内閣府があらたに出演強要に関する報告書を公開しました(2)。香西咲さんたち被害者の側に立った内容です。わいせつビデオ(適正AV)業界はもうおわりです

昨日のつづきです。

(参考。当ブログ)
2018年10月7日

昨年、政府は、出演強要の被害実態を調べるための経費を国家予算に計上しました。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年11月15日

業界の人間や当事者達でさえ誰も白黒つけられないからこう言う状況に陥っているんですね。
失礼ですが素人が白黒付けるなんて無理でしょう。
その為に来年の国家予算に組み込まれ、国としてジャッジして頂くのです。

内閣府は昨年度(2017年4月1日~2018年3月31日)、1年間をかけて出演強要被害の実態を調査しました。
先週、その調査結果が公開されました。

2018年9月 内閣府 男女共同参画局推進課
 「若年層における性的な暴力に係る相談・支援の在り方に関する調査研究事業」報告書

内容は酷烈です。
わいせつビデオ(適正AV)業界に対する敵愾心(てきがいしん)で満ち溢れています。
たとえば、以下の記述があります。

<45ページ>
2018年9月 内閣府 男女共同参画局推進課

モデルのオーディション、路上でのスカウト、パーツ・モデルの募集等をきっかけに、AVプロダクションにつながり、AVへの出演を強要される場合がある。
パーツ・モデルといった、一見、AVとは関係がないアルバイト等であっても、事務所に行った際に、宣材写真の撮影として、下着姿や、「乳がん検査の広告」のためといって上半身裸の写真を撮影され、その写真を宣材に、メーカー回りに同行させられ、契約書の内容について詳細な説明がないまま、署名を求められ、AVへの出演が決まる場合もある。

<63ページ>
2018年9月 内閣府 男女共同参画局推進課

叔父からの性暴力から逃れるため、大学は、都市圏の大学に進学した。
休日に街を歩いていると、声をかけられ、パーツ・モデルのアルバイトを紹介された。
「パーツ・モデル」が何かよく分からなかったが、時給は高かった。
ちょうど、一人暮らしを始めたばかりで、母親からの仕送りも期待できなかったので、アルバイトに登録した。
最初の数回の撮影は、問題なく済んだが、ある日撮影に行くと、露出度の高い服に着替えるように言われた。
着替えてスタジオに入ると、いきなり複数の男性に囲まれ、身体を触られたり、服を脱がされそうになったりした。
「イヤ」と抵抗したが、「スタッフに迷惑がかかる。」、「やめるなら、○百万円の違約金を支払え。」等と脅されるなどし、性行為に応じざるを得ない状況に追い込まれた。
その様子は、撮影され販売されている。

大学進学と同時に都市圏に移ってきた若年女性がスカウトされ、AV出演強要につながるケースは後を絶たない
本事例のように、最初はモデル等の仕事といって声をかけ、数回こなして慣れた頃に、AVへの出演を強要され、辞めたいといっても、違約金が発生する等の理由を挙げられ、逃げにくい状況に追い込まれる場合もある。

その後も、撮影が続き、大学には行けなくなってしまった。
また、業者からは、痩せたほうが売れるという理由で食事制限をするように言われた。
しばらくすると、連日、食べ吐きを繰り返すようになった。
(後略。)

(再掲。内閣府 男女共同参画局推進課)
最初はモデル等の仕事といって声をかけ、数回こなして慣れた頃に、AVへの出演を強要され、辞めたいといっても、違約金が発生する等の理由を挙げられ、逃げにくい状況に追い込まれる

香西咲さんも同種の指摘をされております。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2017年1月2日

娘を持つ親御さんへ
決して他人事ではありません。芸能、パーツモデル(手など)、ナンパ…あの手この手で勧誘してきます。年齢も容姿も関係ありません。スカウトや事務所がその気になれば整形させてでもAV出させます。環境も思考も180度変えさせられます。注意を払いきれるものではありません。

今年の3月末まで、AVANという業界団体が存在していました。
代表は、作家の川奈まり子さんです。
川奈さんは以前、ツイッターに以下の書き込みをされたことがあります。

(川奈まり子元AVAN代表のツイートより、引用。)

川奈まり子 AVAN代表(当時)
2017年7月9日

どうなんでしょうね。ライトハウスの方たちとは先日、「偽装される人身売買(人身取引)」という院内集会に参加した際に少しお話し致しましたが、今後協力関係が築けそうな雰囲気でした。パーツモデルにする等偽ってAVプロダクションに女性を送り込むスカウト会社の報告がされてましたっけ。

2017年7月9日

大手のAVプロダクションに、です。大手の、が抜けてました。
大手事務所という意味です。ちなみに、その時点では当該事務所は日本プロダクション協会には入っておりませんでした。また、現在はそのスカウト会社は営業していません。

2017年7月9日

何か、どのビデオもヤクザ屋さんがいろいろ無茶なことしながら家内手工業的に簡単に作ってると今だに思われてるふしはありますね。
悪質業者は今年(2017年)4月以降の「適正AV業界」とは関係がないことを明らかにしつつ、「適正AV業界」の中をより適正化するというのが改革委員会が立てた指針です。

上述のとおり内閣は、2017年4月1日から2018年3月31日まで、調査をおこないました。
現在は、自称「適正プロダクション」のあつまりである日本プロダクション協会というものが存在しています。

(再掲。内閣府 男女共同参画局推進課)
最初はモデル等の仕事といって声をかけ、数回こなして慣れた頃に、AVへの出演を強要され、辞めたいといっても、違約金が発生する等の理由を挙げられ、逃げにくい状況に追い込まれる

いまはこのようなことと無縁なのでしょうか。
Cute(キュート)というサイトがあります。
トップページをみますと、
アダルトグッズモニターのキュートで驚きの高収入アルバイトを体験! Cuteの女性スタッフが完全サポートいたします
との惹句(じゃっく)がかかげられています。
会社概要を確認します。

(※下図は会社概要より、引用。)

Cute(キュート)を運営しているのは、株式会社CLDです。
どのような会社なのでしょう。
登記簿を参照します。

(株式会社CLDの登記簿より、引用。)


(※以下、省略。)

代表取締役は、齋藤一寛となっています。
この人物は、アダルトビデオのプロダクションも経営しています。

(株式会社クルーズグループの登記簿より、引用。)


(※以下、省略。)

いずれも本店の住所が同じです。
クルーズグループは、業界の適正化を標榜する日本プロダクション協会の一員です。

(日本プロダクション協会 加盟プロダクション一覧より)

(※一部分を引用)

クルーズグループのホームページをみますと、
クルーズグループでは初心者でも簡単で顔バレしないお仕事を、あなたのご希望に合わせてご用意しています
とのくだりがあります。
用意されている仕事を順にみていきます。

お仕事内容より)
アダルトグッズモニター」、
「写メモデル」、
「トークモデル」、
パーツモデル」、
「素人モデル」、
「撮影会モデル」、
「ダンサー」、
「イメージDVDモデル」、
「グラビアモデル」、
「写真集」、
「TV・CS・Vシネマ」

一番最後にくるのが、
「AVモデル」
です。
上述のとおり、クルーズグループの代表取締役は、Cute(キュート)というアダルトグッズモニターの会社を経営しています。

(再掲。内閣府 男女共同参画局推進課)
最初はモデル等の仕事といって声をかけ、数回こなして慣れた頃に、AVへの出演を強要され、辞めたいといっても、違約金が発生する等の理由を挙げられ、逃げにくい状況に追い込まれる

アダルトグッズモニターから出演へ、という手口も存在するようです。

(参考)
怪しいお仕事シリーズ①アダルトグッズモニターで登録に行ったらとんでもないことが起きた

(引用)

さて、このサイトに関東ではcuteが最大級てきなこと書いてあるわけですよ~!
ちゃんと読んでないからわからないけど(笑)
で、友達が行ってAVに勧誘されたのが、そのcuteなんですよねぇ

クルーズグループにかぎらず、わいせつビデオ(適正AV)業界に属するプロダクションは、女性を有害業務へ派遣しています。
管理売春にもかかずらっています。
強姦(強制性交等)に関係する場合もあります。
政府はいつ、犯罪者たちに止(とど)めを刺すのでしょうか。

青木亮
大西敬
高畠典子
坂田恵理子
坂上孝志
A-TEAM 飯田正和
メーカー関係者
T総研のY
その他

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2018年2月17日

この世でもあの世でも裁かれて欲しいものです。
死ぬ手前の拷問を続けるのが一番効果的かと(笑)

そんな事言いたくないから #青木亮 さん、慰謝料もお支払い下さいね。
明日も認知行動療法なのですよ。
1年で終わりません。
#青木亮 の #AV強要 #人身売買
それさえ解決すればAV業界に未練なし。

犯罪者たちは今後、終生、光のない暗闇のなかで生き恥を晒していくことになるのでしょう。
爽快です。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

(明日のブログへつづく)



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内閣府があらたに出演強要に関する報告書を公開しました(2)。香西咲さんたち被害者の側に立った内容です。わいせつビデオ(適正AV)業界はもうおわりです」への1件のフィードバック

  1. 海野

    このような反社会社の求人をエン転職は出していいんですかね?

    https://employment.en-japan.com/comp-74752/list/

    募集背景のところです。

    >>総合モデルプロダクション事業を展開する「株式会社クルーズグループ」のグループ会社として生まれた当社。クライアントは、AVメーカー・TV局・DVD制作会社・出版社など500社以上。約400名のモデル(AVモデル・パーツモデル・グラビアモデル・トークモデルなど)が所属するプロダクションの運営の一翼を担っています。所属モデルが多く。

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