性犯罪の履歴者にGPSを(その11)。香西咲さんに出演強要をおこなったやつらにまっているのは収監です。再犯をふせぐためには、一生監視することが必要です

宮城県はかつて、性犯罪の履歴者へGPSを携帯させる施策を検討したことがあります。

(参考。当ブログ)
2018年9月25日
2018年9月26日
2018年9月27日
2018年9月28日
2018年9月29日
2018年9月30日
2018年10月1日
2018年10月2日
2018年10月3日
2018年10月4日

この件に関して昨日、1年前の産経新聞の記事を参照しました。
もう一度、引きます。

(再掲)
2017年8月17日 産経新聞

一時は盛り上がりかけた制度の可否をめぐる議論を封じる格好となったのが、11年3月11日の東日本大震災だった。

2013年5月18日に宮城県の村井嘉浩知事は、条例化を断念しました。
詳細につきましては、県が公開している以下の文書をご覧ください。

(参考)
2013年5月18日 宮城県「女性と子どもの安全・安心社会づくり懇談会 結果概要」

2017年8月17日 産経新聞

(略)、GPS監視制度に対する反対論は、法曹界を中心に根強いが、どこかのタイミングで再び議論に火がつく可能性がある。

今年の5月のことです。
新潟県で女児が殺害されました。
この事件は宮城県議会でもとりあげられました。

宮城県議会

(2018年6月27日 宮城県議会 定例会「会議録」より、引用。改行を施しています。)

2018年6月27日 遠藤隼人 県議(自民党)

ことし5月新潟市西区において、小学2年生わずか7歳の少女の命を奪い、更にJR越後線の線路上に遺棄するという本当に許されない事件が発生をいたしました。
死因は窒息であり首には絞めたような跡がありました。
この少女の夢はデザイナーになることであったそうであります。

このような悲劇は絶対にあってはならないし、どのようにすれば防ぐことができるのか模索をし、策定をしていくことこそ、政治そして行政の仕事であるというふうに考えております。

現在逮捕されている容疑者は被害少女の自宅からも遺体の遺棄現場からもごく近くに住んでいたそうであります。
容疑者は同年4月に別の未成年者に対する県青少年健全育成条例への違反容疑で書類送検をされていましたが逮捕に至らなかったため発表はなく、当然近隣住民の皆さんもこのことを知りませんでした。
もし仮に近隣住民の皆さんの間だけでもこういった情報の共有がなされていれば、このような事件を未然に防ぐことができたかもしれません。

例えばアメリカにおいて、性犯罪者は顔写真と個人情報がネットで公開をされ、韓国においては13歳未満の児童に対する性暴力犯罪者にはGPSの足輪装着が義務づけられ、大きな成果が上がったために、殺人、強盗、未成年者の誘拐等の犯罪者にもこの足輪装着を義務づけています。
このほかフランス、ドイツなどでもGPSの装着は義務づけられています。

GPSによる監視は、アメリカ、韓国、フランス、ドイツのほかに、イギリス、スウェーデン、カナダでもおこなわれています。

(参考)
法務省 諸外国における位置情報確認制度に関する研究

2018年6月27日 遠藤隼人 県議(自民党)

例えば平成22年度に我が県において、性犯罪の前歴者や家庭内暴力加害者へのGPSの携帯を義務づける条例の制定も審議をされました。
震災復興を優先するため打ち切りとなったのも、現在復興の道半ばであることももちろん理解した上で伺います。

知事はこの新潟で起こったような事案が決して起こることのないよう、当時このような議論を行ったのではないでしょうか。
今こそ再検討するべきではないでしょうか。

こういった議論には常に反対論があります。
前歴者のプライバシーや更生の機会を阻害するという可能性も確かにあるかもしれませんが、何よりも大切なのは、罪のない県民、無垢な子供たちの安全であり命であります。
これを守るのは政治家でなくとも、警官でなくとも、地域の大人全員の責任であると私は考えます。

GPS装着は再犯の抑止に期待が持てるのも事実であります。
(中略。)
新潟の問題ではありません。
我が県の子供たちにも危険はすぐそばに迫っているのではないでしょうか。

2018年6月27日 村井嘉浩 宮城県知事

初めに、GPSの携帯義務づけについて再検討すべきとのお尋ねにお答えいたします。

我が県では、平成22年に石巻市で発生したDVに起因する殺傷事件によりとうとい命が犠牲になったことから、女性や子供といった弱い立場の方々を守るための施策の一つとして、性犯罪の再犯抑止効果を期待してGPS装置による所在確認制度の導入を検討いたしました。

しかし、東日本大震災の発生により復旧・復興を最優先にしなければならず、GPSによる監視体制の構築に多くの人手や財源を割くことが困難となりました。

また司法の関与なしに性犯罪者に一律に義務を課すのはどうかとの専門家の御指摘や、GPSの携帯義務づけでは必ずしも再犯防止の実効性が担保できないことなどの課題があり、総合的に判断して導入を断念いたしました。

それにかわる対策の一つとして、平成27年7月に子どもを犯罪の被害から守る条例を制定し、周知、啓発に努めてまいりました。

GPSの携帯義務については、新潟市の事件を初め子供を対象とした犯罪が発生している状況を踏まえますと、法整備も含め国において検討すべきものであると考えております。

(再掲。産経新聞)
2017年8月17日>
どこかのタイミングで再び議論に火がつく可能性がある

今年の6月27日の宮城県議会で村井知事は、
法整備も含め国において検討すべきものであると考えております
と答えました。
この答弁の16日後のことです。
新潟県議会が、性犯罪の再犯防止に関する意見書を採択しました。

新潟県議会

(2018年7月13日 新潟県議会「性犯罪者の再犯防止と子どもの見守り体制の強化を求める意見書」より、引用。)

2018年7月13日 新潟県議会

本年5月、新潟市において小学2年生の少女が下校途中に連れ去られ、殺害された後に線路上に遺棄されるという極めて残忍な事件が発生した。

犯人は連れ去り後に少女にわいせつな行為をしたとされているが、犯人は以前にも別の少女を連れ回すなどして、書類送検されていた。
(中略。)
(略)国会並びに政府におかれては、GPS端末による監視システムの導入をはじめとする効果的な再犯防止策に係る検討を進めるとともに、通学路における見守り体制の強化に向けて必要な措置を講ずるよう強く要望する。

新潟県議会は国会と政府に対して、性犯罪の履歴者にGPSをもたせることをもとめました。

(再掲。産経新聞)
2017年8月17日>
どこかのタイミングで再び議論に火がつく可能性がある

新潟県議会と歩調を合わせるようにして、自民党の国会議員が法務大臣に要請をおこないました。

(石崎徹 衆議院議員のツイートより、引用。)

石崎徹 衆議院議員(自民党)
<2018年7月19日>

再び議論に火がつく」ことを期待しております。

(再掲)
2018年6月27日 村井嘉浩 宮城県知事
それ(GPSの携帯義務づけ)にかわる対策の一つとして、平成27年7月に子どもを犯罪の被害から守る条例を制定し、周知、啓発に努めてまいりました

(参考)
宮城県 子どもを犯罪の被害から守る条例(概要)
宮城県 子どもを犯罪の被害から守る条例(全文)

宮城県は3年前に、GPSの常時携帯に代わる条例を制定しました。
保護の対象は、子ども(13歳に満たない者)です。
性犯罪から子どもをまもるのが目的です。
幼児に限定しているとはいえ、秀逸な内容です。
第7条をみてみます。

(宮城県「子どもを犯罪の被害から守る条例」より、引用。)

第7条

何人も、(略)、次に掲げる行為をしてはならない。

(1) 甘言又は虚言を用いて惑わし、又は欺くような言動をすることにより、人目につかない場所又は人気のない場所へ誘い出し、又は誘い込もうとすること。

(2) 義務のない行為を行うことを要求すること。

(3) 言い掛かりをつけ、又はすごむこと。

(4) 身体、衣服、所持品等をつかみ、進路に立ちふさがり、又はつきまとうこと。

この規定は、出演強要被害にも用いることができます。
わいせつビデオ(適正AV)業界人はつねに上述の事柄をおこなっているのですから。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2017年11月29日

#MeToo
#青木亮 から出された契約書にはアダルト内容の記載は一切ありませんでした。私が自由に契約内容を変えて良いよとまで言われ信頼
2日後東京から車で富士山の麓まで連れていかれ #AV強要

香西咲さん
2016年7月25日

富士山の樹海近くのスタジオに連れていかれてどうやって逃げろと?
周り何も無いですし。
怖い人20人近くいて声も出ないですよ。
男性にはこの怖さは分かりません。

香西咲さん
(2016年10月17日 AFP「出演強要の罠、警告する日本のAV女優たち」より)

ただ泣くしかできず。
周りで20人くらいの大人たちがせかすように構えて待っている。
あの中で、女性1人で囲まれても、私じゃなくても断れない。

香西咲さん
2018年1月26日

あ、成立しないって言うのは #AV強要 です。
#MUTEKI プロデューサー #杉浦右近 が富士山麓のスタジオを選んたのだから。
あと細江さんというよく分からないコーディネーターが入ってた。
#無敵 決起会?の時にトイレでトイレットペーパーを全身に巻き付けてゾンビみたいな格好して出てくる人。

香西咲さん
2018年3月11日

ありがとうございます。
冒頭に泣いてるシーンありましたが、
あれは追い詰められて涙止まらなくて3時間近くカメラ止めてるんです。
何でこんな事になったのかパニックになっていました。富士山樹海近くの山の中だから逃げ場も無かったですし。20人程の男性に囲まれてました。女性は私一人。

後日AV契約書の存在を知らされ、サインする様に強要されました。
#アットハニーズAV強要
#性的搾取

(再掲。宮城県「子どもを犯罪の被害から守る条例」
第7条

何人も、(略)、次に掲げる行為をしてはならない。

(1) 甘言又は虚言を用いて惑わし、又は欺くような言動をすることにより、人目につかない場所又は人気のない場所へ誘い出し、又は誘い込もうとすること。

(2) 義務のない行為を行うことを要求すること。

(3) 言い掛かりをつけ、又はすごむこと。

(4) 身体、衣服、所持品等をつかみ、進路に立ちふさがり、又はつきまとうこと。

要所をおさえた実効性のある規定です。
おそらく政府は、この種のものをさらに重厚にしたきまりをつくるのでしょう。
そう遠くない将来、わいせつビデオ(適正AV)業界の息の根をとめる法律ができます。
悪の巣窟が消滅したとき、香西咲さんたち被害者は復活します。
あともうすこしです。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

(明日のブログへつづく)



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