明後日は業界人に対する判決の日です。香西咲さん「2度と同じ様な被害者が出ませんように」「御1人でも救われる方が増えます様に」。判決を期待しています

明後日(6月29日)、東京地裁が、2名のわいせつビデオ(適正AV)業界人に対して判決を申し渡します。

(被告人)

スカウト会社 コントレ
 ・社長 高木誠(31歳)
 ・社員 21歳

(阿曽山大噴火さんのツイートより、引用。)

阿曽山大噴火さん(ニュースウオッチャー)
<2018年5月31日>


高木被告人と当時未成年の被告人に懲役1年6月の求刑、判決は6/29予定
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当該事件をもう一度ふりかえってみます。
今年の2月27日のことでした。
4人のわいせつビデオ(適正AV)業界人が逮捕されました。

(参考。当ブログ)
2018年5月22日

(2018年2月27日の逮捕者)

スカウト会社 コントレ
 ・社長 高木誠(31歳)
 ・社員 21歳
 ・社員 21歳
プロダクション(元ロータスグループ)
 ・社員 善麻(35歳)
・・・ギリシャ人

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容疑は、職業安定法違反(有害業務の紹介)です。

(2018年3月1日 サンスポ「AV紹介容疑の男ら、女性に「芸能界甘くない」」より引用。)

サンスポ

逮捕容疑は2016年2月29日ごろ、AVに出演させる目的で、渋谷区のAV制作会社に女性を紹介した疑い。

(参考。職業安定法
第63条

次の各号のいずれかに該当する者は、これを1年以上10年以下の懲役又は20万円以上300万円以下の罰金に処する。

2 公衆衛生又は公衆道徳上有害業務に就かせる目的で、職業紹介労働者の募集若しくは労働者の供給を行つた者又はこれらに従事した者

第4条

この法律において「職業紹介」とは、求人及び求職の申込みを受け、求人者と求職者との間における雇用関係の成立をあつせんすることをいう。

5 この法律において「労働者の募集」とは、労働者を雇用しようとする者が、自ら又は他人に委託して、労働者となろうとする者に対し、その被用者となることを勧誘することをいう。

7 この法律において「労働者供給」とは、供給契約に基づいて労働者を他人の指揮命令を受けて労働に従事させることをいい、労働者派遣法第2条第1号に規定する労働者派遣に該当するものを含まないものとする。

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逮捕された4人のうち、3人が起訴されました。

(被告人)

スカウト会社 コントレ
 ・社長 高木誠(31歳)
 ・社員 21歳
プロダクション(元ロータスグループ)
 ・社員 善麻(35歳)
・・・ギリシャ人

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逮捕から約3か月後の5月22日、初公判がおこなわれました。

(2018年5月22日 朝日新聞「AV出演紹介で初公判 『女性の気持ち考えなかった』」より、引用。)

朝日新聞

アダルトビデオ(AV)に出演する仕事を紹介したとして、職業安定法違反(有害業務の紹介)の罪に問われた、会社役員の高木誠被告(31)ら3人の初公判が22日、東京地裁であった。

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上述の阿曽山大噴火さんがラジオで、当日の公判の内容を語っています。

2018年5月31日 CBCラジオ「北野誠のズバリ」

(参考。当ブログ。全文を掲載)
2018年6月1日

一部を抜粋します。

音声の文字化は、筆者。)

阿曽山大噴火さん(ニュースウオッチャー)

起訴された事件は2016年の2月29日、被告人3人が、渋谷区内にありますAV制作会社、プレステージの応接室で、わいせつな行為をすると知りながら19歳の女性を
「アダルトビデオに出演する女性だ」
と紹介したという内容です。
で、今回は、AVメーカーに女性を紹介していた、と。
まあ、ロータスグループという会社。
で、被告人3人は、そのロータスグループにこの19歳の女の子を紹介した、ということなんです。

(被告人)
スカウト会社 コントレ
 ・社長 高木誠(31歳)
 ・社員 21歳
プロダクション(元ロータスグループ)
 ・社員 善麻(35歳)・・・ギリシャ人

ロータスグループから高木被告人の会社、コントレに、64万8,000円が支払われたそうです。
そこから出演した女性にはですね、13万円が支払われた。

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阿曽山大噴火さん(ニュースウオッチャー)

で、ここからです。
裁判がおもしろかったのはここなんですよ。
朝日新聞もぜひ書いてほしかったのは、検察官がですね、
「アダルトビデオ自体は違法じゃないですよね」
「それに出るひとを紹介して、なぜ罰せられたのだと思いますか?」
すると、高木被告人が、
「ええと、あの、モラル的にまあ良くないっていうことなんですかね」
と、もぐもぐ、うまく答えられないんですよ。
すると、検察官が、
「AVをつくっている会社、そして出ている男性、女性は罰せられないですよね。なぜあなたたちだけ罰せられているんですか?」
非常にむずかしい質問なんですよね、これ。
で、被告人も、
「いや、えっ、えっ、えー」
と、本当にもう、ぜんぜん答えられないんですよ。
ものすごい責められる。
すると検察官が、
じゃあなた、何が悪いと思っているんですか?
と。
被告人が、
「女性に対して社会的に良くないことをあっせんしたと思っています」
検察官は、
「これで質問をおわります」
って言ったんですけど。
こう言われると、アダルトビデオ自体が良くないっていうことになっちゃうんですよね。
検察官としては、のちのちアダルトビデオにもメスをいれるぞ、っていう意思表示があったんです。
裁判で。

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(2018年5月22日 朝日新聞「AV出演紹介で初公判 『女性の気持ち考えなかった』」より、引用。)

朝日新聞

被告は被害女性の調書の一部内容について争う姿勢を示しており、途中で公判が分離された。

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やまもと寅次郎さんが善麻被告の裁判を傍聴されたようです。

(やまもと寅次郎さんのツイートより、引用。)

やまもと寅次郎さん
2018年6月11日

善麻被告の裁判、終わりました。その後、弁護士会館で打ち合わせしてましたけど。厳しい。プロダクション業界、いやAV 業界にとっては。詳細は、後ほど。ちなみに、判決は7月13日です。

やまもと寅次郎さん
2018年6月11日

スカウトから面接、営業、制作現場、そしてギャラ。全てが問われてましたね。どこまで女優の意志や意見が反映されたか。尊重されたか。今までのやり方はもう、通用しないでしょう。それ以上に問われてるのが、「有害業務」の四文字。警察、いや検察は執拗にここを攻めてます。最後の領域に入ったかな。

やまもと寅次郎さん
2018年6月11日

警察も検察も、AV女優はメーカーとは雇用関係にあるって言ってますからね。ま、今のAVが有害業務に指定されてる限り、警察はどうにでも動けますよ。摘発できますね。そろそろ業界は、業界団体は、その辺をきちんと考えなきゃダメな時期に入ってますね。

やまもと寅次郎さん
2018年6月11日

「倫理的、道徳的に問題のある仕事」って認識をしてましたけど。裁判所は。そんな仕事、すなわちAVに女の子を連れて行くことが、プロダクションにとっては違法なことにあたるって判断。この論法だと、女優の営業はみんなダメになっちゃいますけどね。AVが有害業務である限り。ま、根が深い問題です。

やまもと寅次郎さん
2018年6月11日

まっとうな仕事に就きなさいって、裁判官からも諭されてたけどね。被告。

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(再掲。やまもと寅次郎さん)
AVに女の子を連れて行くことが、プロダクションにとっては違法なことにあたるって判断

(再掲。阿曽山大噴火さん)
検察官としては、のちのちアダルトビデオにもメスをいれるぞ、っていう意思表示があったんです

とりあえず、明後日の判決が楽しみです。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年7月6日

ありがとうございます。
そうであれば私の努力も報われます。
2度と同じ様な被害者が出ませんように。

香西咲さん
2016年9月24日

以下の取材は『こんな悪質な事務所もあるよ』と言う注意喚起として受け取って頂けましたら幸いです。
私も恥を晒すのは正直辛い。傷口に塩を塗られてる気分でこの2ヶ月を過ごしています。
御1人でも救われる方が増えます様に…

香西咲さん
2017年12月6日

加害者はすぐに忘れていく一方で、
被害者は後遺症と地味に長く付き合っていかないといけない。
一生モノの傷。

#AV強要
#性的搾取
#人身売買
#HumanTrafficking
#青木亮

香西咲さん
2017年12月13日

私だって長引かせたく無かったけれど #青木亮 が被害者に対してこの様なスタンスなので、業界の方々は彼の影響で状況悪くてなるかも知れませんね
ご了承ください

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平家物語のなかに、
「大盤石の苔むしたるがつるべおとしに十四、五丈(※1丈は約3m)ぞ下ったる」
という一節があります。
苔(こけ)のはえたおおきな岩がまっすぐに落ちて42mから45mぐらい下った、という意味です。
わいせつビデオ(適正AV)業界のいまの状況は、つるべおとしです。
つるべおとしとは、まっすぐに早く落ちる状態のことです。
もうだれにも、わいせつビデオ(適正AV)業界の落下を止めることはできません。
そう遠くない将来、業界人はこうつぶやくことでしょう。
「ここぞ最後」(平家物語より。「もはやこれまでか」
と。
犯罪者たちのおわりが近づいてきました。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

(明日のブログへつづく)



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