わいせつビデオ(適正AV)業界は依然として悪行を継続しています。
(辻丸さんのツイートより、引用。)
●辻丸さん
<2018年8月10日>
「日本プロダクション協会は女優の人権を守り、働く環境を向上させていくために立ち上がった業界団体」(HP)の広報の方が、この発言。
「一般社会から見た時にも、適正な運営をしていると理解されるように整えていく」(同) |
文面をながめるかぎり、改悛の情は感じられません。
厚顔です。
世間の非難を意に介していません。
おそらくは以下のような認識をもっているからなのでしょう。
(2018年2月2日 withnews「AV強要、非公開だった警察説明会の中身 出席者『これでは生殺し』」より引用。改行を施しています。)
●withnews
メーカーの男性は 「質疑時間すらなく、話が一方通行だった。現場で何を注意していいか分からない。出演強要に取り組む姿勢を見せたい、単なる警察のパフォーマンスにすぎない」 と冷ややかでした。 |
(プロダクションの)男性は(略)、 「50キロ(制限の道路)を60キロで走っているのと同じレベルの話。違法と言い出せばきりがないことはいっぱいある」 と打ち明けます。 |
(2018年2月5日 TABLO「【業界騒然】AV強要問題はどうなるのか~出演作は基本的に最長5年間で消去【警察が業者に説明会】」より引用。改行を施しています。)
●藤木TDCさん
警察がヤクザや詐欺グループなどの反社会勢力に「説明会」をした例など聴いたことがない。 つまり「説明会」は集まったAV業界関係者と警察の「手打ち式」の側面があるのだろう。 |
メーカーは、自分たちのところまで警察の手がまわらない、と思っています。
プロダクションは、もちいている計略に自信があるのかもしれません。
2日前のブログでも記しました。
(参考。当ブログ)
・2018年8月12日
昨年(2017年)の9月15日に厚生労働省が、わいせつビデオ(適正AV)業界に対して通達を発しました。
(2017年9月15日 厚生労働省「いわゆるアダルトビデオ出演強要問題に関する関係法令の遵守について(依頼)」より、引用。)
●2017年9月15日 厚生労働省
アダルトビデオの出演者が下記により労働者に該当する場合には、下記の関係法令の遵守が求められます。
貴団体におかれましては、業務遂行の際にはより一層慎重を期されるとともに、関係者に対して周知及び啓発を図っていただく等、関係法令の遵守のために必要な取組をお願い申し上げます。 |
厚生労働大臣の許可の有無又は労働者本人の同意の有無にかかわらず、公衆衛生又は公衆道徳上有害な業務(以下「有害業務」という。)に就かせる目的で、職業紹介、労働者の募集若しくは労働者の供給を行った者又はこれらに従事した者は、職業安定法(昭和22年法律第141号)第63条第2号により、1年以上10年以下の懲役又は20万円以上300万円以下の罰金に処せられます。 |
厚生労働大臣の許可の有無又は労働者本人の同意の有無にかかわらず、有害業務に就かせる目的で労働者派遣をした者は、労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律(昭和60年法律第88号。以下「労働者派遣法」という。)第58条により、1年以上10年以下の懲役又は20万円以上300 万円以下の罰金に処せられます。 |
ふつうはここで、有害業務をなくす方向ではなしを進めます。
わいせつビデオ(適正AV)業界はちがいました。
弥縫(びほう。「とりつくろいの」)策に走りました。
たとえば、川奈まり子AVAN代表(※当時)はツイッターで、つぎの発言をされています。
●川奈まり子AVAN代表(※当時)
<2017年10月2日>
「労働者性を排除しろ(=個人事業主化)というのは国の方針で、厚労相からその旨、通達を受け取りました」
川奈まり子AVAN代表(※当時)は、かねてより、女優の個人事業主化を主張されています。
●川奈まり子AVAN代表(※当時)
<2017年7月9日>
「HRNが主張したとおり結局、AV出演は職安法上の有害危険業務で雇用主(派遣者)は可罰対象になりました。これは実演家に労働者性があれば職安法違反、違法であるということなので、出演行為から労基法上の使用従属性を排除することで合法化していかなくてはなりません」
「合法化」とは、女優の個人事業主化でありません。
有害業務の一掃です。
政府はこのことをもとめています。
(瀧本梨絵さんのツイートより、引用。)
●瀧本梨絵さん
<2017年5月16日>
「HRNの主張どおりにAV出演が職安法上の有害業務とされてしまうと、皆さんの大好きなAV女優さんたちは確信的に違法な行為に加担していることになり、自己決定権を奪われてしまいます。」
これってAV女優をだしに使ってAV撮影での |
(やまもと寅次郎さんのツイートより、引用。)
●やまもと寅次郎さん
<2018年2月27日>
AV業界、「適正」の二文字にあぐらかいてると、いずれ足をすくわれることになるかも。人権団体騙せても、警察は騙せないからね。なによりも、根本的な問題に手をつけないで逃げ切ろうとしているところが、間違い。浅はかすぎます。タイムリミットまであとわずか。(/ー ̄;) |
(2017年10月13日 幻冬舎plus「AV女優は『職業』ではなく、『商品』だった」より、引用。)
●中村淳彦さん(ノンフィクション作家)
社会と対話する気もないみたいだし、ホワイト化は無理でしょう。 でも、その“無理”を社会が許すのか……。 |
「社会が許すのか」
ゆるすはずがありません。
(2017年5月19日 第3回関係府省対策会議「今後の対策」より、引用。)
●内閣府、関係府省
被害の防止及び救済等のための新たな対応策の検討
アダルトビデオ出演強要問題や「JKビジネス」問題等が深刻な性的な暴力で、重大な人権侵害であるとの考え方に立ち、関係者による自主的な取組の進捗状況や実態把握の状況も踏まえ、性的な暴力の被害につながる行為の規制、被害の回復、被害者の保護及び支援等について、有識者等の意見も参考に、法的対応を含め、必要な対応策を検討する。 (内閣府、関係府省)〔平成 29 年4月~〕 |
(2018年6月12日 参議院 法務委員会より。)
(※参考。当ブログ)
●2018年6月12日 上川陽子 法務大臣
このことにつきまして、法的対策もふくめてしっかりと検討し、そして実現してまいりたいというふうに思っております。 |
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政府は2年後のオリンピックまでにかならず、わいせつビデオ(適正AV)業界を殲滅します。
これは国策です。
人身取引の実行者をこのまま野放しにしておくことは、国際社会がゆるしません。
誤解されがちだが、仮に大変厳しいAV規制がかかって、他の行き場所があるのはAV女優の女の子たちだけ。需要とAV関係者は行き場がなく、残る。最後の最後まで粘るはず。
— 中村淳彦(なかむらあつひこ) (@atu_nakamura) 2017年2月8日
(再掲。中村淳彦さん)
「需要とAV関係者は行き場がなく、残る」
「捨てる神あれば拾う神あり」(一方で見捨てる人がいるかと思うと、他方で救ってくれる人がいる)
といったところでしょうか。
現在、人手が不足している業界があります。
作業の内容も基本的に、わいせつビデオ(適正AV)業界と同じです。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2016年10月3日>
おはようございます。 昨日は大変失礼致しました。 このような連中が |
●香西咲さん
<2016年12月31日>
②ですが、人を苦しめるのが人であれば、人を癒し助けてくれるのも人ですね。 今年はファンの皆様、関係者の皆様、業界の垣根を越えて多くの方々に助けて頂きました。 心から感謝申し上げます。 罪の無い女の子達を騙し込んでAVに出させてきた悪党達は許せません。 罪を最大限償って欲しいと思います。 |
●香西咲さん
<2017年12月20日 >
戦争なんて大規模な事だけでなく身近な #AV強要 や詐欺も大元を辿れば同じ事だと思う。土地や資源、食料を得る為の“金”を女の体で作らせる。 #青木亮 #MeToo #HumanTrafficking |
●香西咲さん
<2018年1月28日>
【RT拡散希望】 #AV強要の根絶を願う方、RTお願い致します。 動画の後半には |
●香西咲さん
<2018年2月17日>
#AV強要 #強姦罪 #詐欺罪 #淫行勧誘罪 #スタジオへの拉致監禁 #顔を足蹴りする など #台本に無い暴行の数々 #洗脳 #不法侵入 私が今思い付くだけでも 上記犯罪を4年弱犯してきた #青木亮 側弁護士である #オーセンス #唐木大輔 弁護士の出方次第では懲戒解雇を求める事も視野に入れます。 |
●香西咲さん
<2018年3月18日>
注意喚起 詐欺師は都合が悪くなるとわざと論点をずらす。こちらの趣旨には応じない。聞こえないふり。 論点をずらして如何にも正しい、君の事を考えてる…様な話に持って行く。 その会話は当然噛み合わずに終わります。 #AV強要 や #詐欺師 を見抜く一つの術として念頭に置いて下さい。 #青木亮 |
●香西咲さん
<2018年7月2日>
(前略。) 私は占い師や洗脳、レイプ、詐欺、 #青木亮 を通じてとにかく複雑な犯罪にされてしまいました。 (後略。) |
●香西咲さん
<2018年7月2日 >
親は普通のサラリーマン。借入してまで大学出してくれた。 言わば私だけでなく家族も犠牲にして少なく見積もって7000万円は荒稼ぎし、家族の人生を台無しにした #青木亮 にやってもらわないとね。 #坂上孝志 #大樹総研 #矢島義也 |
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このように蠢(うごめ)いている詐欺師たちに恰好の場所があります。
(2018年8月8日 FNNプライム「ターゲットは“少年”と“外国人” 振り込め詐欺が人手不足!」より、引用。)
●FNNプライム
実は、振り込め詐欺グループで、なり手不足、人手不足が起きているのだ。 |
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振り込め詐欺業界はいま、人手が足りません。
●FNNプライム
通常、振り込め詐欺などに関与するのは、20代から30代の男が大半だ。 ところが、警察当局が、本腰を入れている影響で逮捕者は増え、ほとんど起訴されて有罪判決を受け、多くのケースでは実刑で刑務所行き。 警察・検察・裁判所は、かなり厳格に対応している。 そんな中、つい出来心で振り込め詐欺に関与して、刑務所に行くのは「割に合わない」と言う風潮が広まったのか、これまでのように、振り込め詐欺グループに人が集まりにくくなっているのだ。 要は、なり手不足の状態。 |
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(再掲。香西咲さん)
「無限ループです」
わいせつビデオ(適正AV)業界人は今後、刑務所と振り込め詐欺業界を行き来することになるのでしょう。
悪人の末路とはあわれなものです。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
(明日のブログへつづく)
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