昨日、渋谷駅周辺啓発街頭キャンペーンがおこなわれました。
渋谷区にはわいせつビデオとかかずらう(関係する)プロダクションが巣くっています。
当該啓発活動は昨年からはじまりました。
今年で2回目です。
詳細は以下のとおりです。
(2018年4月18日 内閣府男女共同参画局 「AV出演強要・「JKビジネス」等被害防止月間における渋谷駅周辺啓発街頭キャンペーンの実施について」より、引用。)
●内閣府男女共同参画局
4月は「AV出演強要・『JKビジネス』等被害防止月間」です。
政府では、昨年5月の関係府省対策会議においてとりまとめた今後の対策において、進学、就職に伴い若者の生活環境が大きく変わる4月を被害防止月間と位置づけ、関係府省が相互に連携しつつ、政府一体となって必要な取り組みを集中的に実施することとしています。 内閣府では、この月間に合わせて、以下のとおり渋谷駅周辺啓発街頭キャンペーンを行います。 |
<日時> ・平成30年4月20日(金) ・17:00~18:00 <場所> <主催> <内容> |
<出席者> ・野田聖子女性活躍担当・男女共同参画担当大臣 ・橘ジュン氏(特定非営利活動法人BONDプロジェクト代表) ・藤原志帆子氏(特定非営利活動法人人身取引被害者サポートセンターライトハウス代表) ・くるみんアロマ氏(YouTuber兼社会活動家) ・内閣府・男女共同参画局長 ・警察庁・生活安全局長 ・警視庁・生活安全部長 ・警視庁・渋谷警察署長 ・渋谷区長 ・他 |
報道をみてみます。
NHK
(2018年4月21日 NHK「同意ないAV出演など女性の性被害根絶を訴える」より、引用。)
この催しは、内閣府や警視庁などが主催し、およそ100人の一般の人のほか、野田女性活躍担当大臣も参加しました。 |
NHKはニュースのなかで、実際に被害に遭ったかたの声を紹介しました。
(※音声の文字化は、筆者。)
●アナウンサー
どのような手口があるのか。 アダルトビデオに同意なく出演させられたという20代の女性です。 きっかけはモデルの仕事に誘われたことでした。 しかし、仕事の当日になって、実際はアダルトビデオの撮影だ、とわかったということです。 ![]() |
●被害者の女性(20代)
涙が流れ続けても撮影はつづいたし。![]() 苦しくて、気持ち悪いな、って思いながら、ぜんぜんわたしの意見なんて聞いてもらえなかったし。 ![]() |
●アナウンサー
撮影を拒否しようとすると、事務所(プロダクション)は高額な違約金を請求。 女性は、応じるしかなかった、と言います。 |
●被害者の女性(20代)
「1本、100万円かかるから、それ払える」 って言われて。 ![]() 学生なんですよ。 そんなの払えるわけないんですよ。 だれの目にとまっているんだろう、って思って。 |
●NHK
国は今月を被害の防止月間に定めていて、各地でさまざまな啓発活動を行うほか、警視庁などは関係機関と連携して、違法行為の取締りを強化することにしています。 |
業界人はこれからも、上述の行為を営々とつづけることでしょう。
犯罪をおこなわなければ成り立たないのですから。
出演強要を根絶するための方策はただひとつです。
わいせつビデオ業界を殲滅する。
これしかありません。
共同通信
(2018年4月20日 共同通信「東京・渋谷で性被害根絶訴え AV強要、JKビジネス」より、引用。改行を施しています。)
警視庁の市村諭生活安全部長は 「AVへの出演やJKビジネスでの稼働を強制される被害に遭う機会が増加している。取り締まりや街頭での補導活動強化を図る」 と強調した。 |
朝日新聞
(2018年4月20日 朝日新聞「AV強要『街を歩いていただけで』防止へ渋谷でパレード」より、引用。改行を施しています。)
パレードには、居場所のない少女らを支援するNPO代表や、実際に被害に遭ったユーチューバー兼社会活動家のくるみんアロマさん(27)も参加した。 くるみんさんは 「私は街を歩いていただけで被害に遭った。みなさんもひとごとではない」 と呼びかけた。
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弁護士ドットコム
(2018年4月20日 弁護士ドットコム「『AV出演強要』渋谷で根絶訴えるキャンペーン、被害者『みなさんも他人事ではない』」より、引用。)
AV出演強要の問題に取り組んでいるNPO法人ライトハウスの藤原志帆子さんによると、この数年で、ライトハウスに300件以上の被害相談があったという。 |
公明新聞
(2018年4月21日 公明新聞「『出演強要』被害防げ 渋谷で啓発キャンペーン 佐々木さんらが参加」より、引用。改行を施しています。)
公明党AV(アダルトビデオ)出演強要問題対策プロジェクトチーム(PT)の佐々木さやか座長(参院議員)は20日、東京都渋谷区内で行われたAV出演強要や女子高生らによる親密な接客を売りにした「JKビジネス」などの被害防止キャンペーン(内閣府など主催)に参加し、関係者と意見を交わした。
これには、竹谷とし子参院議員のほか、栗林のり子都議、地元区議が参加した。
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NPO法人「人身取引被害者サポートセンター ライトハウス」の藤原志帆子代表らと意見を交わした佐々木座長は、 「今後も啓発や被害防止対策、被害者支援に全力で取り組む」 と語った。 |
公明党はいま、諸悪の根元であるメーカーの違法性を問おうとしています。
9日前の国会審議であきらかになりました。
(参考。当ブログ)
・2018年4月15日(※質疑、応答の全文を掲載。)
□2018年4月12日 参議院 法務委員会 (動画 参議院インターネット審議中継) |
(※音声の文字化は、筆者。)
●若松謙維 参議院議員(公明党。元総務副大臣)
ちょっと質問通告していないので、次回の質問通告の予告をさせていただきますけれども、結局このAV出演強要なんですけれども、制作っていうんですか、ビデオの制作側のとりしまりなんですけれども、結局、日本のいまの社会をみていると、いわゆるホテルに行くと簡単に犯罪を犯している映像が出ている。 それ、簡単にアクセスできる。 そして街のなかには、アダルトビデオが売っている。 |
いま日本の社会のどれだけモラルがですね、いわゆる後退しているのか。 |
やはり社会の受け皿を、いまのような状況を、見過ごしたんじゃかわらないと思います。
ニーズがあるわけですから。 そこをちょっとこれからも検討していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 |
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若松議員の問題提起はいつおこなわれるのでしょうか。
(2018年4月20日 産経新聞「麻生太郎氏辞任を否定 野党は審議拒否、23日の予算委は先送り」より、引用。改行を施しています。)
●産経新聞
麻生氏の辞任を求める立憲民主党など6野党は反発し、20日の国会審議や与党側との日程協議を拒否した。 衆院内閣、厚生労働両委員会は、自民、公明両党と日本維新の会だけが出席して質疑を行った。 |
野党の審議復帰の見通しは立っておらず、働き方改革関連法案などの審議への影響は避けられない情勢だ。 |
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審議の再開がまたれます。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2017年11月10日>
人生ある地点の通過儀式だと思えば良いのかな 最後まで逃げなかった自分を褒める事にしますね |
●香西咲さん
<2017年11月11日>
強要問題が勃発した時に真っ先に逃げたのも青木亮率いるアットハニーズ。 |
●香西咲さん
<2017年12月8日>
仰る通りですね。 2016年は週刊文春さん始めメディアの方々 2017年は人権団体の方々や議員の先生方、精神科医の先生 2018年は…どうなるのでしょうか 自己主張は苦手だし頭もキレるわけでもなく…ただ逃げなかっただけでこれだけの方々に愛の手を差し伸べて頂きました。 |
●香西咲さん
<2018年4月17日>
セクハラ、AV強要…現実を直視するだけで本当に苦しい。 逃げたい。けど逃げない。 自分の未来は自分で決める! |
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そう遠くないうちに、わいせつビデオ業界は社会から放逐されることでしょう。
あともうすこしです。
すべてが解決します。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
(明日のブログへつづく)
香西咲さんを勝手に応援するサイトへ
>>「1本、100万円かかるから、それ払える」
怖い話ですね、実際に請求してくるケースもありますからね、実際に
払わないと悪徳弁護士の登場です。
労働相談員、法務省・人権擁護委員など兼務している人物がそういう訴訟や
請求をしてくるので、被害者は余計に怖いと思います。