昨日、海野さんからいただいたコメントをご紹介しました。
海野さんは宮本智弁護士に対して懲戒を請求されているかたです。
(2017年1月19日 産経新聞「AV出演拒否で女性に賠償請求 提訴の弁護士『懲戒審査相当』日弁連異例の決定『正当な活動』反論も」より、引用。改行を施しています。)
●産経新聞
(前略。)
確定判決によると、女性は
「タレントになれる」
と18歳でスカウトされ、事務所と契約。
その後、AV出演を求められ、拒否すると事務所から
「違約金を支払え」
などと脅された。
女性が契約解除を求めると、事務所は男性弁護士を代理人として損害賠償訴訟を東京地裁に起こした。
(中略。)
この報道を知った東京都の男性が27年10月、
「提訴は女性を恫喝(どうかつ)したAV出演強制を助長する行為で、弁護士の品位に反する」
として、男性弁護士の懲戒を所属先の第2東京弁護士会(2弁)に請求した。
2弁の綱紀委員会は28年3月、
「提訴は正当で、品位に反するとは言えない」
として懲戒審査に付さないことを決定。
男性は日弁連に異議を申し立てた。
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海野さんは現在、日弁連に対して2回目の異議申し立てをおこなっています。
日弁連はまだ、判断をしめていません。
この件とは別に、海野さんが再度、当ブログへコメントを寄せられました。
引用させていただきます。
(2018年9月20日「海野さんのコメント」より、引用。)
●海野さん(宮本智弁護士に対して懲戒を請求中)
「倫理的、道徳的に問題のある仕事」 その論理的・道徳的に問題のある仕事の弁護をすることはかなり問題が大きいと思いますね。 例えば、刑事事件で逮捕されて、弁護人として刑事弁護をするのは、弁護士の職務の範囲内ではないかと考えているのですが、
AVメーカーやプロダクションの顧問弁護士をして法的な潜脱(せんだつ)手段や脅迫的な請求に加担することは、弁護士法・弁護士職務基本規程などに抵触する行為だと私は考えています。 |
海野さんはやさしいかたです。
悪徳弁護士がおこなっているのは、潜脱(せんだつ)行為(一見、合法的な行為)でありません。
完全に違法なふるまいです。
ある事案で懲戒を申し立てられている弁護士もみとめています。
(参考。当ブログ)
・2018年9月19日
・2018年9月20日
(再掲)
●懲戒を請求されている弁護士の弁明
(※注 原文とは異なります。)
わたしは弁護士として、職業安定法の有害業務ということに対して不案内であった。 汗顔の至りである。 某AV製作者は違法行為を犯した。 わたしはその顧問弁護士であった。 |
●海野さん(宮本智弁護士に対して懲戒を請求中)
第2東京弁護士会や2弁所属の弁護士は現政権に批判的なんですが、まずは、自分の足元を固めてから政権批判をして欲しいですね。 安保法案反対とか主張していても、業界側の弁護をしていたり懲戒処分ができない弁護士会には、国民は何も響かないですよ。 何も知らない市民を騙して、正義を振りかざす前にやるべきことはあるはずです。 業界側の代理人を辞任し、業界側の弁護士は懲戒処分を弁護士会はするべきです。 |
昔から、人権だの平和だのと、綺麗事をほざいている者に、ろくなやつはいません。
純文学者の丸山健二氏によりますと、
「ふわふわとうわついたものにまとわりついているだけの人間」
だそうです。
この種の輩(やから)は何か危機的な状況におちいったときに本性をあらわします。
(※注 HRNは、このかぎりでありません。立派な団体です。)
過日、北海道で地震が起きました。
停電の影響で、一時、店頭に並ぶ食料が不足したそうです。
すぐに解消されたとのことですが。
ここからは架空のはなしです。
こうしたとき、我先に商品を買い占めるのが、普段、人権とか平和とか言っているやつらです。
自分が必要とする食料の量を超えて買い漁ります。
おのれがすこし我慢をしてそのぶんを他人にまわす、という発想はありません。
自身の人権と平和が第一です。
以前、日本の戦後の政治史を読んでいたときに、「藤尾労政」ということばが出てきました。
はじめて知りました。
「藤尾」というのは、自民党の藤尾正行衆議院議員のことです。
1980年から1981年まで、労働大臣を務めました。
藤尾議員は右派です。
党内きってのタカ派でした。
藤尾議員が労働大臣になると決まったとき、左派は批判をくりかえしました。
このようなものに労働大臣はまかせられない、と。
藤尾大臣は労働者を弾圧したのでしょうか。
強力なリーダーシップを発揮して労働者を保護する政策を実行しました。
これが藤尾労政です。
時折、自民党から、
「右翼」
とよばれているひとたちが大臣に就任します。
ふりかえってみますと、どの大臣も虐げられている者の側に立った施策を遂行しました。
右派の代表である安倍晋三総理大臣についても同様です。
左派は、口汚く、
「あいつはタカ派だ」
といったような誹謗、中傷をおこないます。
嗤(わら)うしかありません。
結果をみればわかります。
安倍総理は、どの歴代の総理大臣よりもリベラルです。
左派は安保法制しかみていません。
「木を見て森を見ず(細かい点に注意し過ぎて大きく全体をつかまない)」
といったところでしょうか。
滑稽です。
安倍総理は、出演強要問題に対して、意欲的です。
(2017年6月6日 首相官邸 動画「すべての女性が輝く社会づくり本部」より、引用。)
●安倍晋三 内閣総理大臣
本日、「女性活躍加速のための重点方針2017」を決定しました。 次のステップは、全国で自発的な取組が進み、良い結果が生まれ、更に女性活躍が進むという好循環をつくり出すことです。 このため、女性活躍に関する情報を徹底して見える化し、労働市場や資本市場で活用されるようにしていきます。 (中略。) 先般取りまとめた「いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・『JKビジネス』問題等に関する今後の対策」を着実に実行します。
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(再掲。海野さん)
「安保法案反対とか主張していても、業界側の弁護をしていたり懲戒処分ができない弁護士会には、国民は何も響かないですよ」
弁護士会は矜持があるのならば、出演強要に荷担した悪徳弁護士を懲戒すべきでしょう。
個人的には懲戒よりも、警察による逮捕をのぞみますが。
有害業務にかかずらった共犯として。
以前、海野さんは、ある悪徳弁護士を刑事告発したことがあります。
ぼくもこの姿勢を見習いたいと思います。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2017年11月20日>
認知行動療法が終わって、だいぶ目の前の状況に向かい合える様になりました。 洗脳ノートとか見直すと酷い… 私は複雑過ぎた洗脳過程をしっかりまとめて同じ被害が起きぬ様後世に伝えたいと思います。 写メは事務所を辞めたいのに何度言っても辞めさせてくれなかったので弁護士を介入した時のもの。 |
●香西咲さん
<2018年2月6日>
複数の支援団体の方々、弁護士、霞ヶ関…それからファンの皆様、 また、これまで関心無であっても将来ご自身の娘さんやご家族が危険と隣合わせだと危惧された方々。 皆様の思いが大きければ大きい程、政治家の方々も問題として取り上げて下さります。 |
●香西咲さん
<2018年3月17日>
弁護士に確認した所、事実をツイートする事は問題無いとの事です。 よって溜め込んできた事実は今後は遠慮なくツイートして参ります。 |
●香西咲さん
<2018年6月22日>
≪重要!!≫ 別の弁護士さんに確認したところ、 強姦罪、強要罪は時効がなくなったらしいです。 但し立証するのが難しいので根気よくお付き合い下さる弁護士さんを見つけ、長期戦の覚悟で。 被害に遭われた方、泣き寝入りしないで下さい! |
●香西咲さん
<2018年7月2日>
恐らく皆様が興味をお持ちであろう、AVのギャランティについても #青木亮 がどれだけ搾取していたか? #WILL #DMM にも弁護士経由で確認するつもりです。
この辺りの事情は本当に信頼している方にしか公開はしません。 |
●香西咲さん
<2018年7月2日>
お話の途中で失礼致します。
先日ネット被害専門の弁護士と面談して参りました。 悪質だと判断した場合には |
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弁護士が皆、悪党というわけではありません。
それなり(それ相応)のひともいます。
問題は悪徳弁護士です。
この種のものたちについては、懲戒の申し立てと、刑事告発で臨むことが肝要です。
そう遠くない将来、出演強要等を罰する法律ができます。
新法が施行されたのちは、種々のうごきが出てくることでしょう。
楽しみです。
香西咲さんを苦しめた悪徳弁護士に対しては、ありとあらゆる手をつかわせていただきます。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
(明日のブログへつづく)
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