性犯罪の履歴者にGPSを(その5)。香西咲さんたちに出演強要をおこなったわいせつビデオ(適正AV)業界人に人権はありません。一生、監視が必要です

かつて宮城県は、性犯罪の履歴者にGPSを携帯させる条例を検討しました。

(参考。当ブログ)
2018年9月25日
2018年9月26日
2018年9月27日
2018年9月28日

本日も、県議会でのやりとりをみてみます。

宮城県議会

2011年3月2日

2011年3月2日 坂下康子 県議(民主党)

次に、性犯罪者のGPS携帯条例化についてです。

性犯罪者に対してGPS装着を義務づけるということですが、知事は、犯罪者には人権がないとお考えでしょうか。

今回の条例については、人権と犯罪という非常に大きな問題が含まれています。
私の印象としてあえて言うならば、一番攻撃されやすい人間(性犯罪者)を攻撃する、いじめの構造と同様のにおいを感じます。

民主党の坂下康子県議は、性犯罪者に人権がある、と考えているようです。
奇特なかたです。
性犯罪者は、
一番攻撃されやすい人間
とものべています。
いじめの構造と同様のにおいを感じます
ここまで言われると、二の句が継げません。

2011年3月2日 坂下康子(民主党)

さて、ここでの質問は、幾つかの素朴な疑問からスタートしたいと思います。

まず、最初の疑問は、性犯罪者は再犯が多いという都市伝説です。
事実でしょうか。

本当に性犯罪者は再犯率が高いのでしょうか
私も幾つかの資料を当たったのですが、性犯罪者は再犯が多いというのは、やはり都市伝説にすぎないようです。

ある特殊な条件がそろった場合に再犯率が上がっているという事実はあるようですが、それをもってすべての性犯罪者に再犯の可能性があるとするのは間違いではないかと思います。

さきの同僚議員の質問に対し高い数字が示されましたが、どのようなデータでしょうか。
宮城県の数字のようでしたか。
少ないサンプル数から得たデータで判断しているのだとすれば、統計学的なミスということにならないか、いかがでしょうか。

2011年3月2日 竹内直人 宮城県警察本部長

(略)、性犯罪GPS条例についての御質問のうち、性犯罪の再犯率は高いと本当に言えるのか。
データの少ないサンプル数から得たものだとすれば、統計学的なミスではないかとのお尋ねにお答えいたします。

先日も答弁申し上げたとおり、平成22年(2010年)中の警察の犯罪統計によりますと、全国の強姦及び強制わいせつの検挙人員中、何らかの前科又は前歴を有する者の比率、いわゆる再犯率は46.8%、同じく宮城県の再犯率は45.3%となっております。
このように全国や本県におきまして、性犯罪検挙者の半数近くの者が何らかの前科又は前歴を有しており、更に、同一罪種の再犯に絞って特に分析しても、過去5年間の平均で、全国8.8%、本県10.8%という実態にあり、これらは決して低い数字ではないという認識を持っているところであります。

なお、警察としましては、毎年、犯罪の発生や検挙の実態を正確に統計化しており、全体の検挙人員と前科又は前歴を有する者の検挙人員をもとに、いわゆる再犯率として通常算出しているところであります。

警察本部長は、強姦犯と強制わいせつ犯の再犯率は、
「46.8%」
と答弁しました。
同一罪種の再犯、つまり強姦犯や強制わいせつ犯がふたたび同じ犯罪を犯す割合については、
「8.8%」
と答えました。

2011年3月2日 坂下康子 県議(民主党)

今、警察本部長から、再犯率の問題についてお披歴があったんですけれども、私の方で、平成18年(2006年)の犯罪白書というものを見まして、それの類型別の性犯罪者の性犯罪ということになりますと、いわゆる集団強姦タイプというのの再犯がゼロで、単純強姦タイプ、これが10%、そして、小児強姦タイプ、これが18%といったような形で、性犯罪者が性犯罪をまた犯すといったような再犯罪率については、先ほどお話しになった確率ではないというふうに思っているんですけれども、違いますでしょうか。

いわゆる性犯罪者が別な犯罪も起こしている
そういった再犯率を先ほど本部長はおっしゃったのではないかと思いますが、いかがですか。

坂下康子県議は、強姦犯がふたたび強姦を犯す割合は、
「10%」
と認識しています。
先に警察本部長がのべた数値(8.8%)とほぼ一致しています。

(再掲。坂下康子 県議)
性犯罪者が性犯罪をまた犯すといったような再犯罪率については、先ほどお話しになった確率ではないというふうに思っているんですけれども、違いますでしょうか

坂下県議は、警察本部長が答えた
全国の強姦及び強制わいせつの検挙人員中、何らかの前科又は前歴を有する者の比率、いわゆる再犯率は46.8%
の部分を問うています。

2011年3月2日 竹内直人 宮城県警察本部長

いわゆる再犯率という言葉で、実は幾つか概念が違うケースがございます。

大まかに申しますと、警察の犯罪統計の場合、毎年の発生検挙の状況を統計をとってデータとして整理分析をしておりまして、先ほど御答弁申し上げたとおり、その年の検挙人員を分析をして、初犯者か、何らかの前科か前歴がある者かを分けるという作業です。

更に、先ほど追加で答弁申し上げたとおり、その中で同一罪、例えば強姦で検挙した者の中で強姦の前歴を持っている者がどれだけいるかということで、いわば現時点から過去をさかのぼるような見方をせざるを得ないわけですが、法務省の犯罪白書などの特別調査の手法は、人に着目をして、ある人間が1回刑に服して出所をした後に、再度犯行を重ねてもう一度刑が確定するといったような、いわば過去のある時点から未来に進んでいくような、そういう時を追った分析を特別に調査をして初めて出るデータでございまして、その違いがあるということは十分認識はしておりますし、答弁の際には、できるだけ丁寧にお答えしたつもりではありますけれども、そのような違いがあることはまず前提として御理解いただきたいというふうに思います。

2011年3月2日 坂下康子 県議(民主党)

ネット上などでは、一体、本当にこういった再犯率があるのかどうかということが非常に問題になって、いろいろやってんですよ。

今、警察本部長のおっしゃったように、法務省がやったこれは、特別な調査です。
一度性犯罪を犯して刑に服して、そしてそれから出た方が何年かその後を追いかけまして、そしてまた同じ性犯罪を犯したと、こういったものの、そういうパーセンテージが何%あるかということは、同じ土俵に上げてきちんと言っていかないと、誤解を招くんじゃないですか。知事、いかがですか。

(再掲。坂下康子 県議)
ネット上などでは、一体、本当にこういった再犯率があるのかどうかということが非常に問題になって、いろいろやってんですよ

ネットをみますと、以下のようなことが書かれています。
「以前に交通違反をしたものが性犯罪で捕まったり、逆に性犯罪の履歴者が交通違反をした場合も、性犯罪の再犯としてあつかわれる」
と。
これはちがいます。
交通違反は再犯にふくまれません。
ほかには、
「性犯罪の履歴者がふたたび同じ罪を犯す事例はきわめてすくない」
とも言っています。
事実はどうなのでしょうか。
法務省の平成27年版 犯罪白書を参照します。

平成27年版 犯罪白書

第6編/第4章/第4節/2より)

再犯調査対象者の総数1,484人のうち、全再犯ありの者は307人であり、全再犯率は20.7%であった。
そのうち、性犯罪再犯ありの者は207人で、性犯罪再犯率13.9%であり、全再犯ありの者のうちの67.4%を占めていた。

第6編/第2章/第6節/2より)

強姦、強制わいせつの同一・同種罪名再入者の割合は、強姦35.0%、強制わいせつで45.5%であり、窃盗や覚せい剤取締法違反ほど高くないものの、殺人や強盗より高い。

平成7年(1995年)から平成26年(2014年)までの累計は以下のとおりです。

罪名別に、再入者の前刑罪名別構成比(平成7年~26年の累計)を見ると、6-2-6-4図のとおりである。
罪名ごとの再入者の前刑罪名別構成比について、最近20年間の推移を見ると、その傾向に大きな変化はなかった(CD-ROM参照)。
強姦について、同一罪名再入者(再入罪名と前刑罪名が同一である者をいう。以下この項において同じ。)の割合は27.7%、同種罪名の強制わいせつが前刑罪名である者の割合は7.3%である。

性犯罪者の再犯率は高いと言えます。

2011年3月2日 村井嘉浩 宮城県知事

先ほど本部長がお話しになりましたとおり、しっかりとした客観的なデータに基づいて考えていくということは極めて重要であろうというふうに思っております。

また、あわせて、このような問題につきましては、表に出てこない。
つまり被害者が被害であるということを表に出していないというもの、つまり水面下にあるものも非常にたくさんあるということもこれも考えていかなければいけないと、このように思います。
ただ、これは、残念ながらデータとしてとりようがございませんので、そういったようなことはしっかりと考えていこうと思っております。

2011年3月2日 坂下康子 県議(民主党)

私も女性ですから、性犯罪の重要性、いかに心を傷つけるか。
それは十分承知しております。
だからこそ、じっくりとデータをとって、今言ったようなあらあらの5年間の平均をとるようなそういう形ではなくて、今、法務省がやったようなじっくりとしたデータをとって、きちっとそれは議論をしてやっていくという、そういうことが必要じゃないかというふうに私は申し上げたいと思ってるんですけれども、それは、知事、いかがですか。

2011年3月2日 村井嘉浩 宮城県知事

当然いろいろ多角的に検討していく中で、データというものも重視をしなければならないというふうには思っております。
ただ、それのみをもって、それがすべてだと言うのも、やや行き過ぎではないかと思っております。

村井知事のおっしゃるとおりです。
強姦の被害者の大半は泣き寝入りをしています。

2011年3月2日 坂下康子(民主党)

次の疑問は、なぜ性犯罪者なのかということです。
市民に対する脅威というのであれば、殺人や強盗の方がはるかに脅威です。
なぜ殺人犯や強盗犯にもGPS装着という考えに至らなかったのでしょうか。
性犯罪者という社会的に攻撃しやすい相手を選んではいませんか。
それがいじめと同じにおいがするといった理由です。
殺人や強盗も、再犯率はそれなりに高いようです。
犯罪を犯したことのない人間が犯すには、ハードルが高いからでしょう。
それでも2割以下のようです。

つまり、8割以上が更生しているということです。

そのような人たちにGPSをつけるのですか。

かつて、佐渡に島送りになった罪人には、その刑罰をあらわす入れ墨が施されました。
明らかな差別です。
村井知事は江戸時代と同じことをやろうとしていますが、その自覚はありますか。

2011年3月2日 村井嘉浩 宮城県知事

女性と子供に対する性犯罪を防止する上で、再犯の防止が最も重要な課題となっておりますことから、有効な対策の一つとして、再犯率の高い性犯罪前歴者を対象に、GPS装置による所在確認制度を検討しているところであります。

2011年3月2日 坂下康子(民主党)

次の疑問です。
GPS装着は抑止力になるかということです。
犠牲者が出た後で逮捕しやすいというのでは話になりません。
性犯罪だけではありませんが、犯罪は予防されるのが理想です。
警察組織というのは、基本的には犯罪が起きるまでは手出しができないことになっています。
予防のために逮捕できないというのは当然のことです。
かつて、予防のための逮捕が認められていた時代がありました。
特高警察です。
日本の歴史の中でも思い出したくない時代です。
それでは、現状としてどうすればいいか。
逮捕はできないが警護はできる、それがこれからのシステムでしょう。
警護するためにGPSがどうしても必要ならば、GPSつきの携帯電話を配布して登録させればいいことではないでしょうか。
何も額に性犯罪者と書く必要はないのです。
電波が消えたら、警護に迎えばよいことです。
それとも、アメリカのようにICチップを埋め込むのでしょうか。
韓国では足輪のようですが、どのようなものをお考えでしょうか。
やはり額に性犯罪者と書くのでしょうか。
今の時代、人々は、しばしばいけにえを求めます。
それが政治家であったりアイドルであったり、さまざまな人たちがいけにえに供されます。
政治家やアイドルは、それも仕事のうちと割り切れるかもしれませんが、犯罪者、一市民である犯罪者は、そういうわけにはいきません。

もとより、更生の道はイバラの道です。

そのイバラの道に逆茂木(さかもぎ。「敵の侵入を防ぐために、いばらの枝をたばねて結った柵」)を植え込むような人は、鬼畜と呼ばれるでしょう。

知事の見解を伺います。

2011年3月2日 村井嘉浩 宮城県知事

(略)、犯罪者の更生に、逆茂木を植えるようなことは適当ではないと考えるがどうかとの御質問にお答えをいたします。

第2回女性と子どもの安全・安心社会づくり懇談会にお示しをいたしましたGPS装置による所在確認制度は、犯罪前歴者にGPS装置の常時携帯を義務づけることで、行政機関が行動記録を確認できる環境をつくり、心理的な抑止効果を働かせようとするものでございます。

今回検討している各種の根絶対策は、再犯防止のための規制にとどまらず、生活支援や更生等にも取り組み、全体として支え合って安心して暮らすことのできる地域社会の実現を目指したものでございますので、ぜひとも御理解を賜りたいと思います。

2011年3月2日 坂下康子 県議(民主党)

もともと石巻のDV殺人事件をもとに、これは知事が肝入りで去年の5月から内々に進めていたということで、それはちょっと新聞でちらっと出ました。
でも、その後12月に急に河北(河北新報)に大きくばんとGPSって出まして、ミクシー、私も会員になってますけど、全国のアクセスランキング1位になって、物すごい話題、話題というか、逆に時の人になってるんですよね、村井知事。
これは本当に慎重にきちんと議論して進めてほしいということ申し上げて、私の質問を終わりたいと思います。

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警察庁が策定した第三次犯罪被害者等基本計画のなかに、つぎの一節があります。
犯罪被害者等は我々の隣人である。そして、社会に生きる我々の誰もが犯罪等に遭い、犯罪被害者等になり得る立場にある
犯罪者の人権を声高にさけんでいるひとたちは、このことがわかっていません。
だれもが犯罪の被害者になる可能性があるのです。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年9月19日

AV強要の告発をしても 業界側の人はスルー
『そんな事ありえない』の一言で終わらされる。
逆に親身になって下さるのは、娘を持つ親御さんだったりする。
(後略。)

香西咲さん
2018年2月15日

この問題に関わって下さる人の8割は冷やかし。
(後略。)

香西咲さん
2018年4月26日

結局「 #AV強要問題 」っていうある意味旬の問題に対し
良心的な機関も、ハイエナみたいな団体も、メディアも、寄ってたかって取り上げて喰い散らかし、被害者の心は置いてけぼり。
核心まで寄り添ってくれたのはPAPSさん位でした。だから私はこの国が嫌い。

※私の場合です。他の女性は知りません。

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現在、被害者に落ち度があると言うひとは皆無です。
香西咲さんのうったえによって、わいせつビデオ(適正AV)業界の犯罪性があきらかになりました。
わいせつビデオ(適正AV)業界人に人権はありません。
だれもがそう考えています。

(再掲。坂下康子 県議)
かつて、佐渡に島送りになった罪人には、その刑罰をあらわす入れ墨が施されました

わいせつビデオ(適正AV)業界人に対するGPSの常時携帯がもとめられます。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

(明日のブログへつづく)



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