1週間前の4月11日のことです。
株式会社neos社長の国分恵介が逮捕されました。
同社は、「ファンスタープロモーション」という名前のプロダクションを経営しています。
詳細につきましては、過日の当ブログをご覧ください。
(参考。当ブログ)
・2018年4月13日
・2018年4月14日
withnewsの記事を参照します。
(2018年4月14日 withnews「AV強要『適正プロダクション』までも…いまだ『改善』期待できず」より、引用。)
●withnews
逮捕された社長が率いるAVプロダクションのHPをチェックしました。 |
●withnews
トップページ下段には「AVのお仕事は危ないと思っている女の子へ」向けた「メッセージ」があります。 |
ファンスタープロモーションのホームページをみてみます。
(※下図はファンスタープロモーションのサイトより、引用。)
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●withnews
このプロダクションは「隠さない、誤魔化さない、強要しない、もっとクリアな プロダクションを目指して」いるそうです。 |
(※下図はファンスタープロモーションのサイトより、引用。)
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●withnews
「女の子の『意思』を尊重し、本人の意に反した撮影等を行わないことを誓います」「曖昧(あいまい)な説明や透明性のない対応は、お互いにとってもよくありません」と続きます。 |
(※下図はファンスタープロモーションのサイトより、引用。)
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●withnews
HP内の「よくある質問」には、気になる記述がありました。
それは「AVモデル・女優のお仕事をしてもバレないって本当ですか?」の質問です。 回答は「残念ながら『絶対にバレません!』とは言いきれません」としつつも、「作品を見られてバレるといったケースはかなりレアです。 |
(※下図はファンスタープロモーションのサイトより、引用。)
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●withnews
さらに「でもバレないか不安です」の追加質問には、次のように答えています。
「実際にバレてしまった女の子の多くは『いきなり羽振りがよくなったことを追及されて、うまくごまかせなかった』『予定を書き込んだ手帳を見られた』『ついついお仕事の話をしてしまった』といった、個人の管理の甘さがほとんどです」 |
(※下図はファンスタープロモーションのサイトより、引用。)
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ファンスタープロモーションは、日本プロダクション協会(JPG)の一員です。
(日本プロダクション協会「加盟プロダクション一覧」より、引用。)
●加盟プロダクション一覧
ARROWS C-more エンターテインメント GREEN エルプロモーション オールプロモーション カプセルエージェンシー クルーズグループ ディアスグループ ティーパワーズ ナックス バンビプロモーション・B star ファンスタープロモーション マインズ リンクス |
プロダクションを束ねる日本プロダクション協会(JPG)とは、どのような団体なのでしょうか。
同協会のホームページをみますと、設立の目的が書かれています。
●日本プロダクション協会(JPG)
<JPG設立の目的> 本協会は、会員である適正AVプロダクションが主導をして、業界を自浄し、健全化を推進するために設立されました。 法令の遵守、実演家等の人権の確立と尊重、業界の地位向上および更なる発展のために邁進し、我が国の娯楽文化の清栄に寄与していくことを目的とします。 |
日本プロダクション協会は一昨日、謝罪の文章を公開しました。
(KAZEさんのツイートより、引用。)
●KAZEさん
<2018年4月17日 >
自称適正AVと主張する日本プロダクション協会が、会員ファンスター社長国分(元ロータス社員)のAV強要による逮捕について声明をだしたようですが、
ファンスターとも国分とも説明がなく元ロータスといってるだけ。善も逮捕されたのに無視か?どうなってんだ?https://t.co/0NQrX9U5nV声明.pdf— KAZE (@yap00s) 2018年4月17日
声明 (ロータスグループ元社員の逮捕報道を受けて) 2018年4月16日 一般社団法人日本プロダクション協会 |
一部分を引用します。
●日本プロダクション協会(JPG)
逮捕されました本件逮捕者は、当協会会員の法人の代表者であることから、当協会としての公式声明を発表いたします。 |
(再掲)
●加盟プロダクション一覧
ARROWS C-more エンターテインメント GREEN エルプロモーション オールプロモーション カプセルエージェンシー クルーズグループ ディアスグループ ティーパワーズ ナックス バンビプロモーション・B star ファンスタープロモーション マインズ リンクス |
●日本プロダクション協会(JPG)
しかしながら、現時点においては、未だ司法の判断も下されておらず、本件逮捕者の身柄も拘束されている状況ですので、司法の判断を待ち、当協会としても独自の事実関係の調査を実施した上で、しかるべき結論を出したいと考えております。 |
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(再掲。日本プロダクション協会)
「独自の事実関係の調査を実施」
今回逮捕された国分恵介が出演強要をおこなったのは、一昨年(2016年)の2月29日ごろのことです。
この件とは別に、ちょうどこの年、メーカー団体のIPPAが調査をおこなったことがあります。
(2017年3月2日 日刊SPA!「『AV女優の手のひら返しに戸惑い…』AV出演を“強要”したとされる男たちが、ついに重い口を開いた」より引用。改行を施しています。)
●IPPA(メーカー団体)
昨年(2016年)6月に伊藤弁護士をはじめとするHRNの方が我々のところに来て、強要問題があるというから、そりゃ驚きましたよ。 HRNが公表した報告書には、 「AVの撮影現場で水12リットルを飲ませた」 「逃げようとした女優を追いかけて羽交い締めにして現場を続行させた」 などの記述があり、これが本当なら絶対に助けなければいけない。 そう考えて加盟各社に照会したんですが、残念ながら我々の調査では一件も見つからなかった。 |
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(再掲。日本プロダクション協会)
「独自の事実関係の調査を実施」
日本プロダクション協会はこれから、どのような調査をおこなうのでしょうか。
見物(みもの)です。
(辻丸さんのツイートより、引用。)
●辻丸さん
<2018年4月17日>
日本プロダクション協会声明(ロータスグループ元社員の逮捕報道を受けて)
「本件逮捕者は当協会会員の法人の代表者である」
「万が一にも一部の報道で指摘されている出演強要が事実であった場合」「厳格な処分を検討せざるを得ません」
代表者等の名前は一切無し!いつの間にか会員数が14社から40社に! https://t.co/ye92FAd0Jf— AV落人辻丸 (@kohe000) 2018年4月17日
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先述のとおり、日本プロダクション協会は設立の目的のところでこうのべています。
「法令の遵守を目的とします」
と。
人々は皆、思っています。
警察はいつ、日本プロダクション協会を殲滅するのだろう、と。
このものたちの日々のおこないは、以下の法律に違反しています。
(職業安定法)
●第63条
次の各号のいずれかに該当する者は、これを1年以上10年以下の懲役又は20万円以上300万円以下の罰金に処する。
二 公衆衛生又は公衆道徳上有害な業務に就かせる目的で、職業紹介、労働者の募集若しくは労働者の供給を行つた者又はこれらに従事した者 |
(労働者派遣法)
●第58条
公衆衛生又は公衆道徳上有害な業務に就かせる目的で労働者派遣をした者は、1年以上10年以下の懲役又は20万円以上300万円以下の罰金に処する。 |
(刑法)
●第182条
(淫行勧誘) 営利の目的で、淫行の常習のない女子を勧誘して姦淫させた者は、3年以下の懲役又は30万円以下の罰金に処する。 |
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3月23日の参議院法務委員会で、仁比聡平議員がつぎのようにのべました。
(参考。当ブログ)
・2018年3月24日(※質疑、応答の全文を掲載。)
□2018年3月23日 参議院 法務委員会 (動画 参議院インターネット審議中継) |
(※音声の文字化は、筆者。)
●仁比聡平 参議院議員(日本共産党)
この1年のとりくみで、この、契約だとか、あるいは演出だとか言いながら、AV業界の異常さがはっきりした、と思います。 |
この女性たちの、いわば、人生と尊厳をですね、食い物にして儲けを漁(あさ)る。 そうした輩(やから)をどうするのか、と。 |
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(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2016年7月17日>
仰る通りです。 佐藤さんには『死にたいなら死ねば』と言い放ってますし。 今後は自分の為に生きなきゃ! |
●香西咲さん
<2017年11月30日>
#アットハニーズ 所属時代は契約書も撮影本数分貰えない(不定期)ので理由を坂上孝志マネに聞いても『分からない』。 #青木亮 はいつも不在。 CAが必ず撮影の度に契約書を交してると言っている。 #青木亮 とCAどちらが嘘つき? |
●香西咲さん
<2018年2月15日>
まさか人を散々死の直前まで追いやりながら、自分達が無傷で居れるとでも?
人生は上手く出来てますよね。 |
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一日も早く業界がつぶれることを願っています。
業界人が苦しみ、のたうちまわり、朽ち果てていく姿を眺めさせていただきます。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
(明日のブログへつづく)
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