昨日、第二東京弁護士会に所属している田上嘉一弁護士の言説についてふれました。
●田上嘉一 弁護士(第二東京弁護士会所属)
<2017年1月20日>
第二東京弁護士会は最近特に懲戒が厳しいんだよね。いっしょに脅したとか他に問題あるならともかく、訴訟提起を引き受けたことで懲戒というのは、かなり衝撃的。こうなるとAVがらみの事件をだれも引き受けなくなるという萎縮的効果が出ますね。#クロス
— 田上嘉一 (@Gotama7) 2017年1月19日
(再掲。田上嘉一 弁護士)
「訴訟提起を引き受けたことで懲戒というのは、かなり衝撃的」
「こうなるとAVがらみの事件をだれも引き受けなくなるという萎縮的効果が出ますね」
海野さんからいただいたコメントをご紹介します。
(当ブログへのコメントより、引用。)
●2018年11月7日 海野さん
この田上とかいう弁護士、こんな発言をしていたんですね。
□YouTube AV出演拒否で女性に賠償請求 提訴の弁護士 「懲戒審査が相当」 [モーニングCROSS] 3分20秒頃にこの田上弁護士の発言があります。 |
2017年1月20日のモーニングCROSS(TOKYO MX)で、出演強要問題がとりあげられたようです。
□YouTube AV出演拒否で女性に賠償請求 提訴の弁護士 「懲戒審査が相当」 [モーニングCROSS]
みてみます。
(※音声の文字化は、筆者。)
●宮瀬茉祐子 アナウンサー
アダルトビデオ出演を拒否した20代の女性に所属事務所が、およそ2,400万円の損害賠償をもとめた訴訟について、日本弁護士連合会は、うったえをおこした弁護士を 「高額請求の訴訟はAV出演を強制する威圧効果がある。提訴は問題だった」 とし、懲戒処分にすることを審査するよう所属先の第二東京弁護士会にもとめました。 この弁護士は 「日弁連の決定は異例で納得できない。正当な訴訟活動で懲戒されれば弁護士全体の萎縮につながる。懲戒委員会で正当性を訴える」 としています。 |
●堀潤 キャスター
さあ、こちらのニュースは、男性71%、女性29%で、20代から40代の皆さんが特に反応していますね。
まあ、あの、依頼人の依頼は断れないわけでしょ。 |
●小林至 江戸川大学教授
そりゃ、そうですね。 |
●堀潤 キャスター
で、いちおう、まあ、公平な立場で審議して。 それは最終的には、裁判所が判断する、ということになって。 ただ、こういうことを担当した弁護士さんに懲戒請求か、っていううごきって、ちょっとなんか腑に落ちないところはあるんですよね。 |
(再掲。堀潤氏)
「こういうことを担当した弁護士さんに懲戒請求か」
宮本智弁護士の懲戒を請求したのは、海野さんです。
堀潤氏は以前、HRNの啓発ビデオに出演したことがあります。
□AV出演強要被害にあわないための啓発プロモーションビデオ
「あなたがいやなら断ることができます」
#AV出演強要 被害防止のための動画
「あなたがいやなら断ることができます」 https://t.co/UObFgZBgOu 若い人たちに届けたい。拡散にご協力よろしくお願いいたします#堀潤 @8bit_HORIJUN#くるみんアロマ @Kurumin_aroma— 国際人権NGOヒューマンライツ・ナウ Human Rights Now (@HRN_friends) 2017年8月13日
(再掲。堀潤氏)
「依頼人の依頼は断れないわけでしょ」
「こういうことを担当した弁護士さんに、懲戒請求かっていううごきって、ちょっとなんか腑に落ちないところはあるんですよね」
蝙蝠(こうもり)は、獣なのにもかかわらず鳥のように飛ぶます。
場面によって、振る舞いがことなります。
堀潤氏は、その時々の状況におうじて対応を変える蝙蝠(こうもり)のような人物です。
●小林至 江戸川大学教授
いや、これ、だってね、世の中、悪徳弁護士いっぱいいるじゃないですか。 |
●堀潤 キャスター
いっぱいいる? 具体的には何人ぐらいいるの? |
●小林至 江戸川大学教授
プロ野球の代理人弁護士やっているなんかでもたくさんいますよ。 |
●堀潤 キャスター
個人的にいらっしゃって、そういうかたとー |
●小林至 江戸川大学教授
いやー、もう、ひどいのがいましたよ。 いましたけれども、これ、それにくらべて、ぜんぜん普通のことに思えるんですよね。 だって、殺人犯だってね、なんだって、弁護しなきゃいけないわけじゃないですか。 |
このひとたちは、民事事件と刑事事件を一緒くたにしています。
日本国憲法を確認します。
(参考。日本国憲法)
●第34条
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●第37条
|
ご覧のとおり、憲法が保障しているのは、刑事事件についてです。
民事事件に関しては規定がありません。
●堀潤 キャスター
職務としてね。 |
嗤(わら)ってしまいます。
民事の依頼をことわっている弁護士は多数、存在します。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2016年6月12日>
私が前に事務所問題でトラブった事があるのは皆様ご存知かと思います。 実はその時に弁護士10人弱訪問してるんです。霞ヶ関含めて。 でも殆どの弁護士の先生に『立証しにくい』と言われ、あからさまに嫌な顔されて門前払いされました。 現実ってこんなものなんだな~って悟って腹を括った訳です。 |
●香西咲さん
<2016年7月17日>
何故今更告発? 皆様の1番の疑問はそこでしょう。 私は辞める時に弁護士会もセックスワーカー御用達の弁護士もその他5件以上の弁護士を当たっています。 が、当時は今の時代と違い『立証しにくい』と門前払いされました。 このタイミングで週刊文春様はいい意味で私を起用してくださりました。 |
●香西咲さん
<2016年10月3日>
アットハニーズを辞めて即座に 第二弁護士会にも行って相談してます。 セックスワーカー団体SWASHのご紹介の、打越さくら弁護士にも相談。 どちらも即答で『立証が取りにくい』とほぼ門前払いでしたよ。 だから世間(弁護士)の風当たりの厳しさを実感し、 腹括って独立の道を選びました。 |
(伊藤和子HRN事務局長のツイートより、引用。)
●伊藤和子 HRN事務局長(弁護士)
<2016年7月18日>
5年前、この問題を門前払いしていたことを、法曹界は深刻に受け止めるべきですね。でも、1年前も事件に着手する弁護士は増えたものの、解決は難しい状況でした。約1年前の弁護士の対策会議は暗い話ばかり。大きく変わったのはこの1年です。 https://t.co/jYFU5bnmui
— Kazuko Ito 伊藤和子 (@KazukoIto_Law) 2016年7月18日
(再掲。小林至 江戸川大学教授)
「だって、殺人犯だってね、なんだって、弁護しなきゃいけないわけじゃないですか」
香西咲さんの件についても言及してほしいものです。
弁護士は皆、香西咲さんの依頼をことわりました。
●小林至 江戸川大学教授
企業弁護士で、弱いものをね、叩くためにいる企業側の弁護士だって、これもまたひどいのね。 すくなからずいますからね。 |
●堀潤 キャスター
駒崎さん、いかがですか? |
●駒崎弘樹 特定NPO法人フローレンス代表理事
いや、現状がそうだっていうのと、こうあるべき、っていうのを分けて考えるべきだと思うんですね。 |
●堀潤 キャスター
なるほど。 |
●駒崎弘樹 特定NPO法人フローレンス代表理事
で、実際に弁護士もですね、依頼人のその仕事をですね、選ぶっていうことはできますので、そういう意味で、あきらかに人権侵害で、今回のケース、 「おまえ、AVでなかったら2,400万円(2,460万円)はらえよ」 っていうような人権侵害。 まあ、犯罪に近いようなことに対してですね、幇助しているということは、どう考えてもですね、弁護士の倫理、っていうところに反してしまうと思うんですね。 ですから、そういう意味でですね、弁護士だからどんな裁判でも担(かつ)げるっていうふうな仕組みっていうのもおかしいんじゃないかな、っていうふうには思いますね。 |
●堀潤 キャスター
まあ、日弁連としては、死刑廃止問題もふくめて、いつも、弁護士のありかたについて、法の枠組みについて、議論を投げたいっていうモチベーションはあるみたいですよね。
かやさん、いかがですか? |
●北条かや(著述家)
たぶん、おそらくシステム的な問題はクリアして、だれの訴訟でもうけますよ、と。 お仕事できるっていうのは、システム的な問題で。 ただ、そのシステムに準拠した結果、駒崎さんもおっしゃったように、性産業に従事する女性にとって今後不利になっていく可能性があるので、日弁連としては、倫理的な問題でストップをかけたことだと思うんですね。 なので、それは議論していかないと思いますし、わたし、個人的にはやはり、これは性差別だとは思いますね。 |
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●堀潤 キャスター
今日、AVの違約金訴訟問題というのがありましたが、田上弁護士からツイッターきました。
「AVの違約金で訴訟提起したことが問題あるなら、その会社に損害賠償すれば済む話。 |
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駒崎弘樹さんの論説以外は、どれも稚拙な放言でした。
●田上嘉一 弁護士(第二東京弁護士会所属)
<2017年1月20日>
第二東京弁護士会は最近特に懲戒が厳しいんだよね。いっしょに脅したとか他に問題あるならともかく、訴訟提起を引き受けたことで懲戒というのは、かなり衝撃的。こうなるとAVがらみの事件をだれも引き受けなくなるという萎縮的効果が出ますね。#クロス
— 田上嘉一 (@Gotama7) 2017年1月19日
●田上嘉一 弁護士(第二東京弁護士会所属)
<2017年1月20日>
AVの違約金で訴訟提起したことが問題あるなら、その会社に損害賠償すれば済む話。
代理人を懲戒するのは悪手ではないですかね。#クロス— 田上嘉一 (@Gotama7) 2017年1月19日
(再掲。日弁連)
「高額請求の訴訟はAV出演を強制する威圧効果がある」
出演強要の黒幕は悪徳弁護士です。
(再掲。香西咲さん)
「あからさまに嫌な顔されて門前払いされました」
悪徳弁護士は、わいせつビデオ(適正AV)業界と結託して、悪事を重ねています。
このものたちにまっているのは、懲戒請求と刑事告発です。
刻々とその日が近づいてきました。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
(明日のブログへつづく)
香西咲さんを勝手に応援するサイトへ
https://kamakurasite.com/2018/11/07/%E6%B1%9F%E5%8F%A3%E5%A4%A7%E5%92%8C%E5%BC%81%E8%AD%B7%E5%A3%AB%EF%BC%88%E7%AC%AC%E4%BA%8C%E6%9D%B1%E4%BA%AC%EF%BC%89%E3%82%92%E7%8A%AF%E4%BA%BA%E9%9A%A0%E9%81%BF%E6%95%99%E5%94%86%E3%81%AE%E7%BD%AA/
2弁の弁護士がまた悪行を重ねています。
とにかく、2弁は酷い。