女子差別撤廃委員会は、アダルトビデオメーカーによる性的搾取を問題視しています。香西咲さんの人生を破壊したやつらです。早期の殲滅を切望します

過日のブログで、国連の女子差別撤廃委員会が日本へ発した勧告についてふれました。

女子に対するあらゆる形態の差別の撤廃に関する条約(CEDAW)

第7回及び第8回報告報告に対する女子差別撤廃委員会最終見解(平成28年3月)

(参考。当ブログ)
2018年4月28日
2018年4月29日

「最終見解」のなかから、アダルトビデオに関するものを抜粋します。

女子差別撤廃委員会の最終見解(2016年3月)
<8~9ページ>

26.(前略。)
委員会は、(略)以下について懸念する。

(a) 女性が風俗産業において特に売買春及びポルノ映画製作のために性的搾取を受け続けていること

(後略。)

<9ページ>

27.委員会は、締約国に以下を勧告する。

(略。)

(b) 性風俗での役務の提供やポルノ映画の製作を手掛ける組織を対象とした性的搾取を防ぐための監視と査察のプログラムを強化すること

(後略。)

<19ページ>

次回報告の準備

56.委員会は、第9回定期報告を2020年3月に提出するよう締約国に求める。

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女子差別撤廃委員会は唾棄しました。
アダルトビデオメーカーは女性に対して性的搾取をおこなっていると。
そのうえで、
性的搾取を防ぐための監視と査察のプログラムを強化すること
と弁じ立てました。
日本は女子差別撤廃条約を締結しています。
締約国として、2年以内にメーカーがおこなっている管理売春を根絶やしにしなければなりません。
当該勧告は、3月27日の第91回女性に対する暴力に関する専門調査会でも話題になりました。
議事録を参照します。

(第91回女性に対する暴力に関する専門調査会「議事録」より、引用。)

武川恵子 内閣府 男女共同参画局長

(前略。)
それから、先日の重点方針専門調査会のときに辻村先生から、その点とあわせてもう一点、女子差別撤廃委員会の最終見解についてのフォローアップはどうなるのかというお尋ねがございました。
(中略。)
それ以外最終見解で勧告されているものに関して、専門調査会(女性に対する暴力に関する専門調査会)として、これは必要というものがありましたら、これもあわせて御意見に盛り込んでいただきたいと思っています。
(後略。)

辻村みよ子 会長(明治大学法科大学院教授)

ありがとうございました。現状について御報告いただきました。

私たちのこの専門調査会がフォローしている領域は非常に広いものでございまして、DVとかAVとかいろいろ検討してきておりますけれども、CEDAW(女子差別撤廃委員会)からはもっともっと広い視点から問題を提示されておりますので、こういった課題も踏まえながら重点方針の中に含められるものは含めたほうがいいでしょう。

我々の専門調査会の報告書のようなものを例えば任期中に、来年、ちょうど1年後ぐらいがこの専門調査会、この委員の皆様の最後になるかと思いますが、それまでに課題をまとめたような報告書を仮に出すようなことがありましたら、このような広い課題についても検討していかなければいけないかなと考えておりますので、その前提として今、局長からお話をいただいた次第でございます。

またこれは本日の議題ということではありませんで、これから1年ぐらいかけていろいろな問題を論じていくということでありますので、よろしくお願いいたします。

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女性に対する暴力に関する専門調査会は、第82回から第87回まで、出演強要問題に特化して論議を進めてきました。

第82回(2016年6月30日)
・議題「アダルトビデオへの出演強要
  
第83回(2016年9月12日)
・議題「アダルトビデオへの出演強要に関する現状及び課題等
  
第84回(2016年11月15日)
・議題「アダルトビデオへの出演強要に関する政府の取組
  
第85回(2016年12月13日)
・議題「アダルトビデオへの出演強要の被害
  
第86回(2017年2月8日)
・議題「アダルトビデオへの出演強要の被害
  
第87回(2017年4月5日)
・議題「アダルトビデオ出演強要問題について
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以降の調査会でも、出演強要問題がとりあげられています。

(再掲。辻村みよ子会長。第91回「議事録」より。)
もっともっと広い視点から問題を提示されております

(再掲。女子差別撤廃委員会)

委員会は、締約国に以下を勧告する。

性風俗での役務の提供やポルノ映画の製作を手掛ける組織を対象とした性的搾取を防ぐための監視と査察のプログラムを強化すること

(再掲。辻村みよ子会長。第91回「議事録」より。)
このような広い課題についても検討していかなければいけない

女性に対する暴力に関する専門調査会は今後、出演強要だけでなく、メーカーの犯罪性についても論ずる方向のようです。
以前に同調査会で出された意見を想起し(思い起こし)ました。

(2016年12月13日 第85回女性に対する暴力に関する専門調査会「議事録」より、引用。)

<25ページの35行目~26ページの18行目>

平川和子 東京フェミニストセラピィセンター所長

それから、AV出演の強要に関しては、名前のない性暴力被害であって、研究者によると、
「被害者がいない犯罪」なのだと言われてきた経過があります。

従来、ポルノグラフィーというのは表現の問題として議論されることはあっても、AVが制作される過程の中で、実は女優となる出演する女性が強姦被害に遭っており、しかも、数人の男性に囲まれて、同意のない性行為をさせられているということです。

既ポルノ制作の過程で性暴力被害が起きているという構造的問題をきちんと報告書に書き込む必要があるのではないかと思います。

平川和子さんは出演強要の実相を的確なことばで言い表しています。
女優となる出演する女性が強姦被害に遭っており、しかも、数人の男性に囲まれて、同意のない性行為をさせられている
と。

平川和子 東京フェミニストセラピィセンター所長

またAVに関しては従来から表現の問題である観点から、たかだかわいせつ物としての取り締まりが行われてきたといっても過言ではないと思いますが、一旦はこの立場からの議論を保留にしたうえで、AV制作過程において性暴力が行われているのだという書き込みをする必要があるかと思います。

AV制作過程において性暴力が行われている
出演強要の場合は当然、そうなります。
明白な性暴力です。
性犯罪です。

平川和子 東京フェミニストセラピィセンター所長

繰り返しになりますが、AVは被害者がいない犯罪であったわけでして、そのことをきちんと書き込む必要があると思っています。

それから、被害に遭われた方たちの精神的な苦痛と身体的な症状についてはよく耳にしています。
性暴力救援センターに御連絡がある方たちは、PTSDの症状が重いですし、死にたくなる状態に対する自己治療のような形で、アルコールを大量に飲んだり、あるいは処方薬をため込んで大量服薬するというようなアディクション行動に関する問題を抱えています。

このことからは、長期にDV被害に遭っていた女性たちの症状と全く同じであることがわかります。
そういう意味では被害者の心身健康状態についても言及する必要があるかと思います。

対応については、まず概念についてきちんと書くこと。
それから、法的規制の必要性を書き込んでほしいと思います。

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女性に対する暴力に関する専門調査会はこれまで、出演強要に限定して議論を進めてきました。
いかにして被害を防ぐかです。
だれもが思っているメーカーの違法性につきましては、審議の対象外でした。

(再掲)

女子差別撤廃委員会の最終見解(2016年3月)

委員会(女子差別撤廃委員会)は、締約国(日本)に以下を勧告する。
「性風俗での役務の提供やポルノ映画の製作を手掛ける組織を対象とした性的搾取を防ぐための監視と査察のプログラムを強化すること」

  
武川恵子 内閣府 男女共同参画局長(2018年3月27日)

「最終見解で勧告されているものに関して、専門調査会(女性に対する暴力に関する専門調査会)として、これは必要というものがありましたら、これもあわせて御意見に盛り込んでいただきたいと思っています」

  
辻村みよ子 会長(2018年3月27日)

「このような広い課題についても検討していかなければいけないかなと考えております」

与党の国会議員も、先日の国会で、メーカーの所行(しょぎょう)は犯罪である、とのべました。

(参考。当ブログ)
2018年4月15日質疑、応答の全文を掲載。)

追及の手は核心に迫ってきました。
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(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2017年1月2日

AV業界の自浄作用が試される時です。
どなたが矢面に立ち、業界を代表して被害者女性達に謝罪し、今後の改善を約束してくださるのか?
期待が高まります。

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此の期(このご)に及んでも、業界は、出演強要の事実をみとめていません。
当然、謝罪もしません。
政府の姿勢が頑(かたく)なになるのは自明です。
業界は自分で自分を深淵に追いやっています。
愚かなやつらです。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年9月19日

告発から2ヶ月、私に関しては業界側では味方になって下さる人は未だにいません。

香西咲さん
2016年9月19日

AV強要の告発をしても 業界側の人はスルー
『そんな事ありえない』の一言で終わらされる。
(後略。)

香西咲さん
2016年10月13日

業界内で自浄作用が無いと分かれば被害者は外部に相談に行きますね。
その時が業界に取って1番の恐怖だと思います。

香西咲さん
2017年1月2日

祭典はひっきりなしに続くのにこの姿勢。
“逃げ”に入ってますよね。
いざと言う時に本当に国に助けてもらえなくなると危惧します。

withnews 2016年11月24日
「AV業界『ファン感謝祭』熱気むんむん 強要問題への取り組みは…」

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メーカーは悪です。
この世に存在してはならないものです。
一日も早く性犯罪をおこなって不当な果実を得ている犯罪者集団が殲滅されることを願っています。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

(明日のブログへつづく)



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