「写真や映像の残っている被害者は、来る日も来る日も新たに傷つけられ、性暴力を受け続けています」。香西咲さんも同様です。メーカーとDMMの殲滅がもとめられます

一昨日のブログで、児童ポルノの単純所持の禁止についてふれました。

(参考。当ブログ)
2018年4月23日

2009年4月3日 衆議院 法務委員会

いまから9年前(2009年)のことです。
自民党と公明党は、国会に、児童ポルノ禁止法の改正案を提出しました。
法案の主たる内容は、児童ポルノの単純所持の禁止、です。

2009年4月3日 衆議院 法務委員会「会議録」より、引用。)

森山眞弓 衆議院議員(元内閣官房長官)

(前略。)
私は、平成11年(1999年)に各党議員の御協力をいただきまして児童買春、児童ポルノ禁止法の成立に骨を折りましたが、あれから10年たちまして、世の中の様子は大きく変わりました。

当時、森山眞弓議員は、児童買春・ポルノ処罰法改正プロジェクトチームの座長を務めていました。
ちなみに同PTの事務局長は野田聖子議員でした。
(※参考。葉梨康弘議員のブログ)

森山眞弓 衆議院議員(元内閣官房長官)

特に、インターネット等の発達により、映像が瞬時に世界じゅうに広がるようになりました。この法律が施行され、さらに平成16年(2004年)の改正によって厳罰化され、それなりに効果を上げてはきましたが、今日の状況は、児童の売買等に関する児童の権利条約選択議定書等の国際条約を初め、児童ポルノをより厳格に取り締まるべしとする国際的潮流があり、我が国の現行法については、G8諸国のうち6カ国が罰則をもって禁止している児童ポルノの単純所持が禁止されておらず、このことが児童ポルノの蔓延を助長しているとの国内外の批判が高まっており、我が国の信用にもかかわる問題になっています。

また、インターネットを通じた児童ポルノの拡散による被害の拡大についても看過できない状況となっております。

そこで、児童ポルノをめぐるかかる国内外の状況と、平成16年(2004年)改正時に3年を目途とする検討規定が置かれたことを踏まえ、児童ポルノについてさらに厳格な規制を設け、もって児童の権利の擁護に資することとするため、本法律案を提出することとした次第であります。

次に、本法律案の内容について御説明申し上げます。

(略。)

第二に、児童ポルノ所持等の禁止規定を設けております。
すなわち、何人もみだりに児童ポルノを所持等してはならないものとしております。

第三に、自己の性的好奇心を満たす目的での児童ポルノの所持等についての罰則を設けております。
すなわち、自己の性的好奇心を満たす目的で児童ポルノを所持した者は、1年以下の懲役または100万円以下の罰金に処するものとしております。
なお、罰則の適用については、施行後1年間は適用しないということにしております。

(後略。)

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この与党(自民党、公明党)案を潰したのが、当時、参議院で第1党の座にあった民主党です。

2009年4月3日 衆議院 法務委員会「会議録」より、引用。)

枝野幸男 衆議院議員(民主党【※当時】)

(児童ポルノの単純所持は)刑罰法規を科するに値をする違法ではないというふうに思います。
(後略。)
正確に答えれば、刑罰を科すに当たらないのではなくて、刑罰を科するに当たるものかどうかが判断不可能であるというふうに判断しています。

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枝野議員のこの物言いは、公明党の丸谷佳織議員との論談のなかで出たものです。

丸谷佳織 衆議院議員(公明党)

(前略。)
いろいろなことを背景にして、この単純所持についての前進あるいは解決を図れないということ自体が、先ほど質疑の冒頭で申し上げました彼女たち被害者の声にこたえることになるのか

今、例えば可視化法案が同時並行で入らないからということで、あなたたちの写真を今所持している人は合法なんですよ、あるいは、これからあなたたちの写真を一回に百枚取得すること自体は法で規制されませんでしたという説明で彼女たちの思いにこたえることができるのかというと、私はやはりそこにはかなり大きな違和感を覚えるところでございます。
(後略。)

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枝野幸男議員(※現在、立憲民主党の代表)は、単純所持の禁止を願う被害者の声を一蹴しました。
当日、参考人としてよばれたアグネス・チャンさんは、被害者の実相を吐露しました。
こうした声も枝野議員には届かなかったようです。

アグネス・チャン(財団法人日本ユニセフ協会大使)

私、初めてタイに行ったとき、ミャンマーの国境近くにチャンライという町があって、たくさん外国の人たちがそこで子供を買いに行くんですね。

ホテルで待っていました。
そうしたら、子供3人がお客さんに連れられてロビーに入ってきました。
このぐらい小さいんです。

余りの小ささで私は驚き、胸が詰まり、柱の後ろに逃げて号泣しました。

結果としては子供たちと話ができるようになって、幾つですかと聞いたら、口をそろえて14歳と言うんです。
なぜ。

そのとき日本の法律は、14歳以下の子と性行為してはいけないという、それだけしかなかったんです。

児童ポルノ、児童買春禁止法はまだ成立していなかったですから。

だから、子供は教えられているんです。
日本人に聞かれたら14歳と言えと。

そんなことないんだろうとずっと話していくうちに、実際に、一人は9歳、一人は11歳、一人は14歳。
2人はミャンマーから買われてきた子です。
1人はタイの違う地域から買われてきた子です。
そういう子供たちはいろいろなことをされます。
必ず写真を撮られるそうです。

フィリピンのアンヘレスという地域に行きまして、その町でも、やはりたくさんの外国の人が子供を買いに来ます。

何百人もの子供たちを助けたボランティアの話を聞きました。
町を歩いたら、こんなちっちゃい子ですよ、5歳、7歳の子がいるんです。
えっ、この子供たちも買われるんですか。
ええ、そうですよ、性行為ができなければ口とか手でやってもらうんです。

特に日本の方は写真を撮るのが大好きですね。
何でだろう、撮ってどうするんだろう。

先生たち、私たちはわかっています。
その写真を撮ったらどうするのか。
配る、売る、自分で楽しむんです。
そういう写真をなくさない限り、子供たちは浮かび上がれません。

日本の被害者の話も聞いてください。

一人の女の子は、小学校のときです、おふろに入っていたら音がしまして、窓を見たら、ぱちぱちぱちぱち写真を撮られた、もう、わあっと声を出して、親もすぐその男を追っかけましたが、逃げられました。
警察に届けを出しましたが、なかなからちが明かない。

彼女の声です。

あの写真がどうなったのかを考えると恐ろしく、中学生に上がってから、私はリストカットや自殺未遂を何度も繰り返しました。
ネット上に自分の写真がばらまかれていないかと、何かに取りつかれているように毎日探しています。
そこで、日本人だけでなく外国の子供たちが写っている児童ポルノを目にして背筋が寒くなり、何度も嘔吐して泣きました。
でも、自分の写真を探すことはやめられないのです。
今のように児童ポルノが簡単に手に入る世の中では、私はとても過去を忘れることはできません。
自分の人生は終わってしまったような感じです。

もし世の中を変える力のある人たちがいるのなら、どうか私を助けてください。

世の中を変える力を持っている人たちは、先生の皆さんです。
どうかこの子を助けてあげてください。

くりかえします。
枝野幸男議員(※現在、立憲民主党の代表)の考えはこうです。

(児童ポルノの単純所持は)刑罰法規を科するに値をする違法ではないというふうに思います。
(後略。)

アグネス・チャンさんのことばをつづけます。

アグネス・チャン(財団法人日本ユニセフ協会大使)

もう一人、日本の被害者の話です。

再婚したお母さんの相手。
自分がまだ7歳、8歳のときに何度も何度もひどいことをされ、いろいろなポーズをとらされ、写真も撮りました。
そのときはちっちゃかったから何もわかりません。

大きくなって、もしかして、インターネットで、自分の写真が写っているのかなと探してみたら、ありました。
その子の叫びです。

事件から何年も何10年もたっても、写真や映像の残っている被害者は、来る日も来る日も新たに傷つけられ、性暴力を受け続けています。
それは拷問にも等しい苦しみです。

私たち被害者にとって、児童ポルノは、ポルノなどではなく、犯罪や虐待の現場を永久に残した、心をずたずたにする残酷な凶器です。

凶器を持ち続けることを許してはいけません。

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(再掲。アグネス・チャンさん)
写真や映像の残っている被害者は、来る日も来る日も新たに傷つけられ、性暴力を受け続けています

ポルノなどではなく、犯罪や虐待の現場を永久に残した、心をずたずたにする残酷な凶器です

出演強要の被害者の場合も同様です。
性暴力をうけつづけています。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年7月17日

仰る通りです。
佐藤さんには『死にたいなら死ねば』と言い放ってますし。
今後は自分の為に生きなきゃ!

香西咲さん
2017年12月18日

平等って何だっけ?
理不尽な事に慣れ過ぎてもう忘れました。
←無意識にこう感じてる女性は多いと思います。

香西咲さん
2017年12月26日

#WILL #DMM に契約書を交わしていないものの削除要請をこちらが掘り返して全てリストにする様言われて、それはおかしいのでは?との趣旨を突き返したら返答が途絶えました。
何故契約書も交わしていない、しかも上記二社も認めている #AV強要作品 なのに自発的に消そうとしてくれないのか疑問です。

香西咲さん
2018年2月14日

オーセンスの池田康太郎弁護士は #青木亮 の依頼を受け、私に直接連絡して来て『ネガティブ発言するな』等の脅迫めいた発言。

同じくオーセンスの唐木大輔弁護士
は現在の青木亮の弁護を受任。

文春での実名報道から1年半もの間訴えかけていても彼らは無視。
弁護士には良心は無いと思ってしまいます。

香西咲さん
2018年2月22日

#マークスインベストメント
#アットハニーズ
#ARTEentertainment
#青木亮
辞めた後の監視も酷いものです。
毎日チェックしている様です。
Twitterでネガティブ呟いただけですぐに
#オーセンス 弁護士から「印象が悪くなるので止めなさい」と電話ありました。
#AV強要

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(再掲。アグネス・チャンさん)
写真や映像の残っている被害者は、来る日も来る日も新たに傷つけられ、性暴力を受け続けています

ポルノなどではなく、犯罪や虐待の現場を永久に残した、心をずたずたにする残酷な凶器です

この世でわいせつビデオ業界を凌駕する悪は存在しません。
経済面でも、多大の悪影響をあたえています。
有為な女性が生みだすであろう付加価値をなきものにしているのですから。
日本経済のためにもこいつらは駆逐しなければなりません。
政府による早期の殲滅がもとめられます。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

(明日のブログへつづく)



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