2018年7月26日に、オウム真理教事件の犯人が処刑されました。
死刑執行後、上川陽子法務大臣が記者会見をおこないました。
(参考。当ブログ)
・2018年8月6日
・2018年8月7日
・2018年8月8日
・2018年8月9日
・2018年8月10日
上川大臣は死刑制度の是非について以下の見解をしめしました。
(2018年7月26日 法務省「法務大臣臨時記者会見の概要」より、引用。)
●上川陽子 法務大臣
そして、国民世論の多数が、極めて悪質凶悪な犯罪については、死刑もやむを得ないと考えているということであり、多数の者に対する殺人や強盗殺人等の凶悪犯罪が未だ後を絶たない状況等に鑑みると、その罪責が著しく重大な凶悪犯罪を犯した者に対しては、死刑を科することもやむを得ないと考えており、死刑を廃止することについて、現状、適当ではないと考えています。 |
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(再掲。上川陽子 法務大臣)
「凶悪犯罪が未だ後を絶たない」
4日前(2018年8月8日)のことです。
適格消費者団体のひとつである消費者機構日本が、アルシェプロダクションから届いた回答書を公開しました。
(引用)
●2018年6月8日 アルシェプロダクション
しかも、貴法人は当社のような一プロダクションに対し消費者から寄せられた一方的情報に基づいて「申入れ・要請・問合せ」を当社に郵送したというだけのさしてニュースバリューもない事実を朝日新聞の某記者に取材させ、その結果、同紙及びネット上に実名で報道されるという事態に及び、当社は業界における信用を失墜し、今後の営業活動に大きな不利益を生じる可能性が出てきました。 したがって、今後、事実誤認や歪曲を含む消費者からの一方的な情報とマスコミを利用したような貴法人の活動により当社に容認出来ない損害が発生する状況になれば、当社はかかる貴法人の欺計による業務妨害に対して法的措置も検討せざるを得ません。 |
最後に、当社は今後も貴法人が主張されているような①退去妨害②不実告知による勧誘はせず、又、③NG項目を厳守④理由のない契約書の預かりはせず⑤AV女優の人格と自由意思を尊重していく所存であることはいささかも変わりがありません。 |
思わず吹き出してしまいました。
この噴飯ものの物言いに対して、消費者機構日本は、以下の見解を表明しています。
(引用)
●2018年8月8日 消費者機構日本(適格消費者団体)
当該回答書にてアルシェプロダクションは、「今後も消費者機構日本が指摘した不当勧誘は行わず出演者の人格と自由意思を尊重していく所存である」旨を述べており、不当勧誘を行った過去はない趣旨の回答でした。 アルシェプロダクションが過去に行った不当勧誘を認めていないことから、当機構では、アルシェプロダクションには今後も同様の不当勧誘を繰り返すおそれがあると判断し、差止請求書(消費者契約法41 条に基づく書面)の送付を検討中しているとことです。(※原文ママ) |
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(再掲。上川陽子 法務大臣)
「凶悪犯罪が未だ後を絶たない状況等に鑑みると、その罪責が著しく重大な凶悪犯罪を犯した者に対しては、死刑を科することもやむを得ない」
現在も出演強要問題が依然として喧(かまびす)しいです。
いま問題となっているのは、アルシェの悪行だけではありません。
昨年(2017年)の9月15日、厚生労働省は、わいせつビデオ(適正AV)業界に対して通達を発しました。
(参考。当ブログ)
・2017年11月1日
・2017年11月5日
(2017年9月15日 厚生労働省「いわゆるアダルトビデオ出演強要問題に関する関係法令の遵守について(依頼)」より、引用。)
●2017年9月15日 厚生労働省
アダルトビデオの出演者が下記により労働者に該当する場合には、下記の関係法令の遵守が求められます。
貴団体におかれましては、業務遂行の際にはより一層慎重を期されるとともに、関係者に対して周知及び啓発を図っていただく等、関係法令の遵守のために必要な取組をお願い申し上げます。 |
厚生労働大臣の許可の有無又は労働者本人の同意の有無にかかわらず、公衆衛生又は公衆道徳上有害な業務(以下「有害業務」という。)に就かせる目的で、職業紹介、労働者の募集若しくは労働者の供給を行った者又はこれらに従事した者は、職業安定法(昭和22年法律第141号)第63条第2号により、1年以上10年以下の懲役又は20万円以上300万円以下の罰金に処せられます。 |
厚生労働大臣の許可の有無又は労働者本人の同意の有無にかかわらず、有害業務に就かせる目的で労働者派遣をした者は、労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律(昭和60年法律第88号。以下「労働者派遣法」という。)第58条により、1年以上10年以下の懲役又は20万円以上300 万円以下の罰金に処せられます。 |
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「関係法令の遵守のために必要な取組をお願い申し上げます」
わいせつビデオ(適正AV)業界は、この通達を無視しています。
かわらずに法律違反をくりかえしています。
(やまもと寅次郎さんのツイートより、引用。)
●やまもと寅次郎さん
<2018年2月27日>
AV業界、「適正」の二文字にあぐらかいてると、いずれ足をすくわれることになるかも。人権団体騙せても、警察は騙せないからね。なによりも、根本的な問題に手をつけないで逃げ切ろうとしているところが、間違い。浅はかすぎます。タイムリミットまであとわずか。(/ー ̄;) |
●やまもと寅次郎さん
<2018年6月11日>
警察も検察も、AV女優はメーカーとは雇用関係にあるって言ってますからね。ま、今のAV が有害業務に指定されてる限り、警察はどうにでも動けますよ。摘発できますね。そろそろ業界は、業界団体は、その辺をきちんと考えなきゃダメな時期に入ってますね。 |
●やまもと寅次郎さん
<2018年6月11日>
「倫理的、道徳的に問題のある仕事」って認識をしてましたけど。裁判所は。そんな仕事、すなわちAVに女の子を連れて行くことが、プロダクションにとっては違法なことにあたるって判断。この論法だと、女優の営業はみんなダメになっちゃいますけどね。AVが有害業務である限り。ま、根が深い問題です。 |
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(再掲。上川陽子 法務大臣)
「凶悪犯罪が未だ後を絶たない状況等に鑑みると、その罪責が著しく重大な凶悪犯罪を犯した者に対しては、死刑を科することもやむを得ない」
わいせつビデオ(適正AV)業界はもう、おわりでしょう。
犯罪をやめることができないのですから。
あとは、死刑の執行がいつになるか、です。
(やまもと寅次郎さんのツイートより、引用。)
●やまもと寅次郎さん
<2018年5月5日>
今日の打ち合わせで見えてきたね。強要問題の山場。秋だね。間違いなく。 (後略。) |
●やまもと寅次郎さん
<2018年5月8日>
(前略。) けど、「適正」化の流れも秋までかなぁ。それまでに国と警察からの大攻勢始まると思うし。以前から言ってるように、被害者女性にきちんと向き合わない団体はダメってことです。いくら人権や倫理を振りかざしても、言葉倒れになる。 |
●やまもと寅次郎さん
<2018年8月8日>
今日は台風接近の中、久しぶりに警視庁担当のTVの報道記者と会ってきます。どうも、秋くらいに大きな動きがあるみたいなので。ってか、そろそろ動くでしょ。上も。行政も。とりあえず、早めに帰ってこよう。 |
(2018年5月31日 CBCラジオ「北野誠のズバリ」より、引用。)
(全文については、2018年6月1日の当ブログを参照。)
(※音声の文字化は、筆者。)
●阿曽山大噴火さん(ニュースウオッチャー)
そうなんです。 検察官としては、のちのちアダルトビデオにもメスをいれるぞ、っていう意思表示があったんです。 裁判で。 |
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(再掲。上川陽子 法務大臣)
「凶悪犯罪が未だ後を絶たない状況等に鑑みると、その罪責が著しく重大な凶悪犯罪を犯した者に対しては、死刑を科することもやむを得ない」
はたして秋に何かが起こるのでしょうか。
刮目(かつもく)してまっています。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2018年2月17日>
この世でもあの世でも裁かれて欲しいものです。 死ぬ手前の拷問を続けるのが一番効果的かと(笑) そんな事言いたくないから #青木亮 さん、慰謝料もお支払い下さいね。 |
●香西咲さん
<2018年2月20日>
画像ももちろん 精神も身体も引き摺って生きて行く時間の方が長いです。 理解して下さる人はなかなか少ないのが現実。 #青木亮 と弁護士は到底理解しようとしない。 生き地獄。 |
●香西咲さん
<2018年7月1日>
#青木亮 の様な #AV強要 #人身売買 #humantrafficking をし続ける悪魔に何の制裁も加えられない日本を私は出たい。 それか、地道にパワーを蓄えて 散々AV強要事件にかこつけて人の心をほじくり回した日本のヤツら全員に復讐したいよ。 両方達成されなきゃ気持ちが収まらないよね。当然。 |
●香西咲さん
<2018年7月2日>
#青木亮 こんな生地獄をいつまで続けなければならないのでしょう? 人情の欠片も無い貴方に言っても無駄かも知れませんが楽にさせてくださいよ。 |
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いずれにせよ、2年後のオリンピックまでにわいせつビデオ(適正AV)業界は殲滅されます。
できることならば安楽死させるのではなく、苦しみをあたえつづけたのちに淘汰してほしいです。
「こんな生地獄をいつまで続けなければならないのでしょう?」
あともうすこしです。
香西咲さんの気持ちが晴れる結末となることはまちがいありません。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
(明日のブログへつづく)
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