出演強要問題に関する一昨日の仁比聡平議員の国会質疑をふりかえって。動画の削除の施策が具現化します。香西咲さんは人生をやりなおすことができます

一昨日、仁比聡平議員が、参議院の決算委員会で出演強要問題をとりあげました。

2018年5月28日 参議院 決算委員会
(動画 参議院インターネット審議中継)

(参考。当ブログ)
<仁比聡平議員の国会質疑について>

2018年5月28日(奴隷契約について。全文)
2018年5月29日(動画の削除について。全文)

5月28日の仁比議員の質疑を見聞きしてぼくは、いつもの国会とは様相が異なると感じました。

(※下図は参議院インターネット審議中継より、引用。)

出席している委員(国会議員)が、ことばを発している仁比議員を凝視しています。

このような光景は寡聞(かぶん)にして存じあげません。
どの委員会でもよくみられるのは、居眠りです。
腕を組み、目をつぶっているかたがみうけられます。
スマホをいじったり、自席を離れて別の議員と談笑している姿も散見されます。
本や雑誌を読んでいるひともいます。
もちろん全員ではありませんが。
出演強要問題をとりあつかったこのたびの委員会はちがいました。
皆さん、仁比議員の発言に聞き入っています。

(※音声の文字化は、筆者。)

仁比聡平 参議院議員(日本共産党)

いまのこの実態調査からしてもですね、とても深刻な実態だと思うわけです。

先ほど、聞いていない同意していない性的な行為等の撮影についてもっとも多かった
「一部またはすべてを脱いだ状態での撮影」
の項目についてご説明がありましたけれども、皆さん、2枚目のですね、資料をご覧いただきますとおわかりのように、つぎに多いのが、
「水着、下着、肌を多く出した衣服等を着用した状態での撮影」。
肌を多く出したというのが50.4%。
そして、
「胸、性器、おしり、足等を触られる様子の撮影、チャット等への出演」
34.9%。
そして、
「性交の撮影。チャット等への出演」
18.6%、と。

これ、深刻な数字なんですね。
同意もしていない、承諾もしていない、聞いていない。
にもかかわらずこうした結果になぜなるのか。

ことわらなかった理由、ことわれなかった理由、という項目もあるのですが、このなかでわたし、着目をしますのは、
「断ってもしつこく要求され 、とにかくこの状況を終わりにしたいと思ったから」
が13%。

のほか、
「断ることができると思わなかったから」
9.1%。

「個人情報を知られており、断ったらどうなるのか不安だったから」
6%。

「画像をばらまく、親、学校、会社等に伝える、等と言われたから」
2.3%。

「複数の人に説得されたから」
3.6%、と。

これ、局長、いちおう確認ですが、数字はそういう実態でよろしいですか。

(再掲。仁比聡平議員)
皆さん、2枚目のですね、資料をご覧いただきますとおわかりのように

動画をみるとわかります。
このとき、資料をめくる音が鳴り響きました。
皆さん、同じふるまいをされたようです。

出演強要問題に対する関心の高さがうかがえます。

野田聖子大臣の姿勢も前向きでした。
仁比議員の
ありがとうございます。ぜひ、関係府省対策会議のですね、議長としてイニシアチブを本当におおいに発揮していただいて、おおいに急いで前にですね、進むことができるようにこころからお願いをしたいと思うんです
とのことばを聞きながら、何度となく肯(うなず)いていました。

以下の場面も瞠目(どうもく)させられました。

(※音声の文字化は、筆者。)

仁比聡平 参議院議員(日本共産党)

あの、つまり、このガイドラインの性格っていうのは何か、と。
いま、最新のガイドライン、これ手元にありますけれども、
本ガイドラインにおいては違法な情報についての判断基準を例示するとともに第三者機関が情報の違法性を判断して電子掲示板などの管理者等に対して送信防止措置を依頼する手続きなどを整備した。今後、情報通信技術の進展、実務の状況、社会的状況の変化などにおうじて対象とする情報の範囲、情報の違法性を判断する第三者機関の追加、対応手順の見直しなど適宜ガイドラインの見直しを検討する必要がある
というふうにお書きになられているとおりなのなわけですね。

このガイドラインのなかに、わいせつ物であるとか先程来、ちょっと議論になっているような項目があがっていて、AV、出演強要がされたAVは入っていないんですけれども、先程来、野田大臣もしっかりしめしていただいている実態把握というのをこの、まあ2年、といっていいでしょうか、この間ですね、政府を挙げてとりくんでこられたわけで、そのもとでですね、みなさんの資料の2枚目にお配りしているような内閣府によるインターネット調査。
このなかで、意に反してどんな性的強要がおこなわれているのか、ということも浮き彫りになってきているわけですね。

そこで、野田大臣、わたし、こうしたAV強要のですね、出演強要のどういうものが人権侵害かということを、もちろんこれからの議論が必要なんだと思うんですけれども、明確化してですね、で、そこに出ている、出演だとされている当事者が、
「これ、わたしの意思に反している」
と。
「承諾していない」
ということが聴き取りなどによってはっきりすると。
それは、警察による捜査の場合ももちろんあるだろうと思いますし、たとえば、弁護士がご本人から詳細に聴き取り、それを裏付けるいわゆる証拠ですね、こういうものを添えて提出するというような場合だったら、これはプロバイダ責任制限法3条2項の趣旨に照らしても、これ、いわゆる削除、世間的には削除ですね。
あの、送信防止措置。
これをおこなう例といいますか、()としてしめすように発展させるってこと、これ、できるんじゃないかと思うんですが、いかがでしょう。

野田聖子大臣のうしろの席にいた官僚が立ちあがりました。
赤色で囲んだ部分)

野田大臣のそばへ寄ります。
赤色で囲んだ部分)

耳許で暫(しば)し、ことばをささやいていました。
赤色で囲んだ部分)

このあと、野田大臣が答弁しました。

(※音声の文字化は、筆者。)

野田聖子 男女共同参画大臣(総務大臣)

あの、まずその、人権侵害っていうと、仰々しく聞こえるんですけれども、そのひとの人生をこわすことなんじゃないかと。
やはり、それぞれあたえられた命があって、何事もなければしあわせに生きてこれる人生をこわしてしまうという大変おおきな問題だとわたしは思っています。

具体的にはですね、アダルトビデオへの出演強要の危険性のなかで、やはり撮影された映像がくりかえし流通されインターネット等にも掲載されることによる2次被害に悩み苦しみつづける。
延々と苦しみつづける。
そして家族、友人、学校、職場などにアダルトビデオへの出演が知られないかと怯えつづける。
そしてアダルトビデオへの出演が知られることにより、家族や友人との人間関係がこわれる。
職場に居づらくなり、職をうしなう、などと、もうすでに、女性に対する暴力に関する専門調査会の報告書に記されているところです。

あの、けっしてこれは他人事ととらえずですね、その周辺の自分の親しい女性たちがそういう身の上になってしまわないように。
でも、なったときにはしっかりとそれに手当ができるようなことをやっぱり考えていただきたいな、と思っています。

おはなしが先程来、警察や総務省からありましたけれども、すでにインターネット上の違法有害情報の削除のとりくみっていうのは報告があったようなかたちで民間事業者のとりくみを支援するなど、通じておこなわれています

で、男女共同参画大臣であるわたくしとしても、こうした画像削除の問題についてはそれぞれ各省にまかせるだけでなくてしっかりとこの環境の変化にすべてを適用させながらですね、まあ、わたくし、議長を務めている関係府省対策会議なども活用させていただきながら被害者のための窓口とか、そういう充実をふくめてしっかりと必要な施策を着実に講じられるようにとりくんでいきたいと思っています。

申し分のない回答です。
被害者の方々にとって一条の光となる答弁です。
重要なのは、官僚が野田大臣に対しておこなった耳打ちです。

(再掲)

もしもこの発言が、野田大臣の滾(たぎ)る思いによるものでしたら、あとで面倒なことになります。
官僚の承諾を得ずに勝手に発言すると、のちほど修正、ということにもなりかねません。
福井照 消費者担当大臣の場合がそうでした。


『社会生活上の経験が乏しい』(4条3項3号4号)の解釈をめぐり、福井大臣が11日の本会議答弁を突然修正


(※詳細につきましては、衆議院インターネット審議中継の黒岩宇洋議員の質疑をご覧ください。)
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(再掲。野田聖子大臣)
こうした画像削除の問題についてはそれぞれ各省にまかせるだけでなくてしっかりとこの環境の変化にすべてを適用させながらですね、まあ、わたくし、議長を務めている関係府省対策会議なども活用させていただきながら被害者のための窓口とか、そういう充実をふくめてしっかりと必要な施策を着実に講じられるようにとりくんでいきたい

(再掲)

野田大臣は官僚と緊密に連携をとっています。
官僚には誤謬(ごびゅう。「まちがい」)がありません。
動画の削除について言及した野田大臣の発言は確かなものです。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2017年12月1日

引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、 #AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね

香西咲さん
2018年1月9日

#青木亮 に #AV強要 を受けていた時代の事実はアタッカーズ丸山チーフも私の事を指差して笑っていました。

そしてメーカーからは『当時の契約書も無ければプロデューサーも退職しているのでいつ、何のタイトルの為に撮り下ろした作品か分からなければ削除に応じられない』と。

香西咲さん
2018年2月1日

■ #青木亮 さんの #AV強要 に対する謝罪や誠意ある対応
(人を生き殺し状態に追い込んでるので。)

■ 過去作品の速やかな削除

私が望むのはこれだけです。

仕方なくこのような行為を取っていますが、
本音は私だってこんな呟きはもうしたくありません。

香西咲さん
2018年2月1日

やはり販売チャネルだけではなく大本の撮影された素材自体を削除して頂かないと信用出来ませんね。
素材がある限りは、
しれっと総集編にも盛り込まれる事は容易に想像がつきます。

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そう遠くない将来、政府の施策が実行にうつされます。
香西咲さんは人生をやりなおすことができます。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

(明日のブログへつづく)



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