純白な香西咲さんとはちがい、わいせつビデオ(適正AV)業界人の先にあるのは延々とつづく晦冥です。一条の光が差すことはないでしょう

4日前から上川陽子法務大臣の政治家としての信条についてみています。

(参考。当ブログ)
2018年8月6日
2018年8月7日
2018年8月8日
2018年8月9日

上川大臣はこれまで、犯罪被害者の救済策に力を注いできました。
一方、加害者に対しては峻厳な態度をしめしています。
先日、オウム真理教事件の犯人の死刑執行を許諾しました。
犯罪者にきびしく、被害者にやさしい。
法務大臣として傑出した人物であると言えるでしょう。
ちなみに、表現の自由については、どのようなお考えをおもちなのでしょうか。
表現の自由に対する見解は、政治家を評価するうえでの重要な要素となります。
上川大臣のブログをみてみます。

(2017年8月12日 かみかわ陽子 Official Web Site「ラジオシェイク第137回 『犯罪被害者の声を国会に届ける院内集会、アイスランド議員団と教育について語り合う、ジェンダーサミット10開催』」より、引用。改行を施しています。)

(※2017年6月20日に放送された「かみかわ陽子のラジオシェイク」より)
2017年8月12日 上川陽子 衆議院議員

リスナーの皆さま、こんばんは。上川陽子です。

鈴木真弓さん(しずおか地酒研究会主宰)
コピーライターの鈴木真弓です。
どうぞよろしくお願いいたします。
陽子さんは長年、犯罪被害者の支援に関わる法律を作ってこられたということで、つい最近、象徴的なシンポジウムがあったそうですね。

2017年8月12日 上川陽子 衆議院議員

5月23日に参議院議員会館で「犯罪被害者の声を国会に届ける院内集会」が開かれ、自民党司法制度調査会長として出席しました。
土師淳くん、覚えていますか?

鈴木真弓さん(しずおか地酒研究会主宰)
神戸連続児童殺傷事件の・・・。

2017年8月12日 上川陽子 衆議院議員

そうです。
あの痛ましい事件の被害者です。
20年前の5月24日の出来事でした。
事件から20年になるということで先月23日に院内集会を開催し、淳くんのお父様が犯罪被害者家族として声を上げ続けておられることを知って深く心に刻みました。

鈴木真弓さん(しずおか地酒研究会主宰)
確か先月、お父様の手記が新聞に掲載されましたよね。

2017年8月12日 上川陽子 衆議院議員

この事件は、その後とくに、加害者だった少年が社会に出て手記を出版しました。

(参考)

2015年7月2日  NHK クローズアップ現代+
“元少年A” 手記出版の波紋

内容は決して被害者の人権を尊重するものではなく、むしろ傷つけるものだったということで、表現の自由、出版の自由と被害者の権利とで大きな衝突がありました。

被害者のお父様からすれば、加害少年に裏切られたという思いが強く、そういう手記の出版には制限を掛けるべきだという声明を出されました。

(2015年6月10日 産経新聞「『思い踏みにじられた』 神戸連続児童殺傷事件の遺族、土師守さん 『元少年A』の手記出版中止を求める」より、引用。)

土師守さん
(前略。)
もし、少しでも遺族に対して悪いことをしたという気持ちがあるのなら、今すぐに、出版を中止し、本を回収して欲しいと思っています。
(後略。)

今もまだその問題が解決できない中、もう一度、犯罪被害者の声に耳を傾けてほしいということで、集会の開催に至りました。

(再掲。上川陽子 議員)
そういう手記の出版には制限を掛けるべきだという声明を出されました

間接的な言い回しではあるものの、表現の自由に対する疑義の念がつたわってきます。
上川議員は上述の「かみかわ陽子のラジオシェイク」のなかでつぎのようなこともおっしゃっています。

2017年8月12日 上川陽子 衆議院議員

(前略。)
少なくとも拠って立つ基盤である憲法が、加害者の権利については条文としてしっかり明文化されているため、犯罪被害者とのバランスを考えた上で条文に明示していくことが必要であるという訴えです。

日本国憲法には被害者の人権に関することが明記されていません。
被害者よりも加害者(犯人)の人権が大切である。
世の中には、こう考えるひとたちが存在します。
映画監督の森達也さんがそうです。
森さんにつきましては、4日前の当ブログでもふれました。
オウム真理教事件の犯人が処刑されたさいに、異を唱えておられます。

(参考。当ブログ)
2018年8月6日

森達也 映画監督

人は誰もが死ぬ。
事故で。
病気で。
だが彼らは事故や病気で死んだわけではない。
合法的に殺されたのだ。

元少年Aの手記の出版の件につきましては、表現の自由を叫んでおられます。

(2015年7月2日  NHK クローズアップ現代+「“元少年A” 手記出版の波紋」より、引用。)

NHK クローズアップ現代+
(森達也さん)

森さんは、遺族の理解を得る努力を最大限するべきだったとしながらもいかなる言論も規制されてはならないと強く主張しています。

いかなる言論も規制されてはならない
同じ番組に出演された柳田邦男さんの所見はちがいます。
柳田さんは著名なノンフィクション作家です。

NHK クローズアップ現代+
(柳田邦男さん)

これはね、表現の自由っていうのを守らなければいけないんですが、これは政治とかイデオロギーだとか絶対的に守らなければいけないんですが、こういう殺人事件なんかの場合は非常に人間関係が身近ですし、そういうときに出版という、社会化する過程で出版の編集業務っていうのは、ものすごく重要な意味を持つ。

編集者が、これでは遺族を傷つけるからここはどうするか、こうするとか、そうしてなおかつ被害者側、遺族の側等のすり合わせっていうのに対して十分な配慮をすること、それは自己規制ではなくて、むしろ表現の自由を守るための編集者の基本的な努力だと思うんですよね。

(再掲。柳田邦男さん)
政治とかイデオロギーだとか絶対的に守らなければいけない

同感です。
表現の自由というのは元来、政治や思想のためにあります。


表現の自由やスティグマというマジックワードを振りかざして誰かにケンカを売ること自体が自己目的化して、当事者と全くつながれなかった


この弁護士さん2次元の表現の自由を守るとか言ってる人
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表現の自由を履き違えている(意味をとりちがえている)ひとたちがいるようです。
現在、出演強要に関する法案づくりが進められています。
わいせつビデオ(適正AV)業界に対して、表現の自由の観点から斟酌(しんしゃく)することはないでしょう。
上川陽子法務大臣の指揮、監督のもとで、加害者(わいせつビデオ【適正AV】業界)にとって苛烈な法律ができるのは確実です。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年7月18日

皆様のおっしゃる通りです。
今後はライターも摘発対象になるかもしれませんね。
幸い警視庁の専門の報道の方々ともご縁もありますし、近々相談する事とします。

香西咲さん
2016年7月20日

誰か助けて
AVライターの叩きといいもう限界

香西咲さん
2016年12月28日

(前略。)
私の強要問題に『どうせなら強要であろうとファンタジーを見せろ』とブログに綴ったライターです。
(後略。)

香西咲さん
2017年11月15日

私からすればAV女優もAVライターも外から見たら変わらない仕事だと思うんだけどなぁ。
10数年?AV村に居座ってる時点で騙されて入ってきた女優よりは比較するまでも無く、単なるAV業者の人間でしかない。
謝ってください。書面で。
私は泣き寝入りはしませんよ。


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(再掲。香西咲さん)
今後はライターも摘発対象になるかもしれませんね

新法の制定後は、当然、そうなります。

(再掲。香西咲さん)
単なるAV業者の人間でしかない

この種のものたちについても悲惨な人生がまっています。
政府は犯罪の加担者についてもかならず断罪します。
わいせつビデオ(適正AV)業界人の先にあるのは延々とつづく晦冥(暗闇)です。
一条の光が差すことはないでしょう。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

(明日のブログへつづく)



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