5日前に第4回関係府省対策会議が開催されました。
(参考。当ブログ)
<第4回関係府省対策会議に関する記事>
・2018年3月27日(火)
・2018年3月28日(水)
・2018年3月29日(木)
・2018年3月30日(金)
2日前、同会議で提示された資料が公開されました。
●第4回関係府省対策会議で配布された資料
1 「いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・『JKビジネス』問題等に関する今後の対策」主な成果(平成29年度) |
本日は、上述の「3」の資料を参照します。
(※下図は、3 平成30年度「AV出演強要・『JKビジネス』等被害防止月間」実施予定施策一覧より、引用。)
標題は、
「被害防止月間実施予定施策一覧」
となっています。
全部で4頁からなります。
周知のとおり4月は被害防止月間です。
(※下図は、政府広報オンライン「平成30年4月の行事概要」より引用。
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既出の3 平成30年度「AV出演強要・『JKビジネス』等被害防止月間」実施予定施策一覧をみますと、この春におこなわれる施策の内容がわかります。
まずは、現在実施中のものからみてみます。
現在、実施中のもの(主なもの)
●政府広報の実施
3月下旬~5月上旬
内閣府
関係府省庁との緊密な連携の下、主に若年層の女性及びその保護者等に対して、注意喚起や相談窓口の周知を図るため、インターネット、新聞、ラジオ、交通広告、街頭ビジョン、リーフレット作成等各種媒体を活用した広報を実施する。 |
(例)
3月24日、新聞各紙に、以下の広告が掲載されました。
・PDF版(内閣府)
(※一部を拡大)
掲載紙は以下のとおりです。
・掲載紙一覧(内閣府)
朝日新聞、毎日新聞、読売新聞、日本経済新聞、産経新聞、北海道新聞、東京・中日新聞、西日本新聞、釧路新聞、十勝毎日新聞、苫小牧民報、室蘭民報、函館新聞、東奥日報、陸奥新報、デーリー東北、秋田魁新報、北羽新報、岩手日報、岩手日日、山形新聞、河北新報、福島民報、福島民友、上毛新聞、茨城新聞、下野新聞、千葉日報、神奈川新聞、埼玉新聞、新潟日報、北日本新聞、北國・富山新聞、福井新聞、日刊県民福井、信濃毎日新聞、長野日報、山梨日日新聞、静岡新聞、岐阜新聞、中部経済新聞、市民タイムス、奈良新聞、京都新聞、神戸新聞、伊勢新聞、紀伊民報、山陽新聞、中國新聞、日本海新聞、山陰中央新報、島根日日新聞、山口新聞、宇部日報、四國新聞、愛媛新聞、徳島新聞、高知新聞、佐賀新聞、長崎新聞、大分合同新聞、熊本日日新聞、宮崎日日新聞、夕刊デイリー、南日本新聞、琉球新報、沖縄タイムス、南海日日新聞、八重山毎日新聞、宮古毎日新聞 |
(内訳)
・全国紙 5
・地方紙 65
(※一部を拡大)
今回なぜか、被害の対象として、デートレイプドラッグが付け加わりました。
「デートレイプドラッグ」
伊藤詩織さんの事件が甦ります。
(2017年5月31日 日刊スポーツ「詩織さん「デートレイプドラッグを」インタビュー1」より引用。改行を施しています。)
●日刊スポーツ
(タクシー運転手の)証言によると、タクシーをホテルに向かわせようとする山口氏(山口敬之元TBSワシントン支局長)に対し、詩織さんは当初、何度も 「駅で降ろしてください」 と話していたが、その後、ホテルに行く同意はないまま詩織さんが静かになり、ホテルで降りる時には自力で動けず、山口氏が詩織さんを抱えて降りたという。 詩織さんはワインや日本酒を問わず |
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政府が現在実施中の施策をつづけます。
●取締り等の強化
実施中
法務省
若年層を対象とした性的な暴力に関し、検察当局においては、関係法令を積極的に適用するなどして、厳正に対処する。 |
「関係法令を積極的に適用する」
今後、業界人を不起訴にすることだけはやめてほしいものです。
つぎは4月に実施が予定されているものをみてみます。
●警察庁
平成30年(2018年)4月中
各種法令を適用した厳正かつ積極的な取締りの推進
関係機関等とも連携し、関係機関等から警察に提供のあった情報も踏まえ、アダルトビデオ出演強要問題については、強制性交等罪(強姦罪)、強要罪、淫行勧誘罪、労働者派遣法等の(JKビジネスについては省略)各種法令を適用した厳正な取締りを推進する。 |
(やまもと寅次郎さんのツイートより、引用。)
●やまもと寅次郎さん
<2018年3月16日>
そうそう。取り調べの中で「紙(雑誌)の次は動画(AV)やるから」って、ハッキリ言ってたみたいで。優先順位があるみたいね。オリンピックに向けてのアダルト浄化。4月から本格的に動くって話が出てるけど。 https://t.co/UkyBYdzc1D
— やまもと寅次郎 (@torachan55) 2018年3月16日
<2018年3月19日>
さぁ~て、今週あたりからまた、情報収集に動こうかな。4月から本格的に警察の治安対策と環境浄化の動きが活発化しそうだから。アダルト浄化に関しては、AVがトップに来ているって話も出てるしね。
— やまもと寅次郎 (@torachan55) 2018年3月19日
警察庁は、5日前の第4回関係府省対策会議で、4月中のとりしまりを明言しました。
適用する法律は以下のとおりです。
●強制性交等罪(強姦罪) ●強要罪 ●淫行勧誘罪 ●労働者派遣法等 |
淫行勧誘罪もふくまれています、
警察は依然として、アダルトビデオの撮影は淫行、と認識しているようです。
メーカーとプロダクションを管理売春で摘発する伏線なのかもしれません。
4月のとりしまりで期待されるのは、強制性交等罪(強姦罪)の適用です。
□青木亮
□大西敬
□高畠典子
□坂田恵理子
□坂上孝志
□A-TEAM 飯田正和
□メーカー関係者
□T総研のY
□その他
この3月をもって、川奈まり子さんが、AVAN代表の座を退くこととなりました。
一昨日、AVANのホームページで発表されました。
もっとも、退任の件につきましては、早い段階でご本人が告知をされていましたが。
(川奈まり子さんのツイートより、引用。)
●川奈まり子さん
<2018年3月18日>
https://twitter.com/MarikoKawana/status/975273568756842496
「正式な発表は月末になりますが、すでに顧問団や支援者、AVANのメールマガジンの読者さんにはお伝え済みです」
https://twitter.com/MarikoKawana/status/975281004993638400
「AVANを退いたら、特に意見を求められない限り、AV業界の活動には当分関わらないつもりでした」
賢明な判断であると考えます。
(トルセル@中のひとさんのツイートより、引用。)
●トルセル@中のひとさん
<2018年2月26日>
AV人権倫理機構。
親方日の丸の管理売春機構になりそうなソース。女優の個人は置いてきぼり。#AV強要 pic.twitter.com/AEV7ojtsdV— トルセル@中のひと (@torusellstuff) 2018年2月26日
「親方日の丸の管理売春機構になりそうなソース」
(2018年2月16日 毎日新聞「AV問題 「人権に配慮」 統一契約書の中身とは?」より、引用。)
●毎日新聞
統一契約書には 「ヌード撮影、性行為を伴うAV撮影」 と明記され、出演者は 「何ら強制・欺罔(ぎもう)されることなく自らの意思で決意した」 と認めた上で署名することになる。 |
今後は共謀罪の適用もありえます。
業界に未来はありません。
もうおわりです。
(再掲)
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2018年2月19日>
昨日から胃痙攣 頭や喉~食道~胃まで全部痛くて 死ぬかと思ったヾ(:3ヾ∠)_ 大事な時期に何も出来ずに時間を過ごすのは辛いですね。 |
(うてなはすのさんのツイートより、引用。)
●うてなはすのさん
<2018年2月19日>
具合が悪いのは被害を受けたから、そして加害者が罰を受けていないからです。理不尽だと思うと悔しさやストレスが増えます。無駄な時間だと思わないようにして下さい。何もしていないのに殴られたら痛いし、それを耐えて治癒につなげる時間だと思っていただければ…応援しています。
— うてなはすの (@hasunoutena) 2018年2月19日
具合が悪いのは被害を受けたから、そして加害者が罰を受けていないからです。 理不尽だと思うと悔しさやストレスが増えます。 |
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あともうすこしです。
犯罪たちはかならず牢屋にぶちこまれます。
政府はわいせつビデオ業界を殲滅します。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2016年7月15日>
アットハニーズ青木亮に飼い殺しにされてた頃に出逢った本。
#夜と霧
自分と重なる部分が多い
あの時の日々はまさにアウシュビッツ強制収容所。『歴史は繰り返される』巷でも耳にするフレーズと地獄の日々により歴史を再び学び始めました pic.twitter.com/Iqqpk5clbr
— 香西咲 ~Saki Kouzai~ (@kouzaisaki) 2016年7月15日
(ヴィクトール・E・フランクル著 池田香代子訳「夜と霧 新版」みすず書房より、引用。)
「どんなに絶望的な状況でも、私は希望を捨て、投げやりになる気はない」
「未来は誰にもわからない」
「あなたの心の中の宝物は、この世のどんな力も奪えないのだ」
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フランクルは、
「未来は誰にもわからない」
とのべています。
ちなみに、出演強要問題についてはちがいます。
もう先がみえています。
わいせつビデオ業界は早晩、つぶれます。
犯罪者たちは皆、逮捕されます。
香西咲さんは再生します。
このことだけはわかります。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
(明日のブログへつづく)
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