5日前のブログで、自民党の出演強要対策プロジェクトチームについてふれました。
一部を再掲します。
(※2018年12月5日の当ブログより)
●2018年12月5日
先日、あるかたから情報をいただきました。 自民党が今月(12月)出演強要問題に関するプロジェクトチームを発足させる、と。 同党の国会議員の秘書から聞いたとのことです。 プロジェクトチームの名前は、 「性暴力とAV出演強要問題関連被害者対策プロジェクトチーム」 です。 本部長は赤沢亮正衆議院議員で、座長には渡嘉敷奈緒美衆議院議員が予定されているそうです。 |
当該記事を書いたのは12月5日です。
奇(く)しくもこの日、自民党内に、出演強要に関するプロジェクトチームができました。
自民党の堀内詔子(ほりうちのりこ)衆議院議員のホームページをみてみます。
(2018年12月6日 堀内のり子 オフィシャルウェブサイト「『明るい社会保障改革研究会』『国民歯科問題議員連盟総会』『性暴力のない社会実現を目指す議員連盟』など」より、引用。)
●2018年12月6日 堀内詔子 衆議院議員
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(伊藤和子HRN事務局長のツイートより、引用。)
●伊藤和子 HRN事務局長
<2018年12月5日>
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(再掲。伊藤和子HRN事務局長)
「今日は自民党で、#AV出演強要問題 の勉強会」
「勉強会」ではなく、プロジェクトチームの設立総会であったようです。
写真の右から3番目の青色のジャケットのかたが、渡嘉敷奈緒美(とかしきなおみ)衆議院議員です。
今回、プロジェクトチームの座長に就任されたかたです。
ちなみに、公明党のプロジェクトチームの座長は、佐々木さやか参議院議員です。
写真の中央におられるのが、松島みどり元法務大臣です。
赤いジャケットを着ているのですぐにわかりました。
(参考)
□朝日新聞
松島みどり元法務大臣(衆議院議員)につきましては以前、当ブログで詳述しました。
(参考。当ブログ)
<松島みどり衆議院議員(元法務大臣)について>
□2018年9月3日
□2018年9月4日
□2018年9月5日
□2018年9月7日
□2018年9月8日
□2018年9月9日
□2018年9月10日
□2018年9月13日
□2018年9月14日
松島みどり元法務大臣(衆議院議員)も出演強要問題のプロジェクトチームにかかわっているのでしょうか。
もしも関係しているのであれば、心強いのですが。
松島みどり元法務大臣(衆議院議員)は現在、党の幹部です。
(自民党のホームページより、引用。)
●2018年10月2日 自民党
わが党は10月2日、臨時総務会を開き、新執行部の陣容を決定しました。 二階俊博幹事長、岸田文雄政務調査会長、山口泰明組織運動本部長、森山裕国会対策委員長、萩生田光一幹事長代行がそれぞれ留任し、加藤勝信総務会長、甘利明選挙対策委員長、松島みどり広報本部長が新たに就任しました。 (中略。) ●決定した新役員(10月2日) |
(木村弥生 衆議院議員のツイートより、引用。)
●木村弥生 衆議院議員
<2018年12月9日>
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現在、政府は、出演強要等を処罰する法律案を作成しています。
(2018年6月12日 参議院 法務委員会より。)
(※参考。当ブログ)
●2018年6月12日 上川陽子 法務大臣
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●2018年6月12日 上川陽子 法務大臣
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出演強要に関する法案は、閣法(内閣が提出する法案)です。
議員立法ではありません。
今回、国会議員は、出番がないような気もします。
それはちがいます。
(参考。日本国憲法)
□第41条
国会は、国権の最高機関であつて、国の唯一の立法機関である。 |
閣法(内閣が提出する法案)といえども、過半数の国会議員が賛成しなければ法律となりません。
(再掲。第41条)
「国会は、(略)、国の唯一の立法機関である」
例外もあります。
以下の場合はその限りでありません。
<例外>
・両議員の議員規則制定権(日本国憲法 第58条) 「②両議院は、各々その会議その他の手続及び内部の規律に関する規則を定め、又、院内の秩序をみだした議員を懲罰することができる」 ・内閣の政令制定権(日本国憲法 第73条) ・最高裁判所の規則制定権(日本国憲法 第77条) ・地方公共団体の条例定権(日本国憲法 第94条) |
出演強要に関する法律を制定するためには、国会議員の賛意が必要です。
(再掲)
2018年12月6日 堀内詔子 衆議院議員
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2018年12月9日 木村弥生 衆議院議員
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法案の成立に向けて、地均(じなら)し(物事を円滑に進めるための準備作業)がはじまったようです。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2017年12月1日>
昨日の #HRN院内集会 多くの超党派議員の先生方とご挨拶、名刺交換させて頂きました。 私のTwitter見て下さった先生。 心より感謝申し上げます。 #AV強要 #人身売買 |
●香西咲さん
<2017年12月1日>
国会が終わり次第、 私の #AV強要 #被害 を 国会議員の先生方、数名にヒアリング して頂きます。日程調整。 先生方に失礼があるといけないので、 #青木亮 |
●香西咲さん
<2017年12月1日>
昨日議員さん方が 力強く握手して下さったり、 『よく頑張ったね』と抱き締めて下さった事を思い出して、 1日経った今も涙溢れてます #AV強要 |
●香西咲さん
<2017年12月5日>
議員の先生も見て下さっていた事で話が早かったです。意思疎通が出来ました。 |
●香西咲さん
<2018年3月22日>
にしやまさんのお陰でAV業界に関して、警察と内閣府と議員会館等訪問する事になりそうです。 AV業界の皆様に影響あるかも知れませんが仕方ないですよね。 #青木亮 始めこういう方をそのまま雇用し続けているのですから。 |
●香西咲さん
<2018年5月8日>
警察から「いつまでもその事にしがみついてたら幸せになれないよ」と言われ暫く落ち込んでいたけれど、 その警察とは無関係な議員の方が心配してマネージャーに連絡を下さりました ありがとうございます。 |
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香西咲さんのうったえは国会議員や政府関係者につたわっています。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2018年2月6日>
複数の支援団体の方々、弁護士、霞ヶ関…それからファンの皆様、 また、これまで関心無であっても将来ご自身の娘さんやご家族が危険と隣合わせだと危惧された方々。 皆様の思いが大きければ大きい程、政治家の方々も問題として取り上げて下さります。 |
ゆるすことのできない犯罪です。
これからつくられる法律はきわめてきびしい内容のものとなることでしょう。
犯罪者たちの最期が近づいてきました。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
(明日のブログへつづく)
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