水井真希さんという女優がいます。
<2018年2月26日>
何故、笑顔を見せてはいけないのですか
性暴力被害に遭った経験のある者が、
自らの被害や性暴力問題を語る時に、
笑顔だろうが泣き顔だろうが、
誰にも文句を言われる筋合いはない#WeToo pic.twitter.com/lkLxFDIGOv— 水井真希 (@mmizui) 2018年2月26日
水井真希さんは、性犯罪の被害者です。
(2017年7月20日 毎日新聞「許さない 性暴力の現場で(第2部)/2 訴えが次の被害防ぐ 自らの事件を描いた映画監督・水井真希さん /群馬」より引用。改行を施しています。)
●毎日新聞
それは約10年前のことだった。 深夜に歩いて家に帰っていた時、突然後ろから男に羽交い締めにされた。 刃物を突きつけられ、車に拉致された。 一晩中、車に監禁され、強制わいせつの被害を受けた。 |
(略。)
結局、警察に行くのはやめた。 |
(略。)
3カ月後--。 知人の男性との雑談の中で何気なく被害のことを話した。 「今すぐ警察に行くよ!」 男性の切迫した様子を見て、「こんなに重大なことだったんだ」と気づいた。 その後、母と警察署に行き、被害の状況を説明した。 |
(略。)
3年後、犯人が捕まる。
そこで、他にも被害者がいることを知った。 自分が最初の被害者だった。 「被害をすぐに届けなかった私が悪かったのか」 |
(略。)
性暴力の被害者には「私が悪かったからだ」と自分を責め、だれにも相談できないまま泣き寝入りしている人も少なくない。
「『あなたは何も悪くない』と言ってあげたい」 「辛辣(しんらつ)に聞こえるかもしれない。でも、あなたがその被害を訴えることによって、他の子を守れる可能性がある。 |
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(再掲。水井真希さん)
「あなたがその被害を訴えることによって、他の子を守れる可能性がある」
香西咲さんは2016年7月7日に、週刊文春で出演強要の実態をあきらかにしました。
実名で告発をしたのは香西咲さんがはじめてです。
(2016年7月29日 毎日新聞「AV出演強要 香西咲さん『私はこうして洗脳された』」より、引用。改行を施しています。)
●毎日新聞記者 なぜそこまで覚悟を決められた? ●香西咲さん |
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水井真希さんは自身の体験をもとにして映画をつくりました。
タイトルは、
「ら」
です。
●水井真希さん
<2018年3月6日>
3月7日は
映画【ら】公開記念日!首都圏のある街で実際に起きた、連続少女暴行拉致事件
被害当事者が描く、リアルな実体験と精神世界監督:水井真希
出演:加弥乃 小場賢 ももは 衣緖菜#MeToo #WeToohttps://t.co/DezDsJHRe2— 水井真希 (@mmizui) 2018年3月6日
(参考)
・cinemacafe.net
「ら」は国会でもとりあげられました。
(2015年4月15日 衆議院 法務委員会「会議録」より引用。)
●重徳和彦 衆議院議員(維新の党【※現在は、無所属】)
(略)、きょうは、前回も少しテーマにさせていただきましたけれども、(略)、恐らく、泣き寝入りをしてしまっているケースで、特に、性犯罪、児童虐待といったものについては、司法の世界で本当は裁かれなきゃいけない加害者がそこらじゅうにいるのではないか、こういう認識でおります。
私、皆さんにも資料を配付しておりますが、最近、ある映画を見ました。
水井真希さんというモデルさんなんですが、その方が監督をした「ら」という映画であります。
連続少女暴行拉致事件、水井監督みずからの体験をもとにした映画で、小さな映画館で短期間やっている、全国でロードショーをやっておりますので、東京渋谷でも3月に10日間ほどやっていたので、私も見に行きました。
来週あたりは名古屋で数日間、その後は大阪とか松山とかでも上映するようです。
本当に陰惨な内容の映画でありまして、実際にあった性犯罪で、3人の女性の方が被害者であります。
その映画に登場する1人目の方は、アルバイトからの帰りがけの夜道で、目や口をガムテープで塞がれて、手足をぐるぐる巻きにされて、車で拉致をされるという事件。
そして、同一犯人なんですけれども、2人目は女子高生、顔面を殴打して車の中で犯行に及ぶ。
それから、3人目の方は、駅から自転車に乗って、アパートの前でおりて、アパートに入ろうとしたところをナイフで顔面を切りつけられる、こういうような事件。
これを描写した映画でありまして、かつ、主人公のPTSDの状況を描写した場面もあります。
森の中で被害女性が倒れ込んでいるんですけれども、足にガラスの破片のようなものがたくさん埋め込まれている、それを取り出そうとして非常に痛むとか、リストカットをする場面とか、そういうものが出てくる、本当に陰惨、陰うつな気分になるような映画であります。 |
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(再掲)
「足にガラスの破片のようなものがたくさん埋め込まれている、それを取り出そうとして非常に痛む」
PTSDとはこのような感じなのでしょうか。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2016年12月19日>
年明けのPTSDやフラッシュバックの治療が楽しみです。 投げやりだった人生でしたが、業界内外の方々やファンの方々の愛情を感じる事ができ今やっと前向きに人生を考え直そうという気持ちになって参りました。 少しづつですが。 どうかこれからも温かく見守って頂けたら幸いです。ありがとうございます |
●香西咲さん
<2017年12月18日>
(前略。) 近況報告ですが引退から2週間後のHRN院内集会から活動を再開し、PTSDと闘いながらも着々と事は進んでおります。 時間はかかるでしょうが来年に期待します。 |
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●重徳和彦 衆議院議員(維新の党【※現在は、無所属】)
男性にとっての性犯罪に対する受けとめ方とそれから女性にとっての受けとめ方、これは全然違うと思うんですね。
だから、私は男性ですから、PTSDを描写した場面なんというのも、そういう映画を見て、性犯罪の被害を受けた女性というのはこんな思いになるんだなということを感じるわけであります。 |
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ぼくには未知の領域です。
まったくわかりません。
なさけないことですが。
●重徳和彦 衆議院議員(維新の党【※現在は、無所属】)
男ですから、別に夜道を一人で歩いていても怖くないんですよね。
女性の方は怖い。
鍵をあけっ放しで家の中にいて、風呂に入ろうと何しようと、男は平気なんですけれども、女性はそうではないと思います。
本当に感覚がやはり男と女では違いますので、水井監督は、男性の方にもぜひ見てもらいたいという思いでこの映画をつくったというようなことでございます。
そして、資料には、水井真希さんのインタビュー記事なんですけれども、その中には、御本人が実際に被害を受けた、その後警察に連絡をしたら、住んでいる市の警察署から事件があった市の警察署の方に回された、そっちでもまた細かく話をしたら、今度は刑事課の方でその話はしてくれとそちらにたらい回しになりまして、そして話をしたら、今度は親と相談してからまた来てくれと言われて、また来たということ。 |
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このあたりのことは、既出の毎日新聞を読むとわかります。
(引用)
●毎日新聞
翌朝、解放され、110番通報した。 「今どこですか?」と聞かれ、自宅だと告げると「警察署にかけて」と言われた。 最寄りの警察署に電話すると、「発生(拉致された)場所を管轄するのは別の警察署。 そっちに電話して」 その警察署で、また一から同じ話をした。 最後に、年齢を聞かれた。 未成年だと分かると、親と一緒に来るよう促された。 また同じことを説明させられるの? 疲れてしまい、電話を切って寝てしまった。 |
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●重徳和彦 衆議院議員(維新の党【※現在は、無所属】)
今は、県によってはワンストップセンターというものが警察にも設置されているところもあって、ですから、同じ話を4回も5回もしなければいけないということも、その回数を極力減らしていけるように支援をしてくれる、そういう仕組みも少しずつできているので、性犯罪被害者はワンストップセンターを利用してほしいというようなことが書いてあるわけなんですね。
そして、水井さんは、とにかく、被害に遭った方に、あなたは何も悪くないんだということを伝えたいんだということをおっしゃっています。
被害者が悪いのではない、全ては性犯罪を犯した加害者側が悪いんだということ、これをまさに社会が認めること、これが裁判での有罪判決だと思うんです。 |
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(再掲)
「被害者が悪いのではない、全ては性犯罪を犯した加害者側が悪いんだ」
「これをまさに社会が認めること、これが裁判での有罪判決だ」
出演強要につきましては、すでに有罪判決が出されているのではないでしょうか。
国民は皆、出演強要をおこなった加害者側が悪い、とみとめています。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2016年10月13日>
自分の被害も発信しちゃ行けないのかぁ。 こんな状況だから名乗り出たくても怖くて出れる女優なんている訳がないし浄化進まないのも当然。 名乗り出た張本人が追い詰められて終わり。 ましてや被害者が悪いかの様な扱い。 (後略。) |
●香西咲さん
<2016年12月31日>
①皆様にご挨拶 今年は激動の1年でした。 週刊文春さんが出た頃はまるで人身売買された私が悪いかの様な意見に心苦しめられました。 理解を得るまでにも時間がかかり、四面楚歌の状況に辛い事ばかりで死にたいとも思いました。 → |
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いまはちがいます。
□青木亮
□大西敬
□高畠典子
□坂田恵理子
□坂上孝志
□A-TEAM 飯田正和
□メーカー関係者
□T総研のY
□その他
こいつらが悪い、です。
人々の認識は、こいつらは性犯罪者である、です。
香西咲さんが世の中の有り様をかえました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。 私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。 |
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●重徳和彦 衆議院議員(維新の党【※現在は、無所属】)
ですけれども、実際には、そんなプロセス、司法プロセスに入るまでに、この間申し上げましたように、子供の場合は児童相談所もかかわる、そして警察の捜査、取り調べもあり、そしてさらに検察、そして裁判という、何度も何度も、繰り返し繰り返し供述を求められ、それでもあなたは何も悪くないんだなんという気分にはならないと思うんですね。
そして、最後、判決が出たら、それはそれでもちろん社会によって裁かれたということになると思うんですが、そこに至るまでが余りに長く、また負担が大きいということだと思います。
そういう意味で、性犯罪被害者の手続上の負担の軽減、これに全力を挙げるべきではないかと思うんですけれども、上川大臣、いかがでしょうか。
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このつづきにつきましては明日のブログでご紹介をさせていただきます。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
(明日のブログへつづく)
香西咲さんを勝手に応援するサイトへ
望まぬ性的撮影1割=モデル、アイドルで被害―内閣府調査
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180323-00000114-jij-pol
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悪質なプロダクションです。
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AVプロダクションも、女性の囲い方が狡猾です。。
囲いという表現は適切ではないかもしれませんが、あえて、過激な表現を使用してみました。
社会貢献活動など、偽善的なこともしていますね、中野区長選挙に出馬した、宮本も
人権だとか、喚いていましたが、彼等は社会貢献活動とは皆無です。