いまの日本は、まじめなひとが被害をこうむる世の中です。
(2016年7月25日 NHK クローズアップ現代+「私はAV出演を強要された~“普通の子”が狙われる~」より、引用。)
「真面目で責任感が強い女性が巻き込まれやすいというのは、どういうこと?」
●伊藤和子 HRN事務局長
契約書に署名・なつ印をさせるところから、まずスタートするんですけれども、いったん契約書に署名・なつ印をしたところ、仕事だからやらなければならないというふうに思い込んでしまったりとか、それから逃れられないということで、逃げればいいのに逃げられないというような、そういったところに陥りやすいというところがあります。 |
「仕事だからやらなければならない」
プロダクションから2,460円の違約金を請求された女性も、同旨のことをおっしゃっています。
(ログミーに掲載された被害者の女性の手記より、引用。)
●プロダクションから2,460万円の違約金を請求された女性
例えそれが、苦痛なことや、嫌なことであっても、いちおう与えられた仕事だということ、「しなければならない」ので、その状況に立った人ならば、早く終わらせたいと思うので、視聴者にはわからないと思いますが、みんな頑張って演技をします。 たとえ、女の子が、望んでしているように見えても、決してそうとは限らないということです。 |
こうした女性の心性(こころ)を利用するのが、わいせつビデオ(適正AV)業界です。
(2017年7月27日 withnews「『あげた』女性 月15人 AV業界、元スゴ腕スカウトが語る実像」より、引用。改行を施しています。)
●withnews
「現場に入れれば、どうにかなる」 女性が現場で泣いたり、話が違うともめたりした場合は、男性が呼ばれ収拾した。 「分かるよ、お前の気持ちは。でもな、ここで終わっちまったらどうする? みんなに迷惑かけちまうだろ。一つ俺のために泣いてやってくれ」 自ら振り返る。 |
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(2016年7月17日 AbemaTIMES「【AV出演強要・脅迫・洗脳】人気AV女優が元所属事務所を告訴」より、引用。改行を施しています。)
●香西咲さん
普通の子だと拒否できないです。 周りにスタッフが20人ぐらいいます。 撮影も急がされている状況で、拒否したら申し訳ないなと思う。 |
(2016年10月17日 AFP「出演強要の罠、警告する日本のAV女優たち」より引用。改行を施しています。)
●香西咲さん
ただ泣くしかできず。 周りで20人くらいの大人たちがせかすように構えて待っている。 あの中で、女性1人で囲まれても、私じゃなくても断れない。 |
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2016年5月17日>
なんでも真面目に受け止めすぎなのが反省。 人前に出るのは本当に向いてない。 なんで皆に遠慮して生きてるんだろ? |
●香西咲さん
<2016年7月14日>
私が知る範囲に限りますが、 前事務所のAV女優さん方の共通項
●真面目 (後略。) |
●香西咲さん
<2017年12月20日>
『真面目』っていう言葉は 必ずしも褒め言葉ではない事を最近思い知らされます(´-ω-`) でも自分を受け入れる様に考え方を変えたら少し気が楽になりました。 |
●香西咲さん
<2018年4月6日>
今日知人が送ってくれたの #レースクイーン #番組リポーター #ドライバー #スーパー耐久レース #スーパーgt #真面目に積み重ねてきたものを全てAVに利用された…… https://www.instagram.com/p/BhMWzEagg_i/ |
騙しやすい女性を狙い撃ちして利用して私服を肥やしてきた奴は一家皆殺しくらいの罰を受けるべきだ。
AV強要 現役女優・香西咲が語る「洗脳」から出演までの8カ月(withnews) – Yahoo!ニュース https://t.co/doa7r4FfFQ #Yahooニュース
— ハピネス (@happinece) 2016年10月3日
騙しやすい女性を狙い撃ちして利用して私服を肥やしてきた奴は一家皆殺しくらいの罰を受けるべきだ。 |
ちなみにAVマニアも、女性に対して真面目さをもとめているようです。
(2017年7月27日 withnews「『あげた』女性 月15人 AV業界、元スゴ腕スカウトが語る実像」より、引用。改行を施しています。)
●withnews
売れる女性は 「普通の色気がある子」 「朝しっかり起き、ちゃんと他の仕事をして、真面目に生活している人」 「一般人に近い感性の子を、ユーザーはちゃんと分かるんです」 |
「一寸の虫にも五分の魂」(小さく弱いものにもそれ相応の意地がある)
とのことばがあります。
AVマニアのような小さく弱いもの(虫けら)にも、女性は真面目なほうが良い、という、それ相応の意地があるようです。
"<出演強要の実行者、または加担者>
●DMM
●メーカー
●プロダクション
●スカウト
●悪徳弁護士
●AVライター
●AVマニア
このなかで、犯罪の大本が、DMMとメーカーです。
諸悪の根元です。
ありとあらゆる犯罪を惹起しています。"https://t.co/IwvgG4mBX3— utaco_XX (@skknfv) 2017年12月15日
AVマニアは、出演強要の加担者です。
おそらく政府は、需要の問題にも手を入れてくることでしょう。
AVマニアについても悲惨な結末となることを願っております。
道浦母都子(みちうらもとこ)さんという歌人がいます。
代表作は「無援の抒情」です。
著作のなかに収められているつぎの短歌は有名です。
(道浦母都子著「無援の抒情」岩波書店より、引用。)
●道浦母都子さん
迫りくる 楯怯えつつ 怯えつつ 確かめている 私の実在 |
道浦母都子さんもまた、謹直(きまじめ)なかたです。
(2016年2月3日 東京新聞「われらがわれに還りゆくとき」より、引用。改行を施しています。)
●東京新聞
学生側の大義名分は、ベトナム爆撃に使われる燃料を積んだ貨物車の輸送阻止。 投石や放火をする者もいて、交通機能はまひした。 全学連(全日本学生自治会総連合)の一角を占めていた中核派のシンパで、早稲田大文学部の学生だった歌人・道浦母都子(みちうらもとこ)(68)もその渦中にいた。 御茶ノ水駅から総武線に乗り、リーダーの指示で、代々木駅付近で止まった電車から線路に飛び降りる。 世に言う新宿騒乱事件。 |
(再掲。東京新聞)
「警視庁は関わった学生らに刑法の騒乱罪を適用することを決め」
この決定から約1か月後、道浦母都子さんは逮捕されました。
●東京新聞
近くの警察署を経て、女子房のある板橋署に移された。 名前を呼ばれても返事をしない。 本人であることすら認めない完全黙秘。 代わりに「板橋二十号」の名がついた。 |
その後、道浦母都子さんは、起訴猶予となります。
いま道浦さんは、自分の人生に悔いがあるようです。
●東京新聞
(略)歌人、作家として活躍する道浦は今、かたくなだった当時の自分を 「『ねばならない』とか『すべし』に取りつかれていた」 と振り返る。 「『ほどほど』とか、『適当』も人生には必要なんですよ」 |
「『ほどほど』とか、『適当』も人生には必要なんですよ」
実存哲学者のニーチェは、著作の「人間的な、あまりに人間的な」のなかでこう言っています。
●阿部六郎訳(新潮文庫)
苦しいなら、逃げてもかまわないのだ。 戦い続けて苦しんだからといって、それに見合うように事情が好転するとは限らない。 自分の心をいじめすぎてはいけない。 |
出演強要問題につきましては、オリンピックまでに片が付きます。
政府は新法を制定して、わいせつビデオ(適正AV)業界を殲滅します。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2017年12月1日>
昨日の #HRN院内集会 多くの超党派議員の先生方とご挨拶、名刺交換させて頂きました。 私のTwitter見て下さった先生。 心より感謝申し上げます。 #AV強要 #人身売買 |
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そう遠くないうちに、わいせつビデオ(適正AV)業界潰しがはじまります。
犯罪者たちの醜い顔がよりいっそう歪み、慌て、もがく、滑稽な姿を想像することができます。
楽しいイベントになりそうです。
悪は滅び、香西咲さんは再生します。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
(明日のブログへつづく)
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