昨日のつづきです。
このたび、プロダクションのアルシェによる出演強要の事実が判明しました。
適格消費者団体の消費者機構日本がホームページで悪行の実態を公表しました。
(※下図は消費者機構日本のホームページより、引用。)
(2018年4月26日 適格消費者団体 消費者機構日本「申入れ・要請・問合わせ書」より引用。)
●消費者機構日本 申入れ事項(申入れの趣旨)
貴社が消費者に対して、アダルトビデオ出演(以下「AV出演」という。)のためにする契約の勧誘をする際、消費者が契約を断っているにもかかわらず、複数人で囲んで説得をして、物理的にも精神的にも退去を妨害することを直ちにやめること。 |
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アルシェは、「第二プロダクション協会」(SPA)の一員です。
(※下図は、アルシェの求人サイトより、引用。)
求人サイトには、
「適正AVプロダクション」
「第二プロダクション協会に加盟」
と書かれています。
yahoo!やGoogleの検索サイトをみたところ、以下の紹介文が記されていました。
2018年4月から適正AVプロダクションの協会に加盟している事務所のみがAV業界でお仕事ができるようになりました。 アルシェプロダクションは、第二プロダクション協会の審査を通過し、適正AVプロダクションとして活動をしております。 |
(再掲。アルシェ)
「アルシェプロダクションは、第二プロダクション協会の審査を通過し、適正AVプロダクションとして活動をしております」
嗤(わら)うしかありません。
(再掲)
●消費者機構日本 申入れ事項(申入れの趣旨)
貴社(株式会社アルシェ)が消費者に対して、アダルトビデオ出演(以下「AV出演」という。)のためにする契約の勧誘をする際、消費者が契約を断っているにもかかわらず、複数人で囲んで説得をして、物理的にも精神的にも退去を妨害することを直ちにやめること。 |
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AV人権倫理機構とアルシェが加盟している第二プロダクション協会の関係を確認します。
(※下図はAV人権倫理機構のホームページより、引用。)
わいせつビデオ業界の総元締めはAV人権倫理機構です。
自称「適正AV」を指向すると喧伝(けんでん)しています。
その配下にあるのが、第二プロダクション協会です。
●AV人権倫理機構
↓指導
●第二プロダクション協会
(再掲。アルシェ)
「アルシェプロダクションは、第二プロダクション協会の審査を通過」
「適正AVプロダクションとして活動をしております」
今回の件に関して、第二プロダクション協会はつぎのようにのべています。
(2018年6月1日 withnews「AVの『適正マーク』できたけど…強要問題で対策、早くも疑問の声」より、引用。改行を施しています。)
●withnews
同協会(第二プロダクション協会)の関係者は 「今後の展開を見守りたい」 と話しています。 |
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●AV人権倫理機構 ↓指導 ●第二プロダクション協会 ●アルシェ |
AV人権倫理機構や第二プロダクション協会は、アルシェの所行を放任するようです。
(再掲。消費者機構日本 申入れ事項【申入れの趣旨】)
「貴社が消費者に対して、アダルトビデオ出演(以下「AV出演」という。)のためにする契約の勧誘をする際、消費者が契約を断っているにもかかわらず、複数人で囲んで説得をして、物理的にも精神的にも退去を妨害することを直ちにやめること」
この種のことは出演強要でないと考えているのかもしれません。
(2018年4月24日発売 週刊SPA!「5/1・8合併号」より、引用。)
●週刊SPA!
この4月から製作が本格始動する「適正AV」の狙いについて、AVメーカーの業界団体である知的財産振興協会(IPPA)の担当者はこう解説する。
「少なくともIPPAの加盟メーカーの現場では『女優の同意がないまま撮影が行われた』という事実は確認できていません。(後略。)」 |
(辻丸さんのツイートより、引用。)
●辻丸さん
<2017年8月22日>
川奈「私はこれを『適正AV業界』という枠組みを作る事によって自浄能力を働かせる試みだ、と解釈してます」「強制力とまではいかなくても『適正AV業界のルール』がきちんと徹底できるといい」
あの日会場を最も震撼させたと僕が感じた発言が載ってない。それは
二村「業界に自浄力はないです! https://t.co/l5FcPtpDp0— AV落人辻丸 (@kohe000) 2017年8月22日
川奈「私はこれを『適正AV業界』という枠組みを作る事によって自浄能力を働かせる試みだ、と解釈してます」 「強制力とまではいかなくても『適正AV業界のルール』がきちんと徹底できるといい」 あの日会場を最も震撼させたと僕が感じた発言が載ってない。 |
●辻丸さん
<2017年10月4日>
「自浄力のないAV業界には消えてもらいましょうという流れはなんとしても避けたいです。有識者委員会は何とかして、AV業界には存続して欲しいと考えていますが、その大前提は、女優さんの自己決定権等の人権が守られることです」山口委員
「業界に自浄力はないです!」二村ヒトシ監督 8月17日 https://t.co/IKi2PNzDHL— AV落人辻丸 (@kohe000) 2017年10月4日
「自浄力のないAV業界には消えてもらいましょうという流れはなんとしても避けたいです。有識者委員会は何とかして、AV業界には存続して欲しいと考えていますが、その大前提は、女優さんの自己決定権等の人権が守られることです」山口委員
「業界に自浄力はないです!」二村ヒトシ監督 8月17日 |
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「業界に自浄力はないです!」
二村ヒトシ監督はかつて、AVAN(一般社団法人表現者ネットワーク)の会員であったようです。
(2017年4月24日 ニコニコニュース「『AV業界の健全化へ第三者委員会には期待しています』現役AV監督のインタビューにて、業界関係者がその胸中を語る」より、引用。改行を施しています。)
●川奈まり子 AVAN代表(※当時)
(前略。) 最初、AVANは人権団体的な発想から始まったところもあったので、下位の性質のアナウンスが曖昧だったんです。 自由度を高くしようと思って、わざと曖昧にしていたところもあるんです。 でも最近は労働組合、ユニオンとしての機能を充実させたいと思っていて、労組としての機能をもっと充実させることと、それを実行に移していくことを始めているところでもあります。 これは有料化に伴ってというところでもあるんです。 この4月1日からAVANは有料化しまして、会員さんには会費を納めてもらいます。 |
●二村ヒトシ 監督
僕まだ会費を払ってない、払わなきゃ(笑)。 |
●川奈まり子 AVAN代表(※当時)
あなた、会員だったじゃない! 年会費2,400円払ってください(笑)。 (後略。) |
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人権団体や労働組合として活動していたAVAN(一般社団法人表現者ネットワーク)は、この春に解散しました。
(AVANの登記簿より、引用。)
(※注 一部、ぼくのほうで削除している箇所があります。)
(中略。)
(※以下、省略。)
既出の週刊SPA!によりますと、AVANに代わって新しい団体ができるとのことです。
(※下図は2018年4月24日発売 週刊SPA!「5/1・8合併号」より、引用。)
(再掲。二村ヒトシ監督)
「業界に自浄力はないです!」
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2017年9月22日>
はい。本音ツイートすると色んな方面の人から慌てて連絡が来ます。実名出してないのに削除依頼もありますね。 |
●香西咲さん
<2018年1月25日>
常識を持ち合わせていないので、削除合意を取付けたとしても、削除確認するまでは安心出来ません。 |
●香西咲さん
<2018年1月31日>
#DMM の海外向け配信サイト #R18.com こちらには国内では削除に応じた #AV強要 時代のものまで今尚販売されていて驚きと呆れと はやり業界内部は信用できないという気持ちが一気に押し寄せてきました。 報告します。 |
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適格消費者団体の消費者機構日本は言うに及ばず、政府もそう思っていることでしょう。
もうこれ以上、業界にまかせておくことはできないと。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2018年4月3日>
紅音ほたるさんの様に「籠の鳥」になる位なら私は逃げます。
彼らは女性の心理的な不安やコンプレックスを突く事だけには長けている。 都合の良い様に操られ泣いてきた沢山の女性達からいつかしっぺ返しが来るでしょうね。 #AV強要 |
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おっしゃるとおりです。
この世で悪が栄えた例(ためし)はありません。
かならず滅びます。
業界人に待ち受けているのは一生浮かぶことのない悲惨な人生です。
●菅原道真(すがわらのみちざね)
「一栄一落、これ春秋」
春に花が咲き秋に散るように、ひとたび栄えた者が零落(れいらく)する(落ちぶれる)のは自然の姿である、という意味です。
「都合の良い様に操られ泣いてきた沢山の女性達からいつかしっぺ(竹箆)返しが来るでしょうね」
わいせつビデオ業界は2年後のオリンピックまでに滅びます。
被害者の女性は復活します。
香西咲さんも然(しか)りです。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
(明日のブログへつづく)
香西咲さんを勝手に応援するサイトへ
アルシェがコンプライアンス機能が全く機能していない事実はよくわかりました。
さて、業界団体はどう対処するのでしょうか?
https://arche.buyshop.jp
こんな商売もしているんですね、女優さんに収益がどのくらいいくのかも定かではありませんね。
https://twitter.com/archeoichi?lang=ja
六本木レッドドラゴン(関東連合TP系列)はどう対応するんですかね?
女優さんに罪はありませんが、プロダクション側は適切に対応しない限りは
アルシェの女優さんは、扱わないなどの措置も検討するべきですね。
そのことによりアルシェもきちんと対応することが期待できますから。