業界は香西咲さんたちを奴隷あつかいして莫大な利益を手にしました。警察庁はブローカー等が得た不当な収益の剥奪を考えています。収監とあわせて実施してほしいです

本日も人身取引についてふれます。
警察庁はこれまで、全国の警察に対して、人身取引に関する通達を出しています。
みてみます。

2014年(平成26年)12月16日

(2014年12月16日 警察庁「人身取引対策行動計画2014」の策定について(通達)」より引用。)

<一部分を引用>
警察庁の通達

各都道府県警察にあっては、新行動計画(人身取引対策行動計画2014)に沿って引き続き、刑法、売春防止法、出入国管理及び難民認定法等様々な法令を適用して、関係部門連携の上、人身取引事犯の取締りを推進するとともに、関係機関、団体と協力して被害者の発見と適正な保護・支援に努められたい。

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政府は、「人身取引対策行動計画2014」のなかで、東京オリンピックまでに人身取引を根絶すると明言しています。

2015年(平成27年)2月16日

(2015年2月16日 警察庁「人身取引事犯の的確な認知、被害者の保護・支援及び取締りの推進について(通達)」の策定について」より引用。)

<一部分を引用>
警察庁の通達
政府は、人身取引が重大な人権侵害であり、人道的観点からも迅速・的確な対応が求められているとの認識の下、平成26年12月に「人身取引対策行動計画2014」を策定し、引き続き、政府一体となった対策を推進しているところであり、

警察としても人身取引事犯に積極的に対応していくことが求められている。

(中略。)
我が国が署名している「国際的な組織犯罪の防止に関する国際連合条約を補足する人(特に女性及び児童)の取引を防止し、抑止し及び処罰するための議定書」の第3条は、

「人身取引」の定義について、
・ 搾取の目的で、
・ 暴力その他の形態の強制力による脅迫若しくはその行使、誘拐、詐欺、欺もう、権力の濫用若しくはぜい弱な立場に乗ずること又は他の者を支配下に置く者の同意を得る目的で行われる金銭若しくは利益の授受の手段 (以下 「脅迫等の手段」という。 )を用いて、
・ 人を獲得し、輸送し、引き渡し、蔵匿し、又は収受すること
としている。

なお、同条は、脅迫等の手段が用いられた場合には、

人身取引の被害者が当該搾取について同意しているか否かは問わず

また、搾取の目的で児童(18歳未満の者をいう。 )を獲得し、輸送し、引き渡し、蔵匿し、又は収受することは、脅迫等の手段が用いられない場合であっても、人身取引とみなすとしている。
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(再掲。警察庁)
人身取引の被害者が当該搾取について同意しているか否かは問わず

上述の「国際組織犯罪防止条約人身取引議定書(略称)」を確認します。
第3条の(b)にはこう書かれています。

(引用)
第3条
(b)

(a)に規定する手段が用いられた場合には、人身取引の被害者が(a)に規定する搾取について同意しているか否かを問わない。
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(a)に規定する手段
とは、具体的に、
「脅迫」
「誘拐」
「詐欺」
「欺もう」
「権力の濫用」
「ぜい弱な立場に乗ずる」
「金銭や利益の授受」
などのことです。

(a)に規定する搾取」は、
「売春」
「性的搾取」
「強制労働」
「奴隷化」
「臓器の摘出」
などを指します。

もう一度、第3条の(b)をみてみます。

国際組織犯罪防止条約人身取引議定書

(a)に規定する手段

「脅迫」
「誘拐」
「詐欺」
「欺もう」
「権力の濫用」
「ぜい弱な立場に乗ずる」
「金銭や利益の授受」

が用いられた場合には、
人身取引の被害者が
(a)に規定する搾取

「売春」
「性的搾取」
「強制労働」
「奴隷化」
「臓器の摘出」

について同意しているか否かを問わない

本人が同意していても、前段に欺もう(「あざむき」)や脅迫等があった場合は、人身取引となります。

(2016年6月14日 ZAKZAK「女性を食い物にするAV出演強要の手口 『サインしたじゃねぇか!』取り囲み軟禁」より、引用。改行を施しています。)

ZAKZAK(夕刊フジ)

被害女性は2009年に当時社長だった村山容疑者と面接。
女性は
「グラビアモデルとして契約してもらう」
と説明され契約書にサインした。
AVの撮影現場に連れていかれた女性が撮影を拒否すると
「サインしたじゃねえか!」
「違約金を払え」
と数人で取り囲んで数時間にわたって軟禁状態にされたうえ、撮影を強行されたという。

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被害者の女性は、最後、ビデオの撮影に応じました。
業界人に言わせれば、相手は同意をした、ということなります。
犯罪者たちの常套句です。
2016年の段階で、こうした物言いは通用しなくなりました。

(2016年7月2日 読売新聞「芸能プロ社長ら略式起訴」より、引用。)

読売新聞
所属モデルをアダルトビデオ(AV)撮影現場に派遣したとして、東京区検は(2016年7月)1日、芸能プロダクション「マークスジャパン」(東京)元社長村山典秀(49)、社長古指(こざす)隆士(50)、従業員高橋慶将(けいすけ)(34)の3容疑者と法人としての同社を労働者派遣法違反で東京簡裁に略式起訴した。

同簡裁は同日(7月1日)、村山容疑者を罰金100万円、古指容疑者を同80万円、高橋容疑者を同60万円、同社を同100万円とする略式命令を出した。
(※この記事はネット配信されていません。)
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(2016年9月18日 AbemaTIMES「【AV出演強要問題】元カリスマ女優・川奈まり子氏が業界健全化のために奮闘」より、引用。改行を施しています。)

香西咲さん

香西は、当初はモデルとしてスカウトされたはずだったのに蓋を開けたらAV出演ということになっていた。
みんなしてグルで騙していたのか。性接待を要求された時、トラックが突っ込んできてくれたら死ねると思った」
と語り、AV撮影のために富士山の麓に連れていかれて、3時間泣いたこともあるという。
その時、自分をスタッフ全員が待っている状況にあった。
これには
「遠いところですから……。よっぽど強い子でないと(撮影を中止させるのは)無理だと思いますし。私さえ泣いておけば丸く収まると思った。結局AV撮影に応じることになりました。あとは、違約金などを理由に辞められないです。結局、弁護士を雇って辞められましたが、人生の大事な時期5年間を失敗したなと思う」
と語った。

(2016年7月7日発売「週刊文春2016年7月14日号」より、引用。改行を施しています。)

週刊文春

香西氏は2011年10月にAVデビューしているが、当初はイメージビデオの撮影だと説明されていた。
だが、組織的な“脅迫”や“洗脳”、“囲い込み”など手の込んだやり方で追い詰められ、香西氏は出演せざるを得なくなってしまった。

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青木亮
大西敬
高畠典子
坂田恵理子
坂上孝志
A-TEAM 飯田正和
メーカー関係者
T総研のY
その他

おそらくこいつらはこう言うでしょう。
香西咲さんは同意をしたと。
自分の意思で出演したと。

(再掲)
国際組織犯罪防止条約人身取引議定書

(a)に規定する手段

「脅迫」
「誘拐」
「詐欺」
「欺もう」
「権力の濫用」
「ぜい弱な立場に乗ずる」
「金銭や利益の授受」

が用いられた場合には、
人身取引の被害者が
(a)に規定する搾取

「売春」
「性的搾取」
「強制労働」
「奴隷化」
「臓器の摘出」

について同意しているか否かを問わない

同意しているか否かを問わない
犯罪者たちの口上は通用しません。

(2015年2月16日 警察庁「人身取引事犯の的確な認知、被害者の保護・支援及び取締りの推進について(通達)」の策定について」より引用。)

<一部分を引用>
警察庁の通達

人身取引事犯については、組織的背景の解明を念頭においた突き上げ捜査を行い、各種法令を多角的に適用して、雇用主のみならずブローカーの検挙に努めること。
人身取引事犯への適用法令、具体的適用例等をまとめた「人身取引取締りマニュアル」を有効活用し、性的搾取、労働搾取等人身取引に該当する可能性のある事案についての認識を共有し、関係機関と緊密な連携を図り、取締りを徹底すること。
ブローカー及び雇用主(以下「ブローカー等」という。)の捜査に当たっては、営利目的等誘拐罪、人身売買罪、職業安定法第63条に規定する犯罪(有害業務への職業紹介、募集、供給)、労働基準法第5条に規定する犯罪(強制労働)等の法定刑の重い犯罪の適用を念頭においた捜査を推進すること。
人身取引によってブローカー等が得た収益の剥奪が図られるよう、組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律の適用や税務当局に対する課税通報を積極的に行うこと。

青木亮
大西敬
高畠典子
坂田恵理子
坂上孝志
A-TEAM 飯田正和
メーカー関係者
T総研のY
その他

組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律の第1条(目的)をみてみます。

第1条
この法律は、組織的な犯罪が平穏かつ健全な社会生活を著しく害し、及び

犯罪による収益がこの種の犯罪を助長する

とともに、これを用いた事業活動への干渉が健全な経済活動に重大な悪影響を与えることに鑑み、並びに国際的な組織犯罪の防止に関する国際連合条約を実施するため、組織的に行われた殺人等の行為に対する処罰を強化し、犯罪による収益の隠匿及び収受並びにこれを用いた法人等の事業経営の支配を目的とする行為を処罰するとともに、

犯罪による収益に係る没収及び追徴の特例等について定めることを目的とする。

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警察は当然、不当な果実の接収を考えていることでしょう。
収監とあわせて実施してほしいです。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



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