昨日のブログで、わいせつビデオ業界人の逮捕についてふれました。
もう一度、九州朝日放送の記事を引きます。
(2018年11月28日 九州朝日放送「【福岡】販売目的でわいせつ動画 AV男優を再逮捕」より、引用。改行を施しています。)
●2018年11月28日 九州朝日放送
自らが監督・出演するわいせつ動画を販売目的で所持していたとして東京都の男が逮捕されました。 東京都の、自称アダルトビデオ監督兼男優の渡部ケイタこと有川幸夫容疑者(58)は東京都にある自宅マンションで無修正のわいせつな動画を販売目的で所持していた疑いが持たれています。 わいせつ動画は有川容疑者が監督・出演したものでインターネット上で販売されていました。 (後略。) |
記事のタイトルは、
「【福岡】販売目的でわいせつ動画 AV男優を再逮捕」
となっています。
「再逮捕」
です。
捕まったのは有川幸夫という人物です。
この名前は以前、見聞きしたような気がします。
思い出しました。
(2018年11月8日 西日本新聞「AV出演を勧誘 職業安定法違反容疑で男逮捕 福岡県警」より、引用。改行を施しています。)
●2018年11月8日 西日本新聞
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「30代女性に電子メールや電話で『アダルトサイトの撮影は可能でしょうか』『1回の出演でギャラ5万円』とAV出演を勧誘した疑い」
有川幸夫容疑者は11月8日に、職業安定法違反で検挙されています。
今回、再逮捕されたのは、この男でした。
(2018年11月8日 読売新聞「モデル応募女性にメール『AV撮影可能ですか』」より、引用。改行を施しています。)
●2018年11月8日 読売新聞
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(再掲。九州朝日放送)
「自称アダルトビデオ監督兼男優の渡部ケイタこと有川幸夫容疑者(58)」
有川幸夫容疑者は、渡部ケイタ、と名乗っていたようです。
毎日新聞も以前、このあたりのことを書いていました。
(2018年11月9日 毎日新聞「職業安定法違反 AV出演を勧誘 容疑で監督兼男優逮捕 県警 /福岡」より、引用。改行を施しています。)
●2018年11月9日 毎日新聞
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今回の再逮捕の件はさておき、職業安定法というのは実用性のある法律です。
(参考。職業安定法)
●第63条
次の各号のいずれかに該当する者は、これを1年以上10年以下の懲役又は20万円以上300万円以下の罰金に処する。
二 公衆衛生又は公衆道徳上有害な業務に就かせる目的で、職業紹介、労働者の募集若しくは労働者の供給を行つた者又はこれらに従事した者 |
「公衆道徳上有害な業務」が存在するかぎり、警察は誘引者を捕獲することができます。
わいせつビデオ業界は、「公衆道徳上有害な業務」をなくす気があるのでしょうか。
IPPA(メーカー団体)のホームページをみてみます。
(IPPA「適正AVについて」より、引用。)
●IPPA
「適正AV」とは、AV人権倫理機構(HP:https://avjinken.jp/)が提唱する「女優の人権に配慮した過程を経て制作され、正規の審査団体の審査を受けたAV作品」のことをいいます。(作品の表現内容に関して指すものではありません。)
AV人権倫理機構では、女優への人権侵害が起こりうる部分として「女優のプロダクション面接、登録~出演決定~撮影」といった過程を重要視しています。 |
(再掲。IPPA)
「作品の表現内容に関して指すものではありません」
わいせつビデオ業界は今後も、有害業務をつづけるようです。
(2017年5月19日 第3回関係府省対策会議「今後の対策」より、引用。)
●内閣府、関係府省
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政府は、「性的な暴力の被害につながる行為」を規制する、と言っています。
法律をつくって「公衆道徳上有害な業務」を霧散させる算段です。
女優売春も…AV業界「アングラ化」の実態 摘発相次ぎ“地下”で生き残り図る https://t.co/pw6tqOTCsn
— zakzak (@zakdesk) 2017年10月3日
(2018年4月12日 参議院 法務委員会より。)
(※参考。当ブログ)
(※音声の文字化は、筆者。)
●2018年4月12日 若松謙維 参議院議員(公明党。元総務副大臣)
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公明党は刑事罰をもとめています。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2017年11月27日>
#AV強要 で多数の女性の人生を台無しにしてきた #青木亮 さん 知り合った頃の私の20代の健康と #性的搾取 #人身売買 #枕営業 の強要、誠意を持って謝罪し、本来なら活動出来ていたであろう損害を賠償してください。 全てを失った私は丸1日さえまともに動けず、生きる事に疲れてしまいました。 |
●香西咲さん
<2017年12月6日>
加害者はすぐに忘れていく一方で、 被害者は後遺症と地味に長く付き合っていかないといけない。 一生モノの傷。 #AV強要 #性的搾取 #人身売買 #HumanTrafficking #青木亮 |
●香西咲さん
<2018年2月9日>
最近は社会復帰の為に Twitterを開く回数を減らしていますが、 開く度に それを知っていても何も思わず |
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(再掲。若松謙維 議員)
「ビデオの制作側のとりしまりなんですけれども」
「ホテルに行くと簡単に犯罪を犯している映像が出ている。それ、簡単にアクセスできる」
「街のなかには、アダルトビデオが売っている」
「ネット社会ですから、見える」
「そこをちょっとこれからも検討していきたいと思います」
そう遠くない将来、法律ができます。
(再掲。「今後の対策」)
「性的な暴力の被害につながる行為の規制、被害の回復、被害者の保護及び支援等について、有識者等の意見も参考に、法的対応を含め、必要な対応策を検討する」
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2018年2月15日>
まさか人を散々死の直前まで追いやりながら、自分達が無傷で居れるとでも?
人生は上手く出来てますよね。 |
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「自分のした事は全て自身に返ってくる」
香西咲さんのおっしゃるとおりです。
皆で、性犯罪者たちの最期を見届けましょう。
薄笑いを浮べながら。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
(明日のブログへつづく)
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