昨日のブログで、2日前におこなわれた渋谷駅周辺啓発街頭キャンペーンについてふれました。
当該イベントには、野田聖子総務大臣も参加しました。
(※野田大臣は、女性活躍担当大臣と男女共同参画担当大臣も兼務しています。)
(※下図はNHKニュースより、引用。)
(2018年4月20日 共同通信「東京・渋谷で性被害根絶訴え AV強要、JKビジネス」より、引用。改行を施しています。)
●共同通信
出席した野田聖子女性活躍担当相は、 「女性の性的な被害は社会全体で根絶しなくてはいけない。強い思いを全国に発信したい」 と呼びかけた。 |
(2018年4月20日 朝日新聞「AV強要『街を歩いていただけで』防止へ渋谷でパレード」より、引用。改行を施しています。)
●朝日新聞
野田氏は 「若い女性が被害に遭っている現実を知ってほしい。渋谷から『決して許さない』という思いを全国に発信したい」 とあいさつ。 |
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野田聖子大臣は、財務事務次官によるセクシャルハラスメント問題でも、積極的に発言をおこなっています。
(2018年4月20日 日本経済新聞「野田総務相、女性記者らと懇談へ セクハラ問題受け」より、引用。)
●日本経済新聞
野田聖子総務相は20日の閣議後の記者会見で、女性記者へのセクハラ疑惑で福田淳一財務事務次官が辞任を表明した問題を受け、メディアで働く女性の記者らとの懇談の場を設けると発表した。 |
(SGM村上チーフさんのツイートより、引用。)
●SGM村上チーフさん
<2018年4月20日>
安倍政権は潰れそうなんで次の総理大臣になって欲しいですね。セクハラ問題で自民党の中で一番まともな受け答えをしていると思いますので。まともな良識を持った方が次の総理に相応しいのではないかと。
— SGM村上チーフ (@tttpat2) 2018年4月20日
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野田聖子大臣は、総理候補のひとり、と目されています。
(2018年4月18日 時事通信「野田総務相、総裁選へ推薦人確保に自信」より、引用。)
●時事通信
野田聖子総務相は18日、時事通信のインタビューで、秋の自民党総裁選の対応について「自民党の国会議員になった以上は総裁を目指す」と立候補に重ねて意欲を示し、出馬に必要な国会議員20人の推薦人の確保も「いけるんじゃないか」と語った。 総裁選で重視する政策に関しては、女性活躍が「他の候補と一番差別化できる」とし、地方創生が「大きな柱」と説明した。 |
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(再掲。野田聖子大臣)
「総裁選で重視する政策に関しては、女性活躍が『他の候補と一番差別化できる』」
過日の講演でも自説を主張されています。
(2018年4月21日 朝日新聞「野田総務相『女性を甘く見た日本、様々なひずみが発生』」より、引用。)
●野田聖子 総務大臣(男女共同参画担当大臣)
これまでの日本は私たち女性の力を甘く見て、あてにせずに突っ走ってきたから、様々なひずみが発生している。 |
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2018年4月19日>
これはAV業界だけでなく全ての男性に対して言いたい。 「女だと思って舐めんなよ」 感情を伝える為に敢えて汚い口調、ご容赦下さい。 |
●野田聖子 総務大臣(男女共同参画担当大臣)
私たち女性は大変な目にあってきた。
あまりにも大変な目にあう人が多くてまひしてしまっているが、これからの日本は多様性(が大切)だ。 そうしたマイノリティーの最大派閥である女性が、しっかりとした制度の下で幸せを実感できれば、他の人たちにもいい流れができる。 |
いま起きていることは厳しい、不幸なことが多いけれど、世の中を大きく変える力を持っている。 |
出演強要問題も、香西咲さんのうったえがなければ、ここまで進展することはなかったでしょう。
香西咲さんのAV出演強要のニュースがとうとうAFPにより世界に配信された。
— みゅーとまん (@myuutoman) 2016年10月8日
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2016年12月20日>
ありがとうございます。 国も本腰を入れられたと言うことで、年明けから良い方向に変わって行くでしょう。 私事ですが、いち小市民の意見がマスコミ媒体を通じ世界中まで発信された事には感動しました。 性暴力を受けた時は辛く早まりたい気持ちになりましたが、諦めなくて、早まらなくて良かったと。
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(再掲。野田聖子大臣)
「いま起きていることは厳しい、不幸なことが多いけれど、世の中を大きく変える力を持っている」
香西咲さんが世の中をかえました。
はなしを野田聖子大臣にもどします。
野田氏はこれまで国会議員として、児童ポルノ禁止法の改正に向けて鋭意、活動をしてきました。
同法は1999年に成立しました。
内容は、児童ポルノの販売目的の所持の禁止です。
単純所持については合法となりました。
この法律は議員立法です。
施行3年後の見直し規定が設けられました。
国会議員は国内外の状況を斟酌(しんしゃく)しながら見直しの是非を判断することとなります。
(2003年 野田聖子議員ホームページ「平成15年9月10日 『第156回通常国会を終えて』(その2) 」より、引用。改行を施しています。)
●野田聖子 衆議院議員
先の国会で私が成立に向けて全力を尽くしていた法案の一つに、『児童買春・児童ポルノ禁止法』改正案があります。
衆議院に法案を提出させていただき、青少年特別委員会に付託されたものの、民主党等から趣旨説明要求が出されるなか時間切れとなり、直ちに委員会審議に入ることができませんでした。 現行法が成立した時と同じように、与野党が垣根を越えて全会一致で改正案を通すことができれば、と考え行動してまいりました。 ‘単純所持’と区別しにくい部分を処罰することによって、結果的に、単純所持が恣意的に処罰されることになり、プライバシーの侵害につながる怖れがないか、という懸念があるようです。 |
野田議員がブログでこのようにのべた翌年の2004年に、改正がおこなわれました。
あらたに児童ポルノ画像の送信等についての規定が置かれました。
単純所持の禁止については、先送りとなりました。
(2007年3月30日 INTERNET Watch「『子供ポルノアニメの取り締りには新法を作るべき』野田聖子議員 」より、引用。改行を施しています。)
●INTERNET Watch
野田議員は、児童買春・児童ポルノ禁止法の改正を推進している。
「1つ目は、単純所持の禁止を盛り込みたい。2つ目は、子供ポルノアニメ・漫画の取り扱いに関する法律。これは、数年前にチャレンジしたが、インターネットで散々叩かれた。いずれにしても、児童ポルノ法や児童虐待防止法などを改正して対応したい」 |
「単純所持の禁止を盛り込みたい」
野田聖子議員の思いは、2014年に結実します。
この年の国会で、児童ポルノの単純所持が禁止となりました。
麻薬と同じとりあつかいです。
もっているだけで違法となりました。
過日の参議院法務委員会における若松謙維議員の発言が甦ります。
(参考。当ブログ)
・2018年4月15日(※質疑、応答の全文を掲載。)
□2018年4月12日 参議院 法務委員会 (動画 参議院インターネット審議中継) |
(※音声の文字化は、筆者。)
●若松謙維 参議院議員(公明党。元総務副大臣)
ちょっと質問通告していないので、次回の質問通告の予告をさせていただきますけれども、結局このAV出演強要なんですけれども、制作っていうんですか、ビデオの制作側のとりしまりなんですけれども、結局、日本のいまの社会をみていると、いわゆるホテルに行くと簡単に犯罪を犯している映像が出ている。 それ、簡単にアクセスできる。 そして街のなかには、アダルトビデオが売っている。 |
いま日本の社会のどれだけモラルがですね、いわゆる後退しているのか。 |
やはり社会の受け皿を、いまのような状況を、見過ごしたんじゃかわらないと思います。
ニーズがあるわけですから。 そこをちょっとこれからも検討していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 |
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与党の若松議員はこうのべています。
アダルトビデオ(わいせつビデオ)は違法である。
こうしたものが流通していること自体、おかしい、と。
出演強要問題を担当しているのは野田聖子男女共同参画担当大臣(総務大臣)です。
(参考。関係府省対策会議の構成人員)
議長 内閣府特命担当大臣(男女共同参画)
議長代理 内閣府男女共同参画局長
構成員 内閣府大臣官房政府広報室長
警察庁生活安全局長
消費者庁次長
総務省大臣官房総括審議官
総務省総合通信基盤局長
法務省大臣官房司法法制部長
法務省刑事局長
法務省人権擁護局長
文部科学省生涯学習政策局長
アダルトビデオ(わいせつビデオ)の単純所持が禁止となれば、すべてのことが解決します。
はたしてどうなるのでしょうか。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2016年9月20日>
青木りょうさんへ 5年間を返して下さい 死にたい |
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世の人々は香西咲さんを死の淵に追いやったわいせつビデオ業界を絶対にゆるしません。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
(明日のブログへつづく)
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