ベルクソン「自由に行動することは、自己を取り戻すことであり、純粋持続の中に我が身を置き直すことである」。香西咲さんは真の自由をとりもどされました

ベルクソン(1859年~1941年)というフランスの哲学者がいます。
「生の哲学」の提唱者です。
意識は生存であり、生存とは変化であり、変化とは経験であり、経験とは創造である
とのことばはよく知られています。
ベルクソンは1928年に、ノーベル文学賞を受賞しました。
主著は、「時間と自由」です。
この書籍のなかから一部分を抜粋します。

(ベルクソン著 平井啓之訳「時間と自由」白水社より、引用。改行を施しています。)

ベルクソン

たいていの場合、われわれは自分自身に対して外的に生きており、われわれは自分の自我については、その色あせた亡霊、等質の空間に純粋持続が投ずる影しかみていない。
それでわれわれの生活は時間の中よりもむしろ空間内に展開される。

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出演強要の被害者であるくるみんアロマさんはつぎのように語っています。

(2017年12月6日 関西テレビ放送 報道ランナー特集コーナー「<ツイセキ>AV出演強要問題 被害者が語る実態」より、引用。)

くるみんアロマさん

椅子で囲まれて、一回ヌードになっちゃってるから、もうそこ(アダルトビデオ)にしか道はないよみたいな感じで。
やめたいですと言ってもすごく威嚇してくる雰囲気を出してくる。
とにかく帰してくれない。
逃げられないんですよ。

ナレーション

かおりさん(くるみんアロマさん)は精神的に追い詰められ、契約書にサインし、出演せざるを得なくなりました。

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ベルクソン

つまりわれわれは自分のためよりもむしろ外界(がいかい)のために生きている。

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くるみんアロマさん

自分ができないと思ったこともやらされたし、痛いって言って泣き叫んでた。

はい、またやり直しね、あなたが泣いてわめくから全然帰れない、これ終らないと帰れないよって。

できないはだめっていうことだった。

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ベルクソン

われわれは考えるよりもむしろ話すのであり、みずから行動するよりもむしろ「行動させられて」いる

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出演強要の場合は特に、まじめな女性が陥穽(かんせい。「わな」)にはまる、と言われています。

遠矢家永子 特定非営利活動法人SEAN(シーン)代表

相談を受けて驚いたのが気配りができる子が被害にあっている。
怪しいと思っても、加害者に迷惑をかけてはいけないと思う。
(中略。)
それを(加害者が)巧みに利用してます。

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ベルクソン

自由に行動することは、自己を取り戻すことであり、純粋持続の中に我が身を置き直すことである。

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純粋持続とは、間断のない(途切れることのない)意識の流れ、のことです。
自由の源泉です。
いまここに、2つの選択肢があるとします。
AとBです。
一般的に、「自由」とは、どちらかを自分の意志で選択できること、とされます。
ベルクソンはこれを否定します。
真の自由とは、AでもBでもなく絶えず生成変化をつづける予断をゆるさないものを選ぶことである、と考えました。

絶えず生成変化をつづける予断をゆるさないものを選ぶ

この選択が人間の進化につながる、と結論づけたのです。

(ベルクソン著 森口美都男訳「道徳と宗教の二つの源泉」中央公論社刊より、引用。)

ベルクソン

すなわち、生命を、一定した方向で、ますます複雑度の高いものへと運んでゆくものは、外的原因の機械作用ではなくて、(略)、内部から突き上げてくる力なのだ、と。

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内部から突き上げてくる力
ベルクソンはこれを「エラン・ヴィタール」(生命の飛躍)と表現しました。
「エラン・ヴィタール」とは、予測不可能の展開、という意味です。
たとえば、燃えさかる花火は、「内部から突き上げてくる力」によって、いろいろな方向に拡散します。
絶えず生成変化をつづける予断をゆるさないもの」です。

(再掲。ベルクソン)
自由に行動することは、自己を取り戻すことであり、純粋持続の中に我が身を置き直すことである

上述のとおり、純粋持続とは、途切れることのない意識の流れです。
予測不可能の展開をします。
このなかで、絶えず生成変化をつづける予断をゆるさないものを選ぶ。
これが人間にとっての、自由、です。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年7月20日

私は誰の為に生きているの?
間違いなく自分の為ではなく人を庇うために生きている。
そこに私の意思はない。

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(再掲。「時間と自由」)
ベルクソン

たいていの場合、われわれは自分自身に対して外的に生きており、われわれは自分の自我については、その色あせた亡霊、等質の空間に純粋持続が投ずる影しかみていない。
それでわれわれの生活は時間の中よりもむしろ空間内に展開される。
つまりわれわれは自分のためよりもむしろ外界(がいかい)のために生きている。
われわれは考えるよりもむしろ話すのであり、みずから行動するよりもむしろ「行動させられて」いる。
自由に行動することは、自己を取り戻すことであり、純粋持続の中に我が身を置き直すことである。

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香西咲さんとくるみんアロマさんは、AかBかではなく、「絶えず生成変化をつづける予断をゆるさないもの」を選択されました。

くるみんアロマさん

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2017年10月6日

対応の不誠実さに昨日台本が来て事実を知った時点で出演を辞退させて頂きました。

『大手事務所に顔向けできないから収録来て』『局に迷惑がかかる』
←自分の巻いた種でしょ。
番組の為に私が年内の日程どれだけ調整したと思ってるの?悪いけど私暇じゃないし、不誠実な会社と付き合う気は無い。

香西咲さん
2017年12月1日

昨日の #HRN院内集会
多くの超党派議員の先生方とご挨拶、名刺交換させて頂きました。

私のTwitter見て下さった先生。
『もう充分頑張ってるから頑張り過ぎないで』と心配して下さった先生。
早々にヒアリングのアポイントまでして下さった先生方。

心より感謝申し上げます。

#AV強要 #人身売買

香西咲さん
2017年12月8日

#AV強要 から7年
#枕営業 #脅迫 #強要 から3年
いい加減にこの機会に終わらせたい気持ちが強くて。

芸能活動には興味ありませんし、
#セカンドキャリア の勉強がしたいです。

#人身売買
#性的搾取
#sexslave
#HumanTrafficking
#Japan

香西咲さん
2018年1月30日

何処の業界にも言える事だけど、
圧倒的に社員数と資金が潤沢な組織の情報操作にはかないません。

ただ、私は経験した事実を淡々と連ねるのみです。

香西咲さん
2018年2月8日

『適正』ってなんですか?

契約書も全て破棄して一方的に素材を使い回すメーカーは『適正』ですか?

メイクルームとシャワー以外は監視カメラを回しているメーカーは『適正』ですか?

『適正』ってなんですか?

香西咲さん
2018年7月4日

皆様は今や削除要請をメーカーが受付ける事を、あたかも当然の様に申請し、過去を精算されていますね。
削除までの経緯として、
貴方達が知らない所で、私は業界人を敵にまで回し、『東京湾に沈められる』とまで脅されながら戦いました。

(続く②)

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ベルクソンは、過去を重視していません。
「わたしたちが把握できるのは、絶えず変化していく各瞬間の現在のみである」
とのべています。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年12月19日

年明けのPTSDやフラッシュバックの治療が楽しみです。
投げやりだった人生でしたが、業界内外の方々やファンの方々の愛情を感じる事ができ今やっと前向きに人生を考え直そうという気持ちになって参りました。
少しづつですが。
どうかこれからも温かく見守って頂けたら幸いです。ありがとうございます

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(再掲)
ベルクソン

すなわち、生命を、一定した方向で、ますます複雑度の高いものへと運んでゆくものは、外的原因の機械作用ではなくて、(略)、内部から突き上げてくる力なのだ、と。

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香西咲さんは、生命の飛躍(エラン・ヴィタール)をされました。
真の自由をとりもどされました。
よかった。
こころからそう思います。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

(明日のブログへつづく)



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