PAPSのインタビュー(その2)。香西咲さん「消耗品として扱われていた実感はありますね」。因果はめぐります。今度は業界人が不要品として処分される番です

昨日のつづきです。
本日も、PAPS(ポルノ被害と性暴力を考える会)の方々が語る出演強要問題についてみてみます。

2017年2月9日 毎日新聞
AV問題 搾取される“女優” 支援団体に聞く・下

音声の文字化は、筆者。)

宮本節子 PAPS世話人

そこではたらいて、生きているひとたちもいるわけで。
そのひとたちはそのひとたちで、そこで生き延びなきゃいけない、わけですよね。
で、
「よけいな差別をしてもらいたくはない」
というのは、当然だと思います。
で、それに対してどうするか、という問題がひとつと。

現に自分自身が、自分自身の性行為をした映像が大量に流されているその被害をどうするか、っていう両方の面を考えないと。

片っ方だけのことを考えると、はなしはややこしくなると思うんですね。

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宮本節子 PAPS世話人

こう自分のからだをとにかく売るなり、なんなりして、生き延びているそのひとたちを貶(おとし)めるつもりはぜんぜんなくて。
生き延びられるものであれば、っていうか、生き延びられる方法がそれがいまのあなたの方法であるのだったらそれで生き延びてちょうだい、っていうふうに思うわけなんですけれども。

いっぽう、それによってすごい被害をうけるそのひとたちを放置することもできないわけですから。

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AVを差別しているのはだれか?
金尻カズナ PAPS相談員

それはね、だれが差別をしているのか。
支援団体ではないですし、当事者のかたたちの団体(IPPA、AVAN)でもないです。

(差別)しているのは、残念ながら、需要。
消費者なんですね。
消費者がもとめているから、そういった映像、あの、虐待的なAVだって、できるわけであって。
消費者がいるから、消費者とそれを製作「制作」ではありません)しているひとたちがいるから、差別されるような作品が数多く生まれてしまうと。
そこにわたしは、根本的な問題があるんじゃないかな、と。

宮本節子 PAPS世話人

消費者の問題で言えば、明治以来、日本では、公娼制度が発展してきますけれども、その公娼制度が発展していくなかでいろいろな制度ができて。
で、戦後、売春防止法(※1956年公布)に転換するわけですが。
そこのその論議のなかで、消費者の問題、っていうのは、一度も論議されたことがないんです。
麻薬に関しては、生産ももちろん叩くけど、消費者も叩きますよね。
だけど、この問題に関しては、消費者をどうするのか、っていう論議はこの明治以来、100年間、一度もない。
その消費者の問題をどうするのか、ってことに、これはもう日本の社会の文化の在り方にかかわってくるはなしだと思うので、そこまできちんとはなしをしないと。

消費者(AVマニア)は良いファンタジーをもとめているそうです。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年7月18日

AVライターアケミン「ファンはAVのファンタジーを見たいのだ。
だから強要されてようがなんだろうが香西は良いファンタジーを見せてやれよ
デビュー作で楽しそうだってDMMレビューにも書いてあるよ?」
なる趣旨の支離滅裂なブログ記事を投稿

↑残念ながらAV強要の一派と認識し提訴も可

香西咲さん
2016年12月28日

(前略。)
私の強要問題に『どうせなら強要であろうとファンタジーを見せろ』とブログに綴ったライターです。
(後略。)

香西咲さん
2017年11月16日

私からすればAV女優もAVライターも外から見たら変わらない仕事だと思うんだけどなぁ。
10数年?AV村に居座ってる時点で騙されて入ってきた女優よりは比較するまでも無く、単なるAV業者の人間でしかない。
謝ってください。書面で。
私は泣き寝入りはしませんよ。

この種のAVライターもいずれ、消費者(AVマニア)と同様に、規制の対象となることでしょう。
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金尻カズナ PAPS相談員

わたしたちも、あえて何度も言っているんですけれども、アダルトビデオっていうか、性的なビデオに関して否定している団体ではまったくなくてですね。
よく勘違いされるのであえて言わなきゃいけないんですけれども。

それには対等な性的なそういった性表現って、大切なことだと思うんですけれども。

やはり、そこで、じゃいま現状の業界はどうなのか、というと、まったくちがう現実があるわけですよね。
そこに対して、どういうふうに業界が。
じゃ、そこだけ尻尾切りで切っていけばいい問題なのか、というと、やっぱりメーカーの問題がずっと抜けてしまっていて。
メーカーにもものすごい責任がある、と思いますし、もっと言えば販売店も問題があるはずなんですよ。
プロダクションの問題だけじゃないんですね。

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女性を傷付けるのでなく、もっと豊かな性表現であれば?
宮本節子 PAPS世話人

すごい面白いんじゃないですか。
たとえば、ちょっといま顔は思い出すんだけど名前が出てこないんですが、日活ロマンポルノで有名な、いまも現役の。
やっぱ、彼女はそれなりに、いやなこともあったのかもしれないけれども、演技者として成長してきていると思うんですね。
で、いろいろなプロセスはあったでしょうけれども、演技者として成長できる土台みたいな、外枠みたいなものがあったと思うんですけれども。

いまのここで問題にしているのは、演技者をつくっているわけじゃなくて、女性の性器の使用権をただ、使い捨てにしている、だけのはなしで、女性にとってはなんのメリットもないし。
搾取される女優、ある意味で「AV女優」っていうけれども、とんでもないはなしで、女優でもなんでもない、とわたしは思いますけど。

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宮本さんがおっしゃるように、女優ではなく、消耗品です。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
<2016年7月25日>

【RT拡散希望】
これは合ってると思う。
そして元AVライター『女は商品で使い捨て』だそう。
光のある所には影がある。
皆様気をつけてください。


(二村監督)
AV女優を表現者ではなく「商品」と考えているからです

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2018年1月25日

消耗品として扱われていた実感はありますね。

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この搾取の件につきましては、2年以内に決着がつきます。
現在、日本は、国連(女子差別撤廃委員会)から改善をもとめられています。

(参考。当ブログ)
2018年7月6日

加えて、出演強要に関する法律もできます。
いずれにせよ、わいせつビデオ(適正AV)業界はもうおわりです。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2018年3月23日

(前略。)
でも私は数年後に結果出します。
暫くは治療を最優先にしますが、
二村監督の仰る「AV業界に入るべきでは無かった人間」に当たる事を証明してみせます(*^-^*)

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香西咲さんは性犯罪の被害者です。
拉致されて引摺りこまれました。
香西咲さんにはいっさい、責任がありません。

二村監督の仰る『AV業界に入るべきでは無かった人間』に当たる事を証明してみせます

証明する必要はありません。
香西咲さんは白鳥です。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

(明日のブログへつづく)



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PAPSのインタビュー(その2)。香西咲さん「消耗品として扱われていた実感はありますね」。因果はめぐります。今度は業界人が不要品として処分される番です」への1件のフィードバック

  1. 海野

    小島みなみさん、マインズ所属ですね。
    女優さん同士で、あまりそういう重要な部分の
    話をしないから、わからないだけだと思いますね。

    小島さんが、現状で満足でも実際に被害は発生している
    ことを明確に認識して欲しいですね。

    https://news.nifty.com/article/entame/showbizd/12104-109324/

    このように名称を変更する背景など考えた方がいいかと思います。

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