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No.5 今年の通常国会をふりかえって(出演強要問題に関する質疑と応答)。香西咲さんが世の中をかえました。仁比聡平議員が2度目の質疑をおこないました

今年の通常国会でとりげられた出演強要問題を回顧しています。

(参考。当ブログ)
2018年8月27日
2018年8月28日
2018年8月29日
2018年8月30日

本日は仁比聡平議員の質疑をみてみます。
出演強要に関しては、これで2度目の質問となります。

①2018年3月23日 仁比聡平 参議院議員(日本共産党)
  
②2018年4月3日 本村伸子 衆議院議員(日本共産党)
  
③2018年4月12日 若松謙維 参議院議員(公明党)
  
④2018年5月11日 柚木道義 衆議院議員(国民民主党【※現在は無所属】)
  
⑤2018年5月15日 柚木道義 衆議院議員(国民民主党【※現在は無所属】)
  
⑥2018年5月15日 柚木道義 衆議院議員(国民民主党【※現在は無所属】)
  
⑦2018年5月17日 鰐淵洋子 衆議院議員(公明党)
  
⑧2018年5月23日 畑野君枝 衆議院議員(日本共産党)
  
2018年5月28日 仁比聡平 参議院議員(日本共産党)  

⑨2018年5月28日 参議院 決算委員会
<質疑者>
仁比聡平議員(日本共産党)

<答弁者>
野田聖子 男女共同参画担当大臣(総務大臣)
武川恵子 内閣府 男女共同参画局長
小田部耕治 警察庁 長官官房審議官
渡辺克也 総務省 総合通信基盤局長

2018年5月28日 参議院 決算委員会
(動画 参議院インターネット審議中継)

音声の文字化は、筆者。)

2018年5月28日 仁比聡平 参議院議員(日本共産党)

日本共産党の仁比聡平でございます。

わたしは性暴力根絶の重要な課題としてアダルトビデオ、AV出演強要問題についてお訊(たず)ねしたいと思います。

この問題は与野党越えてのとりくみで、政府は昨年、関係府省対策会議も設置され、とりくんでこられました。
そのなかで野田大臣は、総務大臣、そして男女共同参画担当大臣を兼務され、
「若年層、若い女性たちを狙った性暴力は被害者の心身に深い傷を残しかねない重大な人権侵害」
という構えをしめしてこられました。

(参考。2018年4月3日 衆議院 総務委員会

野田聖子 総務大臣(男女共同参画担当大臣)
AV出演強要は女性への人権を著しく踏みにじるけっしてゆるされない重大な問題であると認識しています。

わたくしもそのとおりだと思います。
野田大臣のとりくみに、わたくしとしても敬意を表させていただきたいと思います。

そこでまず、男女共同参画局長においでいただきましたけれども、委員の皆さんには資料として1枚目、2枚目をごらんいただきたいと思うのですが、内閣府は昨年につづきまして、今年の3月、2回目となります平成29年度若年層を対象とした性暴力被害等の実態把握のためのインターネット調査を発表されました。
ここにはですね、モデルやアイドルなどに勧誘された若い女性が聞いていない同意していない性的な行為などの撮影を強いられている深刻な実態があきらかになっています。
あの、概要についてご説明いただけますか。

2018年5月28日 武川恵子 内閣府 男女共同参画局長

はい。
昨年度、内閣府が実施いたしました平成29年度若年層を対象とした性暴力被害等の実態把握のためのインターネット調査というものでございますけれども、調査対象は、中学生を除く15歳から39歳までの女性を対象に実施したものでございます。

で、本調査におきましてモデル、アイドルなどの勧誘等の経験のあるひと、まあ、勧誘をうけたひとですとか広告をみて応募したひとに対して訊(き)いた調査でございますけれども、そういった勧誘をうけたひとのうち、事前に聞いていない性的な行為の撮影をもとめらた経験のあるひとは11.3%でございました。

また、そのうち、実際にもとめられた撮影におうじた経験のあるひとが46.6%。
で、さらに、そのうち、だれかに被害を相談したひとは58.9%となっております。

おこなった行為の内容でございますけれども、
「水着や下着、衣服の一部またはすべてを脱いだ状態での撮影やチャットなどへの出演」
という回答がもっとも多く、55.0%。
「その行為をおこなったときの年齢は、20から24歳である」
という回答が45.2%で、もっとも多くございました。

で、そうした行為による影響で現在こまっていることを訊(き)きましたところ、家族や友人などへの人間関係の支障をあげたかたが34.1%。
心身に不調が、21.7%。
画像や動画の流出が18.6%、という結果でございました。

以上です。

2018年5月28日 仁比聡平 参議院議員(日本共産党)

いまのこの実態調査からしてもですね、とても深刻な実態だと思うわけです。

先ほど、聞いていない同意していない性的な行為等の撮影についてもっとも多かった
「一部またはすべてを脱いだ状態での撮影」
の項目についてご説明がありましたけれども、皆さん、2枚目のですね、資料をご覧いただきますとおわかりのように、つぎに多いのが、
「水着、下着、肌を多く出した衣服等を着用した状態での撮影」。
肌を多く出したというのが50.4%。
そして、
「胸、性器、おしり、足等を触られる様子の撮影、チャット等への出演」
34.9%。
そして、
「性交の撮影。チャット等への出演」
18.6%、と。

これ、深刻な数字なんですね。
同意もしていない、承諾もしていない、聞いていない。
にもかかわらずこうした結果になぜなるのか。

ことわらなかった理由、ことわれなかった理由、という項目もあるのですが、このなかでわたし、着目をしますのは、
「断ってもしつこく要求され 、とにかくこの状況を終わりにしたいと思ったから」
が13%。

のほか、
「断ることができると思わなかったから」
9.1%。

「個人情報を知られており、断ったらどうなるのか不安だったから」
6%。

「画像をばらまく、親、学校、会社等に伝える、等と言われたから」
2.3%。

「複数の人に説得されたから」
3.6%、と。

これ、局長、いちおう確認ですが、数字はそういう実態でよろしいですか。

2018年5月28日 武川恵子 内閣府 男女共同参画局長

はい、そうでございます。

2018年5月28日 仁比聡平 参議院議員(日本共産党)

あの、つまり、深刻な強要がですね、含まれているんだという実態が浮き彫りになっているわけです。

支援団体でありますPAPS、ライトハウス。
大臣もご存じかと思いますけれども、この支援団体の皆さんがこの間、とりくんでこられてあきらかになっている勧誘の手口っていうのはきわめて卑劣であって。
たとえば、パーツモデルとか撮影会モデルなどと称し、
「身バレ顔バレしない」
と言って、アイドルやモデル、女優になりたいという気持ちにつけこむ騙しのテクニックなんですね。

その誘因に応じてスタジオに行くと大勢の男性スタッフがいる。
「契約したんだから」
とか、
「違約金、発生するよ」
とか、
「未成年でないことを確認したい」
と言われて、学生証や顔写真を撮られて、個人情報を握られてしまう。
そのもとで、
「親や学校にばらす」
っていう、そうした脅しがこのインターネット調査にもあるように、実際におこなわれているわけです。

この社会的経験のない、自己肯定感情をもちづらい若い女性の弱みにつけこんで、抜けられなくなる卑劣なこの強要の手口。
こうしたもとでおこなわれるAVへのですね、出演強要問題っていうのを、この深刻さをどのように大臣、認識されて?
これ、根絶をするために、どんな構えでとりくんでいかれますか?

2018年5月28日 野田聖子 男女共同参画担当大臣(総務大臣)

お答えいたします。

AVの出演強要とそのはなしに最初出会ったときにみせていただいたのが、契約書でありました。
その女性が交わした。

非常にちいさな字で、もうむずかしいことがいっぱい書いてあって、国会議員を務めているわたしですら、読むのがめんどうくさいな、っていうなかに、
「サインをしろ」
と言われるわけですね。
「何もむずかしいこと書いていないから、だいじょうぶだから」
「ぼくを信じて」
「わたしを信じて」
っていうことで、社会経験のすくない女性たちにサインをさせています。

で、そして、そういう契約書だから、相手の言うことを聞かなかったりすると、
「違約金をとるよ」
とか、そういうことが本当に、説明せずに書いてあるわけですね。

そういう、世の中のすべてがそういうひとだとは思いたくないですけれども、そうやって知識のない若い女性、女性のみならず男性も犠牲者かもしれませんが、おとしいれるひとたちがいるということを知りました。

で、とにかくそういう結果ですね、いま仁比委員がご指摘のように、豹変するわけですね。
非常にやさしくアプローチして、
「タレントにしてあげるよ」
「モデルにしてあげるよ」
と言って。

そして、うれしい、と。

で、
「そんなにむずかしい仕事じゃなからだいじょうぶだよ」
「自分がいろいろ教えてあげるからね」
って言って、契約書に名前を書かせる。
ほとんど契約書を読む時間も、クーリングオフもないわけですね。

で、あとから、やめたい、と言っても商品とちがいますから、そういうことがなかなかできない。
そういう知識もないんだと思います。

結果として掌(てのひら)を返すように、ひどい仕打ちにあって、そしてなかば強引にそういうアダルトビデオに出演させられて、そこで、またそれが武器となって、
「つぎも出ろ」
と。
「出なかったら前のやつを親に言うぞ」
とか、
「友だちに言うぞ」
とか、そういうことをして多くの女性たちの未来を、そして心身の安定を欠くようなことが実際に起きているということを知りました。

これは、人権侵害そのものでありますし、実は女性からするとそういうことがあると言いづらいんですね。
性的なことですから。
かならずやはり、空気として、
「あなたに隙があったんじゃないか」
ということを言われかねないという空気が女性の側からするとどうしてもあるわけです。

そういうことをしっかり認識をして、深刻な状況なんだということを男性、女性を問わず、国会のなかで分かち合うことができればいいな、と思っています。

で、いま関係府省庁が連携して対策を実施する関係府省対策会議を活用して、このことについては根絶に向けて政府を挙げてとりくんでいく所存であります。

2018年5月28日 仁比聡平 参議院議員(日本共産党)

あの、大臣ご自身の直接の聴き取りもふまえたですね、思い、決意をいただいて、本当にがんばっていただきたいと思うんですけれども。

わたくしもいくつもの契約書なるものをですね、拝見をしてきましたけれども、たとえばですね、
「出演したAVに関するいっさいの権利を永久に放棄する」
などと、ちいさい法律用語でですね、まったくなんの説明もなく、その若い女性たちに書かせるというような契約書まであるわけですね。
これ、ありえない、と思うわけです。

大臣にもうすこし深めてお訊(たず)ねしたいと思うのが、そうした契約や合意の外形をとっているけれども、そのもとでの強要が被害者をしばりつける。
その10代後半だったり、あるいは20代。
そうした被害がたいへん多いわけですが、多数の男性に囲まれて断ることもできない。
あるときは命の危険を感じながら裸にさせられ、性行為をせまられ、撮影されているという実態。
そうしたもとで撮影され、編集されて、流通している商品、って、先ほどおことばもありましたが、それがですね、仮に笑顔だったとしても、それは支配をされて演技の外形を編集したものであって、真摯な同意はないんですよね。

ですから、これが商品だ、流通しているんだ、というような認識ではなくて、これは性暴力でありうる。
とりわけその映像に写っている当事者である、多くの場合、女性。
もちろん男性もあります。
この本人が、わたしは承諾していない、と。
これが流通するのはいやなんだ、と。
いやなものはいやなんだ、ということをはっきり言っているとき、問題の見方をですね、根本から転換してとりくみを抜本的に強化する必要があるのではないのか。

つまり、契約合意っていうのは、出演強要がされている場合はこれ、偽りの外形であるということが、この間のとりくみによってわたしは、はっきりとしてきたと思うのですが、大臣、いかがでしょうか。

2018年5月28日 野田聖子 男女共同参画担当大臣(総務大臣)

お答えします。

アダルトビデオ出演強要問題の事例としては、
「当初モデル契約等と聞いていてアダルトビデオへの出演があることを知らずに契約した」
とか、
「脅かされて契約した」
または、
「当初はAVへの出演を承諾したけれども、その後、出演するのがいやになった」
などがあげられています。

このように契約にもとづいて撮影がおこなわれた場合であっても、本人の意思に反するアダルトビデオへの出演強要というのは女性の人権をいちじるしく踏みにじるけっしてゆるされない重大な人権侵害だと認識しております。

2018年5月28日 仁比聡平 参議院議員(日本共産党)

あの、そうした重大な人権侵害である、という立場に立ってわたくし、とりくみの、言ってみれば発展、強化をですね、ぜひ、今日、大臣にもとめたいと思うんですけれども。

被害者の切迫した要求は、みずからが撮影されたDVDや、あるいはインターネット上の動画の販売停止、廃棄、あるいは削除。
まあ、そうしたことばで語られます。

もともと騙されたり、強要によって出演を強要され、しかもいったんインターネットに流出してしまうと、これ、被害者が完全に削除するっていうことはきわめて困難なんですね。
これが、永遠に消えない。
人生そのものにかかわる人権侵害に至ってしまうと思います。

これ、PAPSの皆さんは、デジタル性暴力、ということばで語っておられるわけですが、このインターネットによる流通、拡散という被害の重大性について、大臣はどんなご認識でしょう?

2018年5月28日 野田聖子 男女共同参画担当大臣(総務大臣)

あの、総務大臣としてインターネット政策も担当、所管させていただいておりますが、ご指摘のとおりで、ネット上はいったん画像が流出してしまうと完全に削除することはほぼ不可能な世界であります。

で、これが本人の同意なく撮影された性的な画像であれば本人の名誉や私生活の平穏を侵害することとなりけっしてゆるすことのできない人権侵害であると考えております。

つまりですね、若いころしっかり考えもせずに出演してしまったと。
だけど、成長して成人してさまざまなものを学んで成熟したときに、
「ああ、あれは不本意だった」
と思っていても、インターネットってとても残酷ですからずっとそれが転々、流通してしまう。
そういう、やっぱり、たいへん、ある意味、おそろしい世界でもあるわけです。

そこで、やっぱり、ゆるすことのできない人権侵害が発生してしまうということになります。

2018年5月28日 仁比聡平 参議院議員(日本共産党)

あの、そうした被害の実態と、それから被害者の皆さんの声をあげてきた要求をですね、個々に見合って課題認識を発展させて、わたしは、意に反する動画を削除すると、拡散を防止するという対応の枠組みをつくることが緊急に必要だし重要だと思うんですね。

この問題にかかわって、昨年、平成29年3月の男女共同参画会議、女性に対する暴力に関する専門調査会の報告書にはですね、今後の課題の認識として、
インターネット上に掲載されている違法・有害情報や人権侵害情報については、関係機関や民間団体において削除要請等の 取組が行われており、アダルトビデオ出演強要にかかるアダルトビデオの画像・動画についても、削除等ができる場合もあると考えられるため、こうした取組について広報啓発を行う(※40ページより)」
と。
こういうふうに、この時点での到達がですね、記されているわけですね。

わたしはですね、
削除等ができる場合もある
と言うだけではなくて、この「削除などができる場合」を明確にしてですね、広報、啓発をおおいに進めるとともに、削除、つまりプロバイダ責任制限法の3条2項という条文、資料の3枚目にお配りしましたが、その趣旨に照らしてガイドラインを発展させるべきではないのかと思うんです。

(参考。プロバイダ責任制限法

第3条第2項
特定電気通信役務提供者は、特定電気通信による情報の送信を防止する措置を講じた場合において、当該措置により送信を防止された情報の発信者に生じた損害については、当該措置が当該情報の不特定の者に対する送信を防止するために必要な限度において行われたものである場合であって、次の各号のいずれかに該当するときは、賠償の責めに任じない。

一 当該特定電気通信役務提供者が当該特定電気通信による情報の流通によって他人の権利が不当に侵害されていると信じるに足りる相当の理由があったとき。

あの、大臣にお訊ねする前に、関係する警察庁、総務省にお訊(たず)ねを先にしたいと思うんですけれども、警察庁、おいでいただきました。

警察が削除の要請をしています。

で、これ、これまでですね、警察が削除の要請をするのは、刑法違反のわいせつ物、児童ポルノ法違反であって、被害者の意に反したAVの流通は対象にならないと。
これ、一般にそういうふうに理解され、支援団体がですね、プロバイダやあるいは警察の所管をしておられる団体などにですね、要請をしても、
「これ、だめ」
と言ってはねられるというふうに考えられてきましたし、わたくしも3月23日の法務委員会でそういうやりとりをさせていただいたわけですが。

(参考。2018年3月23日 参議院法務委員会

2018年3月24日 仁比聡平 参議院議員(日本共産党)

ところが、被害者がもとめても削除がされない、というのがいまの仕組みなんです。
時間がないので、警察庁と総務省、端的に結論だけうかがいたいんですが、警察庁が削除要請をしているのは刑法違反のわいせつ物、児童ポルノ違反という違法情報であって、わたしが申し上げている被害者の意に反したAVの流通は対象になりません

2018年3月24日 小田部耕治 警察庁 長官官房審議官

警察におきましては、インターネットに掲載された情報の掲載が犯罪にあたるような場合にはプロバイダー、サイト管理者等に関して、当該情報の削除の要請をおこなっているところでございます。

どうもそのあと、よく聞いてみると、違うようなんですよね

3月20日に通達も出しておられるんですが、これ、警察ではいま申し上げた問題についてどのようにとりくんでおられるのでしょうか?

2018年5月28日 小田部耕治 警察庁 長官官房審議官

警察におきましては、アダルトビデオの出演強要に関しまして、被害者の相談等があった場合におきまして所用の捜査をおこない、インターネット上の情報の掲載が犯罪にあたるとみとめられるときは、プロバイダ、サイト管理者等に対して当該情報の削除要請をおこなうこととしております。

警察といたしましては今後とも被害者の心情に配慮しつつ事案に応じて適切に対応してまいりたいと考えております

2018年5月28日 仁比聡平 参議院議員(日本共産党)

つまり、インターネット上の情報が、まあ、情報を掲載して情報を流通させることが犯罪にあたるとみとめられるときは削除要請をおこなっているんだということなんです。

で、3月20日に警察庁が通知を発しておられます。

「インターネット上の違法情報及び有害情報に関する削除依頼実施要領の改訂について」というものなのですが。
これを拝見すると、その趣旨が明文で書き込まれているわけですね。

その項目としては、「2の(1)オ」という項がありまして、
インターネット上における流通が法令に違反する情報であって警察機関が捜査によって違法であると認めたもの
というところにふくまれるのかな、と思うのですが。

ここに、AV出演強要の事案というは例示はされていないんですけれども、理解としてそのとおりで良いか?

加えて、違法性の判断というときに、何法にもとづいて、ってことがもちろん問題になるわけでしょうけれども、これ、重大なプライバシー侵害の映像がですね、流通すると。
これは当然、名誉毀損であり、その事案によっては、あるいは被害者の親告をよく聴き取られたらですね、強要だと。
あるいは映像やその供述によって、これ、性犯罪であると。
性刑法に違反すると。
いうような事案だってもちろんあるんだと思うんですが、一番大きいのは名誉毀損かと思いますけれども、そうした判断をするってことでしょうか?

2018年5月28日 小田部耕治 警察庁 長官官房審議官

お答えいたします。

個別のですね、事案が特定の犯罪に該当するかどうかにつきましては、個別具体的な事実関係に則して判断しなければならないので、一概にはお答えいたしかねるところでございますが、先ほどご説明ございましたようなかたちで、インターネット上における流通が法令に反する情報であって警察機関が捜査によって違法であるとみとめたもの。
その例としてここにも一部の犯罪、掲出されていますけれども、なんらかの犯罪を構成するということがみとめられる場合には削除依頼の対象になる、ということでございます。

2018年5月28日 仁比聡平 参議院議員(日本共産党)

つまり、まったく無修正で性器などが露出しているっていう、いわゆるわいせつ動画、あるいは児童ポルノとかいうようなですね、特別法があって皆がよく知っているものだけではなく警察の捜査、捜査によってですね、削除を要請するという方針をもっておられるし、現にやっておられるということなんですね

そこで総務省にお訊(たず)ねしたいと思うのですが、そうした捜査もふまえた公的な判断をつくした警察からの削除要請っていうのは、これはプロバイダ責任制限法3条2項やあるいは総務省も支援しておられるインターネット上の違法な情報への対応に関するガイドライン、これとの関係はどんなふうに理解すればよろしいのでしょうか?

2018年5月28日 渡辺克也 総務省 総合通信基盤局長

お答え申し上げます。

総務省では権利侵害の情報ですとか、違法情報の削除すべき情報が適切に削除されるように民間ガイドラインの策定を支援し事業者の自主的なとりくみをうながしているところでございます。

公的機関が違法と認定して削除依頼をした場合においては現行のガイドラインにも定めがあるところでございます。

具体的には、警察機関等から違法情報の削除依頼があった場合につきましては、プロバイダ等が、
「対象情報が違法」
と判断したときは可能なかぎりすみやかに削除等の送信防止措置をおこなうことと。
また、プロバイダ等が削除依頼をうけて仮に違法でないものを削除しても通常は責任はとれないといった旨を定めており、プロバイダ等による適切な排除をうながしているという状況でございます。

総務省としましてはそういった情報をふくめて適切な対応がはかれるようひきつづきガイドラインの策定、あるいは運用等に関しまして事業者のとりくみを支援してまいりたいというふうに考えております。

2018年5月28日 仁比聡平 参議院議員(日本共産党)

あの、つまり、このガイドラインの性格っていうのは何か、と。
いま、最新のガイドライン、これ手元にありますけれども、
本ガイドラインにおいては違法な情報についての判断基準を例示するとともに第三者機関が情報の違法性を判断して電子掲示板などの管理者等に対して送信防止措置を依頼する手続きなどを整備した。今後、情報通信技術の進展、実務の状況、社会的状況の変化などにおうじて対象とする情報の範囲、情報の違法性を判断する第三者機関の追加、対応手順の見直しなど適宜ガイドラインの見直しを検討する必要がある
というふうにお書きになられているとおりなのなわけですね。

このガイドラインのなかに、わいせつ物であるとか先程来、ちょっと議論になっているような項目があがっていて、AV、出演強要がされたAVは入っていないんですけれども、先程来、野田大臣もしっかりしめしていただいている実態把握というのをこの、まあ2年、といっていいでしょうか、この間ですね、政府を挙げてとりくんでこられたわけで、そのもとでですね、みなさんの資料の2枚目にお配りしているような内閣府によるインターネット調査。
このなかで、意に反してどんな性的強要がおこなわれているのか、ということも浮き彫りになってきているわけですね。

そこで、野田大臣、わたし、こうしたAV強要のですね、出演強要のどういうものが人権侵害かということを、もちろんこれからの議論が必要なんだと思うんですけれども、明確化してですね、で、そこに出ている、出演だとされている当事者が、
「これ、わたしの意思に反している」
と。
「承諾していない」
ということが聴き取りなどによってはっきりすると。
それは、警察による捜査の場合ももちろんあるだろうと思いますし、たとえば、弁護士がご本人から詳細に聴き取り、それを裏付けるいわゆる証拠ですね、こういうものを添えて提出するというような場合だったら、これはプロバイダ責任制限法3条2項の趣旨に照らしても、これ、いわゆる削除、世間的には削除ですね。
あの、送信防止措置。
これをおこなう例といいますか、(例)としてしめすように発展させるってこと、これ、できるんじゃないかと思うんですが、いかがでしょう。

2018年5月28日 野田聖子 男女共同参画担当大臣(総務大臣)

あの、まずその、人権侵害っていうと、仰々しく聞こえるんですけれども、そのひとの人生をこわすことなんじゃないかと。
やはり、それぞれあたえられた命があって、何事もなければしあわせに生きてこれる人生をこわしてしまうという大変おおきな問題だとわたしは思っています。

具体的にはですね、アダルトビデオへの出演強要の危険性のなかで、やはり撮影された映像がくりかえし流通されインターネット等にも掲載されることによる2次被害に悩み苦しみつづける。
延々と苦しみつづける。
そして家族、友人、学校、職場などにアダルトビデオへの出演が知られないかと怯えつづける。
そしてアダルトビデオへの出演が知られることにより、家族や友人との人間関係がこわれる。
職場に居づらくなり、職をうしなう、などと、もうすでに、女性に対する暴力に関する専門調査会の報告書に記されているところです。

あの、けっしてこれは他人事ととらえずですね、その周辺の自分の親しい女性たちがそういう身の上になってしまわないように。
でも、なったときにはしっかりとそれに手当ができるようなことをやっぱり考えていただきたいな、と思っています。

おはなしが先程来、警察や総務省からありましたけれども、すでにインターネット上の違法有害情報の削除のとりくみっていうのは報告があったようなかたちで民間事業者のとりくみを支援するなど、通じておこなわれています。

で、男女共同参画大臣であるわたくしとしても、こうした画像削除の問題についてはそれぞれ各省にまかせるだけでなくてしっかりとこの環境の変化にすべてを適用させながらですね、まあ、わたくし、議長を務めている関係府省対策会議なども活用させていただきながら被害者のための窓口とか、そういう充実をふくめてしっかりと必要な施策を着実に講じられるようにとりくんでいきたいと思っています。

2018年5月28日 仁比聡平 参議院議員(日本共産党)

ありがとうございます。
ぜひ、関係府省対策会議のですね、議長としてイニシアチブを本当におおいに発揮していただいて、おおいに急いで前にですね、進むことができるようにこころからお願いをしたいと思うんです。

あの、そのさいにですね、最後、1問、さらにお願いをしたいのは、そうしたとりくみを進めるさいにですね、先程来、ご紹介をしてきたような支援団体とか、あるいはこの問題にとりくんでいる弁護士とか、そうしたインターネットをふくめたAV出演強要問題の実態についてですね、重要な役割を果たしてきている方々からぜひ聴き取りをしていただいて、参加をしていただいて、対策を打っていただきたいと思うんですね。

そうした皆さんから、今日はもう質問できませんけれども、海外の無修正サイトだったり、あるいはGoogle検索で出演者とされる当事者と本人の名前が一致してしまうというような重大な人権侵害が広がるんだけれども、ここに対して打つ手がない、という問題も指摘されているわけですね。

こうした問題もふくめて、フランスの女男(じょだん)平等高等評議会っていうところが去年の11月に、
女性に対するオンライン暴力の不処罰をなくす
っていう報告を出したんです。

ここでは、こうしたデジタル空間における女性に対する被害、これを、
暴力である
ととらえて、
その形態は侮辱、モラルおよびセクシャル-ハラスメント、脅迫などである。その原因は同じで、性差別と男性支配である
といったですね、認識をしめして重要な勧告もされているんですが。

あの、もう近くに、国連の特別報告者の報告もされるというふうにもうかがっておりますけれども、そうした世界の動向もみながら、ぜひ大臣、問題の抜本的な解決のためにリーダーシップを発揮していただきたいと思いますが、いかがですか?

2018年5月28日 野田聖子 男女共同参画担当大臣(総務大臣)

わたくしがインターネットと出会って早、20年ぐらい経ちます。

インターネットは我が国での成長戦略の担い手であると同時に、やはりそういうまちがった使い方をするとひとの人生を崩壊させてしまうというそういう側面をもっているものです。

あの、先達(せんだっ)ても、自殺を呼びかけてたいへん悲惨な殺人、若い女性を対象におこなわれました。
そのときもやはり、SNSを中心に活躍しているそういう団体の皆さんからヒアリングをいただいて、アナログの世界にはない、やっぱりインターネット独特の、やはり文化なり問題点というのをちゃんとわかったうえでいままでとちがうとりくみが必要なんだということを、まあその、問題意識をもったわけですね。

あの、すべてにおいてやはり、インターネットというものとかかわっていくなかで、これはうしろにさがることはできないわけですから、しっかりとこれについてもとりくんでいきたいと思っています。

2018年5月28日 仁比聡平 参議院議員(日本共産党)

ありがとうございました。

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仁比議員の口から思いもよらぬことばが発せられました。
野田大臣のとりくみに、わたくしとしても敬意を表させていただきたいと思います
と。
礼讃(らいさん)しています。
野党は原則として、与党を利するような発言をしません。
政権批判が基本的な姿勢です。
せいぜい、自分たちの要求が通ったときに礼を言うぐらいです。
過日の件はありがとうございました、と。
仁比議員の場合はちがいます。
敬意を表させていただきたい
最大限の賛辞です。
政治目的のために出演強要被害をとりあげているのではない、ということがわかります。
仁比議員は、質疑のなかで、
若い女性の弱みにつけこんで、抜けられなくなる卑劣なこの強要の手口
と、憤激を露わにしました。
野田大臣は、答弁書を読みあげるだけでなく、自分のことばも織り交ぜて返答しました。
たとえば、
知識のない若い女性、女性のみならず男性も犠牲者かもしれませんが、おとしいれるひとたちがいる
多くの女性たちの未来を、そして心身の安定を欠くようなことが実際に起きている
ゆるすことのできない人権侵害
人権侵害っていうと、仰々しく聞こえるんですけれども、そのひとの人生をこわすことなんじゃないかと
それぞれあたえられた命があって、何事もなければしあわせに生きてこれる人生をこわしてしまうという大変おおきな問題だ
などがあります。
仁比議員がもとめる動画の削除については、以下のとおり答えました。
すでにインターネット上の違法有害情報の削除のとりくみっていうのは報告があったようなかたちで民間事業者のとりくみを支援するなど、通じておこなわれています
このあと野田大臣は、さらにことばを付け加えました。
こうした画像削除の問題についてはそれぞれ各省にまかせるだけでなくてしっかりとこの環境の変化にすべてを適用させながらですね、まあ、わたくし、議長を務めている関係府省対策会議なども活用させていただきながら被害者のための窓口とか、そういう充実をふくめてしっかりと必要な施策を着実に講じられるようにとりくんでいきたい
と。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年10月3日

■私の動画(海賊版も全て)を全て削除して頂けますか?
■貴方方は大して営業なんて行ってないんですから総ギャラを開示し返金+膵炎の慰謝料をお支払い頂けますか?
■騙され続けてきた4年間を別の形で返して頂けますか?

それよりまず皆の前で謝罪しなさい

香西咲さん
2017年12月13日

契約書も無く撮影された素材を何故これから私が全てを掘り下げて削除申請しないといけないのでしょうか?
メーカーは自発的に削除するのが道理ではないのですか?
#MeToo
#helpme
#アットハニーズAV出演強要
#青木亮にAV強要を受けて苦しむ被害者
#大樹総研
#人身売買
#HumanTrafficking

——————————————————–

(再掲。野田聖子大臣)
しっかりと必要な施策を着実に講じられるようにとりくんでいきたい

施策の実施がまたれます。
動画の削除につきましては、そう遠くないうちに実現するものと考えます。
明日も、出演強要に関する質疑、応答をみてみます。
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

(明日のブログへつづく)



香西咲さんを勝手に応援するサイトへ

No.4 今年の通常国会をふりかえって(出演強要問題に関する質疑と応答)。香西咲さんが世の中をかえました。鰐淵洋子議員と畑野君枝議員の質疑は秀逸でした

出演強要に関する今国会のやりとりをふりかえっています。

(参考。当ブログ)
2018年8月27日
2018年8月28日
2018年8月29日

本日は、鰐淵洋子議員と畑野君枝議員の質疑をみてみます。
まずは、鰐淵洋子議員からです。

①2018年3月23日 仁比聡平 参議院議員(日本共産党)
  
②2018年4月3日 本村伸子 衆議院議員(日本共産党)
  
③2018年4月12日 若松謙維 参議院議員(公明党)
  
④2018年5月11日 柚木道義 衆議院議員(国民民主党【※現在は無所属】)
  
⑤2018年5月15日 柚木道義 衆議院議員(国民民主党【※現在は無所属】)
  
⑥2018年5月15日 柚木道義 衆議院議員(国民民主党【※現在は無所属】)
  
2018年5月17日 鰐淵洋子 衆議院議員(公明党)

⑦2018年5月17日 衆議院 消費者問題特別委員会
<質疑者>
鰐淵洋子議員(公明党)

<答弁者>
井内正敏 消費者庁 政策立案総括審議官

2018年5月17日 衆議院 消費者問題特別委員会
(動画 衆議院インターネット審議中継)

(2018年5月17日 衆議院 消費者問題特別委員会「会議録」より、引用。)

2018年5月17日 鰐淵洋子 衆議院議員(公明党)

ありがとうございました。

これ(消費者契約法の改正)に関連してちょっとお伺いしたいと思いますが、若い女性に対しまして、モデルやタレントにならないか、このように声をかけまして、アダルトビデオへの出演を強要させられる、AV出演強要問題がございます。

この問題は、契約後に女性が出演を拒否しますと、高額な違約金を要求したり、また、親や学校に知らせるなどとこのようにおどしまして、出演を断れないように追い込む、こういったケースがあるということで報告がされております。

我が党におきましても、2016年12月にAV出演強要問題対策プロジェクトチームを立ち上げまして、こういった被害から若い女性を守る取組を推進をしてまいりました。

このような問題に対しまして、現行法そして今回の改正法におきまして、どのように対応ができるのか、お伺いをしたいと思います。

2018年5月17日 井内正敏 消費者庁 政策立案総括審議官

お答え申し上げます。

出演を強要された女性の方が単発でビデオに出演する契約を締結するようなケースでは、消費者契約法の適用があり得ると考えております。

消費者契約法の適用があるケースでは、現行法の規定でも、例えば、消費者が勧誘されている場所から退去したい旨を告げたにもかかわらず、事業者がその場所から退去させないことにより消費者が困惑し、ビデオに出演する契約を締結してしまった場合には、消費者契約法の第4条第3項第2号の規定により、契約を取り消すことが可能であります。

(参考。消費者契約法

第4条
3 消費者は、事業者が消費者契約の締結について勧誘をするに際し、当該消費者に対して次に掲げる行為をしたことにより困惑し、それによって当該消費者契約の申込み又はその承諾の意思表示をしたときは、これを取り消すことができる。

二 当該事業者が当該消費者契約の締結について勧誘をしている場所から当該消費者が退去する旨の意思を示したにもかかわらず、その場所から当該消費者を退去させないこと。

また、例えば、解除に際して平均的な損害を超える違約金が契約条項として定められている場合には、第9条第1項の規定により、その超える部分が無効となり得ると考えております。

(参考。消費者契約法

第9条
次の各号に掲げる消費者契約の条項は、当該各号に定める部分について、無効とする。

一 当該消費者契約の解除に伴う損害賠償の額を予定し、又は違約金を定める条項であって、これらを合算した額が、当該条項において設定された解除の事由、時期等の区分に応じ、当該消費者契約と同種の消費者契約の解除に伴い当該事業者に生ずべき平均的な損害の額を超えるもの 当該超える部分

そして、今回の改正法により、例えば、事業者が出演契約を締結する前に出演契約の締結を目指して撮影の準備をしてしまい、出演をしないのであればその費用は支払うよう告げて勧誘したため、消費者が困惑し、契約を締結してしまった場合には、新設される第4条第3項第6号の規定によりまして、契約を取り消すことが可能になる場合があるというふうに考えております。

(衆議院「消費者契約法の一部を改正する法律案」より引用。)

第4条
第3項
六 前号に掲げるもののほか、当該消費者が当該消費者契約の申込み又はその承諾の意思表示をする前に、当該事業者が調査、情報の提供、物品の調達その他の当該消費者契約の締結を目指した事業活動を実施した場合において、当該事業活動が当該消費者からの特別の求めに応じたものであったことその他の取引上の社会通念に照らして正当な理由がある場合でないのに、当該事業活動が当該消費者のために特に実施したものである旨及び当該事業活動の実施により生じた損失の補償を請求する旨を告げること。

(※下図は、消費者庁のサイトより、引用。)

2018年5月17日 鰐淵洋子 衆議院議員(公明党)

ありがとうございました。

この問題におきましては、この法案、現行法、また改正法において対応できる、契約の取消しが可能ということで御答弁をいただきました。

この問題におきましては、特に地方から進学、就職で上京する女性が被害に遭う、そういった報告がありまして、4月、こういった新年度、こういった問題が多いと伺っております。

今、5月に入りまして、まだ新年度が始まったばかりですので、今回のこういった法改正の中でこういった問題も対応できるということで、しっかりとこの点につきましても周知また啓発の取組をお願いしたいと思っております。

——————————————————–

公明党の鰐淵議員は、
この問題におきましては、特に地方から進学、就職で上京する女性が被害に遭う、そういった報告がありまして、4月、こういった新年度、こういった問題が多いと伺っております
とのべました。
昨年の3月、公明党は、4月の被害防止月間の設置を要望しました。
政府はすぐに応えました。
この防止月間の存在に難癖をつけたのが、杉田水脈議員です。
今年の3月9日のことでした。

(参考。当ブログ)
2018年8月26日

公明党はさぞかし憤激したことでしょう。
杉田議員はその後、出演強要問題について発言していません。
おろかなやつです。
つぎは、畑野君枝議員の質疑をみてみます。

①2018年3月23日 仁比聡平 参議院議員(日本共産党)
  
②2018年4月3日 本村伸子 衆議院議員(日本共産党)
  
③2018年4月12日 若松謙維 参議院議員(公明党)
  
④2018年5月11日 柚木道義 衆議院議員(国民民主党【※現在は無所属】)
  
⑤2018年5月15日 柚木道義 衆議院議員(国民民主党【※現在は無所属】)
  
⑥2018年5月15日 柚木道義 衆議院議員(国民民主党【※現在は無所属】)
  
⑦2018年5月17日 鰐淵洋子 衆議院議員(公明党) 
  
2018年5月23日 畑野君枝 衆議院議員(日本共産党) 

⑧2018年5月23日 衆議院 消費者問題特別委員会
<質疑者>
畑野君枝議員(日本共産党)

<答弁者>
川口康裕 消費者庁 次長

2018年5月23日 衆議院 消費者問題特別委員会
(動画 衆議院インターネット審議中継)

音声の文字化は、筆者。)

2018年5月23日 畑野君枝 衆議院議員(日本共産党)

最後になりますが、資料のなかでですね、つぎに、
「タレント・モデル契約のトラブルに注意!!」
という消費者庁、国民生活センターのチラシが出されてまいりました。

(※下図は国民生活センターのサイトより、引用。)

これは、昨年の4月27日に公表、となっていますが、実はその後ですね、資料のつぎの頁に、消費者庁として昨年の9月15日に、
アダルトビデオ出演強要問題と消費者契約法の適用について
ということで(通知が)出されております。

この点について、この(消費者契約法の)改正にあたってどのようにこの問題については対応ができるのか。

ということと併せて、そのつぎの11の資料に、
消費生活センターについて知ろう
というのを載せました。
これは、社会への扉の最後のほうに載っているんですね。

(※下図は消費者庁のサイトより、引用。)

社会への扉

消費生活センターについて知ろう

あの、188(い・や・や)と電話をしよう、と。
相談は無料で、全国800か所の消費生活センターが土曜、日曜、祝日もつながります、と紹介をされて。

これ、いいですよね。
マンガで書かれていて。

若者がですね、先輩に食事に誘われて、
「ネットワークビジネスってもうかると言われて。契約したんですけど・・・」

そしたらセンターの皆さんが相談にのって。
そして、業者にも一緒に話し合いをして。

最後4コマ目は、
「お金がもどってきた!」
「先輩にも消費生活センターへの相談を勧めてみよう」
というふうに言っているんです。

国民の皆さんに、消費者のみなさんにわかりやすくですね、このアダルトビデオの強要問題
この解決の問題。
あるいは、さまざまな消費者トラブルについてしっかりとマンガとか動画とか、そういう徹底をしていく必要があると思うですけれども。

この2点を訊(き)いて質問をおわります。

2018年5月23日 川口康裕 消費者庁 次長

まず、アダルトビデオ出演強要問題でございます。

消費者契約法でも、たとえば、声をかけられた女性が単発でアダルトビデオに出演する契約を締結するようなケースでは、消費者契約法の消費者契約にあたる可能性がある、ということでございます。

なお、労働契約にあたる場合は適用除外とされております。

消費者契約の消費者、とは、事業としてまたは事業のための契約の当事者となる場合におけるものを除く個人、と広く解釈されているというところでございます。

したがいまして、現在、ご審議いただいております今回の改正法の提案でございますが、たとえば事業者が出演契約を締結する前に出演契約の締結をめざして撮影の準備をしてしまい、出演をしないのであればその費用を支払うよう告げて勧誘したために消費者が困惑し契約を締結した場合には、新設、提案させていただいております第4条第3項第6号の規定により、契約を取り消すことが可能になるときがある、と考えております。

(衆議院「消費者契約法の一部を改正する法律案」より引用。)

第4条
第3項
六 前号に掲げるもののほか、当該消費者が当該消費者契約の申込み又はその承諾の意思表示をする前に、当該事業者が調査、情報の提供、物品の調達その他の当該消費者契約の締結を目指した事業活動を実施した場合において、当該事業活動が当該消費者からの特別の求めに応じたものであったことその他の取引上の社会通念に照らして正当な理由がある場合でないのに、当該事業活動が当該消費者のために特に実施したものである旨及び当該事業活動の実施により生じた損失の補償を請求する旨を告げること。

(※下図は、消費者庁のサイトより、引用。)

また、アダルトビデオのこの、いただきましたこの資料につきましては、「タレント・モデル契約のトラブルに注意!!」ということは、全国の消費生活センターのみならず、全国220の大学施設内での掲示を要請しております。
いろんなかたに、若者のいるところに、お仕事をされているかたには、掲示、配布をお願いしているところであります。

それから、社会への扉でございます。
平成32年度には全都道府県におきましてすべての高校において授業でとりあげていただく、ということをお願いして、はたらきかけをおこなっているところでございます。
これにつきましてですね、より多くの消費者に関心をもってもらえるよう、いろんな教材をつくっていくと。
そのこと自体はたいへん重要なことだとは思っておりますが、わたしくどもはですね、やはり学校の授業で。
実際に、家庭科の授業、社会科の授業。
これ、学習指導要領のなかで、こういうものを教える、ってことになっているわけです。
ただ、どういうふうに上手に効果的につたえられるかがむずかしい、っていうところがありましたので、この教材のみならず、教師用の指導教材というものをつくりました。
さらに文科省のご努力におきましてですね、これ、教師用の動画教材というものをつくりました。
学校の先生、おいそがしいので。
まあ、教師のかたであれば、動画をみることでわれわれの教材を教師用の教材を活用しながら、授業をしていただけるかなと。
ただ、子どもたちについてではですね、やはり授業でわかりやすく先生に教えていただくということを目指してはたらきかけをしていきたい、ということでございます。

2018年5月23日 畑野君枝 衆議院議員(日本共産党)

あの、時間がまいりました。
相談員をきちっとですね、充実した配置する問題。
あるいは本当に、予算をですね、増額するという問題。
しっかりやっていただきたいということを重ねて申し上げまして質問をおわります。

——————————————————–

畑野議員は、教育について言及しました。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2017年11月19日

性被害に対しての法整備、特に重罰化は進めて欲しい。
しかしいつの時代も悪人は居て彼らは当然の様に法の目をかいくぐる。
私は長い目で見た時に『教育』に慎重に組込む事が効果的だと思う
特にリアルタイムな事件を盛込んだケーススタディ等で犯罪がいかに身近にあるかを想像させたい。

(再掲。香西咲さん)
リアルタイムな事件を盛込んだケーススタディ等で犯罪がいかに身近にあるかを想像させたい

正鵠(せいこく)を得て(核心をついて)います。
出演強要から身まもる教育については、くりかえしおこなってほしいものです。
避難訓練のように。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2018年3月2日

そうです。
いい加減皆様お気づきかと。
被害者がこれ以上出ない様に、
この現状を若い世代に伝えていきたいですね。

——————————————————–

政府は今後、被害の防止に向けて、教育に力を入れていくようです。

(再掲。香西咲さん)
被害者がこれ以上出ない様に、この現状を若い世代に伝えていきたい

香西咲さんは多くの人々を救いました。

(再掲。川口康裕 消費者庁次長)
平成32年度には全都道府県におきましてすべての高校において授業でとりあげていただく、ということをお願いして、はたらきかけをおこなっているところでございます

今後は、国の教育にも期待しています。
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

(明日のブログへつづく)



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No.3 今年の通常国会をふりかえって(出演強要問題に関する質疑と応答)。香西咲さんが世の中をかえました。柚木道義議員は、3つの委員会でとりあげました

2日前から、今年の通常国会をふりかえっています。

(参考。当ブログ)
2018年8月27日
2018年8月28日

今年も昨年と同様に、数多くの国会議員が出演強要問題を質(ただ)しました。
本日は柚木道義議員の質疑を通覧します。

①2018年3月23日 仁比聡平 参議院議員(日本共産党)
  
②2018年4月3日 本村伸子 衆議院議員(日本共産党)
  
③2018年4月12日 若松謙維 参議院議員(公明党)
  
2018年5月11日 柚木道義 衆議院議員(国民民主党【※現在は無所属】)

柚木議員は3つの委員会で出演強要問題をとりあげました。
順にみていきます。

④2018年5月11日 衆議院 法務委員会
<質疑者>
柚木道義議員(国民民主党【※現在は無所属】)

<答弁者>
渡邉清 内閣府 大臣官房審議官

2018年5月11日 衆議院 法務委員会
(動画 衆議院インターネット審議中継)

音声の文字化は、筆者。)

2018年5月11日 柚木道義 衆議院議員(国民民主党【※現在は無所属】)

(前略。)
そのつぎのページ以降をご覧ください。
インターネット調査ですよ。

(参考。インターネット調査)

2018年3月23日
「平成29年度若年層を対象とした性暴力被害等の実態把握のためのインターネット調査」報告書(平成30年3月)

これもですね、今日、実はその、時間がどこまであるのかわかりませんけれども、内閣府に、アダルトビデオの出演強制の問題についてもふれさせていただいておりまして、もうこれ最後、まとめて答えていただきますが。

実際にですね、9人に1人そういう勧誘をされて、実際に応じた方々が半数。

(参考)
「平成29年度若年層を対象とした性暴力被害等の実態把握のためのインターネット調査」報告書(平成30年3月)

被害相談をしたのが6割。
もちろん、これは、アダルトビデオ出演強制だけ、ってことなしで、さまざまなそういうこともふくめて、相談がこれだけきている。

SNS自体が、要はそういった犯罪のツールと化している。

今日、せっかく内閣府に来ていただいていますから、こういった性風俗犯罪に対するですね、対応。

これ、18歳成人であることを理由として、
「AV出演契約の無効の取り消しはできない」
と。
こう言うAV撮影業者が主張するおそれがあるわけですから、具体的な対策をまとめて答弁、お願いいたします。

2018年5月11日 渡邉清 内閣府 大臣官房審議官

 
今回の成年年齢の引き下げによりまして、18歳、19歳の若い女性に対する被害が拡大しないように、さまざまな周知活動をしていきたい、と思っております。

環境がかわります4月を、被害防止月間、と位置づけて、一大キャンペーンをひろげましたし、また、相談窓口の体制づくりなどを進めてまいります。

また、出演契約に関連して、違約金の支払い義務について請求が棄却された。
そういう地裁の裁判例もございますので、こういったことも併せて、なんとか被害に遭わないようなとりくみ、周知を進めていきたいと思っています。

よろしくお願いいたします。

2018年5月11日 柚木道義 衆議院議員(国民民主党【※現在は無所属】)

おわります。
ぜひ、こういうAV出演強要のこともふくめて、さまざまなこれ影響が実際、想定されますから。
審議を通じて、じゅうぶんな対策をお願いして、質疑をおわりたいと思います。
ありがとうございました。

——————————————————–

時間が足りなかったようです。
4日後、柚木議員は、ふたたび出演強要問題を問いました。

①2018年3月23日 仁比聡平 参議院議員(日本共産党)
  
②2018年4月3日 本村伸子 衆議院議員(日本共産党)
  
③2018年4月12日 若松謙維 参議院議員(公明党)
  
④2018年5月11日 柚木道義 衆議院議員(国民民主党【※現在は無所属】)
  
2018年5月15日 柚木道義 衆議院議員(国民民主党【※現在は無所属】)

⑤2018年5月15日 衆議院 法務委員会
<質疑者>
柚木道義議員(国民民主党【※現在は無所属】)

<答弁者>
中村新造 弁護士

2018年5月15日 衆議院 法務委員会
(動画 衆議院インターネット審議中継)

音声の文字化は、筆者。)

2018年5月15日 柚木道義 衆議院議員(国民民主党【※現在は無所属】)

(前略。)
前回(2018年5月11日)もですね、インターネット、まあ、SNS等のなかでですね、非常に今回、民法の成人年齢引き下げという改正がおこなわれた場合にはですね、これはさまざまな影響、悪い影響ですね、出てくるのではないかということで、質疑をいたしました。

たとえば内閣府の男女共同参画局がですね、これ、3月の調査結果をみるとわたし、自分も子をもつ親として衝撃だったんですけれども。

実際に聞いていなかった性的な行為等の撮影をもとめられた経験がある、というのがですね、調査対象15歳から39歳までの女性のうち、9人に1人。
実際にもとめられた行為に応じたのが約半数。
で、そのうち、だれかに被害の相談をしたのが6割なんですね。

これ、ホント、おそろしい数字だと思っていまして。

で、具体的にAVの出演強要、こういったことで逮捕、検挙、処罰されている事案も出てきているなかでですね。

今回、成人年齢が18歳に引き下げられてしまうとですね、18歳になると成人であることを理由として、たとえばこのようなAVの出演強要、こういったことが起こったとき、
「この契約の無効、取り消しができない」
と、AVのたとえば撮影業者側が主張するおそれがある、と考えますし。

これについては内閣府からもですね、
「共通の課題認識、対応もしっかり必要だ」
という答弁も前回ございました。

もちろん、こういう業界ではですね、若いそういうかたを出演させて売上を維持しようという報道もありますし。

もとより、このような職業のかたを差別をするつもりはまったくございません。

他方で、本人の同意もなくですね、そういった撮影を強要されてしまうというのは、これは、人権問題だとも考えるわけですが、中村参考人のご意見をうかがえればと思います。

2018年5月15日 中村新造 弁護士

 
ご質問、ありがとうございます。

ただいまの先生からのご質問のように、たとえばアダルトビデオ等についてですね、同意がなく撮影されたり、撮影に参加されたりということであれば、これが本当に、まったくの同意がないということであれば、これはもう犯罪
刑法の問題にもなることだろうと思いますので、それは問題であろうと思います。

いっぽうですね、その同意がないというものが、契約はとりあえず結んでしまったんだけれども、それはまちがっていたんだ、真の同意がない、という意味だと考えますと、いったん契約を結んでしまった場合にですね、これを取り消すことは、成年になった場合はむずかしいというふうに思われます。

未成年の場合は、未成年者なんだ、ということで取り消しをすることが簡単にできましたし、逆に、未成年者だからそういう勧誘にあわずに多くの場合はすんだ。

これが防波堤としての意味をまさにもっていたことだと思いますが、成年になったあとでそういった契約を結んでしまった場合には、これ、判例でも出ていたところですが、やはり、取り消しや解除ができるのか、その要件は何なのか、もしくは公序良俗違反とは何なのか、というような細かな立証の争いのなかに巻き込まれるということ。

それと、もうひとつは、未成年者取消権がつかえなくなりますので、裁判とかそういった手続きに負担を負うということ。

これが非常におおきくなるのではないか。

そのリスクが18歳、19歳に降りてくるのではないかというふうに思われます。

2018年5月15日 柚木道義 衆議院議員(国民民主党【※現在は無所属】)

そうするとわたくしも、前回(2018年5月11日)もですね、これ、まさにそのような調査、すでにあってですね、このネット等を通じたですね。

さまざまな、これは消費者センターへの相談内容のなかで、まさにいまのような事案が18歳から19歳では最上位にきていてですね。

先ほど、山尾委員とのやりとりのなかですね、18歳、19歳に引き下げることによって、これまで防波堤であった部分が防波堤の外にいきなり放り出されると。

そういうことになることが、これは消費者契約法との関連でいかに法整備をしても防波堤の外に出てきてしまうことが最大の問題点なんだということで。

わたしはそれこそ、このような被害もですね、18歳成人になれば、さらに今度は若い年代へ、ということで被害拡大しかねないというふうな懸念もあるわけでございまして、そういった対応をしっかりとしていくことが必要だ、というご答弁をいただいたと思いますが、あと1、2点、(AV出演強要以外で)具体的なことをうかがって、参考人のみなさんにもうかがえればと思うのですが。
(後略。)

——————————————————–

柚木議員はこの日、間を置かずに、別の委員会で出演強要に関する質問をおこないました。

①2018年3月23日 仁比聡平 参議院議員(日本共産党)
  
②2018年4月3日 本村伸子 衆議院議員(日本共産党)
  
③2018年4月12日 若松謙維 参議院議員(公明党)
  
④2018年5月11日 柚木道義 衆議院議員(国民民主党【※現在は無所属】)
  
⑤2018年5月15日 柚木道義 衆議院議員(国民民主党【※現在は無所属】)
  
2018年5月15日 柚木道義 衆議院議員(国民民主党【※現在は無所属】)

⑥2018年5月15日 衆議院 消費者問題特別委員会
<質疑者>
柚木道義議員(国民民主党【※現在は無所属】)

<答弁者>
河上正二 青山学院大学法務研究科教授(前内閣府消費者委員会委員長)

2018年5月15日 衆議院 消費者問題特別委員会
(動画 衆議院インターネット審議中継)

音声の文字化は、筆者。)

2018年5月15日 柚木道義 衆議院議員(国民民主党【※現在は無所属】)

(前略。)
実は隣の法務委員会でもやってきたんですけれども、委員の皆さんもご承知かと思いますが、いまですね、インターネットやSNSを通じてですね、とりわけ今回、民法改正案が仮に若年成年、18歳、19歳が対象になれば非常に懸念をされるさまざまな調査データがございます。

たとえば30年、今年の3月23日に内閣府がとりまとめているですね、「『若年層を対象とした性暴力被害等の実態把握のためのインターネット調査』報告」をみると、これ、わたしも驚きましたけれども、それ、事前に聞いていない性的な行為等の撮影をもとめられた経験があるのは9人に1人。
うち、実際にもとめられた行為に応じたのが約半数。

そしてだれかに被害の相談をしたのが約6割。

これですね、18歳、19歳の消費者センターへのですね、相談の内容もですね、18歳、19歳いずれも男女問わず、最上位はアダルト情報サイト、あるいは、そういった出会い系サイト。
こういったものが1位、3位、4位と占めています。
ですから、まあちょっと、例示としてまあ、これが適切かどうかはあれですけれども。

具体的なところで河上参考人にうかがいたいのは、まあ象徴的な事例として、たとえばですね、AVの出演強要問題というのが、実は今年になっても摘発がされていてですね。
これは本当に由々しき問題だと思います。

もちろん、年齢も問題なく、合意のうえで職業としてされることに対して、わたしは何ら差別の感覚をもっておりません。

ただ、問題は、同意なくですね、こういう撮影を強要されて。
人権問題だとも考えるわけでありますが、これは密室のこともあって、警察による強要罪あるいは強制性交等罪の逮捕も実務上むずかしい、とも聞いておりまして。

こういった象徴的な事例もふくめてですね、被害当該者を、特に若年成年みたいなかたちになってくると、なおさらなんですけれども。

そしてまた、消費者契約法のですね、改正の中身もふくめてですね、これは非常に懸念をされる部分だと思っていまして、どのようなとりくみが必要かと思われるか、河上参考人からご意見をいただければと思います。

2018年5月15日 河上正二 青山学院大学法務研究科教授(前内閣府消費者委員会委員長)

 
まあ、わたしは、民法の専門なので、そちらのほうからしか申し上げられませんけれども、ひとまずは、当初の勧誘内容や契約条件と異なるAV出演の強要があるというような場合には、これは消費者契約上の取消権をまずみとめておいてやるということ。
これ大事でして、場合によってはクーリングオフのようなかたちで契約からすみやかに抜け出すということを可能にすることも考えられます。

で、場合によってはですけれども、契約書にサインをさせられて、そして、あるところに違約金条項が入っていて、そこに拘束されるというようなこともあるやにうかがっておりますので、そうした違約金条項についても無効化しておくということが必要だろうという気がするわけです。

だだですね、クーリングオフとか取消権とか、契約からの離脱というのは、
「これは、はなしがちがう」
というふうにわかった時点、あるいはそういうふうに言った時点ですけれども、だいたい手遅れであります。

ですから、それを考えると、実効性のある被害予防のためには、こうした出演強要行為があった場合には、一定の刑事責任、刑事罰で対応することが必要ではないかと思います。

 
(再掲。柚木道義議員)

これは密室のこともあって、警察による強要罪あるいは強制性交等罪の逮捕も実務上むずかしい、とも聞いておりまして

これは要件面でいま先生がおっしゃった問題が若干あるわけですので、その部分についてすみやかに検討して刑事罰を用意するという方向をひとつ考えないといけないのかなという気がいたします。

2018年5月15日 柚木道義 衆議院議員(国民民主党【※現在は無所属】)

これはお聞きいただいていると、まさに消費者契約法と民法改正案がある意味パラレル(並行)で課題をかかえていることをいまおっしゃっていただいたと思いますので。

これ、仮に18歳成人となるとですね、それを理由としてAV出演契約の無効、取り消しができないと。

逆に業者が主張するおそれもあるわけで。

これ、内閣府も認識は一致していたんですね。
答弁をいただいたんですが。
そういったこともふまえた審議をおのおのの法改正でしていきたいと思っています。

——————————————————–

柚木議員は3つの委員会で、出演強要問題に迫りました。
なかでも、河上正二 前内閣府消費者委員会委員長の答弁が秀抜でした。
河上正二さんは、
クーリングオフとか取消権とか、契約からの離脱というのは、『これは、はなしがちがう』というふうにわかった時点、あるいはそういうふうに言った時点ですけれども、だいたい手遅れであります
とのべました。
民事的な規制をおこなうだけでは不十分である、ということがわかります。
柚木議員の
問題は、同意なくですね、こういう撮影を強要されて。人権問題だとも考えるわけでありますが、これは密室のこともあって、警察による強要罪あるいは強制性交等罪の逮捕も実務上むずかしい、とも聞いておりまして
との指摘に対しては、こう答えました。
これは要件面でいま先生がおっしゃった問題が若干あるわけですので、その部分についてすみやかに検討して刑事罰を用意するという方向をひとつ考えないといけないのかなという気がいたします
と。
政府側の一員である河上さんは、出演強要に対しては刑事罰が必要である、との認識をしめしました。
現在、有識者検討会において、法的対応の検討がなされています。

(参考。当ブログ)
2018年4月24日

出演強要をおこなったものに対して刑事罰を、というのは、当然のながれであると考えます。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2018年2月27日

#青木亮 に関しては
週刊文春に始まり、霞ヶ関、警察庁…
#AV強要 加害者としての理解は広まって参りました。
#労働者派遣法違反 以外の罪も償って頂きたいと私は一生涯思い続ける事でしょう。

——————————————————–

法務大臣は、出演強要は犯罪である、と明言しています。

香西咲さん
2018年2月27日

面白い事思い付いた
契約書は相手が破棄してるので秘密保持契約も無効。私は動画も作れる。
#AV強要 の証拠は全部控えてる
目標はやっぱり世界の注目が集まる2020年東京オリンピック。
2年もあるからゆっくり計画練れるしいいもの作れそうです。
#青木亮

香西咲さん
2018年2月27日

契約書や証拠書類、写真、
原文のまま載せたらとてもリアリティのあるノンフィクションになるでしょう。
さて、整理します。

香西咲さん
2018年2月27日

証拠もまとまって残っているれっきとした犯罪ですからね。

——————————————————–

青木亮
大西敬
高畠典子
坂田恵理子
坂上孝志
A-TEAM 飯田正和
メーカー関係者
T総研のY
その他

犯罪者たちの余命は、あとわずかです。
明日は鰐淵洋子議員と畑野君枝議員の質疑をご紹介させていただきます。
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

(明日のブログへつづく)



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No.2 今年の通常国会をふりかえって(出演強要問題に関する質疑と応答)。香西咲さんが世の中をかえました。本日は、本村伸子議員と若松謙維の質疑をみてみます

昨日から、今年の通常国会でとりあげられた出演強要問題を顧(かえり)みています。
嚆矢(こうし。「はじまり」)は仁比聡平議員でした。

(参考。当ブログ)
2018年8月27日

本日は、本村伸子議員と若松謙維(わかまつかねしげ)議員の質疑についてみてみます。

①2018年3月23日 仁比聡平議員(日本共産党)
  
2018年4月3日 本村伸子議員(日本共産党)

②2018年4月3日 衆議院 総務委員会
<質疑者>
本村伸子議員(日本共産党)

<答弁者>
野田聖子 総務大臣(男女共同参画担当大臣)
渡邉清 内閣府 大臣官房審議官

2018年4月3日 衆議院 総務委員会
(動画 衆議院インターネット審議中継)

音声の文字化は、筆者。)

2018年4月3日 本村伸子 衆議院議員(日本共産党)

日本共産党の本村伸子でございます。

重大な人権侵害であるアダルトビデオの出演強要問題、性暴力被害者支援の充実強化について質問をさせていただきます。

まず、重大な人権侵害であるアダルトビデオへの出演強要問題についてうかがいたいと思います。

スカウトから勧誘され、アダルトビデオへの出演があると説明をうけておらず、契約書などもよく読む時間もなく、控えの書類もなく、断ろうとしても長時間説得をされ、高額の違約金の請求や、実家や家族にはなす、などと言われ、結局、強要されてしまう実態がございます。

アダルトビデオへの出演強要、同意していない性的な行為等の撮影の被害状況について、まずおしめしをいただきたいと思います。

2018年4月3日 渡邉清 内閣府 大臣官房審議官

いまご指摘いただきました調査は、わたしども、インターネット調査をおこなっておりまして、そのなかで、若年層を対象とした性的な暴力の被害等について調べたものでございます。

(参考。インターネット調査)

2018年3月23日
「平成29年度若年層を対象とした性暴力被害等の実態把握のためのインターネット調査」報告書(平成30年3月)

本年1月から2月にかけまして、15歳から39歳までの女性で、調査委託業者に登録されているモニター会員に対しておこなったものでございます。

まず、約3万2,000人を対象としまして事前調査をおこなったところ、先生ご指摘のとおりの、その前段階ですね、
「モデルやアイドルにならないか」
とか、そういった勧誘をうけたり、また、
「高収入のアルバイトが」
というようなうたい文句に応募した経験のあるひとは、おそよ5人に1人いらっしゃいまして、5,704人という数字でした。

この5,704人のうち、本調査のほうに協力していただいたのは、2,461人いらっしゃいましたけれども、このうち、勧誘や募集のときに聞いていなかった、または同意していなかった性的な行為などの写真や動画の撮影をもとめられた経験のあるひとが11.3%、277人いらっしゃいました。

さらに、この277人のうち、求められた行為の撮影などに応じてしまった、実際に応じた件数は約半数の129人いらしゃったという結果が出てございました。

(参考)
「平成29年度若年層を対象とした性暴力被害等の実態把握のためのインターネット調査」報告書(平成30年3月)

2018年4月3日 本村伸子 衆議院議員(日本共産党)

このアンケート結果をみますと、被害の数は相当数ある、とみなければならないと。
それだけ深刻な人権侵害があり、潜在化しているという問題だというふうに思います。

いっそう深刻なのは、同意していない悪質な性暴力の被害の映像がくりかえし使用、流通され、インターネット上で販売、拡散されて、二次被害に悩み、苦しみつづけるという問題です。

総務省は、違法・有害情報センターでは相談者に対して迅速かつ的確な助言をおこなうことに注力している、と。
現時点では実際に相談対象となった情報が削除されているかどうか把握する運用はおこなっていないということで、答弁もされておりますけれども、それでは被害回復の対応になっていないというふうに思います。

(参考。2018年3月23日 参議院 法務委員会

2018年3月23日 古市裕久 総務省 総合通信基盤局電気通信事業部長
お答えいたします。
ご指摘がありました違法・有害情報相談センターでは、相談者に対して迅速、かつ的確な助言をおこなうことに注力しておりまして、現時点では実際に相談対象となった情報が削除されているかどうかを把握されているにはおこなっていないところでございます。

3月23日、参議院の法務委員会で、日本共産党の仁比聡平参議院議員の同意をしていない悪質な性暴力の被害の映像削除をもとめる質問に対して、上川陽子法務大臣は、アダルトビデオ出演強要問題、政府が一丸となってとりくむべき問題であると認識しております、野田大臣、関係省庁ともしっかりと連携して一丸となった対策を努めてまいりたい、と答弁をされております。

(参考。2018年3月23日 参議院 法務委員会

2018年3月23日 上川陽子 法務大臣
先ほど申し上げましたけれども、アダルトビデオ出演強要問題ということで、政府は一丸となってとりくむべき重大な問題であるというふうに認識をしております。
野田大臣、また関係省庁ともしっかりと連携をし、一丸となった対策に努めてまいりたいというふうに思っております。

2018年3月23日 上川陽子 法務大臣
この問題につきましての、重大な人権侵害である、ということについては、わたしくどももしっかりと認識をしております。
また、緊急な要請、ということにつきましても、理解をしているところでございます。
関係省庁、また野田大臣とともにこの問題についてとりくんでまいります。

削除をメーカーや販売店、プロバイダーにもとめても、削除をされないという現実があるわけでございます。
同意をしていない悪質な性暴力の被害の映像をインターネット上で販売、拡散される問題。
削除できるように総務省としても真剣に研究し、そして実証していただきたいと思いますけれども、大臣、お願いしたいと思います。

2018年4月3日 野田聖子 総務大臣(男女共同参画担当大臣)

お答えいたします。

AV出演強要は女性への人権を著しく踏みにじるけっしてゆるされない重大な問題であると認識しています。

総務省としてはまず、権利侵害情報への対応に関する民間ガイドラインやモデル約款の策定支援、そして事業者団体を通じた事業者に対するAV出演強要問題の周知などにより、出演強要に遭った動画が適切に削除されるよう事業者のとりくみを支援しているところです。

また、総務省が委託により設置している違法・有害情報相談センターにおいても今年度から、相談のあった動画が削除されたかどうかについての実態把握をおこなうなど運用への強化にとりくんでいくことにしています。

今後とも、違法有害情報相談センターの周知につとめるとともに、実態も踏まえつつ、さらに適切な措置が講じられるよう関係省庁と連携しながら、しっかりとりくみます

2018年4月3日 本村伸子 衆議院議員(日本共産党)

ありがとうございます。
海外のプロバイダーをつかって無修正の動画を流す場合、事実上、訴訟を起こすこともむずかしいという現状がございます。
このことに対しても政府が何か有効な対策がとれないかということで、検討、研究が必要だというふうに思います。
また、Gogle検索の結果で身元がわかってしまうという問題もございまして、こうした検索サイトも被害を回復するために研究するべき、ということも申しのべておきたいというふうに思います。

——————————————————–

本村伸子議員の言辞は、前回の仁比聡平議員の質疑を補完するものでした。
総務大臣は、
今年度から、相談のあった動画が削除されたかどうかについての実態把握をおこなうなど運用への強化にとりくんでいくことにしています
と、回答しました。
削除のとりくみは漸進(ぜんしん)して(段階を追って次第に進んで)いるようです。
あとは、新法を制定して、わいせつビデオ(適正AV)の単純所持を禁止する、といったところでしょうか。
公明党の若松謙維(わかまつかねしげ)議員の発言はこのことを予感させます。

①2018年3月23日 仁比聡平 参議院議員(日本共産党)
  
②2018年4月3日 本村伸子 衆議院議員(日本共産党)
  
2018年4月12日 若松謙維 参議院議員(公明党)

③2018年4月12日 参議院 法務委員会
<質疑者>
若松謙維議員(公明党)

<答弁者>
渡邉清 内閣府 大臣官房審議官

2018年4月12日 参議院 法務委員会
(動画 参議院インターネット審議中継)

音声の文字化は、筆者。)

2018年4月12日 若松謙維 参議院議員(公明党。元総務副大臣)

(前略。)
つぎに、関連するんですけれど、AV出演強要問題ですか、これもこの委員会でとりあげさせていただきました。

(参考)
2018年3月23日 参議院 法務委員会
(※質疑者は、仁比聡平議員。)

いずれにいたしましても、契約。
はなしを聞くと本当にひどい状況でありますけれども。

それが拡散される、ということで、わが党におきましては佐々木さやか参議院議員が、このAV出演強要問題対策プロジェクトをつくっておりまして、こういうことが起きないように、ということでありますけれども。

政府がですね、積極的なとりしまりを。
政府に対していま、積極的なとりしまりを要望しておりますし、都道府県警に専門官の配置。

あと、相談窓口の周知。
学校での被害防止の教育。

こういう具体的な施策が前進していると思うんですけれども、こういったとりくみをふまえながら、被害が発生しないように現在どのようにとりくんでいるのか。
内閣府におうかがいいたします。

2018年4月12日 渡邉清 内閣府 大臣官房審議官

 
内閣府男女共同参画局でございます。

いわゆるアダルトビデオ出演強要問題につきましては、昨年3月、御党のほうから、相談体制の整備、とりしまりの強化、広報、啓発の充実など、13項目にわたるご提言をちょうだいしております。

政府におきましては、この問題について、JKビジネス問題もふくめて、男女共同参画会議の専門調査会のほうで検討をおこないまして、現状と課題についての報告書をとりまとめるとともに、あらたに男女共同参画担当大臣を議長とする関係府省対策会議を設置し、昨年3月ですが、政府一丸となって対策を取り進める、ということにしたところでございます。

具体的に申し上げますと、関係府省対策会議におきまして、昨年3月に緊急対策のとりまとめ。
4月に初の被害防止月間の実施。
さらには5月に「今後の対策」のとりまとめをまさに矢継ぎ早に実行にうつしてまいりました。

関係府省庁が緊密に連携して、とりしまり強化、教育、啓発、相談体制整備、保護、自立支援のとりくみ強化など、各種対策に現在、着実にとりくんでいるところでございます。

本年3月には、先ほど申し上げました昨年5月にとりまとめた「今後の対策」のフォローアップ等をおこなったところですけれども、若年層の女性に対する性暴力被害の実態は依然として深刻な状況にあると認識しております。

今後、内閣府といたしましても、被害者に寄り添った相談政体の構築やそのための研修の実施、充実、強化。
4月、まさに現在実施しております被害防止月間の実施などによりまして、暴力を容認しないような社会風土を醸成し、このような被害を根絶するようにより一層とりくんでまいりたい考えているところでございます。

2018年4月12日 若松謙維 参議院議員(公明党。元総務副大臣)

わが党として13項目を提案して、会議もつくられて、先ほどのさまざまの前進がありました。

当然、こちらもしっかりと具体的な提言をしなくちゃいけないと思いますけれども、いずれにしてもやはり、「会議体」っていうんですか、重要性をあらためて実感しましたので、大臣(上川陽子法務大臣)、ひとつよろしくお願いいたします。

ちょっと質問通告していないので、次回の質問通告の予告をさせていただきますけれども、結局このAV出演強要なんですけれども、制作っていうんですか、ビデオの制作側のとりしまりなんですけれども、結局、日本のいまの社会をみていると、いわゆるホテルに行くと簡単に犯罪を犯している映像が出ている。
それ、簡単にアクセスできる。
そして街のなかには、アダルトビデオが売っている
そしてネット社会ですから、見える、と。

諸外国のですね、みているんですけれども、1月にドイツ、オランダ、行ってまいりました。
どちらかというとそれぐらいの国はオープンだったんですけれども、やはり、いま、ホテルではそういうAVビデオなんかありません。

いま日本の社会のどれだけモラルがですね、いわゆる後退しているのか。

やっぱりそういった観点でわたし、諸外国と比較、次回また質問予告しますので、質問通告したうえでその点についておうかがいー

やはり社会の受け皿を、いまのような状況を、見過ごしたんじゃかわらないと思います。

ニーズがあるわけですから。

そこをちょっとこれからも検討していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

——————————————————–

若松謙維議員は、上川陽子法務大臣の目の前で、
ビデオの制作側のとりしまり
ということばを口にしました。
わいせつビデオ(適正AV)については、
犯罪を犯している映像
との評価です。
若松議員は与党の一員です。
政府のうごきに通暁(つうぎょう)して(つうじて)います。
すべてを知り尽くしたうえで、この発言をしています。
そう遠くない将来、わいせつビデオ(適正AV)の製造が刑事罰の対象となることは必至です。
若松議員は、
やはり社会の受け皿を、いまのような状況を、見過ごしたんじゃかわらないと思います。ニーズがあるわけですから
と慨嘆しました。
これは、わいせつビデオ(適正AV)の単純所持の禁止を想定してのべている、と考えます。
児童ポルノと同様に、もっているだけで処罰される、となれば、動画の削除の問題は解決します。
3月23日の参議院法務委員会で、仁比聡平議員が、上川陽子法務大臣に対して、こう要請しました。
このインターネット情報、この削除について、ぜひ、特段、ご努力をいただきたいと思いますが、大臣、もう一度、いかがですか
と。
法務大臣は、
この問題につきましての、重大な人権侵害である、ということについては、わたしくどももしっかりと認識をしております。また、緊急な要請、ということにつきましても、理解をしているところでございます。関係省庁、また野田大臣とともにこの問題についてとりくんでまいります
と応えました。
当時のやりとりを確認すればわかります。
法務大臣は毅然とした口調で、
この問題についてとりくんでまいります
と返しました。
威風堂々としています。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2017年11月29日

今迄の契約書、洗脳ノート(ビジョンブック)、メモ、手帖、音声、全てファイリングして作品やゲームに使われている素材が全て削除される迄保管します。
DMMがSIAに加わった事でネット上の写真削除等して貰えないのでしょうか?

#AV強要
#性的搾取
#人身売買

香西咲さん
2017年12月26日

存じ上げております。
その姿勢を貫く限り強要問題は国に頼る以外に術はないと思うんです。
削除も然り。現状、削除と言っても面画面から作品を下ろしただけで、撮影素材そのものの削除はしてはくれません。

香西咲さん
2018年1月31日

#DMM の海外向け配信サイト #R18.com
こちらには国内では削除に応じた #AV強要 時代のものまで今尚販売されていて驚きと呆れと
はやり業界内部は信用できないという気持ちが一気に押し寄せてきました。
報告します。

香西咲さん
2018年2月1日

■ #青木亮 さんの #AV強要 に対する謝罪や誠意ある対応
(人を生き殺し状態に追い込んでるので。)

■ 過去作品の速やかな削除

私が望むのはこれだけです。

仕方なくこのような行為を取っていますが、
本音は私だってこんな呟きはもうしたくありません。

——————————————————–

香西咲さんの憂い事は、そう遠くない内に霧散します。
政府はかならず、画像を削除します。
新法の完成が楽しみです。
明日は、柚木道義議員の国会質疑についてみてみます。
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

(明日のブログへつづく)



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No.1 今年の通常国会をふりかえって(出演強要問題に関する質疑と応答)。香西咲さんが世の中をかえました。1番目の質問者は仁比聡平議員です

昨日のブログで、TBSラジオが7月30日に放送した
国会論戦・珍プレー!好プレー!2018通常国会・総集編
についてふれました。

2018年7月30日(月)
TBSラジオ
荻上チキ Session-22
国会論戦・珍プレー!好プレー!2018通常国会・総集編

番組では、出演強要の被害者を愚弄する杉田水脈議員の妄言が話題になりました。
ゲストの木村草太さん(首都大学東京教授)のことばが言い得て妙でした。
もう一度、引きます。

木村草太 首都大学東京教授

ちょっと、杉田議員はこれ、いちおう自民党として喋っているんですよね。
ちょっと、与党として喋っているのか、野党として喋っているのか、よくわからない発言ですし。
あの、これ、やはり、あの、被害実態というものへの想像力が本当に足りていない発言だな、というふうに思いますよね。
これはやっぱり、相談件数、25件だったとしてもこれ、これからまだ実態がよくわかっていないことを掘り出していこう、という側面もあるわけで。
けっして、数が多い少ないではないはずだと思いますね。
ですから、これはあの、なんでこういう発言をしたのか。
ちょっと、杉田議員はですね、自分の胸に手を当てて、自分がやっていることが本当に良心に適(かな)うことなのかを考えてほしいと思います。

——————————————————–

杉田議員によるデマゴギー(事実と反する煽動的な宣伝)は結局、国会の会議録に集録されませんでした。

(参考)
国会会議録検索システム

杉田議員の発言はなかったことになっています。
税金泥棒の極みです。

(再掲)

2018年7月30日(月)
TBSラジオ
荻上チキ Session-22
国会論戦・珍プレー!好プレー!2018通常国会・総集編

今年の通常国会は、1月22日から7月22日までひらかれました。
この間、数多くの議員が、出演強要問題をとりあげました。
当ブログも、「国会論戦・珍プレー!好プレー!2018通常国会・総集編」に倣(なら)いまして、今国会のやりとりを時系列でふりかえってみます。
今年、最初に出演強要被害を質(ただ)したのは、日本共産党の仁比聡平議員でした。

①2018年3月23日 参議院 法務委員会
<質疑者>
仁比聡平議員(日本共産党)

<答弁者>
上川陽子 法務大臣
武川恵子 内閣府 男女共同参画局長
小田部耕治 警察庁 長官官房審議官
古市裕久 総務省 総合通信基盤局電気通信事業部長

2018年3月23日 参議院 法務委員会
(動画 参議院インターネット審議中継)

音声の文字化は、筆者。)

2018年3月23日 仁比聡平 参議院議員(日本共産党)

日本共産党の仁比聡平でございます。

今日は性暴力を根絶するうえで、緊急の課題としてアダルトビデオ、AV出演強要問題についてうかがいたいと思います。

この問題は当事者の深刻なうったえと、支援の広がりで被害があかるみに出るなかで、超党派の声があがり、一歩一歩うごかしてまいりました。

ところが今国会で先日(2018年3月9日)、与党議員(杉田水脈)からこころない、まるで言いがかりのような質問がされたこともございまして。

そこでまず、男女共同参画局長においでいただきましたが、野田大臣はこの問題の性格について、
若年層、若い女性たちを狙った性暴力は被害者の心身に深い傷を残しかねない重大な人権侵害である
と、こういう認識をしめされました。

この人権侵害の深刻さを政府としてどのようにとらえておられるか。
また、政府はどんな構えで根絶にとりくんでいかれるのでしょうか。
ご紹介ください。

2018年3月23日 武川恵子 内閣府 男女共同参画局長

いわゆるアダルトビデオへの出演強要をはじめとする女性に対する性的な暴力にかかわる問題は、犯罪となる行為をふくむ重大な人権侵害でございます。

特に10代から20代の若年層を狙った性的な暴力は、その未熟さにつけこんだゆるしがたいものと考えております。

また、そのような性暴力の被害者は身体的な面のみならず、おおくの場合、精神面でも長期にわたる傷跡を残す、そういうものでございまして、あってはならないものでございます。

女性活躍の前提となる安全、安心の基盤を揺るがす問題であるため、政府をあげてその根絶にとりくむ必要があると考えております。

2018年3月23日 仁比聡平 参議院議員(日本共産党)

ありがとうございます。

未熟さにつけこんだゆるしがたい人権侵害、というご答弁でもありましたが、そうした構えでですね、特にこの1年、関係府省において相談窓口の充実がとりくまれてまいりました。

たとえば、警察庁の相談窓口に、25件という相談件数があがったりしていますけれども、これで被害のすべてを把握したとは、政府、どの府省も、思っていらっしゃらない、と思います。

このお手元の資料に支援団体でありますポルノ被害と性暴力を考える会(PAPS)の資料から抜粋してお配りをしましたが、1枚目にありますように、このPAPSとNPOライトハウスへの2016年の新規相談件数というのは100件、2017年で89件。
2012年の1件などからするとですね、もう急増しているわけですね。

こうしたことをみますと、被害は深く潜在化しているのではないかと思いますが、内閣府としては、あるいは政府としては、インターネット調査もふまえてどんなご認識でしょうか。

2018年3月23日 武川恵子 内閣府 男女共同参画局長

アダルトビデオの出演強要問題は被害者の多くが若年の女性でございますし、また、性犯罪、性暴力は周囲に打ち明けにくいということがございまして、関係行政機関などで把握している相談件数は、こうした問題をかかえる被害のごく一部である、というふうに認識をしております。

また、これまでに内閣府で実施しました若年層を対象とした性暴力被害の実態の把握のためのインターネット調査におきましても、被害にあった方々がなかなか公的な相談窓口には相談していない、と。
そういう実態もあきらかになっているところでございます。

今後、公的相談窓口の認知度を高めるための広報、啓発のとりくみや、相談員に対する研修の充実。
さらには女性に対する暴力を容認しない社会環境の整備をすすめることなどをつうじまして、被害に遭われた方々が孤立してしまうことのないように努めてまいりたいと思います。

2018年3月23日 仁比聡平 参議院議員(日本共産党)

あの、政府のそうしたとりくみをですね、いっそう強化をしていくときだと思うんですけれども、そのなかで今日、大臣の認識もふくめてお訊(たず)ねしたいと思いますのは、この手口の卑劣さなんですね。

このPAPSの資料の2枚目、ご覧いただきますと、勧誘、スカウトにあたって、この上のほうにホームページの写真がありますが、
「撮影会モデル、あるいはパーツモデル、こういう紹介できる仕事30種類以上」
と言って、
「顔バレいっさいなしだから安心です」
などと、若い女性を誘因するわけですね。
女優や歌手、あるいはモデルになりたいという気持ちにつけこんだ騙しのテクニックだ、と言うべきだと思います。

このAVっていうのは聞いていないわけです。
けれども、ここにいわば、ひっかかっていくとですね、抜けられなくなる強要の手口があります。

スタジオに行くと大勢の男性スタッフに囲まれて、
「契約したんだから」
とか、
「違約金が発生するよ」
とか言われる。

あの2枚目、もう1枚めくっていただくとですね、たとえばかわされた契約書の例がありますが、
「被害の損害を請求する」
とか、
「出演義務を怠った場合には」
とか、こうした法律用語をふりかざして、社会経験のない若い女性たちをがんじがらめに拘束していくわけですね。

前のページにもありましたけれども、事前に身分証明書のコピーをとる。
たとえば、
「未成年でないことを確認するから」
などと言って、学生証などをとる。
あるいは、自宅の住所をとる。
こうやって個人情報を握って、最後はですね、
「親や学校にばらす」
というような脅しをかける例もあります。

こうしたかたちで、契約だとか合意だとか、そういう外形をとって、けれども、内実は強要。
このかたちによって被害者が拘束されるというもとで、顔がバレる、身バレする、ということで就職が取り消されたり、会社を辞めざるをえなくなったり、あるいは自主的に退学をする。
相談中にですね、みずから命を絶たれると。
そういうケースがあいついでいるわけです。

これ、社会的経験がない、あるいは、自己肯定感情ももてないでいる。
そうした女性たちの弱みにつけこんだきわめて卑劣な手口だと思います。

この1年間のとりくみで、こうした実態がずいぶんあかるみに、あきらかになってきたと思うのですが、警察庁に昨年5月24日の通達で、
「アダルトビデオの出演に関する契約などの相談をうけたときに、どう適切な助言をおこなうか」
という留意事項をしめしておられますが、その要点を教えてください。

(参考。警察庁の通達)

2017年5月24日 「アダルトビデオ出演強要問題に係る対策の推進について」

2018年3月23日 小田部耕治 警察庁 長官官房審議官

警察では、アダルトビデオへの出演に関する契約等の相談を受理したさいには、一般論で申し上げますと、民事上、錯誤にもとづく契約は無効であるほか、詐欺や脅迫にもとづく契約については、承諾した意思表示を取り消すことができることなどをふまえながら、個別具体的事案におうじて所要の助言をおこなったり、法テラス等、専門機関の紹介をおこなうなどしているところでございます。
今後、こうした相談や被害申告があった場合には、適切に対応してまいりたいと考えております。

2018年3月23日 仁比聡平 参議院議員(日本共産党)

その通達にはですね、
「そうした相談をうけたときに女性が出演を拒否できる可能性は高い」
という基本認識に立って相談にあたらなければならないのだ、ということがしめされているわけですね。

この1年のとりくみで、この、契約だとか、あるいは演出だとか言いながら、AV業界の異常さがはっきりした、と思います。

大臣に、ターニングポイントになった2015年9月9日の東京地裁判決の趣旨をお伝えしてですね、認識をうかがいたいのですが。

(参考。東京地方裁判所)

2015年9月9日 「判決文」

この裁判、判決は、
「アダルトビデオへの出演契約がプロダクションが指定する男性と性行為等をするということを内容としている。これが出演者である被害者の意思に反して、意に反して従事させることがゆるされない性質のものだ」
とのべているんですね。
これ、当然だと思うんですよ。

不特定のだれかわからない相手との性行為を義務づけるという関係が合法化されてはならない、と。

だれと性行為をするのか。
それが本人の同意なく、意思に反してプロダクションなりメーカーなりに指定されて、性行為を拒否できなくなる。
それは、性暴力そのものだ、と思いますが、大臣、いかがでしょう。

2018年3月23日 上川陽子 法務大臣

女性に対しまして、そのご本人の意に反して、このアダルトビデオに出演を強要すると。
いわゆるアダルトビデオ出演強要問題ということでございますが、被害者の心身に深い傷を残しかねない重大な人権侵害である、と。

また、女性に対する暴力にもあたるものであるということでございます。

さきほど、男女共同参画大臣の野田大臣も発言された(2018年3月9日)ということでございますが、政府をあげてその根絶にとりくむ必要があるというふうに考えます。

2018年3月23日 仁比聡平 参議院議員(日本共産党)

その決意でいまもう一歩対策を充実させる、ということがもとめられていると思うんです。
実際ですね、現におこっていることは何かと。

その性暴力を
「契約合意」
だと言って強要するなかでですね、PAPSの配布した4枚目にありますが、契約書に、たとえばこんな同意をさせている。

「わたしは本件コンテンツの出演にあたっては、貴社が本件コンテンツ撮影のために選定したスタッフの指示にしたがうものとし、演出、撮影方法について、いっさい申し立てをおこないません」

下の同意書にはですね、
「妊娠、性感染症への感染について、いっさいの保証や責任をもとめないものとします」
というふうにあります。

つまり、妊娠や性感染症のリスクが高い、そうしたありとあらゆることを演出だと言ってやらせる。
これはありえないことだと思います。

わたくし、おひとりの元AV女優であった被害者のかたに、おはなしを直接うかがいましたけれども、実際、そういう強要されて、フリーズして(固まって)、抵抗などできない。
それはまさにですね、強制性交強姦)の被害ですよ。
そうしたことがいったんおこなわれ、絶望します。
その絶望感のなかで、囲い込まれて、撮影が繰り返されたりもします。
できあがったAVビデオはですね、仮に笑顔がみえたとしても、それは支配されて、演技という外形が編集されている。

問題は、いやなものはいやなんだ、と。
「no means no」
という観点からこのアダルトビデオの出演強要問題をとらえなおして、あるいは見方を根本から転換してですね、とりくみを強化しなければならないというところにあると思うんですね。

そのようにしてできあがったアダルトビデオがインターネット上で販売される。
これ、拡散されますから、永遠に消えない。
第2の人生をあゆめない。
人生そのものにかかわる人権侵害になっていると。
ここが重大な問題になっています。

こうした動画を回収し、販売を停止し、削除してほしい
これは切迫した要望なんですが、これ、インターネットに流出すると、被害者が完全に削除することはいまきわめて困難です。
そのことをこのPAPSさんは、
「デジタル性暴力
と表現をしておられますが、男女共同参画局長、こうした広範に流通、拡散するというインターネット上の被害の重大さについてはどんなご認識でしょうか。

2018年3月23日 武川恵子 内閣府 男女共同参画局長

昨年の3月に、女性に対する暴力に関する専門調査会から報告書が出ておりまして、その報告書によりますと、アダルトビデオへの出演の危険性としてあげられているものとしてですね

15ページより)
撮影された映像が繰り返し使用・流通され、インターネット等にも掲載されることによる二次被害に悩み、苦しみ続ける
また、
家族、友人、学校、職場などにアダルトビデオへの出演が知られないかとおびえ続ける
さらに
アダルトビデオへの出演が知られることにより、家族や友人との人間関係が壊れる、職場にいづらくなり職を失う

といったことがあげられております。

一度、画像が流出してしまいますと、完全に削除することがほぼ不可能となり、これが本人の同意なく撮影された性的な画像であれば、本人の名誉や私生活の平穏を侵害することとなり、けっしてゆるすことのできない人権侵害だと考えております。

2018年3月23日 仁比聡平 参議院議員(日本共産党)

ところが、被害者がもとめても削除がされない、というのがいまの仕組みなんです。

時間がないので、警察庁と総務省、端的に結論だけうかがいたいんですが、警察庁が削除要請をしているのは刑法違反のわいせつ物、児童ポルノ違反という違法情報であって、わたしが申し上げている被害者の意に反したAVの流通は対象になりません。

総務省には有害情報の窓口っていうのがありますが、
「プロバイダーに削除申し出ができますよ」
という案内はしてくれるんだけれども、そのあと、実際に削除されたかという実態もいまは把握をするようなふうにはなっていません。
そのとおりですね。

2018年3月23日 小田部耕治 警察庁 長官官房審議官

警察におきましては、インターネットに掲載された情報の掲載が犯罪にあたるような場合にはプロバイダー、サイト管理者等に関して、当該情報の削除の要請をおこなっているところでございます。

2018年3月23日 古市裕久 総務省 総合通信基盤局電気通信事業部長

お答えいたします。
ご指摘がありました違法・有害情報相談センターでは、相談者に対して迅速、かつ的確な助言をおこなうことに注力しておりまして、現時点では実際に相談対象となった情報が削除されているかどうかを把握されているにはおこなっていないところでございます。

2018年3月23日 仁比聡平 参議院議員(日本共産党)

あの、インターネット、あるいはコンピューターのですね、拡大によるこうした被害をこれまでの仕組みでは被害を回復する対応ができないですよ。

法務大臣にお願いをしたいと思うんですけれども、どれだけの削除請求がかなっていないか。
支援団体や弁護士からも実情を訊(き)くなどをして、実態の把握をおこなって、インターネット上の画像をですね、いやなものはいやだ、と。
すみやかに削除する、これを組織化するということがわたし、どうしても必要だと思うんですね。
野田大臣をはじめとして、関係のみなさんとぜひ、ご相談をいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

2018年3月23日 上川陽子 法務大臣

先ほど申し上げましたけれども、アダルトビデオ出演強要問題ということで、政府は一丸となってとりくむべき重大な問題であるというふうに認識をしております。

野田大臣、また関係省庁ともしっかりと連携をし、一丸となった対策に努めてまいりたいというふうに思っております。

2018年3月23日 仁比聡平 参議院議員(日本共産党)

切迫した要求として、このみずからが写っているこの映像。
これが公開されているっていうことと、それから、これがどんどん拡散されていくっていうこと。
この映像が一次情報としてつかわれてですね、
「オムニバス」
なんて言うんですけれども、こうあらたな作品と称するものがつくられて、これがまた拡散をしていく。
これ、世界中に広がっていく。
これは、いやだ、と言っている女性にとってこれほど耐えがたい人権侵害というのはないと思うんですよ。

わたしたちが声をあげ、政府がとりくんでいただいて以来ですね、実際、削除をメーカーや販売店にもとめながら、プロバイダーにもとめながらですね、これを削除されない、という現実っていうのが日々進行しているんですね。

これ連携して、抜本的に対策をとりくんでいただくという決意をいただきました
このインターネット情報、この削除について、ぜひ、特段、ご努力をいただきたいと思いますが、大臣、もう一度、いかがですか。

2018年3月23日 上川陽子 法務大臣

この問題につきましての、重大な人権侵害である、ということについては、わたしくどももしっかりと認識をしております。

また、緊急な要請、ということにつきましても、理解をしているところでございます。

関係省庁、また野田大臣とともにこの問題についてとりくんでまいります

2018年3月23日 仁比聡平 参議院議員(日本共産党)

ありがとうございます。
ぜひ、がんばっていただきたいと思います。

この女性たちの、いわば、人生と尊厳をですね、食い物にして儲けを漁(あさ)る。
そうした輩(やから)をどうするのか、と。

これ、これまで、所管省庁がないわけです。
市場規模で4,000~5,000億というような関係者の本なんかもありますが、それをはるかに超えるものなのではないか。
これが海外の違法サイトなどともつかってですね、巨額の利益を手にしているのではないか。
そうした問題についてぜひ、政府があげてとりくむ。
これを厳しく正していく、所管、あるいは監督という省庁も、わたしは設けていく必要があるのではないかと思います。
もうそのことでうかがう時間がなくなりましたので、今日はここで質問をおりますけれども、政府はあげてのとりくみを強くもとめて、今日は質問をおわらせていただきます。
ありがとうございました。

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本日、あらためて、3月23日の質疑、応答を見直しました。
不覚にも息苦しさをおぼえました。
途中、何度か息を吐き出しました。
端端(はしばし)から仁比議員の義憤がつたわってきます。
AV業界の異常さがはっきりした
と、仁比議員はことばを荒げました。
政府側も同様です。
過日の杉田水脈議員の空言(そらごと)を振り払うかのような答弁がつづきます。

(再掲。武川恵子 内閣府 男女共同参画局長)
関係行政機関などで把握している相談件数は、こうした問題をかかえる被害のごく一部である、というふうに認識をしております
被害にあった方々がなかなか公的な相談窓口には相談していない

(再掲。上川陽子 法務大臣)
被害者の心身に深い傷を残しかねない重大な人権侵害である
女性に対する暴力にもあたる
政府をあげてその根絶にとりくむ必要がある

酷烈です。

AV業界の異常さがはっきりした
仁比議員は弁護士です。
法律家の立場から、出演強要をつぎのように捉えました。

わたくし、おひとりの元AV女優であった被害者のかたに、おはなしを直接うかがいましたけれども、実際、そういう強要されて、フリーズして(固まって)、抵抗などできない。それはまさにですね、強制性交(強姦)の被害ですよ
と。
後日、上川大臣も、出演強要は犯罪である、とのべました。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2018年3月23日

情報をありがとうございます。
今日でしたか 見過ごしてしまいました(>_<) どなたか情報をお教え頂けますと幸いです。 #仁比聡平 議員、流石ですね。 ありがとうございますm(_ _)m

香西咲さん
2018年2月14日

早く #青木亮 を強姦罪で逮捕して欲しいです。そして平穏を取り戻して次の人生へ進みたいと切に思います。

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(再掲。仁比聡平)
それはまさにですね、強制性交(強姦)の被害ですよ

仁比議員の発言は、香西咲さんたち被害者に希望をあたえてくれるものでした。
現在、出演強要は強姦、という方向で新法づくりが進んでいるものと考えます。
法案の完成が楽しみです。
明日は、仁比議員以降の国会質疑について書かせていただきます。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

(明日のブログへつづく)



香西咲さんを勝手に応援するサイトへ

TBSラジオの「荻上チキ Session-22」が出演強要問題をとりあげました。木村草太教授は、香西咲さんたち被害者を愚弄する杉田水脈議員の国会質疑を一蹴しました

「荻上チキ Session-22」
というラジオ番組があります。

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荻上チキ Session-22
 TBSラジオ
 月曜日~金曜日
 22:00~24:00
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タイトルのとおり、パーソナリティを務めているのは評論家の荻上チキさんです。
7月30日の番組で、出演強要問題がとりあげられました。

荻上チキ Session-22

2018年7月30日(月)
国会論戦・珍プレー!好プレー!2018通常国会・総集編

出演強要に関する部分を抜粋させていただきます。

(※音声の文字化は、筆者。)
38:19のあたりから>
荻上チキさん(パーソナリティ)

さて、そのメディア上でいま、非常に注目をされているというか、批判をされているのが、雑誌「新潮45」にLGBTについての文章を寄稿して批判をあびている自民党、杉田水脈議員なんですが。
その杉田水脈議員の国会でのやりとりが以前、話題になりました。
3月9日、衆議院内閣委員会でのやりとりなんですが、「AV出演強要JKビジネス等被害防止月間」についての質疑。
野田聖子総務大臣や武川恵子男女共同参画局長とのやりとりです。

2018年3月9日 衆議院 内閣委員会

杉田水脈 衆議院議員

ほとんどAV強要っていうのは、件数がきっちりと警察が関与している件数っていうのはほとんどないんですが、これ、政府がお金をつかって防止月間ってやるメリットって何があるんでしょうか。

武川恵子 内閣府 男女共同参画局長

アダルトビデオ出演強要に関しましては、警察で把握しているのが3年間で25件。

杉田水脈 衆議院議員

わたしも女の子をもつ母親として、こういうJKビジネスとかAVの出演強要とかはあってはならないと思っていますが、あまりにもこれ、件数がすくないのに対して、政府が挙げて、予算をつけて、こういうことをやるっていうこと。
(略)、やはりですねこれをやるより、やるメリットというのは一定あるのかもしれませんけれども、デメリットのほうがこれ絶対におおきくないですか。

野田聖子 男女共同参画担当大臣(総務大臣)

いま、委員も、
「あってはならないこと」
というご指摘がありました。

しかし、先ほどの相談件数、
「25件しかない」
とおっしゃいましたけど、あってはならないことにもかかわらず、やはり相談件数があったという事実も、これもやはり厳粛な真実だと思っています。

ですから、想像してみてください。
わたしは、57歳の国会議員です。
何かそういう問題があれば、警察に相談するっていうことが、まあすぐに思いつき、それを行動することができる女性であります。
しかし、15歳から16、17、18、19、20歳あたりの自分をふりかえってみると、そこまでやはり社会的にも知識が積み重なっていない。
だから、だれかがやはりささえてあげなければならない。
しかしながら、性的な問題っていうのは女性であればわかると思いますけど、家族にもなかなか相談できないことがあります。

(略)そういう若い、まだ社会的に未熟な女性の仲間たちにおつたえする、集中的につたえるキャンペーンをやってもけっしてわたしは問題でないと思うんです。

「あってならないこと」
とおっしゃいました。
わたしもそう思います。
それをやはりなくしていくために、ささやかですけれども、こういう活動をつづけていくっていうことは効果的ではあるんだ、というふうに進めていきたいと思います。

杉田水脈 衆議院議員

実はこれ残念なこと、残念なことって言ったらよくないのかもしれませんが、この職業に就きたいという女性はすごく多いんですよ。
引く手あまたで(笑)
すごく狭き門らしいですよ。
だからわざわざいやがる女の子を無理やり出して、そんなことするとかならず業者はつぶれるわけで。
(プロダクションを)やっているようなところはすごくちいさいので。
それよりは(自分から進んで応募する)、っていうような事例のほうがすごくたくさんあるんですね。
だから、かならずしも相談件数がぜんぶがぜんぶ、本当に騙されてそれに出さされて、すっごいひどい目に遭った子たちばかりではないっていうことをまず1点、指摘しておきたいということと、先ほどの大臣の答弁のなかに(後略。)

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荻上チキさん(パーソナリティ)

だけど、
「性被害を矮小化するような発言ではないか」
というかたちで、野田総務大臣がかわしつつ、いなしつつ、いさめつつ、というようなそういった場面でもあったわけです。
木村さん、いかがでしょうか。

木村草太 首都大学東京教授

ちょっと、杉田議員はこれ、いちおう自民党として喋っているんですよね。

荻上チキさん(パーソナリティ)

そうですね。

木村草太 首都大学東京教授

ちょっと、与党として喋っているのか、野党として喋っているのか、よくわからない発言ですし。

荻上チキさん(パーソナリティ)

ええ。

木村草太 首都大学東京教授

あの、これ、やはり、あの、被害実態というものへの想像力が本当に足りていない発言だな、というふうに思いますよね。

荻上チキさん(パーソナリティ)

うーん、そうですね。

木村草太 首都大学東京教授

これはやっぱり、相談件数、25件だったとしてもこれ、これからまだ実態がよくわかっていないことを掘り出していこう、という側面もあるわけで。

荻上チキさん(パーソナリティ)

はい。

木村草太 首都大学東京教授

けっして、数が多い少ないではないはずだと思いますね。

荻上チキさん(パーソナリティ)

うん。

木村草太 首都大学東京教授

ですから、これはあの、なんでこういう発言をしたのか。
ちょっと、杉田議員はですね、自分の胸に手を当てて、自分がやっていることが本当に良心に適(かな)うことなのかを考えてほしいと思います。

荻上チキさん(パーソナリティ)

うん。

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木村草太教授の発言は、赤旗でもとりあげられています。

(2018年8月17日 しんぶん赤旗「国会監視の好プレー」より、引用。改行を施しています。)

しんぶん赤旗

(前略。)
しかし、AV出演強要の被害の標的になるのは、抵抗する力の弱い、若い女性たちです。
被害にあった女性たちは、みずからを責め、PTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しみ、なかなか声をあげることが困難な状況に置かれています。

さすがに野田聖子女性活躍担当相も、
「誰かが支えてやらなければならない。キャンペーンは効果的だと思う」
と答弁しました。

驚くのは、杉田氏が、
「この職業につきたいという女性はすごく多いんですよ。引き手あまたで。すごく狭き門なんだそうです」
と反論したことです。

番組ゲストの首都大学東京の木村草太教授は、
「性被害を矮小(わいしょう)化するような発言じゃないか」
「被害実態への想像力を欠いている」
と厳しく批判、「自民党として」質問していることを問題視しました。
(後略。)

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木村草太教授はツイッターでも、出演強要問題について発言されています。

(木村草太教授のツイートより、引用。)

木村草太 首都大学東京教授
2018年7月3日

私は、社会的な活動をしている人たちのエネルギーの高さに、いつも感動し、尊敬しています。

木村草太 首都大学東京教授
2018年7月9日

このツィートに関連して、仁藤夢乃さんからご指摘がありましたので、思うところをお伝えします。

木村草太 首都大学東京教授
2018年7月9日

まず、私がこのツィートをした際、イメージしていたのは、仁藤夢乃さん、駒崎弘樹さんのトラブルだけでなく、HPVワクチンに関して活動していらっしゃる方、AV強要問題について活動していらっしゃる方、ヘイトスピーチについて活動していらっしゃる方なども含まれています。

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木村草太教授は、AV強要問題について活動しているかたを尊敬している、とのことです。

(AFPのツイートより、引用。)

AFP
<2016年10月5日>

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年10月7日

AFP通信様の取材ですね。
発見ありがとうございます!

この記事に関してはもうすぐ日本語版もアップされます

(みゅーとまんさんのツイートより、引用。)

みゅーとまんさん
<2016年10月9日>

(AFPのツイートより、引用。)

AFP
<2016年10月17日>

香西咲さん
2016年12月20日

ありがとうございます。
国も本腰を入れられたと言うことで、年明けから良い方向に変わって行くでしょう。
私事ですが、いち小市民の意見がマスコミ媒体を通じ世界中まで発信された事には感動しました。

性暴力を受けた時は辛く早まりたい気持ちになりましたが、諦めなくて、早まらなくて良かったと。

香西咲さん
2017年8月9日

(前略。)
辛くて必死だった頃ですね。
この衣装はAFPさんと毎日新聞さんの取材の日だったと思います

この衣装めっちゃお気に入りだったのに破けちゃったの…

香西咲さん
2018年3月26日

AFPの取材を受けた時の記事です。

(英語版)
https://www.yahoo.com/news/tricked-porn-japanese-actresses-step-shadows-061203278.html

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(再掲。しんぶん赤旗)
被害にあった女性たちは、みずからを責め、PTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しみ、なかなか声をあげることが困難な状況に置かれています

香西咲さんは声をあげました。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年6月23日

皆に、今の私の立ち位置は危ないと言われました。
チンピラは何を仕出かすか分からないと。
東京湾に沈められるかも知れないし行方不明になるかも知れない。
色んな人から言われる。
そんなに脅されたらぶっちゃけ、
本当に不安で不安で眠るのも恐ろしい。

香西咲さん
2017年11月27日

私が東京湾に沈められようが、
万が一 芸能プロダクションA-team #エーチーム スカウトの #飯田正和 に命を狙われようが、私は死ぬのも怖くない。だから謝罪してこない限りこの問題には一生掛けて本気で取り組む。

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(再掲)
木村草太 首都大学東京教授
2018年7月3日

私は、社会的な活動をしている人たちのエネルギーの高さに、いつも感動し、尊敬しています。

人身取引の巣窟であるわいせつビデオ(適正AV)業界はそう遠くないうちに滅びます。
香西咲さんの真実のうったえによって、多くの女性が救われました。
香西咲さんは至高です。
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

(明日のブログへつづく)



香西咲さんを勝手に応援するサイトへ

わいせつビデオ(適正AV)業界は不幸な境遇にある女性たちだけでなく、香西咲さんのような無垢な女性も引きずりこんでいます。早期の処刑がもとめられます

一昨日のブログで、「親公認AV女優」についてふれました。

(参考。当ブログ)
2018年8月23日

母親が応援!? 『親公認AV女優』のリアル | 日刊SPA!

本日はじめて、SPA!の記事をよみました。
一部を引用させていただきます。

3ページ目

――読み進めていくうちに、昨今AV業界に大ダメージを与えた「強要問題」とは、ずいぶん異なる世界観だと感じました。アケミンさんはたくさんのAV女優にインタビューをしてきた経験から、どのように考えますか?

アケミン:確かにAV業界は出演強要の被害がでやすい構造であったのは事実ですし、改善していかなくてはなりません。ただAV女優になるきっかけは様々だけれど、自分の意志で職業として向き合っている女優さんがいる、これもまた一つの事実です。

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アケミン氏は、わいせつビデオ(適正AV)業界の一員です。
一時期、プロダクションの役員をしていました。
現在は、AVライターです。

4ページ目

アケミン:彼女たちの生い立ちを聞くと、中には、貧困や親のDV、ネグレクトなど今の社会の問題も浮かび上がる例もあります。ただその不運を不幸としないたくましさ、圧倒的な自己肯定感の強さを感じました。

ふと、朝日新聞の記事を思いだしました。

(2018年4月11日 朝日新聞「AV強要、被害者へのやまぬ非難 背景に『同調圧力』?」より、引用。改行を施しています。)

朝日新聞

業界関係者によると、AV強要は1980年代からあるというが、最近の業界の構造変化が被害に拍車をかけているとの指摘もある。
近年、若者のAV離れや違法コピーで市場が縮み、AVメーカーの中には、多くの「新人」の作品を出すことで売上高を確保するところもある。
それに呼応し、プロダクションやスカウトが、だましてでも多くの女性を業界に引き込もうとしている、というのだ。

——————————————————–

だましてでも多くの女性を業界に引き込もうとしている
アケミン氏が例としてあげている女性たちも同様です。

(再掲。アケミン氏)
彼女たちの生い立ちを聞くと、中には、貧困や親のDV、ネグレクトなど今の社会の問題も浮かび上がる例もあります

こうした女性たちもまた、わいせつビデオ(適正AV)業界に騙されています。
犯罪者たちがつくりだした虚構の世界に誘引されています。

(再掲。アケミン氏)
ただAV女優になるきっかけは様々だけれど、自分の意志で職業として向き合っている女優さんがいる、これもまた一つの事実です

いま国民はこう思っています。
みずから好んで女優になったものは僅少(ごくわずか)である、と。
大半は騙されたり強要されたり、または、そうせざるをえない理由があって出演している、と。
政府のとりくみをみればわかります。
もしも被害者が数百人程度でしたら、監督官庁を設置しておわりでしょう。
法律については、与党に頼んで議員立法を制定してもらえば済むはなしです。
おわかりのとおり、現在はそのようなうごきになっていません。

(2018年6月12日 参議院 法務委員会より。)
(※参考。当ブログ) 

2018年6月12日 上川陽子 法務大臣

このような現行制度上、さまざまな対抗手段が存在するところでございますけれども、こうした対応のみでじゅうぶんかどうかについてご質問をうけました。
そのさい、
「政府として検討をつづけなければならない喫緊の課題であると認識している」
と申し上げたところでございます。
この点につきましては、「いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・『JKビジネス』問題等に関する関係府省対策会議」、
また
成年年齢引下げを見据えた環境整備に関する関係府省庁連絡会議
での検討をつうじまして適切にとりくんでいくほか、法務省内に設置をいたしました
性犯罪に関する施策検討に向けた実態調査ワーキンググループ」、
設置をしておりまして、この問題につきましてとりあげ、そして政府の検討に資するべくとりくんでまいりたいというふうに思っております。

2018年6月12日 小野瀬 厚 法務省 民事局長

お答えいたします。
先ほど、大臣のほうから答弁がありましたいわゆるアダルトビデオ出演強要問題・「JKビジネス」問題等に関する関係府省対策会議におきましては、
「こういった問題につきましては有識者等の意見も参考に法的対応をふくめ必要な対応策を検討する」
というふうにされているところでございます。

法務省といたしましても、そういった法的対応の検討につきまして必要な協力をしてまいりたい、というふうに考えております。

2018年6月12日 上川陽子 法務大臣

(出演強要は)犯罪である、というふうにも思っているところでもございます。

2018年6月12日 上川陽子 法務大臣

このことにつきまして、法的対策もふくめてしっかりと検討し、そして実現してまいりたいというふうに思っております。

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政府はいま、大掛りなことを考えているようです。
被害者の数が甚大であるとの証左です。

(再掲。アケミン氏)
ただAV女優になるきっかけは様々だけれど、自分の意志で職業として向き合っている女優さんがいる、これもまた一つの事実です

精神科医の小西聖子さんのことばが参考になります。
第84回女性に対する暴力に関する専門調査会での発言です。

(2016年11月15日 第84回女性に対する暴力に関する専門調査会「議事録」より、引用。)

<20ページ~>
小西聖子 武蔵野大学教

(ある18歳の女性の場合。キャバクラ勤務)
父は当時トラック運転手で家をあけることが多かった。
お母さんは何があったかよくわかりませんが機能していない。
養育力がないので、父母の実家などで過ごしながら育ちます。
兄弟からいじめられておりまして、幼少期に父が交通事故を起こし転職、都市部で小学校に入学。
成績不良でほとんど1だと言っていましたけれども、音楽、体育は好きだった。
小学校でもいじめに遭い、中学に進学しますが、実際には小学校5、6年ごろからほとんど学校に行けないようになっています。
多分いじめによる不登校ですね。
中学1年生ごろまでは家に引きこもっていたが、その後は頻繁に家出を繰り返すようになり、中学3年になった後、児童相談所に保護されて、「2か月くらいいて」、一時保護だと思いますけれども、帰ってきたが、その後も家出をしていた。
本人に会うととても明るい人なのです。
別にキャバクラ業を嫌だと思っているわけでもなく、彼と一緒に遊びに行ったりもするのです。
だけれども、よくよく聞いてみると、本当に家庭で養育されていない。
誰かと安心して関係を持つとか、そういうことを一度もできたことがない。
そのまま大きくなって、ある意味では学校の力も全くかりられず、家にひきこもりになり、そのことをどうしようと考えてくれる人もおらず、そうやって外に出ていけば、いろんな人が寄ってきて、優しくしてくれるわけですね。
そういう中で、こういうDV被害を与えるような男性と一緒に住み、それでもその人のことをすごく頼っているわけです。
この人は今、キャバクラ勤めでしたけれども、例えば15歳のときから当然性的なことでお金を稼いだりはしているのだと思うのです。
詳しく聞けていませんけれども、そういう点ではこういうふうに家庭の養育力がなくて、本人もこれが悪いことか良いことかということを考えるほどの力もない中で、被害に遭っている。
外から見たらとてもにこやかで、多分、そういう人のところに取材が来たりすると、
「楽しくセックス産業で稼いでいます」
と答えたりするかもしれない人もいますが、よく聞くと決して実態はそうではない。
こういうケースが非常に多いというか、若い子には結構あるということは知っていただきたいと思います。
見かけとは全く違いますね。

(再掲。小西聖子さん)
外から見たらとてもにこやか
よく聞くと決して実態はそうではない
こういうケースが非常に多い
見かけとは全く違います

これが真実です。

(再掲。アケミン氏)
ただAV女優になるきっかけは様々だけれど、自分の意志で職業として向き合っている女優さんがいる、これもまた一つの事実です

わいせつビデオ(適正AV)業界は悪徳の極みです。
てぐすねひいて、不幸な境遇にある女性たちがやってくるのを待っています。
それだけでは足りず、香西咲さんのような無垢な女性まで引きずりこんでいます。

(再掲)
朝日新聞

業界関係者によると、AV強要は1980年代からあるというが、最近の業界の構造変化が被害に拍車をかけているとの指摘もある。
近年、若者のAV離れや違法コピーで市場が縮み、AVメーカーの中には、多くの「新人」の作品を出すことで売上高を確保するところもある。
それに呼応し、プロダクションやスカウトが、だましてでも多くの女性を業界に引き込もうとしている、というのだ。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年11月17日

躾は厳しかったので。
親に感謝ですね

香西咲さん
2017年11月19日

これだけ恥晒しな自分ですが、
これでも成績表は殆どオール5だったんですね。
要するに成績なんて実社会に関係ない…とまでは言えませんが、
『性』と『お金』に関しては何で教えてくれなかったんだろう?と切に思います。
生きていくうえで一番大切な教育なのでは?と。

香西咲さん
2017年12月12日

地道に積み重ねてきた【香西咲】の経歴、ほんの僅かな活動でも私にとっては実績だった。それを全てAVに利用されてしまうなんて…事務所は私で幾ら稼いだのだろう?
私はAVに出る為に芸能活動を積み重ねてきた訳じゃない。

#MeToo #青木亮
#アットハニーズAV出演強要
#人身売買
#HumanTrafficking

香西咲さん
2018年7月2日

親は普通のサラリーマン。借入してまで大学出してくれた。
言わば私だけでなく家族も犠牲にして少なく見積もって7000万円は荒稼ぎし、家族の人生を台無しにした #青木亮 にやってもらわないとね。 #坂上孝志 #大樹総研 #矢島義也

——————————————————–

わいせつビデオ(適正AV)業界は日本経済に多大の損害をあたえています。
こいつらは国賊です。
政府は万死をもって償わせることになるでしょう。
オリンピックまであと2年です。
犯罪者たちの最期が刻々と近づいてきました。
被害者の方々の呻吟(しんぎん)を身をもって知るがよい。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

(明日のブログへつづく)



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ニーチェ「苦しいなら、逃げてもかまわないのだ」「自分の心をいじめすぎてはいけない」。香西咲さんの憂愁はオリンピックまでに晴れます

いまの日本は、まじめなひとが被害をこうむる世の中です。

(2016年7月25日 NHK クローズアップ現代+「私はAV出演を強要された~“普通の子”が狙われる~」より、引用。)

真面目で責任感が強い女性が巻き込まれやすいというのは、どういうこと?
伊藤和子 HRN事務局長

契約書に署名・なつ印をさせるところから、まずスタートするんですけれども、いったん契約書に署名・なつ印をしたところ、仕事だからやらなければならないというふうに思い込んでしまったりとか、それから逃れられないということで、逃げればいいのに逃げられないというような、そういったところに陥りやすいというところがあります。

仕事だからやらなければならない
プロダクションから2,460円の違約金を請求された女性も、同旨のことをおっしゃっています。

(ログミーに掲載された被害者の女性の手記より、引用。)

プロダクションから2,460万円の違約金を請求された女性

例えそれが、苦痛なことや、嫌なことであっても、いちおう与えられた仕事だということ、「しなければならない」ので、その状況に立った人ならば、早く終わらせたいと思うので、視聴者にはわからないと思いますが、みんな頑張って演技をします
たとえ、女の子が、望んでしているように見えても、決してそうとは限らないということです。

こうした女性の心性(こころ)を利用するのが、わいせつビデオ(適正AV)業界です。

(2017年7月27日 withnews「『あげた』女性 月15人 AV業界、元スゴ腕スカウトが語る実像」より、引用。改行を施しています。)

withnews

「現場に入れれば、どうにかなる」
女性が現場で泣いたり、話が違うともめたりした場合は、男性が呼ばれ収拾した。

「分かるよ、お前の気持ちは。でもな、ここで終わっちまったらどうする? みんなに迷惑かけちまうだろ。一つ俺のために泣いてやってくれ」

自ら振り返る。
「女を転がす女衒(ぜげん)やジゴロに近い感覚だった」

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(2016年7月17日 AbemaTIMES「【AV出演強要・脅迫・洗脳】人気AV女優が元所属事務所を告訴」より、引用。改行を施しています。)

香西咲さん

普通の子だと拒否できないです。
周りにスタッフが20人ぐらいいます。
撮影も急がされている状況で、拒否したら申し訳ないなと思う。

(2016年10月17日 AFP「出演強要の罠、警告する日本のAV女優たち」より引用。改行を施しています。)

香西咲さん

ただ泣くしかできず。
周りで20人くらいの大人たちがせかすように構えて待っている。
あの中で、女性1人で囲まれても、私じゃなくても断れない。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年5月17日

なんでも真面目に受け止めすぎなのが反省。
人前に出るのは本当に向いてない。

なんで皆に遠慮して生きてるんだろ?
誰の為に生きてるんだろ?
本当は何がしたかったんだっけ?
自ずと答えが見えてくる。

香西咲さん
2016年7月14日

私が知る範囲に限りますが、 前事務所のAV女優さん方の共通項

真面目
●人を疑わない疑えない
●何かあった時に言えない
●良い子
●擦れてない
●世間知らず
●独りで抱え込む

(後略。)

香西咲さん
2017年12月20日

真面目』っていう言葉は
必ずしも褒め言葉ではない事を最近思い知らされます(´-ω-`)
でも自分を受け入れる様に考え方を変えたら少し気が楽になりました。

香西咲さん
2018年4月6日

今日知人が送ってくれたの
#レースクイーン
#番組リポーター
#ドライバー
#スーパー耐久レース
#スーパーgt
#真面目に積み重ねてきたものを全てAVに利用された……
https://www.instagram.com/p/BhMWzEagg_i/

騙しやすい女性を狙い撃ちして利用して私服を肥やしてきた奴は一家皆殺しくらいの罰を受けるべきだ。

ちなみにAVマニアも、女性に対して真面目さをもとめているようです。

(2017年7月27日 withnews「『あげた』女性 月15人 AV業界、元スゴ腕スカウトが語る実像」より、引用。改行を施しています。)

withnews

売れる女性は
「普通の色気がある子」
「朝しっかり起き、ちゃんと他の仕事をして、真面目に生活している人」
「一般人に近い感性の子を、ユーザーはちゃんと分かるんです」

一寸の虫にも五分の魂」(小さく弱いものにもそれ相応の意地がある)
とのことばがあります。
AVマニアのような小さく弱いもの(虫けら)にも、女性は真面目なほうが良い、という、それ相応の意地があるようです。

AVマニアは、出演強要の加担者です。
おそらく政府は、需要の問題にも手を入れてくることでしょう。
AVマニアについても悲惨な結末となることを願っております。

道浦母都子(みちうらもとこ)さんという歌人がいます。
代表作は「無援の抒情」です。
著作のなかに収められているつぎの短歌は有名です。

(道浦母都子著「無援の抒情」岩波書店より、引用。)

道浦母都子さん

迫りくる 楯怯えつつ 怯えつつ 確かめている 私の実在

道浦母都子さんもまた、謹直(きまじめ)なかたです。

(2016年2月3日 東京新聞「われらがわれに還りゆくとき」より、引用。改行を施しています。)

東京新聞

学生側の大義名分は、ベトナム爆撃に使われる燃料を積んだ貨物車の輸送阻止。
投石や放火をする者もいて、交通機能はまひした。
全学連(全日本学生自治会総連合)の一角を占めていた中核派のシンパで、早稲田大文学部の学生だった歌人・道浦母都子(みちうらもとこ)(68)もその渦中にいた。

御茶ノ水駅から総武線に乗り、リーダーの指示で、代々木駅付近で止まった電車から線路に飛び降りる。
そこから新宿駅に突入したが、待ち受ける機動隊のクモの巣に次々とからめ捕られ、捕まってゆく。
道浦は西口へと逃げ、塀を乗り越えて脱出した。

世に言う新宿騒乱事件。
警視庁は関わった学生らに刑法の騒乱罪を適用することを決め、拘束した学生たちを勾留した。
その数、七百人余。

(再掲。東京新聞)
警視庁は関わった学生らに刑法の騒乱罪を適用することを決め

この決定から約1か月後、道浦母都子さんは逮捕されました。

東京新聞

近くの警察署を経て、女子房のある板橋署に移された。
名前を呼ばれても返事をしない。
本人であることすら認めない完全黙秘。
代わりに「板橋二十号」の名がついた。

その後、道浦母都子さんは、起訴猶予となります。
いま道浦さんは、自分の人生に悔いがあるようです。

東京新聞

(略)歌人、作家として活躍する道浦は今、かたくなだった当時の自分を
「『ねばならない』とか『すべし』に取りつかれていた」
と振り返る。

「『ほどほど』とか、『適当』も人生には必要なんですよ」
もし時をさかのぼれるなら、そう声をかけてやりたい。

『ほどほど』とか、『適当』も人生には必要なんですよ

実存哲学者のニーチェは、著作の「人間的な、あまりに人間的な」のなかでこう言っています。

阿部六郎訳(新潮文庫)

苦しいなら、逃げてもかまわないのだ。
戦い続けて苦しんだからといって、それに見合うように事情が好転するとは限らない。
自分の心をいじめすぎてはいけない。

出演強要問題につきましては、オリンピックまでに片が付きます。
政府は新法を制定して、わいせつビデオ(適正AV)業界を殲滅します。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2017年12月1日

昨日の #HRN院内集会
多くの超党派議員の先生方とご挨拶、名刺交換させて頂きました。

私のTwitter見て下さった先生。
もう充分頑張ってるから頑張り過ぎないで』と心配して下さった先生。
早々にヒアリングのアポイントまでして下さった先生方。

心より感謝申し上げます。

#AV強要 #人身売買

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そう遠くないうちに、わいせつビデオ(適正AV)業界潰しがはじまります。
犯罪者たちの醜い顔がよりいっそう歪み、慌て、もがく、滑稽な姿を想像することができます。
楽しいイベントになりそうです。
悪は滅び、香西咲さんは再生します。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

(明日のブログへつづく)



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今年の国会で出演強要問題を3回とりあげた柚木道義議員が離党しました。柚木議員は、香西咲さんと似ています。まじめで、一本気です。今後の活躍を期待しています

昨日、柚木道義衆議院議員が、所属している国民民主党に対して離党届を提出しました。

(柚木道義衆議院議員のツイートより、引用。)

柚木道義 衆議院議員
<2018年8月22日>

柚木議員は今年の通常国会で、出演強要問題を3回、とりあげました。

(参考。当ブログ)
2018年5月15日
2018年5月16日

<柚木道義議員の出演強要問題に関する国会質疑>
2018年5月11日 衆議院 法務委員会
2018年5月15日 衆議院 法務委員会
2018年5月15日 衆議院 消費者問題特別委員会

仁比聡平議員の4回に次ぐ多さです。

柚木道義 衆議院議員
<2018年8月23日>

柚木議員は、民主党系の国会議員のなかではまともな部類に属します。
数少ない良心派です。
国会では常々、社会的弱者の心情を斟酌した発言をしています。
3年前の質疑をみてみます。

(2015年5月20日 衆議院「会議録」より、引用。)

柚木道義 衆議院議員

あるいは、きょう私も、こういう課題を取り上げることも、ある意味ためらわれるというか、はばかられるような、そういう、児童というよりも幼児というような年齢の方がいわゆる性の商品化の対象になって、こういう方が成長されていく中で、まさにそういうことを認識して、そしてまさに心の傷、場合によっては、それが大変に悲惨な事例にまで進んでしまう場合には、いわゆる性犯罪、強姦、魂の殺人とか、いろいろなことが、当委員会でもお話をお聞きしている部分があるんですね。

(再掲。柚木道義議員)
心の傷、場合によっては、それが大変に悲惨な事例にまで進んでしまう

世の中には、
親公認AV女優
という人たちが存在しているようです。

(まんじ8781さんのツイートより、引用。)

まんじ8781さん
<2017年11月21日>

親公認AV女優などという、ほんの極一部の話を、あたかも全体の話のように扱って誤魔化そうとしているクズ共に、これを書籍化して読ませてやりたい。

親公認
問題は親です。
だれが考えても、この種の輩(やから)は常軌を逸しています。
狂っています。
人間失格です。
ぼくの内には、憤怒(ふんぬ)の情しか沸き立ちません。

柚木道義 衆議院議員

これは、私自身、こういったことが起こる背景というものを考えると、親御さんがある意味加害者である事案は、当然、許されないことではあるんですが、背景を調べていくと、その親御さん御自身の生育、養育環境であったり、そこに貧困の問題があったり、そういったさまざまな背景があって、だからといって許されるわけではないわけですが、やはりそういった貧困対策であったり、親子それぞれへの支援であったり、そういう部分が求められることも事実でありますし、そういったことが起こってしまった後の社会的なサポート、支援体制の強化、この質問に臨ませていただくに当たりまして、そういったさまざまな活動をされておられますNPOの方々にもお話を伺ってまいりました。

(再掲。柚木道義議員)
親御さんがある意味加害者である事案は、当然、許されないことではあるんですが、背景を調べていくと、その親御さん御自身の生育、養育環境であったり

柚木議員の視座は寛容です。

親公認
このようなクズ親にも何かつらい過去があった、ということなのでしょうか。
ぼくにはそこまで慮(おもんぱか)ることができません。

柚木道義 衆議院議員

これに対して私が非常に危惧をするのが、女の子、特に幼児とかも含めて、いわばそういうビジネスの対象になっていることが、その先いろいろ、心身ともに、非常に御本人、当事者を苦しませることになるようなことが想定される中でこういうことが起こっている。
これは、つまり、外部の第三者がそういうことを強制的にという部分についての問題ももちろんあるわけですが、親御さんがそういう形で介在をしているという部分について、非常に私も危惧するわけであります。

(再掲。柚木道義議員)
親御さんがそういう形で介在をしているという部分について、非常に私も危惧するわけであります

香西咲さんの場合は、家族を装ったやつらに出演を強要されました。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年7月7日

(前略。)
私は行ける所まで頑張るのみです。
今後は友達関係や家族関係…
再構築していきたいな。

香西咲さん
2016年7月25日

前社長の洗脳口癖
『俺達はお前の家族だ。お前の夢を応援する』
『夢の為なら法に触れなければ手段を選ぶな』
『夢の為ならほかの奴らなんてどーでもいい、使え』
その他の特徴として
会話のペースをコチラに掴ませない。
はぐらかすのが上手。

香西咲さん
2016年8月15日

実家や帰る家があるって 当たり前の事の様で実は凄く幸せな事。
私にはそんな物はない。
『お前の夢を応援しない奴は例え血が繋がっていようと家族じゃない、俺達が本当の家族だ』
と言い聞かされて以来、失ってもうすぐ6年かぁ…

香西咲さん
2016年11月14日

悪徳AVプロダクションの常套手段の1つ。
家族や友達と遮断し自分はAVの世界でしか生きていけないかのように思い込ませる。
そうすると女優は逃げたくてもなかなか逃げられない。

香西咲さん
2018年6月3日

当然ながら私の親族にも謝罪をお願いしますね

#AV強要
#枕営業の強要
#人身売買
#HumanTrafficking
#MeToo
#青木亮
#大西敬
#坂上孝志
#坂田恵理子
#狭山えり
#高畠典子
#プルデンシャル
#東前晶夫
#HONEYPOPCORN

#誰が何と言おうと私は諦めない

香西咲さん
2018年7月2日

親は普通のサラリーマン。借入してまで大学出してくれた。
言わば私だけでなく家族も犠牲にして少なく見積もって7000万円は荒稼ぎし、家族の人生を台無しにした #青木亮 にやってもらわないとね。 #坂上孝志 #大樹総研 #矢島義也

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柚木道義 衆議院議員

性犯罪に対する処罰規定、議論が今なされております。
こういった児童虐待、性がかかわる部分、こういった部分を含めて、例えば、児童虐待致傷罪、致死罪など、名前は議論すればいいんですが、もう少し、本当にこういうことが起こったときの処罰、対応というものを検討する余地が、これだけで解決するとは申しません、しかし、事の重さを考えたときに、そういったことも御検討いただく必要があるのではないかと私は思うわけですが、これは法務大臣、ぜひ御答弁をしっかりとお願いできませんか。

柚木議員は、児童に対する性犯罪等に特化した法律の制定をもとめました。

上川陽子 法務大臣

今、柚木委員から、一連の、性的搾取というふうな名称で呼んでもいいかと思いますけれども、そうしたさまざまな大変痛ましい事案ということで御紹介の上で、最終的に今のような御質問ということになったかというふうに思っております。

刑罰の規定の中に、児童の虐待とかというところに焦点を当てた形で法定刑を議論するということについては、今までそうしたことをした事実はございませんし、また、その要否につきましても、大変難しい問題があろうかというふうに思います。
児童虐待の事案の発生状況、きょうも御指摘ありましたけれども、また、それに対して処罰をどうするかというような状況等も踏まえまして、慎重な上での検討が必要ではないかというふうに思っております。

ただ、今の犯罪の状況の中では、例えば、暴行を加えて死亡させた場合には殺人罪そして傷害致死罪が適用されますし、また、児童に暴行を加えて傷害を負わせた場合におきましては殺人未遂罪それから傷害罪が成立をするということでございますので、こうした既存の法の適用ということについて、これは、子供であるということを十分に考えながら対応していくということであろうかと思います。
適切なる対応が何よりも大切だというふうに考えております。

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上川陽子法務大臣は、
刑罰の規定の中に、児童の虐待とかというところに焦点を当てた形で法定刑を議論するということについては、今までそうしたことをした事実はございませんし、また、その要否につきましても、大変難しい問題があろうかというふうに思います
と答えました。
冷淡です。
既存の法の適用
特別法をつくる考えはないようです。
出演強要被害に関してはちがいます。

(2018年6月12日 参議院 法務委員会より。)
(※参考。当ブログ) 

2018年6月12日 上川陽子 法務大臣

(出演強要は)犯罪である、というふうにも思っているところでもございます。

2018年6月12日 上川陽子 法務大臣

このことにつきまして、法的対策もふくめてしっかりと検討し、そして実現してまいりたいというふうに思っております。

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烈烈たる思いがつたわってきます。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2017年11月20日

認知行動療法が終わって、だいぶ目の前の状況に向かい合える様になりました。
洗脳ノートとか見直すと酷い…

私は複雑過ぎた洗脳過程をしっかりまとめて同じ被害が起きぬ様後世に伝えたいと思います。

写メは事務所を辞めたいのに何度言っても辞めさせてくれなかったので弁護士を介入した時のもの。

柚木道義議員は、香西咲さんと似ています。
まじめで、一本気です。
今後の活躍を期待しています。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

(明日のブログへつづく)



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香西咲さん「事務所にもメーカーにも奴隷の様に使われてて人を信じれる訳ないですよ」。今度はわいせつビデオ(適正AV)業界人が重苦を味わう番です

本日も、自民党の憲法改正草案についてみてみます。

(参考。当ブログ)
2018年8月21日

昨日は、表現の自由の改正に対する吉良よし子議員の抗弁を参照しました。
もう一度、引きます。

(2016年11月16日 参議院 憲法審査会「会議録」より、引用。)

2016年11月16日 吉良よし子 参議院議員(日本共産党)

とりわけ、表現の自由について、わざわざ
「公益及び公の秩序を害することを目的とした活動を行い、並びにそれを目的として結社をすることは、認められない」
と規定して、国民の知る権利や、言論、政治活動の自由を規制しようとしていること、
また、現行憲法が人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であるとうたう基本的人権を制限しようとしていることは見過ごすわけにはいきません

ちなみに、後段の
現行憲法が人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であるとうたう基本的人権を制限しようとしている
の部分は、基本的人権に関するものです。
表現の自由について言及しているわけではありません。
まずは、日本国憲法の第11条と第97条を確認します。

(参考。日本国憲法
第11条

国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与へられる。

第97条

この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試錬に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。

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いすれも、基本的人権についてさだめています。

(再掲。吉良よし子議員)
現行憲法が人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であるとうたう基本的人権を制限しようとしている

自民党の憲法改正草案では、第97条が削除されています。

(参考)
自民党 日本国憲法改正草案

自民党はなぜ、第97条を消したのでしょうか。
安倍晋三総理大臣は国会で、長妻昭議員の質問に対してつぎのように答えています。

(2014年2月10日 衆議院 予算委員会「会議録」より、引用。)

2014年2月10日 安倍晋三 総理大臣

(前略。)
その上であえて申し上げれば、現行憲法第97条は、

(参考。日本国憲法
第97条
この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試錬に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。

憲法が保障する基本的人権についての歴史的由来を述べるとともに、憲法第11条で定めている基本的人権の本質をさらに念を押して明記しているものと理解をしています。

(参考。日本国憲法
第11条
国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与へられる。

自民党の憲法改正草案において97条を削除したのは、基本的人権は侵すことのできない永久の権利であることを前提として、党内のさまざまな議論の結果、第11条にまとめることが適当であると結論づけたものでありますということであります。

(第97条は)基本的人権の本質をさらに念を押して明記している
第11条にまとめることが適当である
安倍総理はこのように答弁しました。
たしかに読み比べると、表現が重なっています。

(第11条)「国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与へられる

(第97条)「この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試錬に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである

似たような言い回しをくりかえしています。
第11条のなかに第97条を収斂(しゅうれん)する。
自民党の考えは理にかなっています。
2年後、長妻昭議員がふたたび、この問題を問いました。

(2016年10月3日 衆議院 予算委員会「会議録」より、引用。)

2016年10月3日 長妻昭 衆議院議員(民進党【※現在は立憲民主党】)

(前略。)
そして、総理、憲法97条をめぐる質問についても、なかなか誠実に、自民党の憲法草案についてお答えにならない。

今、国民の皆様は、自民党の憲法草案にある基本的人権についての考え方、これが実行されるとより人権が制約されるんじゃないのか、そういうふうに心配を持っておられる方もたくさんいらっしゃるんです。
これは事実です、今の世の中。
ですから、それについて総理に質問をしているわけです。

金曜日(2016年9月30日)、この憲法97条、最高法規、基本的人権の尊重を規定する条文を自民党の憲法草案は丸ごと削除していること、その理由を問われて、総理は、97条の削除は条文の整理にすぎないというふうにお答えになった。

参考。2016年9月30日 衆議院 予算委員会

2016年9月30日 安倍晋三 総理大臣
先ほど来申し上げておりますように、基本は、まさにこれは立法府が責任と誇りを持って、しっかりと憲法審査会において議論していただくべきものであって、内閣総理大臣である私が逐条的に解説をしたり、あるいは条文においてこういう改正をしてもらいたいとここで申し上げるべき立場にはないということでありますが、97条につきましては、これは現行憲法の国民主権や基本的人権の尊重や平和主義……(発言する者あり)よろしいですか。
現行憲法の国民主権、基本的人権の尊重、平和主義の三つの基本原則についていささかの変わりもないわけでありまして、97条の削除は条文の整理にすぎず、基本的人権を制約するということではないわけであります。

あくまでもこれは自民党の草案であるということでございまして、繰り返しになりますが、現行憲法の国民主権、基本的人権の尊重と平和主義、この三原則は変えていないというのは再々我々も申し上げて、私も申し上げておりますし、これは自民党の憲法の草案の解釈においても大前提であるということであります。

とんでもない発想だと私は思います。
条文の整理というのは、恐らく、憲法11条に基本的人権についての条文があるから、これとダブっているから97条を削除しようというような趣旨だと思うんですが、しかし、憲法97条は、やはり、基本的人権が侵すことのできない永久の権利、その理由、由来、これもきちっと書き込まれている大変重要な条文だと思っております。

(参考。日本国憲法
第97条
この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試錬に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。

しかも、憲法11条自体も自民党の憲法草案では変えておられて、

(参考。自民党 日本国憲法改正草案
第11条
国民は、全ての基本的人権を享有する。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利である。

本来の現行の憲法11条は、

(参考。日本国憲法
第11条
国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与へられる。

「基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与へられる。」と、「現在及び将来の国民」という文言があるんですが、自民党の憲法草案では、この「現在及び将来の国民」、こういう言葉が削除されているんですね。

(参考。自民党 日本国憲法改正草案
第11条
国民は、全ての基本的人権を享有する。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利である。

長妻議員はこのあと、自民党案の第13条についても質(ただ)しました。
ちなみに、現行の日本国憲法の第13条は、
すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする
と、幸福を追求する権利を保障しています。

2016年10月3日 長妻昭 衆議院議員

(参考。自民党 日本国憲法改正草案
第13条
全て国民は、人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公益及び公の秩序に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大限に尊重されなければならない。

そして、「公共の福祉」という言葉が全て「公益及び公の秩序」。
人権を制約する、その一つの要件としての「公共の福祉」という言葉が「公益及び公の秩序」という言葉に変わっている。

こういうことからすると、より人権が制約されるのではないのかというふうに懸念が広がるのも、私は無理のないことだというふうに思うわけであります。
(後略。)

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(再掲。長妻昭議員)
より人権が制約されるのではないのか

ぜひそうなってほしいです。
ぼくは、わいせつビデオ(適正AV)業界人に基本的人権は不要、と考えています。
おそらくはほとんどの国民がそう思っていることでしょう。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年7月14日

今まで人間とは思えない仕打ちを受け続けてきた事、やっと吐き出す事ができました。
こんな私ですが今も変わらず好きでいてくださる方、本当にありがとうございます。
何度も言うけれど今後私はその人たちを大切に生きていくのみです。
「おまえ明日死ぬかもしれないんだから(←青木亮の口癖)」

香西咲さん
2016年7月14日

契約書を縦に止めさせてもくれない、かと言って事務所に居続けたら、V撮影と性接待(勿論金銭のやり取りなし)に都合良く使われて青木亮に飼い殺しになる…
本気で死にたかった。
あの頃の私はトラックに突っ込んで欲しかった。

香西咲さん
2017年11月27日

事務所にもメーカーにも奴隷の様に使われてて人を信じれる訳ないですよ。
アットハニーズ→プルデンシャル→望月会計事務所は不当な税理士報酬を抜いていた為、返金約束を8月にしたのにまだ返金も謝罪もありません。

香西咲さん
2017年11月30日

私は精神的な後遺症はもうぼ立証されています。膵臓もです。

これから人間ドッグのフルコースを受けるので、万が一何か病気の予兆があるなら賠償願いますね、 #青木亮 さん。

香西咲さん
2018年1月9日

奴隷契約の時代にはそんなもの知らされて現場に行っていません。
手帖を読み返し撮影日程だけは分かったので、メーカーに連絡し今後の対応に期待します。
社会復帰に対しては前向きですが立ちはだかる壁が多すぎます。

香西咲さん
2018年2月15日

まさか人を散々死の直前まで追いやりながら、自分達が無傷で居れるとでも?

人生は上手く出来てますよね。
自分のした事は全て自身に返ってくる。

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わいせつビデオ(適正AV)業界人に基本的人権は不要です。
こいつらは、公益及び公の秩序に反する所行をくりかえしています。

(再掲)

(参考。自民党 日本国憲法改正草案
第13条
全て国民は、人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公益及び公の秩序に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大限に尊重されなければならない。

自民党の日本国憲法改正草案が現実のものとなることを切望します。

(再掲。香西咲さん)
まさか人を散々死の直前まで追いやりながら、自分達が無傷で居れるとでも?

(2018年3月23日 参議院 法務委員会より。)
(参考。当ブログ。※質疑、応答の全文を掲載。) 

2018年3月23日 仁比聡平 参議院議員(日本共産党)

この女性たちの、いわば、人生と尊厳をですね、食い物にして儲けを漁(あさ)る。
そうした輩(やから)をどうするのか、と。

政府はこれから、わいせつビデオ(適正AV)業界人をどうするのでしょうか。
能(あた)う限り(できるかぎり)の重苦をあたえつづけたのちに葬ってほしいものです。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

(明日のブログへつづく)



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