人間は、自分のちからで生きている、と錯覚しがちです。香西咲さんはちがいます。「これだけの方々に愛の手を差し伸べて頂きました」。人間として卓越しています

昨日のブログで、男女共同参画局長の2年前の発言を引用しました。
講演会におけるものです。
もう一度、引きます。

2016年6月4日 女性法曹の社会的意義を考えるシンポジウム

(引用)
武川恵子 内閣府 男女共同参画局長
2016年6月4日>

来年(2017年)に向けましては、性犯罪対策です。
ワンストップ支援センター。
性被害を受けた方は、弁護士さんに来てもらいたいとか、警察の相談とか、産婦人科的な措置とか、自分で1つずつ回るのは大変ですので、ワンストップで支援できるように、都道府県で最低1つはセンターを設けられるようにしたいと思っております。
今のところまだ26ヶ所ぐらいしかございません。
これを未設置自治体への働きかけることなどを考えています。
それからいわゆるJKビジネス。
これも女子差別撤廃委員会で話題になりましたけれども。
AVに強制的に出演させるとか、いろんな問題ですね、こういった問題にも取り組んでいくと。

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(再掲。男女共同参画局長)
ワンストップ支援センター。(略)。今のところまだ26ヶ所ぐらいしかございません。これを未設置自治体への働きかけることなどを考えています

2年前(2016年6月4日)に男女共同参画局長は、このようにのべました。
「未設置自治体への働きかける」
と。
このときから2年ちかくが経過しました。
増設は進んでいるのでしょうか。
今年の1月30日の国会審議をみてみます。

(2018年1月30日 衆議院 予算委員会「会議録」より引用。

●柚木道義 衆議院議員(希望の党【※現在は国民民主党】)
(前略。)
(略)、ワンストップ支援センターの拡充と、そして性暴力被害者支援について、これはぜひ、ワンストップ支援センターもまだまだ不十分でございます。
これを全国に整備するということを、これは所管の野田大臣も答弁されていますが、安倍政権挙げて性犯罪、性暴力被害の対策充実を目指す、そういった総理の御決意を伺いたい(後略)。

安倍晋三 内閣総理大臣

最も重要なことは、性犯罪、性暴力被害者の心身の負担をできるだけ少なくすることであります。

そのため、病院拠点型など被害者が相談しやすいワンストップ支援センターを整備し、そこを中心に、捜査機関等と連携する被害者目線での体制構築が必要と考えています。

こうしたワンストップ支援センターの整備を後押しするため、今年度から新たな交付金を創設いたしました。
既に41の都道府県において設置が実現をしています。

今後、全ての都道府県に最低1カ所以上支援センターを設置するとともに、その運営の安定化を図るなど、政府として、自治体と緊密に連携しながら、性犯罪、性暴力被害者支援を更に充実させていく考えであります。

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(再掲。2016年6月4日。男女共同参画局長)
今のところまだ26ヶ所ぐらいしかございません。これを未設置自治体への働きかけることなどを考えています

  (※1年半後

(再掲。2018年1月30日。内閣総理大臣)
既に41の都道府県において設置が実現をしています

男女共同参画局長は、既出の講演会で、安倍総理のことをつぎのように評しています。

2016年6月4日 女性法曹の社会的意義を考えるシンポジウム

(引用)
武川恵子 内閣府 男女共同参画局長
2016年6月4日>

日本も3年前あたりから、女性の活躍に非常に熱心な安倍政権が誕生しまして、国際的な公約にもしていくということで、国際的にも評価をされています。

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安倍政権は歴代の内閣とちがいます。
女性の活躍に重きを置いています。
ことばだけではありません。
これまでに幾多の施策を迅速に遂行してきました。

(再掲。2016年6月4日。男女共同参画局長)
ワンストップ支援センター。(略)。今のところまだ26ヶ所ぐらいしかございません。これを未設置自治体への働きかけることなどを考えています

このとき、男女共同参画局長は、出演強要問題にもふれています。

武川恵子 内閣府 男女共同参画局長
2016年6月4日>

AVに強制的に出演させるとか、いろんな問題ですね、こういった問題にも取り組んでいくと。

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昨年、安倍総理は、出演強要問題についてつぎのように確言しました。

2017年3月27日 参議院 予算委員会 「動画 参議院インターネット審議中継」より、引用。)

安倍晋三 内閣総理大臣

特に、アダルトビデオ出演強要問題については、佐々木議員が中心となってとりまとめられた御党の提案もうけまして、さっそく加藤大臣を中心に政府一体となってとりくむ体制を立ちあげたところであります。
そのもとで、実態の解明、とりしまりの強化、予防のための教育、啓発の強化、そして被害者が相談できる体制の充実などのとりくみを加速していきます。
女性が安心して暮らせる環境を整備することは、女性活躍を推進するうえの大前提であり、政府としてしっかりと対応してまいります

2017年6月6日 首相官邸 「動画 すべての女性が輝く社会づくり本部」より、引用。)

安倍晋三 内閣総理大臣

先般取りまとめた「いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・『JKビジネス』問題等に関する今後の対策」を着実に実行します。

(※参考。「今後の対策」)

被害の防止及び救済等のための新たな対応策の検討

アダルトビデオ出演強要問題や「JKビジネス」問題等が深刻な性的な暴力で、重大な人権侵害であるとの考え方に立ち、関係者による自主的な取組の進捗状況や実態把握の状況も踏まえ、性的な暴力の被害につながる行為の規制、被害の回復、被害者の保護及び支援等について、有識者等の意見も参考に、法的対応を含め、必要な対応策を検討する。

(内閣府、関係府省)〔平成 29 年4月~〕

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そう遠くない将来、わいせつビデオ業界にとって致命的な法律ができるものと考えます。
刮目(かつもく)してまっています。

ここで話題がかわります。
茨木のり子さんという著名な詩人がいます。
代表作は、「わたしが一番きれいだったとき」です。
茨木さんが一番きれいだったとき、日本は太平洋戦争をおこなっていました。
終戦後、茨木さんは、当時をふりかえって「わたしが一番きれいだったとき」を著(あらわ)しました。
一部分を引用します。

(谷川俊太郎編「茨木のり子詩集」岩波文庫より、引用。)

わたしが一番きれいだったとき

わたしが一番きれいだったとき
わたしはとてもふしあわせ
わたしはとてもとんちんかん
わたしはめっぽうさびしかった
だから決めた できれば長生きすることに
年とってから凄く美しい絵を描いた
フランスのルオー爺さんのように
              ね

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(再掲。茨木のり子さん)
だから決めた できれば長生きすることに

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2018年1月13日

#AV強要 問題が解決してもし母親になる事が許されるのなら、
子供達には私の成功や失敗99%話したいです。
世の中に潜む落し穴や、華やかな表舞台の裏に巣窟する闇社会。
ハイエナに取って女性は若いだけで価値がある事。
あと私の母親は18歳で死別しているので孫まで育てられる位逞しい祖母になりたい

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その意気です。
つづいて、茨木のり子さんの「知命」もご紹介させていただきます。
知命とは、天命を知る、という意味です。

(谷川俊太郎編「茨木のり子詩集」岩波文庫より、引用。)

知命

他のひとがやってきて
この小包の紐(ひも) どうしたら
ほどけるかしらと言う
他のひとがやってきては
こんがらかった糸の束
なんとかしてよ と言う
鋏(はさみ)で切れいと進言するが
肯(がえん)じない(聞き入れてくれない)
仕方なく手伝う もそもそと
生きてるよしみに
こういうのが生きてるってことの
おおよそか それにしてもあんまりな
まきこまれ
ふりまわされ
くたびれはてて
ある日 卒然と(突然)悟らされる
もしかしたら たぶんそう
沢山のやさしい手が添えられたのだ
一人で処理してきたと思っている
わたくしの幾つかの結節点(つなぎ合わされた部分)にも
今日までそれと気づかせぬほどのさりげなさで

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(再掲。茨木のり子さん)
沢山のやさしい手が添えられたのだ

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2017年11月9日

日付が変わって今日は認知行動療法でお世話になってた先生方に会える

あの方々みたいに内面から溢れ出る優しさや美しさを醸し出せるようになりたい。キャリアはどんどん積み重なって行くし何年経っても色褪せないの。

本当に歳を重ねるにつれて、人柄は外見に滲み出てくるのですね。

香西咲さん
2017年12月8日

仰る通りですね。
2016年は週刊文春さん始めメディアの方々
2017年は人権団体の方々や議員の先生方、精神科医の先生
2018年は…どうなるのでしょうか

自己主張は苦手だし頭もキレるわけでもなく…ただ逃げなかっただけでこれだけの方々に愛の手を差し伸べて頂きました。
皆様本当に感謝致します。

香西咲さん
2017年12月31日

ありがとうございます。
認知行動療法や膵炎でかかったお医者様が皆様温かい方々で救われました。
そのおかげで過去を精算したらもう振り返らず、前だけを向こうと思います。

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(再掲。茨木のり子さん)
一人で処理してきたと思っている

ぼくもふくめて人間というのはこのように錯覚しています。
自分のちからで生きている、と。
香西咲さんはちがいます。

あの方々みたいに内面から溢れ出る優しさや美しさを醸し出せるようになりたい

これだけの方々に愛の手を差し伸べて頂きました

お医者様が皆様温かい方々で救われました

香西咲さんは人生の道理をわきまえたかたです。
人間として卓越しています。
香西咲さんの魂は清く輝いています。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

(明日のブログへつづく)



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