第92回女性に対する暴力に関する専門調査会の議事録が公開されました。香西咲さんを商品としてあつかった業界に未来はありません

先月(4月)の23日に、第92回女性に対する暴力に関する専門調査会が開催されました。
議題は、
女性活躍加速のための重点方針2018」に盛り込むべき重点取組事項について

男女共同参画・女性活躍の推進に向けた重点取組事項」の骨子案について
です。
先週、議事録が公開されました。
出演強要に関する部分をみてみます。

(第92回女性に対する暴力に関する専門調査会「議事録」より、引用。)

<9ページ>
消費者庁

消費者庁でございます。

消費者庁のほうは、この「女性活躍加速のための重点方針2018」に盛り込むべき事項としては、いわゆるアダルトビデオ出演強要問題について盛り込むべきではないかと考えております。

政府は、毎年6月に、女性活躍加速のための重点方針を決定しています。
出演強要問題につきましては、昨年はじめてとりあげられました。

(2017年6月6日 すべての女性が輝く社会づくり本部「女性活躍加速のための重点方針2017」より引用。)

女性活躍加速のための重点方針2017

Ⅱ 女性の活躍を支える安全・安心な暮らしの実現
1.女性に対するあらゆる暴力の根絶

(2)若年層を対象とした性的な暴力の根絶

②「いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・『JKビジネス』問題等に関する今後の対策」に基づく施策の推進

「いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・『JKビジネス』問題等に関する今後の対策」(平成29年5月19日いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・「JKビジネス」問題等に関する関係府省対策会議決定)に基づき、こうした問題の根絶に向け、更なる実態把握や取締り等の強化、教育・啓発の強化、相談体制の充実、保護・自立支援の取組強化等の施策を総合的に推進する。

(再掲。消費者庁)
アダルトビデオ出演強要問題について盛り込むべきではないかと考えております

<9ページ>
消費者庁

消費者庁はこのアダルトビデオ出演強要問題について幾つか取組をしているところなのですが、私のほうからは、消費者契約法、消費者団体訴訟制度の関係で御説明させていただきます。

消費者庁の資料をまずはご覧いただきまして、1枚めくっていただきたいところなのですが、前提として消費者契約法とか消費者団体訴訟制度とはどういうものかということを御説明しております。

(※下図は資料2 消費者庁説明資料より、引用。)

当該資料につきましては、6日前の当ブログでもふれさせていただきました。

(参考。当ブログ)
2018年5月17日

<9ページ~10ページ>
消費者庁

消費者契約法とは、ここに書いてありますとおり、

消費者と事業者との間の情報・交渉力の格差に鑑みて、消費者契約、つまり消費者と事業者との契約について適用される民事の包括的なルールがあります。

これはどういうことが規定されているかといいますと、例えば、消費者が退去したいと言っているのに退去させずに無理やり契約を締結させてしまったような場合、こういう不当な勧誘があった場合には、その契約を取り消すことができるだとか、解除に際して平均的な損害を超える高額な違約金を取るような不当な契約条項というものが無効になるとなっています。

右のほうを見てもらいたいのですけれども、

この不当な勧誘とか不当な契約条項をどうやって実効性を担保しているのかといいますと、消費者団体訴訟制度というものがございまして、内閣総理大臣が認定した適格消費者団体については、この不当な勧誘とか、不当な契約条項、こういうものがある場合には、その事業者に対してそれを停止するように差止請求ができるとなっています。

では、アダルトビデオ出演強要問題でどのように適用されるか。

昨年5月に取りまとめられましたアダルトビデオ出演強要問題と「JKビジネス」問題等に関する今後の対策においては、消費者契約法の適用がある場合については契約が取り消されたり無効になる場合があり得ることを業界関係者に周知するとうたわれました。

どういう場合に消費者契約法の適用があるかについては、この※3に書いてあるとおり、

これまでアダルトビデオに出演したことのない女性が街を歩いていたところ、突然スカウトされて、継続する意図なくアダルトビデオに出演する契約を締結したような場合については、消費者契約法の適用があると考えられます。

これを業界関係者に周知ということでしたので、昨年9月に周知のための通知文を発出しているところでございます。

消費者庁は昨年の9月15日に、業界へ通達を発しました。

(参考。当ブログ)
2017年12月9日

<10ページ>
消費者庁

消費者契約法なのですが、現在、改正法案を国会に提出中でございます。
改正法が成立した際には、改めてその通知文を発出して、業界関係者に周知することを考えています。
下のほうに行きまして、適格消費者団体は、不当な勧誘とか不当な契約条項について差止請求ができるところなのですけれども、

適格消費者団体のほうにアダルトビデオ出演強要問題について情報が寄せられてくるということがありませんでしたので、昨年5月の今後の対策においては、実効的に差止請求ができる環境の整備を図りなさいということがうたわれました。

そこで、昨年6月に消費者庁と適格消費者団体と被害者を支援する団体の3者で会合をいたしまして、被害者を支援する団体のほうから差し支えない範囲で情報を適格消費者団体に寄せてくださいということをお願いしました。
その後、情報のやりとりがありまして、昨年11月に適格消費者団体のほうは、アダルトビデオの業界団体が、その当時、共通契約書というものをつくろうとしておりましたので、それに対して意見書を出しているというところになっております。
私からは以上になります。

適格消費者団体の消費者機構日本は、昨年の11月10日、AV人権倫理機構に対して意見書を送りました。

(参考。当ブログ)
2017年11月3日
2018年1月4日
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<10ページ>
消費者庁

それでは、私のほうから地方での現場の対応ということで少し御説明させていただきたいと思います。
何枚かおめくりいただいて、「地方消費者行政強化交付金」という題名になっている水色のものがございますので、そちらの資料をご覧いただければと思います。

(※下図は資料2 消費者庁説明資料より、引用。)

今年度の予算で、24億円として地方消費者行政強化交付金という形で予算の措置がなされてございます。
先ほど御説明がありましたように、消費者トラブルがさまざまにございますけれども、その中で消費生活上のトラブルが起こった場合に、いろいろな相談を受け付けている消費生活センターということで全国に約830か所ございます。
消費生活センターには、さまざまな消費生活上の相談が寄せられるわけですけれども、仮に消費生活センターにAV出演強要問題についての御相談があった場合にどのような対応をとっていくかということを、きちんと対応できるようにすべきであろうと考えております。
具体には、資料の真ん中のボックスですけれども、

消費生活センターの機能の維持・充実を図るものでございまして、消費生活センターの消費生活相談員がきちんと相談があったときに対応できるように研修の制度を設けておりまして、この交付金を使っていただける仕組みにしてございます。

資料の左のほうに書いてございますけれども、

国の政策推進等への対応ということで、AV出演強要問題を1つ例にとらせていただきまして、実際にこういった研修にも地方の現場でも参加していただけるような交付金という形で支援させていただいているということをお示しさせて頂いているところでございます。
私のほうからは以上でございます。

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巷間、わいせつビデオ業界は能力の低いものたちが集まる吹き溜まり、と言われています。
こうした輩(やから)に必要なのは規則です。
法律です。

(ニーチェ著 白取春彦訳 「超訳 ニーチェの言葉」ディスカヴァー・トゥエンティワン刊より、引用。改行を施しています。)

<97ページ>
ニーチェ

秩序をつくるために、何か不都合なことが起きないために、あるいは危険性を減らすために、効率をよくするために、規則や法律といったものがつくられる。

すると規則があるがために、新しい状況が生まれる。
それは、最初に規則が必要となったときの状況とはまったく別のものだ。

また、たとえその規則を廃止しても、規則がなかったときと同じ状況に戻るわけではない。
規則は、環境も人心も変えるのだ。

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いま政府は、わいせつビデオ業界を規制する法律をつくっています。

(再掲。ニーチェ)
規則は、環境も人心も変えるのだ

能力の低いものたちには自律が期待できません。
もとめられるのは、他律です。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2018年3月27日

報告ありがとうございます。
これだけ検挙されてるのに…厚顔無恥ですね。
常識を求めても無駄なので法規制を強く望みます。

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(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2018年1月30日

告発から1年はWILLの元、 #AV業界 の自浄作用を信じて活動しました。
ですが業界にその意向は無い事を悟り今に至ります。
お疲れ様でした。

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(再掲。ニーチェ)
規則は、環境も人心も変えるのだ

法律の制定がまたれます。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

(明日のブログへつづく)



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