香西咲さんたち被害者はわいせつビデオ業界に人生を破壊されました。政府は被害の回復を謳っています。犯罪者たちにどう責任をとらすのでしょう。楽しみです

昨日、出演強要問題に関する吉田豪さんの論説をみてみました。

(参考。当ブログ)
2018年11月21日

2016年7月1日(金)
モーニングCROSS

YouTube 吉田豪「AV出演強要問題」 グラビアモデルや歌手になれるはずがAV出演 [モーニングCROSS]

動画をみてぼくは、吉田豪さんは慧眼(けいがん。「物事をよく見抜くすぐれた眼力」)の持ち主である、と感じました。
たとえば以下の言辞があります。

(YouTube 吉田豪「AV出演強要問題」 グラビアモデルや歌手になれるはずがAV出演 [モーニングCROSS] より。)

音声の文字化は、筆者。)
2016年7月1日 吉田豪さん(インタビュアー)

そうです。
(アサミマユさんはプロダクションから)
「AVやんなきゃやめさせない」
って言われて。
「ぜったいいやです」
って言っても、
「いいからやるんだ。やらなかったらカネ払え」
っていった感じになって、やらざるをえなくなって。
やるんだら、と思って、プロとしてがんばって
がんばった結果、こういうことが言えるようになった。

2016年7月1日 吉田豪さん(インタビュアー)

で、ホノカさんっていう、このかたもベテランのAV女優さんで、もうやめたんですけれども、彼女も、やっぱりスカウトされたときに、
「歌手にするから」
って言われて撮影につれていかれたら、いきなりヌードで、で、AVに出させられることになって、
「ぜったいいやだ」
って言ったんだけど、
とにかくまあCD出すんだったらDVD出せば歌手になれるから、って言われて。
それがだんだんだんだん、その何本っていうのがどんどんふえていって。
で、やるんだったら腹括ってやったひとなんです
このひと。

安藤昇さんというかたがいます。
ヤクザでした。
かつては安藤組という組織を率いていました。
みずから廃業したあとは、映画俳優として活躍しました。
以前、ぼくは、安藤さんが書かれたエッセーを読んだことがあります。
以下のことばが鮮烈でした。
女は、男とまったくちがう別の生き物である

(再掲。吉田豪さん)
やるんだら、と思って、プロとしてがんばって
やるんだったら腹括ってやったんです

女は、男とまったくちがう別の生き物である
わいせつビデオ業界は、女性のひたむきさを利用しています。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年6月13日

(前略。)
そう、自分で言うのもアレですが私は真面目過ぎるのです。
このままじゃ負担を全部自分が被っちゃう。
(後略。)

香西咲さん
2016年8月29日

そして引退後に行方不明のAV女優が多い中で、
紅音ほたるさんは引退後もバイタリティを持ち、正義感が強く、HIV撲滅貢献活動を続けておられた稀な方でした。お亡くなりになっていたなんてショックでたまりません…。
御冥福をお祈り致します。

香西咲さん
2017年12月1日

引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、 #AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2016年7月1日 吉田豪さん(インタビュアー)

で、今回、告発した女優さんが大量にAVに出ているってことで、
「そんなのぜったいに強要じゃないのよ」
みたいに言うひとが多いんですけれど、強要されたあとにいっぱい出ているひともいっぱいいるんですよ。

プロダクションの手口は周到です。
幽閉を盤石にするため、さらに、洗脳、という陥穽(かんせい。「はかりごと」)を用います。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年7月10日

【RT拡散希望】
何本も出てるのに何故辞められないか?にも触れられています。
経験者しか分からないでしょう。
実に8ヶ月間におよぶ洗脳行為です。

#文春砲
#週刊文春
#AV強要

香西咲さん
2016年10月3日

気付いたら8ヶ月間もそこだけの環境に居させられたんですね。
彼らはマニュアル化された組織的プロ集団。カルト。

私は多少のAV出演料を事務所から受け取っていたとはいえ、AV撮影以外ではギャラ3000円の仕事にさえ交通費も出ない、タクシーなんて乗った日には赤字です。

(ログミーに掲載された「手記」より、引用。)

プロダクションから2,460万円の違約金を請求された女性

また、日ごろから、プロダクションやメーカーの方から、そういうこと(AVに出演すること)は「立派なこと」だ、とか、「誇らしいこと」だとか繰り返し言われていました。
業界の人は信じられないくらいに口が上手で、脅したり、AVに出るのはよいことだと洗脳に近いことを言い続けたりしました。

(にしやまさんのツイートより、引用。)

にしやまさん
<2018年3月20日>

(再掲。吉田豪さん)
強要されたあとにいっぱい出ているひともいっぱいいるんですよ

その他の要因をみてみます。

2016年7月1日 吉田豪さん(インタビュアー)

どうせここまでやっちゃったんだ、と。
しょうがない、腹括ろう、になったひともいる、っていう。

過日のブログでもふれました。

(参考。当ブログ)
2018年7月14日

精神科医の和田秀樹さんの言説が的を射ています。

(2018年7月13日 週刊プレイボーイ「性依存症告白漫画作者×精神科医・和田秀樹対談【前編】――映画『私は絶対許さない』に込められた意図とは」より、引用。改行を施しています。)

和田秀樹さん(精神科医)

レイプによって”生きている時間の連続性が断たれた“結果、雪村さんのように性産業に自ら身を投じ、そのなかでしか生きられなくなってしまう人も多い。

和田秀樹さん(精神科医)

「AV強要といっても、その後何本もAVに出演しているじゃないか。本当に強要されたのか?」
という意見がありますが、”最初のAV出演”がある意味レイプのようなモノだと考えれば、そこでその女性の人格の連続性が断たれてしまっているわけですから。

わいせつビデオ業界の遣(や)り口はこうです。
どのような手を使ってでも、女性を一旦、アダルトビデオに出演させます。
そうなれば、しめたものです。
その後、女性はやめることができなくなります。
業界は金蔓(かねづる)を手中にすることができました。
あとは女性が廃人になるまで搾り取るだけです。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2018年8月22日

辛かった…
真面目に仕事してきたキャリアを全てAVで台無しにされました。
もちろん大した金額貰ってません。

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(2017年5月19日 第3回関係府省対策会議「今後の対策」より、引用。)

内閣府、関係府省

被害の防止及び救済等のための新たな対応策の検討

アダルトビデオ出演強要問題や「JKビジネス」問題等が深刻な性的な暴力で、重大な人権侵害であるとの考え方に立ち、関係者による自主的な取組の進捗状況や実態把握の状況も踏まえ、性的な暴力の被害につながる行為の規制、被害の回復、被害者の保護及び支援等について、有識者等の意見も参考に、法的対応を含め、必要な対応策を検討する。

(内閣府、関係府省)〔平成 29 年4月~〕

そう遠くない将来、出演強要等を罰する法律ができます。
政府は「被害の回復」を謳(うた)って(表明して)います。
以下の手順で被害の回復を実現してほしいものです。

①わいせつビデオ業界が被害者に対して損害賠償をおこなう。
②政府は、支払いが完了したのを見届けて、わいせつビデオ業界を潰す。

このように物事が進むことを期待しています。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

(明日のブログへつづく)



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香西咲さんたち被害者はわいせつビデオ業界に人生を破壊されました。政府は被害の回復を謳っています。犯罪者たちにどう責任をとらすのでしょう。楽しみです」への1件のフィードバック

  1. 海野

    麻美さんの事務所は確か、グラビアアイドルなどをメインにする事務所で
    麻美さんが所属しているAV事務所は、別会社で登記をしているケースでしたね。

    アリュール(現・HARVESTARS/ハーベスターズ)
    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%99%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%BA

    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%99%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%BA
    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%B3

    話は少し脱線しますが、こういう事務所って真面目に納税していないと思うのですよ
    過去にAVプロダクションが税務署から監査が入ったという話はよく聞きますから。

    https://blog.goo.ne.jp/zeinoura/e/f5bc1c8988fe971a0a1159d669e7307c

    上記の方にいた時にAVを強要された可能性が麻美さんはありますね。
    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%8B%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3

    2005年10月頃にAVデビューさせれた、麻美さん、その後、2009年に税務署の監査が入り
    芸能事務所とAVプロダクションをしている事務所に移籍したんですかね?

    AV強要とはまた別の話題になりますが、このAV業界は移籍に関して、とても厳しいのです。
    別のAVプロダクションに移籍したいと考えている女優さんには、認めたがらない、仮に
    移籍できても、デビュー時の名前では活動ができないのです。

    http://suouyukiko.ldblog.jp/archives/4884724.html

    引用
    >>電話で社長さんから旧事務所【ARMプロモーション】の専属モデル解約契約書と全く違う内容を大きな声で叫ばれ
    まくし立てられて怖かったです。
    【周防ゆきこちゃんの名前での今後の活動は認めてませんから!】
    と言われてしまいました。

    完全に反社ですね。私の見解は結局はAV女優側の意思は全く尊重されていないということです。
    AV続行もAV拒否も事務所は認めない、常に自分たちの都合が最優先の業界ということです。

    自由に移籍ができ、意に反するAVの仕事はもちろん、台本にない行為をさせるのもNGです。
    また、契約書ですべての責任を女優側にする契約書の改善も求めれます。

    それができないのであれば、規制しか方法はないという結論ですね。
    私の見解としては。

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