朝日新聞「軽い会話の先に・・・ AV強要」。香西咲さんを拉致した青木が闊歩しています。辻丸さん「AV問題については、業界内の意識改革はほとんど期待できない状況です」

10月16日(火)の朝日新聞の朝刊に、出演強要被害の記事が掲載されました。

2018年10月16日(火) 朝日新聞

社会面に掲載されています。

軽い会話の先に・・・ AV強要

スカウト不要 巧妙化

おそらく1千万人以上のかたがこの記事を目にしたことでしょう。
当該記事は、ネットでも公開されています。

被害に遭った女性は、男優に騙されてプロダクションへ連れて行かれたようです。

(引用)
男性(男優)は行き先を告げずに雑居ビルへ。着いたのはAVプロダクション。社長やマネジャーが取り囲んだ

圧迫感の中、約1時間半口説かれた

契約もしていないのに、AV出演用の芸名のツイッターアカウントを作らされ、会社のアカウントで『○○ちゃんが所属しました』と告知された。『もう逃げられない』と観念してしまった

女性を籠絡した男優は、テレビに出演したこともあるようです。

(引用)
テレビで見たことがあり、女性は『面白く格好いい』とツイッターをフォローした

男優とは一般的に、どういうやつらなのでしょうか。
ノンフィクション作家の中村淳彦さんの論説をみてみます。

2017年10月10日「渋谷のほんだな

(参考。当ブログ)
2018年5月8日

音声の文字化は筆者。)

中村淳彦さん(ノンフィクション作家)

うん、AV女優っていま、なりたくてもなれない、っていうの、本当で。
本当にAV女優は多すぎるから、AVに出ている子は選ばれた子なので、ほかの世界に行ってもなんとでもなる子たちがほとんどです。
男のひとたちですね。
AV監督、メーカー、社員、男優
皆、AV業界がなくなったらかなり苦しいですね。

原カントくん さん(パーソナリティ)
これやっぱり、あのー、普通のほかの映像制作会社に転職するとかですね。
そういうのはむずかしいですかね?

中村淳彦さん(ノンフィクション作家)

いや、まあ、まあ、そういうことをできるひとは転職すればいいと思うんですけども。
まあ、ほぼ、ほぼ、きびしいと思います。
やっぱり、あの、ぼくもふくめて、普通の社会で普通に生きられなかったひとがあつまる業界なんですね。
いや、やっぱり、能力がないひとたちが女の子の裸を利用して商品をつくる、っていうことなので。
その裸がつかえないとなったら、まあ、むずかしいでしょうね。
ほとんどのひとが。

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2017年11月17日「大竹まこと ゴールデンラジオ」

(参考。当ブログ)
2017年11月19日

音声の文字化は筆者。)

中村淳彦さん(ノンフィクション作家)

生き残っていくというか、このAV業界というのは、AV女優以外のセーフティーネットになっている部分があって、ほかに行き場所がないんですね。
彼らは。
なので、需要があるかぎりは、しがみついて、つくるかな、とぼくは思ってー
AVやめたら別の仕事ができない。
つぶしがきかないんですよ。
女の子は若くてかわいくて、学歴も高い子が、いまぞくぞく出させているから、女の子はいくらでも行く場所があると思うんですよ。
男たちがね。
つくったり、男優だったり、プロダクションー
プロデューサーだったり、経営者だったりというのは、ほかに行き場所、ないだろうなぁ。
だから、やめるわけにいかないんですよね。
やめるひと、いないですよね。
ただ、ぼくもふくめてなんですけど、ふつうの映画つくれない、テレビ番組つくれないから、女の子の裸を利用してなんとか商品にして生活している、っていう。
こう、あんまり才能がないひとたちのあつまり、かな、と思っているので。

室井佑月さん
なんか、若い、やんちゃしているときに何年間か、すごい若さゆえの残酷さで、なんかやっちゃったっていうんだったら。
だけど、ずっとその男のひとだってそこにいる仕事じゃないんじゃないの
女の子だけじゃなくて。

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中村淳彦さんは、女優に対して、

「AVに出ている子は選ばれた子なので、ほかの世界に行ってもなんとでもなる子たちがほとんどです」

とのべています。
いっぽう男優をふくむわいせつビデオ(適正AV)業界人については、

「普通の社会で普通に生きられなかったひとがあつまる」
「才能がないひとたちのあつまり」
「能力がないひとたちが女の子の裸を利用して商品をつくる」
「女の子の裸を利用してなんとか商品にして生活している」
「ほかに行き場所がない」
「AVやめたら別の仕事ができない」
「だから、やめるわけにいかない」

と評しています。
杉田水脈議員は、こういうやつらにこそ、
「生産性がない」
と言うべきでしょう。

こいつら業界人が全員、クズでゴミで世の中の不要物かというとそうでもありません。
1人、まともなひとがいます。

(2018年9月23日 弁護士ドットコム「『AV問題、自由にもの言えず、なし崩し的に風化』男優・辻丸さんが抱く危機感」より、引用。改行を施しています。)

2018年9月23日 辻丸さん

業界内がまとまっておらず、いろいろな部分が未整備なままです。
しかも一部のルールがなし崩し的に守られなくなっている印象です。
このままだと、なし崩し的に風化してしまうと思います。
記者
「#Me too」を合言葉に、セクハラや性被害を告発する機運が、これまで以上に高まっているが、業界は変わっていないのか

(略)、「蚊帳の外」です。
差別が当たり前に存在しているからだと思います。

AV強要被害についても、
「仕事に関しては必要悪だ」
と乗っかっています。
AV問題については、業界内の意識改革はほとんど期待できない状況です。

この記事を読んだとき、ぼくは安堵しました。
申し訳ありませんが。
昨年、政府は、第3回関係府省対策会議で、法的対応に言及しました。

(2017年5月19日 第3回関係府省対策会議「今後の対策」より、引用。)

被害の防止及び救済等のための新たな対応策の検討

アダルトビデオ出演強要問題や「JKビジネス」問題等が深刻な性的な暴力で、重大な人権侵害であるとの考え方に立ち、関係者による自主的な取組の進捗状況や実態把握の状況も踏まえ、性的な暴力の被害につながる行為の規制、被害の回復、被害者の保護及び支援等について、有識者等の意見も参考に、法的対応を含め、必要な対応策を検討する。

(内閣府、関係府省)〔平成 29 年4月~〕

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関係者による自主的な取組の進捗状況(略)も踏まえ(略)法的対応を含め、必要な対応策を検討する
政府は、法律を作成するにあたっては業界内の自主規制の状況を斟酌(しんしゃく)する、とのべています。
業界人の手によって自浄がすすめば、法律がつくられない可能性もあります。

(再掲。辻丸さん)
業界内がまとまっておらず、いろいろな部分が未整備なままです
AV問題については、業界内の意識改革はほとんど期待できない状況です

杞憂でした。
出演強要等を罰する法律がつくられるのは必定です。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年9月4日

今回は大手メディアが取り上げて下さった事もあり、
AV業界の自浄作用が働く事を祈り、私はその為に尽力するのみです。
(後略。)

香西咲さん
2017年1月2日

AV業界の自浄作用が試される時です。
どなたが矢面に立ち、業界を代表して被害者女性達に謝罪し、今後の改善を約束してくださるのか?
期待が高まります。

香西咲さん
2018年1月30日

告発から1年はWILLの元、 #AV業界 の自浄作用を信じて活動しました。
ですが業界にその意向は無い事を悟り今に至ります。
お疲れ様でした。

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わいせつビデオ(適正AV)業界が自己改革をおこなうかもしれない、と思った自分を恥じるばかりです。
オリンピックまでにどのような法律ができるのでしょうか。
楽しみです。
法律の制定に向けて障碍(しょうがい)となるものは何一つありません。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

(明日のブログへつづく)



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  1. 海野

    本件記事で登場する、AV男優とは、沢井亮のことです。
    この沢井なのですが、過去にもやはり似たような事件を
    起こしています、金澤新一という個人でAV制作していた
    人物同様に性犯罪歴があります。
    https://matome.naver.jp/odai/2139690339883077201

    沢井は若い女性というよりも施行がロリコンなのかもしれません。
    2度目の逮捕も期待したいですね。

    適正AVプロダクションの加盟プロダクションは犯罪歴がある会社や
    問題が多いプロダクションが多いですね、その倫理基準がないに等しい
    適正AVにすらアルシェは所属していません。

    アルシェは第二プロダクションらしいです、ちなみにアルシェの顧問弁護士は
    第二東京弁護士会の宮本智大先生です。

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