わっていただき、必要な取組について実施していくこととした次第です。

成年年齢の引下げについては、今後の我が国の社会を活力あるものとするために重要な意義があると考えており、その意義が十分に発揮されるよう、施行日の平成34年4月1日に向け、政府一丸となって必要な施策について進めてまいりたいと考えています。

成年年齢の引下げにより、18歳、19歳の若年者が、アダルトビデオへの出演を強要されることになるのではないかといった懸念が国会審議において示されたところです。今回の連絡会議から、内閣府男女共同参画局長にも構成員に加わっていただき、必要な取組について実施していくこととした次第です
上川陽子法務大臣はこのようにのべました。
もちろん、法務大臣は、18歳と19歳の女性だけを守ろうとしているのではありません。
6月12日の参議院法務委員会でつぎのように答弁しています。

(※質疑、応答の全文については、過去の当ブログを参照。)
(※音声の文字化は、筆者。)

2018年6月12日 上川陽子 法務大臣

そもそも、こうした被害ということについては、あってはならないことだ、というふうに思っております。

成年年齢引き下げがおこるおこなわないを超えてこの問題についてはしっかりととりくむべき課題である、というふうに認識をしているところでございます。

その意味で、喫緊の(さしせまって大切な)課題である、という認識の、申し上げたところでございます。

このことにつきまして、法的対策もふくめてしっかりと検討し、そして実現してまいりたいというふうに思っております。

法務大臣は、
法的対策もふくめてしっかりと検討し、そして実現してまいりたい
と明言しました。
法案の内容については、前内閣府消費者委員会委員長の国会答弁が今後の方向性を示唆しています。
みてみます。

2018年5月15日 衆議院 消費者問題特別委員会
(動画 衆議院インターネット審議中継)

(※質疑、応答の全文については、過去の当ブログを参照。)
音声の文字化は、筆者。)

2018年5月15日 柚木道義 衆議院議員(国民民主党【※現在は無所属】)

(前略。)
実は隣の法務委員会でもやってきたんですけれども、委員の皆さんもご承知かと思いますが、いまですね、インターネットやSNSを通じてですね、とりわけ今回、民法改正案が仮に若年成年、18歳、19歳が対象になれば非常に懸念をされるさまざまな調査データがございます。

(中略。)

ただ、問題は、同意なくですね、こういう撮影を強要されて。
人権問題だとも考えるわけでありますが、これは密室のこともあって、警察による強要罪あるいは強制性交等罪の逮捕も実務上むずかしい、とも聞いておりまして

こういった象徴的な事例もふくめてですね、被害当該者を、特に若年成年みたいなかたちになってくると、なおさらなんですけれども。

そしてまた、消費者契約法のですね、改正の中身もふくめてですね、これは非常に懸念をされる部分だと思っていまして、どのようなとりくみが必要かと思われるか、河上参考人からご意見をいただければと思います。

2018年5月15日 河上正二 青山学院大学法務研究科教授(前内閣府消費者委員会委員長)

まあ、わたしは、民法の専門なので、そちらのほうからしか申し上げられませんけれども、ひとまずは、当初の勧誘内容や契約条件と異なるAV出演の強要があるというような場合には、これは消費者契約上の取消権をまずみとめておいてやるということ。
これ大事でして、場合によってはクーリングオフのようなかたちで契約からすみやかに抜け出すということを可能にすることも考えられます。

で、場合によってはですけれども、契約書にサインをさせられて、そして、あるところに違約金条項が入っていて、そこに拘束されるというようなこともあるやにうかがっておりますので、そうした違約金条項についても無効化しておくということが必要だろうという気がするわけです。

ただですね、クーリングオフとか取消権とか、契約からの離脱というのは、
「これは、はなしがちがう」
というふうにわかった時点、あるいはそういうふうに言った時点ですけれども、だいたい手遅れであります。

ですから、それを考えると、実効性のある被害予防のためには、こうした出演強要行為があった場合には、一定の刑事責任、刑事罰で対応することが必要ではないかと思います。

 
(再掲。柚木道義議員)

これは密室のこともあって、警察による強要罪あるいは強制性交等罪の逮捕も実務上むずかしい、とも聞いておりまして

これは要件面でいま先生がおっしゃった問題が若干あるわけですので、その部分についてすみやかに検討して刑事罰を用意するという方向をひとつ考えないといけないのかなという気がいたします。

約1か月後、法務大臣は、法的対応について言及しました。

(2018年6月12日 参議院 法務委員会より。)
(※参考。当ブログ

2018年6月12日 上川陽子 法務大臣

(出演強要は)犯罪である、というふうにも思っているところでもございます。

2018年6月12日 上川陽子 法務大臣

このことにつきまして、法的対策もふくめてしっかりと検討し、そして実現してまいりたいというふうに思っております。

(再掲。河上正二 前内閣府消費者委員会委員長)
その部分(警察による強要罪あるいは強制性交等罪の逮捕も実務上むずかしい)についてすみやかに検討して刑事罰を用意するという方向をひとつ考えないといけない

出演強要は、魂の殺人、です。
強姦罪(強制性交等罪)と同じ法定刑になることを期待しています。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年9月20日

青木りょうさんへ
5年間を返して下さい
死にたい

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2017年11月4日

今はやってないです。
セクシーJのカメラマンには東京湾に沈められると言われた事も有りますし、セキュリティの問題で必要最低限しか表に出ません。

香西咲さん
2016年12月31日

②ですが、人を苦しめるのが人であれば、人を癒し助けてくれるのも人ですね。
今年はファンの皆様、関係者の皆様、業界の垣根を越えて多くの方々に助けて頂きました。
心から感謝申し上げます。
罪の無い女の子達を騙し込んでAVに出させてきた悪党達は許せません。
罪を最大限償って欲しいと思います。

香西咲さん
2018年3月14日

ありがとうございます。
この様な被害を出さない為に何が出来るか?常に考えながら行動したいと思います。
#青木亮 は勿論の事、他の犯罪者にも罪をしっかりと償って頂きたいですね。
女性を如何にしてお金に変えるか?それしか頭に無い人が多すぎます。

香西咲さん
2018年3月20日

この通りの状況が今自分に起きています。罪を償って頂きたいです、当然の事だと思います。

(再掲)
2018年6月12日 上川陽子 法務大臣

(出演強要は)犯罪である、というふうにも思っているところでもございます。

悪党たちには未来がありません。
このことだけはたしかなようです。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

(明日のブログへつづく)



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