性犯罪の履歴者にGPSを(その8)。香西咲さんを消耗品としてあつかった業界人に欠落しているのは「孝」です。生命の連続に対する畏敬の念がありません

2011年のことです。
1月22日に宮城県は、性犯罪対策を話し合う有識者懇談会を開催しました。
会議の名称は、第2回女性と子供の安全安心社会づくり懇談会です。
この席で、村井嘉浩知事が、性犯罪の履歴者に対してGPSを携帯させたい、との意向を表明しました。

(参考。当ブログ)
2018年9月25日
2018年9月26日
2018年9月27日
2018年9月28日
2018年9月29日
2018年9月30日
2018年10月1日

県議会における村井知事の答弁をみてみます。

(会議録より、引用。)

村井嘉浩 宮城県知事
2011年2月24日
2回目の懇談会においては、児童ポルノの単純所持の禁止や、GPS装置を用いた所在確認制度、性犯罪逮捕者からのDNA提出制度などの対策案を提示し、忌憚のない御意見をいただいたところでございます。

2011年2月25日
GPS装置による所在確認制度につきましては、女性と子供に対する暴力的行為根絶対策案の一つとして、第2回懇談会において御提示したところでございます

2011年2月28日
今回、GPS装置による所在確認制度を女性と子供に対する暴力的行為の根絶対策案の一つとして、女性と子供の安全安心社会づくり懇談会に提案したところでございます

3月11日に宮城県議会で、環境生活委員会がひらかれました。
GPSの件に関して、県の生活部長が今後の進め方を説明しました。

(2011年3月11日 環境生活委員会「会議録」より、引用。)

2011年3月11日 小泉保 環境生活部長

3点目が、性犯罪前歴者・DV加害者に対する所在確認制度でございます。
これは性犯罪の前歴者やDV加害者にGPS装置の携帯を義務づけて、行政機関が行動記録を確認することができる環境をつくることで、犯罪やDVに対する心理的な抑止効果を働かせようとするものでございます。
今後の予定でございますが、第3回懇談会を3月30日の2時から、県庁舎の第2会議室で開催することにしてございます。
議題については、第2回で御提示申し上げました規制案についての各委員からのいろいろな御指摘もございました。
それに対する県側の現段階での考え方、各方面からの意見、県民の意見、そういうふうなものを踏まえながらいろいろと御議論をいただこうと。
こうした懇談会等の意見を踏まえながら、さらに今後、詳細な検討を加えていく予定にしているところでございます。

同委員会は、午前10時から午後2時34分まで執り行われました。
会議が終了した12分後のことです。
大規模な地震が発生しました。
東北地方太平洋沖地震です。
未曾有(みぞう)の大災害となりました。
人々の関心事は復興です。
GPSの件は忘却の彼方へ押しやられました。
地震から約1年半が経過したときのことです。
宮城県議会で、忘れ去られていた話題がとりあげられました。

(2012年10月4日 決算特別委員会「会議録」より、引用。)

2012年10月4日 境 恒春 県議(みんなの党)

性犯罪者のGPS監視についてお伺いいたします。

東日本大震災発災から1年半がたち、着実に復旧・復興に向けた歩みが進みつつありますが、一方で、大震災の影響により、今もなお影を落としている状況も見受けられます。

気仙沼署管内においては、痴漢事件、住民同士のけんかや警察官に対する公務執行妨害事件が発生するなど、治安をめぐる情勢は予断を許さない状況にあり、特に、インターネットに少女のわいせつな動画を投稿したとして、児童買春ポルノ禁止法違反の疑いで、気仙沼市の市立小学校教諭が逮捕されるなど痴漢や性犯罪の被害が顕著に増加をしております。

知事は、かつて、性犯罪者のGPS監視と性犯罪防止強化の条例制定について前向きな発言をし、平成23年度の予算にも組み込んでおりましたが、いまだに条例が制定されておりません
GPS監視による性犯罪防止強化の条例制定について、知事並びに警察本部長の御所見をお伺いいたします。

2012年10月4日 村井嘉浩 宮城県知事

震災前に有識者による懇談会を設置し検討しておりまして、最後の検討会をやろうという直前に地震が来てしまって、すべてがとまってしまっているということでございます。

関心がなくなったわけではございませんで、子供や女性に対する性犯罪というのは絶対に許されない行為だというふうに思っております。
これを繰り返さないためにどうすればいいのかということはしっかり考えていかなければならないというふうに思っております。

現在は、震災によりその検討作業を一時中断しておりますが、震災からの復旧・復興に全力を挙げている現在は、直ちに今すぐ再開するというのは難しいと思っております。

しかし、子供と女性に対する犯罪を根絶することは重要な課題でありますので、復興の進捗状況も勘案しながら、またこの問題にしっかりと取り組もうというふうに思っております。
今温めているところでございます。

2012年10月4日 森田幸典 警察本部長

県警察におきましては、子供、女性の犯罪被害防止を活動重点の一つに掲げ、性犯罪等の検挙・予防対策を推進しているところでありますが、性犯罪者のGPS監視につきましては、有識者による懇談会における課題の一つとして検討が開始されたものの、東日本大震災により中断しているものと承知しております。

県警察といたしましては、懇談会が再開した場合には、議論の状況を見守りつつ、必要な対応を行っていきたいと考えております。

境恒春議員は約1か月後、再度、GPSの件を訊(たず)ねました。

(2012年11月8日 決算特別委員会「会議録」より、引用。)

2012年11月8日 境 恒春 県議(みんなの党)

性犯罪者のGPS監視についてお伺いいたします。
先日の決算特別委員会において知事並びに県警本部長から御答弁いただきました内容につきまして、改めて掘り下げて質問いたします。

答弁の内容は、性犯罪者のGPS監視につきましては、有識者による懇談会における課題の一つとして検討が開始されたものの、東日本大震災により中断しているものと承知しております。県警察といたしましては、懇談会が再開した場合には、議論の状況を見守りつつ、必要な対応を行っていきたいと考えておりますとのことでした。

更に、知事は、震災からの復旧・復興に全力を挙げている現在は直ちに今すぐ再開するというのは難しいと思っておりますと答弁いたしました。

被災であすをも見えぬ不安の中、生活している被災者に全力を挙げるのは当然でありますが、同じように性犯罪に遭われ、絶望の中、社会生活がうまく営めなくなった犯罪被害者に対しても全力を挙げるべきです

そこで、犯罪被害者を安心させるためにも、いつまで、性犯罪者のGPS監視を条例化するのか、今後のスケジュールを知事から明言をしてもらえないでしょうか。
具体的にいつ有識者による懇談会を再開するのか、知事の御所見をお伺いいたします。

2012年10月4日 村井嘉浩 宮城県知事

今年度末あるいは来年度、もしそういうことを開始するということになれば、当然25年度の予算にも反映をさせていかなければならないかもしれません。

今、この問題は、委員御指摘のとおり、大変大きな問題ととらえておりまして、震災のあるなしにかかわらず、そういった性的な被害を受けた方は、相当期間がたちましても、PTSDなどの症状に苦しんでおられるということも仄聞(そくぶん)しておりますので、非常に大きな問題としてとらえております

同時に、やはり今は復旧・復興期でありますので、そこに職員も相当無理をして、我慢して一生懸命頑張っているということでありますので、そういった全体のバランスを見ながら、いつごろやらなければいけないのかということについて検討していかなければいけないというふうに思っております。

現時点において、いつからということは申し上げられませんが、問題意識としては大変大きくとらえているということは、お答えをしておきたいというふうに思います。

秀麗な質疑と応答です。
被災者に全力を挙げるのは当然
性犯罪に遭われ、絶望の中、社会生活がうまく営めなくなった犯罪被害者に対しても全力を挙げるべきです
と迫る質疑者に対して、村井知事は、
震災のあるなしにかかわらず、そういった性的な被害を受けた方は、相当期間がたちましても、PTSDなどの症状に苦しんでおられるということも仄聞(そくぶん)しておりますので、非常に大きな問題としてとらえております
と答えました。
境恒春県議と村井嘉浩宮城県知事は、真人(しんじん)です。
真人とは、まことの道を体得したひと、という意味です。
ふと、孔子と弟子の樊遅(はんち)の会話が頭にうかびました。
論語を参照します。
あるとき樊遅(はんち)が、師の孔子に訊(たず)ねました。
「仁(じん)とは何ですか?」
と。

仁という字は、「人」と「二」から成ります。
人が二人いる状態をあらわしています。
このようなときにもっとも必要なものはなんでしょうか。
相手への気遣いです。
仁とは、他者への思いやり、を意味します。

孔子が答えました。
「ひとを愛することだ」
と。
樊遅(はんち)がつづけます。
「それでは、知とは?」
孔子は、
「ひとを知ることだ」
と言いました。

(論語より)

樊遅(はんち)、を問う。
子(し)曰(いわ)く、人を愛す。
を問う。
子(し)曰(いわ)く、人を知る。

上述の境県議と村井知事につきましては、「知」と「仁」が感じられます。
おふたりには、恕(じょ)もあります。
恕とは、思いやりのことです。
ちなみに、仁は、他者への思いやりです。
恕と仁は、どうちがうのでしょうか。
いずれも、思いやり、です。
仁は、相手がいるときにはじめて、発露されます。
意図してつくるものです。
いっぽう、恕には、作為的なものがありません。
自身の内に自然とそなわっている感情です。

(論語より)

子貢(しこう)問うて曰(いわ)く、一言(いちごん)にして以(もっ)て終身これを行うべき者ありや、と。
子(し)曰(いわ)く、それか。

訳します。
弟子の子貢(しこう)が問いました。
「生涯、もちつづけるものをひとことで教えてください」
と。
孔子が言いました。
「それは思いやりだね」
と。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年10月28日

隅に追いやっていたトラウマを掘り起こすのはとてつもない労力が要りますね。
精神的にも、ついこの間までは普通の精神を保てたのに、思い出した瞬間動悸や頭痛吐き気…この突然の変化は経験者にしか分からない。女性の共犯者達は特に最低。

(再掲)
境 恒春 県議(みんなの党)
被災者に全力を挙げるのは当然
性犯罪に遭われ、絶望の中、社会生活がうまく営めなくなった犯罪被害者に対しても全力を挙げるべきです

村井嘉浩 宮城県知事
震災のあるなしにかかわらず、そういった性的な被害を受けた方は、相当期間がたちましても、PTSDなどの症状に苦しんでおられるということも仄聞(そくぶん)しておりますので、非常に大きな問題としてとらえております

わいせつビデオ(適正AV)業界人に欠けているのは、仁です。
他者を思いやることができません。
なぜなのでしょうか。
仁の基礎となるのは、孝(こう)です。

(論語より)

身体髪膚(はっぷ)これを父母に受く、あえて毀傷(きしょう)せざるはの始めなり。

「自分の身体は両親からさずかったものである」
「傷つけずに大事にするのが、孝行のはじまりである」
という意味です。
人間の生命は父母、さらには祖先から受け継がれてきました。
孔子は、こうした生命の連続に対する畏敬の念を
「孝」
ということばで言い表しました。
孝は、他者への思いやり(仁)の基礎となるものです。
孝のないものは、仁を実践することができません。
わいせつビデオ(適正AV)業界人には、孝(生命の連続に対する畏敬の念)が欠落しています。
女性の命はどうでもよい、と思っています。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年7月14日

契約書を縦に止めさせてもくれない、かと言って事務所に居続けたら、V撮影と性接待(勿論金銭のやり取りなし)に都合良く使われて青木亮に飼い殺しになる…
本気で死にたかった。
あの頃の私はトラックに突っ込んで欲しかった。

香西咲さん
2016年6月15日

慢性胃炎や膵炎、睡眠障害、脅迫観念、対人恐怖症等(特に男性)など、 ケジメを付けない限りは一生引きずりますね。
健康を返して。

DMMの亀山をはじめとするわいせつビデオ(適正AV)業界人には、
「孝」(生命の連続に対する畏敬の念)、
「仁」(ひとを愛すること)、
「知」(ひとを知ること)、
「恕」(思いやり)
がありません。
こいつらは皆、欠陥人間です。
社会の不要物です。
政府の手によって早急に淘汰されることを望みます。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

(明日のブログへつづく)



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