性犯罪の被害から回復するためには、日常の小さな出来事にしあわせを感じることが肝要なようです。「昨日お花を買ってみました」。香西咲さんはわかっていらっしゃいます

一昨日のブログで、金沢新一が犯した強要事件についてふれました。

(参考。当ブログ)
2018年7月5日

判決に関しては以下のブログで詳述しました。
ご確認ください。

(参考。当ブログ)
2018年6月8日
2018年6月9日

金沢新一はこれまで、200人以上の女性を毒牙にかけました。

(2017年5月31日 東スポ「“少女の敵”逮捕!AV出演強要の極悪非道な手口」より、引用。改行を施しています。)

東スポ

(前略。)
保安課によると、被害者は1都2府16県で200人を超え、大半が18~19歳とみられる。
2012年10月から今年(2017年)4月まで「アイドルの卵」などの商品名で、わいせつ行為や水着姿のDVDを販売し、約1億4700万円を売り上げたという。

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支援団体のPAPSが被害者の方々の手記を公開しています。
一部を引用します。

(NPO法人PAPSのホームページより)

200人のAV被害者、そのひとりがわたしです(前編)

200人のAV被害者、そのひとりがわたしです(後編)

被害者の女性

あの人(金沢新一)は気の弱い女の子を見抜くのに「才能」があったと、言われています。
気の強い女の子は、ここで帰っちゃっていたそうです。
わたしは、できなかった二百人のひとりでした。

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被害者の女性

信じられないでしょう?
普通ならそこでやめると思うでしょう?
わたしも他人の話として聞くなら、そうだと思います。
でもその場では、できなかったんです。
子供のころから、あんまり自己主張しないほうでした。
なんでも穏便に済ませたいというか、目の前にいる人ともめたくないんです。
少しぐらい自分が損をしたって、争いごとが回避できれば、そのほうがいい。

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(再掲)
なんでも穏便に済ませたい
目の前にいる人ともめたくない
少しぐらい自分が損をしたって、争いごとが回避できれば、そのほうがいい

香西咲さんもそうでした。

(2016年7月17日 AbemaTIMES「【AV出演強要・脅迫・洗脳】人気AV女優が元所属事務所を告訴」より、引用。改行を施しています。)

香西咲さん

普通の子だと拒否できないです。
周りにスタッフが20人ぐらいいます。
撮影も急がされている状況で、拒否したら申し訳ないなと思う。

(2016年10月17日 AFP「出演強要の罠、警告する日本のAV女優たち」より引用。改行を施しています。)

香西咲さん

ただ泣くしかできず。
周りで20人くらいの大人たちがせかすように構えて待っている。
あの中で、女性1人で囲まれても、私じゃなくても断れない。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2018年4月6日

今日知人が送ってくれたの
#レースクイーン
#番組リポーター
#ドライバー
#スーパー耐久レース
#スーパーgt
#真面目に積み重ねてきたものを全てAVに利用された……
https://www.instagram.com/p/BhMWzEagg_i/

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性暴力をうけたあと、被害者はどのような生活を送るのでしょうか。
精神科医の小西聖子さんが警察庁の講演で正鵠(せいこく)を得る指摘をしています。

(2016年12月1日 警察庁 中央イベント

講演者 小西聖子 武蔵野大学 人間科学部長 
演題 「性犯罪被害の実態と被害者への支援
資料

小西聖子 武蔵野大学 人間科学部長

(略)、1回被害に遭うと、人はその次に被害に遭いやすくなります。
1回被害に遭うと、とても大きなダメージが来ます。
自己評価も下がるし、無気力になるし、自分に価値があると思えなければ、当然人は自分を守るという気持ちにはならないですよね。
被害に遭ったのに、なぜ新たな性的な関係を持つのか分からない。
怖くて避けるのが当然なのにと、これもよく聞かれますね。
さっきお話ししたように、自己評価が下がると、新たな脅威をうまくよけることができません。
それから、PTSDになると何が危険で、何が危険でないかをしっかり分けることができなくなります。
みんな危険に見えてしまう、逆に言うと、もうどうでもよくなってしまうというような感じもあります。

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(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年11月14日

わたしに言わせればすぐにやめられる人は凄いし尊敬しますよ。
全部私の弱さです。
(後略。)

香西咲さん
2016年9月20日

青木りょうさんへ
5年間を返して下さい
死にたい

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(NPO法人PAPSのホームページより)

200人のAV被害者、そのひとりがわたしです(前編)

200人のAV被害者、そのひとりがわたしです(後編)

被害者の女性

あれからリストカットが癖になってしまって、イライラしてくるとぱっと切ってしまう。
切る直前って、すごくテンションが上がるんです。ほんの一瞬なんですけど。
切ると、痛いけどほっとする。
自分を責める声との戦いなんです。
わたしはまだ高校生でしたが、疲れ切りました。もうへとへとでした。
次の死に方も考えたけど、きっとまた土壇場で怖くなる。
疲れすぎた。もう立てない。

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被害者の女性が自力で探し当てたのが、PAPSです。
女性は電話で自身の被害をうちあけました。

被害者の女性

わたしが悪いんですが、わたしが悪いんだけど、つい、そう一言断りながら、かなり脈絡なく話をしてしまうんですが、悪くないですよと繰り返してくれました。
そのうち、(PAPSの)相談員さんがわたしに代ってお母さんに説明してくれることになった。
AV強要はいま社会問題となっていること。
それがどれだけ卑怯な手口で行われるかも。
わたしが話したらわたしは怒られたかもだけど、相談員さんは理路整然と説明して、何度も、わたしが悪くないことを強調してくれた。
お母さんはわたしのために泣いてくれた。

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被害者の女性はPAPSによってすくわれました。
魂(たましい)も一緒に。
当該女性はほかの被害者の方々に対して、再生のための手がかりを直言しています。

被害者の女性

わたしは、同じ被害に遭った女の子たちのことを思い浮かべてます。
だれにも秘密を打ち明けられず、ひとりでいるのに慣れようとしているのだろうか。
あるいはひとりで、だれの手も届かない場所に行こうか迷っているのだろうか。
そうだとすれば――。
わたしからのお願いはひとつです。

ひとりでいるのに、慣れないでください

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ひとりでいるのに、慣れないでください
別の性暴力をうけたかたの言辞も参考になります。

(2017年11月1日 ハフポスト「性暴力被害者らが交流 『何年も闘ってきた自分たちをほめ合うご褒美の場』」より、引用。改行を施しています。)

短大生だった20歳の時、19歳の少年3人に乱暴された。
3人は逮捕されたが、心の痛みも怒りも消えなかった。
だれかに死なせてほしいと道路に横たわったことも。

日常の小さな出来事に幸せを感じるように心掛けると、しだいに回復したという。

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(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
<2018年6月5日>

香西咲さん
<2018年6月11日>


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(再掲。ハフポスト)
日常の小さな出来事に幸せを感じるように心掛けると、しだいに回復した

香西咲さんは道理をわかっておられます。
さすがです。
あとは、わいせつビデオ(適正AV)業界の消滅です。
こいつらが淘汰されたとき、国民は至上の幸福を感じることでしょう。
世界一の人身売買組織が消えるのですから。
被害者の方々にとっても然(しか)りです。
政府の手によって一日も早くわいせつビデオ(適正AV)業界が殲滅されることを切望します。
来るべき日まで、あともうすこしです。
この世の極悪が消えたとき、香西咲さんたち被害者は復活します。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

(明日のブログへつづく)



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