いまから約4か月前のことです。
3月20日に、第53回男女共同参画会議が開催されました。
(参考)
●2017年5月25日 第52回男女共同参画会議(議事録)
↓(10か月後)
●2018年3月20日 第53回男女共同参画会議(議事録)
同会議のあと、ひきつづき、第2回男女共同参画会議有識者議員との懇談会が催されました。
同懇談会は、野田聖子男女共同参画担当大臣が自身で設けたものです。
先日、議事録が公開されました。
検(あらた)めました。
野田大臣の言辞を拝見して、妙妙たるものを感じました。
一部を引用します。
(2018年3月20日 第2回男女共同参画会議有識者議員との懇談会「議事録」より、引用。)
●野田聖子 男女共同参画担当大臣(総務大臣)
(前略。) そこで、さっき「フェアネス(公平)」とはどういうことかという話があったのですが、私自身、個人的に、私が輝くために仕事をしているわけではなく、活躍するために国会議員をやっているわけではなく、男性の同士と当たり前に政治の仕事を通じて法律をつくり、そして、世の中を変えていく、予算の中で自分の意見を通していく、という次元でいるわけです。 |
女性だけが活躍したいとか、活躍しなければならない、ということに若干違和感があったことと、「輝く」というのはどうかなと。
別に輝きたいからいろいろ取り組んでいるわけではなくて、自分が親のおかげで教育を受けて、いろいろな知見を得て、その能力を発揮したいという素直な気持ちの発露なのに、一足飛びで「輝く」というのは、多分女性の中に違和感がある人が多いのではないかということが1点。 |
それから、今、各議員からお話があったように、女性活躍を進める一方で、輝けない人も多かったということが明らかになってきているわけです。
性犯罪もそうですし、ひとり親、若年のママ、そういう人たちが輝く以前のところで一生懸命生きている、崖っぷちで生きている中、いまだ国としては堂々たる手を差し伸べられていない。 |
こうした中で、それを飛ばして「輝く」というのは何となくプロセスが間違っているのかなと。 |
本当に1人でも多くの女性たちが、私は「ハンデ」とは言いたくないけれども、そういう環境の中にあっても、輝いているよねと自らに言えばいいのです。
そういう環境をつくれることが、結果として、多数の女性たちの活躍につながります。 そんなふうに思って、一足飛びにキラキラするのではなくて、まずはプラットフォームを構築する、というか、がたがたになっているところをちゃんと見つめ直して、できる限りのことをやる。 その上で、今は背中を押しても前に進めない状態の人が多いのだと思うのですが、そこはしっかりと受けとめてあげて、現実的な取組ができればいいのかなと思っています。 |
先ほどからあるように、ギャルママから始まって、若年層のさまざまな問題、今日も実は内閣委員会では中高生の妊娠の問題が議論となりました。 これも女性の活躍の阻害ではないかと思います。 つまり、妊娠すると退学処分にしてしまう学校が多い。 ここがトリッキーなのですけれども、妊娠を理由には退学させない。 その手前の不純異性交遊ということで追い出してしまう。 そうすると、キャリアがとまってしまって、そこで活躍以前というか、フェア以前のところにとどまってしまう。 そこでまた貧困の連鎖が生まれる可能性がある。 皆様方が男女共同参画会議の中でさまざまな提言をしてくれたことで、実はフェア以前の状況にとどまっている人たちが浮き彫りにされてきているのかなと。 私たちは、広く多くの人への支えを必要とし、多様性が求められる中で、一部の突出した女性たちの働きだけでは世の中を変えていけない。 そのボトムアップを大切にしていきたいということで、ぜひ髙橋議員の御仲介でギャルママに会いたいなというババママでございます。 (後略。) |
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(再掲。野田聖子大臣)
「私が輝くために仕事をしているわけではなく」
「別に輝きたいからいろいろ取り組んでいるわけではなくて」
香西咲さんも同じであると思惟(しい)します。
自分が輝くために種々の活動をしているのではありません。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2016年10月8日>
【お願い】 ニュース記事は一定期間を以て消えてしまいます。 ですがこの発信した事はどうか風化しない様に皆様もご協力をお願い致します。 同じ様な被害者が減る事を祈って。
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●香西咲さん
<2016年10月26日>
罪を犯した人を訴える為にお金がかかる… そりゃあ被害者が泣き寝入りするのもわかる。
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●香西咲さん
<2017年6月22日>
『レイプ神話』に異議を唱えて頂けて、今まで被害届も出せずに泣き寝入りしていた女性は救われると思います。やっと世間の理解がここまできた…。 私も報われます。 |
●香西咲さん
<2017年8月11日>
去年はメディアの影響で知らない人に叩かれ、辛かった時期支えてくださったのはファンの方々なのは事実だと思います。ありがとうございます。 でもまだ決着は何もついてないのが現実です。告発以来私の所にも被害相談多く寄せられています。 いい加減に着けます!今後とも応援頂けましたら幸いです。 |
●香西咲さん
<2017年11月11日>
あ、ちなみに強要被害で私の所に相談に来て下さった女性は アットハニーズ 私以外に2人 その他の事務所入れたら両手位です。 中にはマネージャーからの相談もありました。 |
●香西咲さん
<2017年11月11日>
あ、アットハニーズ被害者からの相談は4人でした。 |
●香西咲さん
<2017年10月7日 >
『今どきAVやりたくてもやれない時代』って……は?
60代女性まで扱うメーカー沢山ありますよ? 話が脱線しました、 |
●香西咲さん
<2017年11月19日>
性被害に対しての法整備、特に重罰化は進めて欲しい。 しかしいつの時代も悪人は居て彼らは当然の様に法の目をかいくぐる。 私は長い目で見た時に『教育』に慎重に組込む事が効果的だと思う。 特にリアルタイムな事件を盛込んだケーススタディ等で犯罪がいかに身近にあるかを想像させたい。 |
●香西咲さん
<2017年11月29日>
契約書を交わすまでに何度も突き返しているので手帖見ても分かりにくいかも知れませんね。 疑問点等があればいつでもどうぞ。 どうか他の被害者さんも泣き寝入りしません様に… |
●香西咲さん
<2017年12月9日>
洗脳中の出来事言われてもね。 洗脳ってこんなの。 同じような被害が無くなりますように。 #青木亮 |
●香西咲さん
<2018年1月4日>
良心のある方は離れていく事が被害者にとってもせめてもの救いです。 |
●香西咲さん
<2018年6月5日>
仁比聡平参院議員 前回に引き続き #AV強要 を問題視し追及して下さるその姿勢に、 自分も含めて多数の被害者はとても感動し救われる思いです。 泣き寝入りしなくていい、と背中を押して頂いているような気持ちになれます。 ありがとうございます。 心より御礼申し上げます。
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●香西咲さん
<2018年6月20日>
素晴らしいです より多くの被害者が助かります様、陰ながら応援しています!
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●香西咲さん
<2018年6月21日>
ありがとうございます。 許さないです。 それが未来の被害者の減少に繋がると思いますので。
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香西咲さんの内には、
「わいせつビデオ(適正AV)業界がおこなっている人身売買を根絶したい」
「管理売春をなくしたい」
との思いがあります。
わいせつビデオ(適正AV)業界は日本最大の犯罪者集団です。
悪逆、非道な輩(やから)のあつまりです。
まともなものはひとりも存在しません。
例外なく、全員が犯罪者です。
変質者です。
精神異常者です。
能力がきわめて低く、実社会では使い物になりません。
クズです。
ゴミです。
カスです。
このような底辺のやつらにも唯一、秀でているものがあります。
詭弁を弄する能力です。
巧言をもちいてこいつらは、これまで幾多の女性を騙してきました。
契約をたてに極限まで搾り取り、商品価値がなくなると捨てました。
なかには命をうしなった女性もいます。
香西咲さんは出演強要の被害者です。
青木たちによって拉致され、性的暴行をうけ、幽閉されました。
香西咲さんがこうした被害をうったえることによって、得をするものは何ひとつありません。
二次被害が発生します。
損得勘定に長(た)けたひとならば忌避します。
黙っています。
香西咲さんはちがいました。
(再掲。野田聖子大臣)
「私が輝くために仕事をしているわけではなく」
「別に輝きたいからいろいろ取り組んでいるわけではなくて」
被害を語っても、けっして輝くことはありません。
香西咲さんは利害や打算を抜きにして、今日も業界の不義を語っています。
ぼくは香西咲さんから正義を学びました。
倫理とはどういうものなのかがわかりました。
香西咲さんは至高です。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
(明日のブログへつづく)
香西咲さんを勝手に応援するサイトへ
弁護士どもも、香西を見習って倫理を遵守して欲しいですね。