今年は香西咲さんにとって良い年になりそうです。政府と与党と共産党は、出演強要の被害者の救済を一番に考えています。空疎な主義、主張を唱える政党とはちがいます

本日もリベンジポルノ法についてふれます。

(参考。当ブログ)
<リベンジポルノ法について>
2018年1月10日
2018年1月11日
2018年1月12日

これまでも当ブログで記してきました。
政府は当初、リベンジポルノ法の制定について慎重でした。

2013年10月23日
谷垣禎一 法務大臣
これ、我が国の現在の法制でも、ある程度想定される事案は大体処理はできることはできるんです
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2013年11月13日
谷垣禎一 法務大臣
今のところ、特にリベンジポルノに対して新しい立法をするということを特別に考えているわけではございません。その理由としては、リベンジポルノというのは何かという定義は別としまして、想定されるような問題は大体現行法で裁けるのではないか
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こうした状況のなか、自民党が対策に乗り出しました。

(自民党 女性局「リベンジポルノ問題対策~法案成立まで経緯~」より、引用。)

2013年12月12日
・女性局勉強会

2014年1月30日
・リベンジポルノ問題対策打合せ

2014年2月13日
・高市早苗政調会長へ申し入れ

2014年2月27日
・リベンジポルノ問題に関する特命委員会(第1回)

「松野ひろかず衆議院議員のブログ」より、引用。改行を施しています。)

松野博一 衆議院議員(自民党) 
本日、自民党リベンジポルノ問題に関する特命委員会が開催されました。
女性の人格を無視した極めて悪質な犯罪です。
私もかねてより、インターネット上のプライバシー侵害に問題意識を持ち、調査しておりましたのでEUにおける「忘れられる権利」に対しての意見を求められ発言しました。
個人的には、厳罰化を進めるべきだと思いますし、被害を少しでも食い止めるための施策を早急につくっていかなければならないと考えます。

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その後、自民党は、リベンジポルノ法案を策定しました。
当時、民主党などの野党はなぜ、この問題にとりくまなかったのでしょうか。
2014年5月22日におこなわれた青少年の問題に関する参考人質疑をみれば、なんとなくその理由がわかります。

(2014年5月22日 衆議院 青少年問題に関する特別委員会「会議録」より、引用。)

<一部分を引用>
安川雅史 全国webカウンセリング協議会理事長(2014年5月22日)
安川です。よろしくお願いします。
昨年の九月まで、リベンジポルノの相談というのがほとんどなかったんですね。
1カ月に1、2件でした。

ところが、昨年、メディアとかでリベンジポルノという言葉が出始めてから、子どもたちが不安になって、まさか自分の画像が出回っていないだろうなと、画像検索とか名前検索をする子どもたちがふえ始めたんですね。
それ以降、相談件数が、平均すると30件弱の相談が来ています。
単純に、10倍以上の相談が来ているという計算になります。

ほとんどが未成年です。
なぜ未成年の相談が多いのかというと、いろいろ話を聞いていくと、

警察に相談できない

というふうに言うんですね。
これは、親にもないしょにしている、学校にもないしょにしていると。
学校にばれると退学処分になるかもしれないし、親には、まさか自分の子どもがこんなことをしているなんて思われたくない、だから親にもないしょで何とかしたい、警察に言ってしまうと、それが公になってしまうのはまずいと。
それで未成年の相談が多いんですね。

これは、大体、子どもたちの相談に乗って、検索をかけると、素人の動画投稿サイトとか画像投稿サイトがあるんですが、そこにまず載っている。
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ほとんどのケースは、まず、こちら側で管理人の方に連絡をとります。
明らかに未成年であるとか、個人情報がさらされているものに関しては、今はどこもすぐに対応はしてくれますね。

ただ、中には、管理人といっても、放置していてほとんど忘れているようなものというのは、対応してくれないわけなんですよ。
そのような場合は、プロバイダーの方にこちらの方から削除依頼を送ってという形になります。

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佐藤正夫 衆議院議員(みんなの党【※当時】)(2014年5月22日)
(前略。)
しかし、結果的に、今言う、管理人が削除するだとかプロバイダーが削除するだとか、こういったことが、言ったらすぐできないのかと単純に思うんですね。

自分のことを書かれた人間が、自分がこれは嫌だと思ったら、すぐ削除できないのかと単純に思うんですが、その辺は、参考人の4先生方は、私が単純にきょう質問を聞いて思ったことなんですけれども、どのように思われますでしょうか。
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安川雅史 全国webカウンセリング協議会理事長(2014年5月22日)

表現の自由とか、いろいろな法律があります。

削除した場合、逆にプロバイダーの方がたたかれるというケースもあるわけなんですね。

だから、一週間という期限も切られて、管理人の方にプロバイダーの方から連絡が行きます。
そのような手順を踏んでいかなければということで、時間がかかってしまう。

こちらの方から管理人に直接連絡をとって、管理人の方が応じてくれている場合は、すぐに対応してくれるんですよ。

ただ、幽霊のようなところがあるんですね。そういうふうな掲示板はあるんだけれども、実際、管理している人がもうその存在すら忘れている。
そういう場合は、やはり削除には応じてくれないということになるので、消えるまで時間がかかってしまうというところがあります。

やはり、被害者、精神的に追い詰められている人にとってみれば、一日を争うことがありますので、何とかまずは被害者を守るというふうな視点で考えてもらえればというふうに考えています。
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稲津久 衆議院議員(公明党)(2014年5月22日)
(前略。)
そこで、まず一番最初にお伺いしたいのは、これは、藤川参考人、安川参考人、お二人にお伺いしたいと思うんですが、リベンジポルノのことです。

私は、実は、きょうここでいろいろなことをお聞きするときに、このリベンジポルノについては、その必要性を認めながらも、きょうのメーンテーマになるかどうかということにまだ少し考えが整理できていなかったんですが、これは極めて大事なことで、一番主要なテーマの一つだというふうに思いました。

そこで、リベンジポルノの関係で、その規制法を制定すべきかどうか、こういう端的な質問です。
(中略。)
そこで、まず一つは、法の制定の必要性と、それにあわせて、そのときに最も留意しなければいけないこと、どこにお考えがあるか、それぞれ両参考人からお聞きしたいと思います。

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藤川大祐 千葉大学教育学部教授(2014年5月22日)
まず、私は、青少年の問題については専門家としてずっとかかわってまいりましたけれども、リベンジポルノというのは、当然、成人にもかかわってくる問題でございます。

成人に関してどういう課題があるのか、特に表現の自由等との関係については、私は専門家でもございませんし、その分野の専門家と十分に議論してもおりませんので、包括的に法を制定するとなった場合に、果たして、成人まで含めて、適切な法がどういうものであるかについては、もっともっと検討が必要であるというふうに考えております。

ですから、これが、課題といえば課題でございます。

少なくとも、青少年に関しましては現行法でも一定程度対応ができますけれども、一方で、そうしたものについて、余り罪の意識がない人も多いですし、あるいは、その前提として不適切な写真等を撮影してしまう者も多いわけでございますので、もう少し一般の方々が意識を持っていただくために、法についての議論が喚起され、多くの人が理解を深めるということは意味があるでしょうし、

場合によっては、法律ができた方が、多くの人が理解をして、問題が抑止できるのではないかという期待はしております。
以上でございます。

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安川雅史 全国webカウンセリング協議会理事長(2014年5月22日)
日本で、例えば新聞とかテレビで報道されるリベンジポルノの内容というのは、リベンジポルノ単独のものというのがほとんどないんですね。
その背景にストーカー被害があったり、しつこいメールが来たり、それで警察がやっと重い腰を上げてくれる。

さらに、未成年の場合はほとんど、警察に相談に行きづらいという環境があります。

そこをまず変えていかなければならないのと、やはり被害者視点に立っていないんですよね。
それが卑わいだから削除すると。
例えば、警察に相談に行きました、私の画像が卑わいなの、だから削除するの、私の気持ちは何もわかってくれないでしょうと。
これではいけないと思うんですね。

やはり、被害者を守るという視点に立って法律というのはつくってもらいたいというふうに感じています。

これが違法だからではなくて、被害者が精神的に追い詰められるのを防ぐためにというふうになってくると、日本の今の法律では甘過ぎると思うんですね。

罰則金にしてもそうです。
そこら辺をもう少し強目にすることによって、抑止効果にはなっていくんじゃないかなというふうに考えています。
以上です。

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みんなの党の佐藤正夫議員は、なぜ違法な画像をすぐに削除できないのか、と疑問を呈しました。
これに対して、安川雅史参考人が、
表現の自由とか、いろいろな法律があります
と、現況を説明しました。
藤川大祐参考人は、表現の自由との関係があるので時間をかけて検討する必要があるとのべました。
リベンジポルノに対しても、「表現の自由」を獅子吼(ししく)のように叫ぶ輩(やから)が存在するようです。
おそらくは民主党の支持者なのでしょう。
全員とは言いませんが。
このため民主党は、リベンジポルノ法の問題から目をそむけてきたのであろうとに考えます。
(※国会で採決をしたとき民主党は法案に賛成しています。)
なぜリベンジポルノという犯罪が表現の自由とかかずらって(かかわって)くるのでしょうか。
塚越健司さんの説明がわかりやすいです。

(2014年4月14日 WEDGE Infinity「リベンジポルノ 一筋縄ではいかない法規制の問題」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
塚越健司さん(拓殖大学非常勤講師)
こうした動きの中、自民党が2月27日、リベンジポルノに関する新法制定を目指し平沢勝栄議員を委員長とした特命委員会を設置、今国会中の成立を目指すという。
法案では、加害者への罰則規定やプロバイダへの当該画像の削除要求、さらに諸外国との条約を結ぶことも視野に入れている。
こうした法整備に賛成する読者も多いだろうが、

そこには表現の自由や行政権の拡大に関わる問題もあり、一定の議論を求める声もある。

(中略。)

例えば政治家のスキャンダルの暴露としてポルノ写真を掲載した際に、それが公益性があっても法を理由に掲載が不可能になるかもしれない。
そういった意味で、単純な法規制にはいくつもの問題が付随していることを忘れてはならない。

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それでは、どうすれば被害をふせぐことができるのでしょうか。
塚越さんの考えはこうです。
ポルノは撮らせないという常識を徹底させることだ
いわゆる自己責任論です。
出演強要の場合と似ています。
ごく少数のものたちはこう放言しています。
騙されたほうが悪い、と。
自民党の国会議員はちがいます。
こうした一部の教条主義的な極論には与(くみ)しませんでした。

(2014年10月9日 HuffPost「リベンジポルノに最高で懲役3年 自民党が新法案」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
HuffPost
自民党は10月9日、元交際相手の裸の画像などをインターネット上に公開する「リベンジポルノ」の被害を防ぐため、加害者に最高で懲役3年を課すことを柱とした新しい法案の概要をまとめた。
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問題を議論していた自民党のリベンジポルノ問題特命委員会・平沢勝栄衆院議員はこの日、

この問題に悩み苦しんでおられる方が、大勢おられるわけでございますので、そういった方を、1日も早く救済したい

と話した。
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空疎な主義、主張よりも、いま目の前で苦しんでいるひとを救う。
これが政治です。
自民党は表現の自由よりも被害者を救うことを優先しました。
今回の出演強要被害もそうです。
自民党、公明党、共産党は、何よりも、被害者のことを慮(おもんぱか)っています。

(2017年3月16日午前 首相官邸「内閣官房長官記者会見」より、引用。)

(※15分のあたりから。音声の文字化は筆者)
菅義偉(すがよしひで)内閣官房長官

まずこの問題(出演強要問題)についてはですね、女性に対する暴力にあたる重大な人権侵害である、という認識をしております。
政府においてもですね、男女共同参画会議の専門調査会において、実態把握をするために、現状と課題について、一昨日報告書をとりまとめております。
女性に対する暴力は、安倍内閣がすすめる、女性活躍の前提となる、安全で安心な暮らしの基盤をゆるがす、きわめて大事な問題である、と受けとめています。

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菅長官もまた、真人(まことの道を体得した人)です。
リベンジポルノ法をつくったのは自民党です。
政府は関与しませんでした。
出演強要問題はちがいます。
国家権力の体現者である政府が積極的にかかわっています。
もう結果はみえています。

(2016年7月7日発売「週刊文春」2016年7月14日号より、引用。)

香西咲さん

青木の支配下に置かれていた頃、私にとってAV撮影は自傷行為そのものでした。

(2016年7月14日発売 「週刊文春」2016年7月21日号より、引用。)

香西咲さん

ストレスから円形脱毛症になり全身がけだるく、胃腸は毎日、抉られるように痛みました。
自分で救急車を呼んだこともあった。
屈辱がフラッシュバックし、絶望的に命を絶ちたくなるときも・・・・・・

いま政府と国会議員が香西咲さんたちの被害を回復しようとしています。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2017年12月1日

昨日の #HRN院内集会
多くの超党派議員の先生方とご挨拶、名刺交換させて頂きました。
私のTwitter見て下さった先生
『もう充分頑張ってるから頑張り過ぎないで』
と心配して下さった先生
早々にヒアリングのアポイントまでして下さった先生方
心より感謝申し上げます。

#AV強要 #人身売買

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(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2017年12月18日

(前略。)
近況報告ですが引退から2週間後のHRN院内集会から活動を再開し、PTSDと闘いながらも着々と事は進んでおります
(後略。)

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今年は良い年になりそうです。
解決までもうすこしです。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



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